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沙漠の国の物語 ~楽園の種子~
沙漠の国の物語 ~楽園の種子~
倉吹ともえ、片桐郁美/小学館
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総合評価

12件)
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2
7
3
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  • カラーが…

    8インチタブレットで読んでます… カラー挿し絵がカラーが解像度不足うううううううう( ´△`) これで星減です!イラストレーターの方は非常に良い仕事されていて本当に残念。 本編中の物は問題ありません。こういうのって編集が悪いの? 内容に関しては、非常に読みやすく、かつテーマもキャラクターも良かったです。 続刊があるので、あの歪んだ楽園や歪な人々がどうなるか気になるところ。 小物臭がしつつ、まるでブルーチーズみたいに奥深かった悪役が一番、気になります。 物語の根底には優しさがあるだけに、最終的には上手くハッピーエンドに至ってもらいたい。 基本が薄ら寒い世界の物語だけにどうなるのかなぁ? 主人公の男前すぎる性格も良かったです。

    0
    投稿日: 2018.05.07
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    水をもたらす奇跡の樹の種子を運ぶ事になった少女。 しかしそれは、最初から大いに躓いた旅になった。 初っ端から街大混乱。 兄に怒られて出て行った妹は…非常に箱入りです。 とはいえ、素直なので聞きわけがいい。 自分しかできない! とか。独りよがりで 突っ走るタイプではないので、その点は安心。 どちらかといえば、事件が向こうからやってくる?w 公募の第1回という事で、後ろには評価も。 言われてみればキャラが非常に大人しい気もしますが すんなり理解できて、読みやすかったです。

    0
    投稿日: 2016.01.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    砂漠のどこかに、水をもたらす樹の種子を植える物語。 世界観や登場人物の生い立ち、全てが綺麗にまとまっていてすごく読みやすかったです。 ジゼットは一体何を企んでいるのか。これだけ彼に信頼を寄せているラビザがそれを知ったら傷付くのかな。砂嵐旅団と使者が顔をあわせたとき、一体何がおこるのか。 始終、ドキドキハラハラしながら読み進めました! 正義と悪。悪だからって、本当に悪だとは限らないお話。正義だからって、綺麗だとは限らないお話。

    0
    投稿日: 2013.01.16
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    全巻読んだ。 一番好きだったの風はさらうですね。 ところどころ書き足りない部分があり、それがすごい大切なとこだったりするので 残念でもあり、なんか悲しかったなぁ。 そして、なんか笑えるw 最終巻の挿絵良かった。サユンかっこいい。

    0
    投稿日: 2012.04.30
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    風景描写にぞわぞわしっぱなしでした。 本当に砂漠にいるよう。 話の展開もドラマティック。ごちそうさまでした、おいしかったです!

    0
    投稿日: 2011.07.24
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    ファンタジーで冒険もの。ライトノベルの王道だ。舞台や設定がしっかりしていて、デビュー作のわりに安心して読むことができた。 最初は表紙を見て男二人の冒険物語かと思った(笑)。でも、金色の髪の子は少女だ。かといって恋愛ものではない。おかげで全体的に読みやすかった。 久々にファンタジーを読んだ。ジンとかイフリートとかシャイターンとか…魔法系が出てくるが、そんなに苦を感じなかった。それらの説明がきちんとあり、理解できたからだ。感覚的にはRPGに似ている。砂漠という馴染みの無い舞台も情景描写がわかりやすく、焼けるような熱さやサラサラの砂漠、瑞々しいオアシスを感じることができた。 後半に描かれたカヴルの裏の歴史を知らされるという衝撃的展開や主人公ラビサとジゼットのそれぞれの苦悩など、物語の起伏もはっきりとあり、読み応えがあったと思う。ラビサが最後に下した決断にも自然で無理な感じがなかったので、共感できた。 最後の方でジゼットと砂嵐旅団の頭領カヤルの対決があったが、個々のキャラ設定が曖昧だったため、シーン自体は悪くないのに、それぞれの感情描写をサラッと終えた薄っぺらなシーンになってしまった。あそこはもっとページを割いて重いものになるべきだったと思う。また、あそこに行き着いて初めてカヤルとセウトの良い人間臭さが出てきたのに、セウトなんか全体的にはちょっとしか出ていない。正義が勝つというのは王道というか当たり前で、それはそれでいいが、悪の方ももっと描写すれば物語に厚みができたと思う。 続編が出るならば、キャラの厚みをもっと持たせてほしい。他が緻密で詳細な完成度の高い印象を受けたので、余計に足りない部分が目立って、もったいなかった。しかし、そこが補足されれば、かなり次回は期待できそうだ。ぜひ主人公二人の今後を描いてほしい。

    0
    投稿日: 2010.08.02
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    読みやすいファンタジー。 このお話自体が種子のような存在。 この先続くお話の伏線がちりばめられていそう。 甘さ自体は薄いけれど、 この先濃縮されていく期待大!

    0
    投稿日: 2010.06.24
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    この作家さん、アマから応募して、いきなりその応募作品のトップ賞獲ってデビューだよ? 凄すぎる。 今やシリーズ化して、9巻完結。

    0
    投稿日: 2009.12.19
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    第1回小学館ライトノベル大賞ルルル文庫部門大賞受賞作。 ほんとに新人? と思えるくらいのレベルの高さ。 世界観の作り方も、たたみかけるように起る事件の数々も、キャラクター描写も、人生の切なさの描き方も。 これは、文句なしに大賞を取るよね。 すごいなぁ、こんな面白い作品書きたいよ。 砂漠の話はちょっと書いてみたいものの一つだし。 ジンという気のような魔法も面白いね、風水の気っぽくて。いいなあ、こういうの。

    0
    投稿日: 2009.09.25
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    第1回小学館ライトノベル大賞ルルル文庫部門大賞受賞作品。 特定の風習や仕来りから外れた者が選ばれ、歴史や運命を変えて行く──よくあるパターンだが、デビュー作としては読みやすく上手くまとまっていると思う。 まぁ、王道過ぎると思う人もいるかもしれないが、ザジ的にはオッケー! 特にジゼットが気に入りました♪

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    投稿日: 2009.02.08
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    沙漠ものとしては王道かと思います。 けれど面白かった〜!! 確かにもう少し煮詰めて欲しいところもありますが、活きるキャラに楽しめました。 次回作にも期待します! ドラマCD付きがあることを、通常版購入後に知りショックでした…笑

    0
    投稿日: 2007.10.05
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    コバルト文庫のような王道。 先の読める展開とありがちなキャラ設定、無理のない感情の流れと無難な結末。 総じて王道、けれどどこも王道として及第点という意味では秀作かと。 面白かったかと問われれば「そこそこ」としか返せないが、駄作かと言われるとそうでもない。 大賞をとるほどではない気もしたが、まぁこんなものかな。

    0
    投稿日: 2007.07.23