杜野先生は名作「神林&キリカシリーズ」で正統派アイドル探偵物をやりきったと思ってたのに、なぜに同じテーマに手を出したのか・・・。 あちらのコンビを逆転した感じで、人情派崖っぷちアイドル・花央と隠れ俺様な局アナ・樹元が、芸能界で起こる事件を人知れず解決していく短編連作。杜野先生鉄板の三角関係もあり。 花央の真っすぐで直情的な性格が、古き良き時代のアイドル探偵ものを思わせて、悪くはないのに古臭さを感じたり。あ、でも、神林＆キリカの亡霊が成仏していないだけかもしんない。

アイドルユニットの一人なのにいまいち人気がなくて、次の番組改編期に人気が上がらなかったらクビと言われて、主人公は必死に番組を盛り上げようと頑張る。

　雑誌の年齢層にはあんまあってない気がするとおもうけど、めっちゃ少女漫画な感じで、すごく可愛くて好き。