
総合評価
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powered by ブクログ全ての短編が私好みでした〜 当たり前の日常が角度をかえて非日常になったり、ふとした瞬間にちがった世界になっていたりと頭の想像力をシャッフルしてくれます! 「あしたの今日子」がよかったな〜 「加古里・スズシロ」も好き〜 ぜひ〜
7投稿日: 2024.04.17
powered by ブクログ雰囲気がめっちゃ好きです。庭に行くお話のちょっとした冒険と、なんにもないけど楽しかったみたいな雰囲気が特にええな〜思いました。
0投稿日: 2021.07.19
powered by ブクログどこで勧められたのか何の記事で読んだのか、一切忘れてしまったけれどショッピングリストにずっと残ってた本のひとつだった。こういう質感の短編集はざっくり言えば「いっぱいある」ので、本当はかなり飛び抜けたものがないと少し難しい。その意味ではインパクトに物足りなさがあったけれど、テーマの選び方も、作劇のテクニックだけでない所でキャラクターの心情を積み重ねてゆくところも丁寧で、やわらかなグラフィックも相まりとても良かった。個人的には「THE WORLD」がお気に入りです。
2投稿日: 2018.07.17
powered by ブクログ良質短編集。 十数年ぶりに再会した同級生が女装でゲイになっていて二人でタイムカプセルを開ける話とか、夢に出てくる庭を探しに(歩いて)行く話とか、淡々として感情の起伏がないお話たちです。 良い意味で大人向けだなーと思う。 同人誌からの再録があるとのことですが、同人でコレ読んだら天才だ!と思ったろうな。
3投稿日: 2017.10.01なんだろ・・
物語の 始まりだけ、後は自分で感じて下さい。 って、そんなカンジの本でした。 起承転結の有る物語を読みたい人には、残念ながら勧められません。 その後の 間合いを楽しめる人には良いかも知れません・・ 私には無理でした。 ごめんなさいです!
0投稿日: 2016.05.17
powered by ブクログ少し躓いて、また歩きだす。人生の小さな岐路を描いた短編集。 印象的な瞬間の魅せ方が本当に上手いです。間の取り方も絶妙。主人公たちの小さな変化、覚悟、決意を絵が伝えてきます。ドラマチックではないし、アクションもないけど、爽快です。
2投稿日: 2015.03.29
powered by ブクログ田中相さんの画風は独特で、リアルで繊細に描いた絵よりも感情が伝わってくるようで心地よかったです 地上はポケットの中の庭よりも話が洗練されているように感じました「過去」「夢」「世界」「現実」が混じり合っていて良かったです
0投稿日: 2014.03.28
powered by ブクログまだそういえば買ってなかったと思い購入。それぞれの作品たちの主人公たちの思考がストレートに描かれて満足できました。 自分の思い。田中相作品によく見られるのですが、あくまで主人公以外の思考やモノローグが作品内に入り込むことは少ないですよね。主人公視点で進むので物語に没頭するのではなく、その主人公の感情や考え、主人公が見る景色が中心に入ってくるのでキャラに感情移入できます。加古里・スズシロの話ではどちらかといえば気になるのはスズシロの思考ですが、そこらへんはカコからみたスズシロの変化が主軸なためカコの思考だけが描かれています。そのぶんスズシロの表情の変化が激しく、それはそれで効果的なのかなと思いました。こういった部分を素の雰囲気で出来るのがすごいところなんでしょう。自分の思いだけをストレートに伝え、自分から見た他者を描く、面白い作家です。 この短篇集の中では『あしたの今日子』が一番好きです。あの主人公のなかで徐々に組み上がっていく今日子という女の子の存在が妙に頭のなかに残っていきます。最後にはこちらも今日子と別れるとかないだろ!と思ってしまいました。またこんな短篇集みたいと思わせてくれる作品たちでした。
0投稿日: 2014.02.02
powered by ブクログ初めて読んだ田中相さんのコミック。 日常のことなのか非日常のことなのか分からないんだけど、なんかすーっと心に残る感じ。良い作者さんだな、って素直に感じた。 幼馴染に10年ぶりに会ったら女になっていたり(インパクト大!)、日常への執着が凄くて非日常を嫌う女の話、中学生の可愛くて変わった恋愛?だったり。さまざまな表情や一面、感情があった。だけど全てにおいて言えるのは、これはみんなの成長物語だということ。色んなことがあるけれど、みんなが成長し前進していく模様が読み取れるから心に残るんだろうな。 他の作品も是非とも読んでみたい!
2投稿日: 2013.10.03
powered by ブクログ「恋する太陽系第3惑星地球在住13歳」がめっっっっちゃくちゃ良い。愛すべきでんぱちゃんよ…。 ポケット→千年万年→今作、て読んでるので、田中さんはもっと緩やかなたおやかな風を描くような人だと勝手に思っていたので新鮮だった。
0投稿日: 2013.09.01
powered by ブクログ絵はきれいで味があってほんと魅力的 同人時代の作品も収録されているとのことで、良くも悪くもオリジナル同人っぽい。 まだ洗練されてない個性みたいな感じ 話は逸れるけれど、『千年万年りんごの子』は、どんどん磨きがかかってるなって思わされる。 この人の描く思春期の女の子が、ちょっと電波でヒステリック気味で、苦手かも。笑 収録作品のなかだと、「THE WORLD」と「加古里・スズシロ」が好きだな。
0投稿日: 2013.06.07
powered by ブクログやっぱ好きだ田中相。 この話は恋愛成分多め。きらきらというか、ばくはつというか。青春!って感じがする。でも王道ではなく捻りというか感じ方というか、そういう素敵な視点が好き。
0投稿日: 2013.02.24
powered by ブクログシンプルな絵柄が好き。 白と黒だけで日常を非日常に変える力があって引き込まれてしまった。 ちゃっかりこんなポテンシャルの高い漫画家さんを選ぶITANコミックはすごい… ITANコミックと雰囲気ぴったりだし…。
0投稿日: 2013.02.18
powered by ブクログ大人向けだなぁ この人の作品を今まで読んできて常々、思っていたが、今回の短編集はそれが顕著に出ているのではないだろうか? 大人向け、と言うと要らぬ誤解を招いてしまいそうなので言い換えるが、描き手が作品に籠めた思い、詰めた感情、伝えたい意図を半分以上は受け止められる読解力の高い玄人向き、か? 全体的に、こう・・・熟成酒のような雰囲気が漂っていて、気を抜くと一気に持って行かれそうになる。ある意味、ゆっくりしたい時には読んじゃいけない漫画 しかし、人生について、ちょっと真面目に考えたくなった時には手に取ってみるのもいいかもしれない 『加古里・スズシロ』&『その後の加古里・スズシロ』・・・世の中、男と女の間に友情は成り立つのか、そのテーマで熱い論議が展開される事も少なくない。私としては、「成り立つ」派に賛成だが、この話を読んで「特殊な条件」が絡んだ場合に限るが、と付け加えたくなった。距離にも時間にも長いものを置いてしまったとしても、外見が大きく変わっても、二人の間に確かにある絆と呼ぶには気恥ずかしすぎる『何か』は変わらない、だから、そこに同性との間に芽生えるものと同じ、友情はしっかりと成り立つ、と私は思う(と言うよりかは信じたいし、成り立つ方が何かと面白いじゃない、と考えている性質です) 『風の吹く吹く』・・・自分を取り巻く環境がわずかでも変わってしまうのを怖れて「変わりたくない」と願う強さ、自分を取り巻く環境を少しずつでも構わないから変えていきたいと想う強さ、どちらが勝っている訳でもないが、極端な結論を言うなら、無変化はよろしくない。“小さな”変化が齎す“大きな”変容に対する恐怖でそこに足を止めてしまってもイイ、ただ目だけは動かして周りを見ていれば、きっと、また歩み出す勇気を得られる 『あしたの今日子』・・・今日びの純愛ロードを突っ走る女子高生は可愛くて、男なんて足元にも及ばないくらいに強いです、真っ直ぐに生きてます 人間、下手に人生経験を半端に積んじゃうと、変なプライドが鎌首をもたげちゃうもんなんですかね? そんで、いざ手元から擦り落ちてしまってから、それが自分にとって大事だったのか、を痛みで思い知る 「たのもォ!」は肚にズンッと響いてイイもんでした 『THE WORLD』・・・少し手が出るのが早く、言葉が足りないにしても、大山さんが持ってるプロ意識は高潔なもので本物だと思う。どの仕事に就いてもそうだが、長続きさせるコツはその仕事だけの、他の職種にはない楽しみを見つけることなのかもな 『恋する太陽系第3惑星地球在住13歳』・・・他の作品と違って、鳥肌が立つ怖さがあった・・・純すぎる「好き」は人を狂行に走らせるな 『庭へゆく』・・・よく言われますが、忘れるってのは人間だけの特権だ、と。辛い事をずっと覚え続けていたら、前には進めないから記憶の海の底に沈めてしまうのだ、と。だけど、人間、単純に出来ているからこそ、忘れる事なんか簡単には出来ず、逆に何度も思い出してしまうショックな現実がある。そんな時は、どうすればいいのか? やり方は人それぞれだと思うが、作中のように『大切な場所』に足を運んでみるってのもイイかもしれない。ごくごく普通の代わり映えのしない風景を前にするからこそ、大きな悲しみはいとも簡単にスコーンと頭の中から抜ける時もあるのだろうから 奇抜でなく、緻密な心理描写を描かせたら、この先生は本当に凄い。あと、個人的な感覚なので、引かないで欲しいが・・・手が凄いスキ
1投稿日: 2013.02.05
powered by ブクログ表紙の色合いがステキ。帯ありのほうがしまっていい感じ。 内容はう~ん。期待値が高かったかな?普通。 この人のは線が好き。描きなれてつるっとした線にならないで欲しいわぁ。 内容メモ覚え書き~~~~~~~~ ①加古里・スズシロ 昔の知人。10年後の自分への手紙 ②その後の加古里・スズシロ その後。 ③風の吹く吹く ベトナム風~お皿とか篭とか植物とか~♪ 違う風が吹き込むのが怖い私。 アオザイ着て欲しかった! ④あしたの今日子 きらきらな彼女(高校生)と俺・ダメ男。 別れろ! ⑤THE WORLD 暗闇にインターフォン そこの角もドアも人も。 ⑥恋する太陽系第3惑星地球在住13才 好き!大丈夫。この地球上で一等幸せになれる だからはやく いっせーの せ 不思議ちゃんずの究極LOVE ⑦庭へゆく フラれたー!!!! 僕は嫌なことがあったら、夢の中のいつもの庭へ。 便利じゃん。 じゃさ 行く?「庭」見に 真夜中のお散歩。三人ってのが良い。
0投稿日: 2013.01.09
powered by ブクログ女性が描いた漫画で珍しく、コマ割りに自由さを忘れず、引いて引いて、画を引き算した美しさが心地良かった。 各短編の物語の豊潤さも魅力のひとつ。
0投稿日: 2013.01.08
powered by ブクログ「地上はポケットの中の庭」で一目惚れして 「千年万年りんごの子」が出たのを見つけてすぐに購入し、 そしてこれ! 「恋する太陽系第三惑星地球在住13歳」 が怖すぎる・・・ぞぞぞぞぞ 「千年万年りんごの子」がホラーチックなので そちらでこのポテンシャルを発揮されてしまうのでしょうか。ひいい うまく文章にできないのですが、 若々しくって 若干たどたどしくって きらんきらん です。 それでいて絶妙に未解決で終わる。 「THE WORLD」の、説明不可能な前向きさが何なのか を説明できるようになったら、 わたしにとって、田中さんの作品について自分なりに咀嚼できるようになったってことなんでしょう。
0投稿日: 2013.01.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
やはりこのひと漫画うまいよなぁ・・・・ これ「たがそれを」って読むんだと思ってたら普通に「だれがそれを」だった おとことおんなの話が多かったな~ 好きなのは東南アジア(どこだ?ベトナム?)のきょうだいのはなし わたしも心配性の長女だから共感して悲しくなったよ あとは最初の幼なじみが男から女になったはなしと、『転校生』を実践した男女のはなし!男女の入れ替わりについて ただ同人誌に発表したらしいセールスドライバーのはなしはよくわからんかったなぁ あの無神経そうな男がマゾだったってことか?イヤ絶対違うわ・・・ 同人誌って完全に創作少女とかのジャンルだったのかな?こういう才能の発掘するのって楽しそうだけど、今さらそんなアンテナ張れんわ~ (紀伊國屋書店で購入)
0投稿日: 2012.12.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
田中先生の短編集…やっぱ好き…!!! 今回は最初の加古里とスズシロが好きだな。 その後も好き! この後のこの二人また見たいなって気持ちになる!! 風の吹く吹くも好き。 最後の笑顔(泣いてたけど)がかわいくて愛しくて仕方ないのです。
0投稿日: 2012.12.10
powered by ブクログあしたの今日子にやられた。ええ空気の男の人描くよなぁ。雑誌でこれ読んだ時、青年誌も全然ありと確信した。
0投稿日: 2012.12.07
