
総合評価
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powered by ブクログ今回も安定に櫻子さんが櫻子さんしてた。 櫻子さんの子供好きなところとか、ピカピカの笑顔とか意外な一面すぎて、読んだ時それを知った時の正太郎と同じ気持ちになってたと思う。 1番印象に残ったのは 「子供の未来は無くしちゃいけない。あの子を1人にしちゃいけない。」って必死になってる櫻子さんにはうるっときた。
0投稿日: 2025.10.23
powered by ブクログ第弐骨であるあなたのおうちはどこですか は、アニメ化されていた覚えがある。ハラハラドキドキする展開にページを捲る手が止まらなかった。母の子どもを守ろうとする強い意志を感じられた。第三骨の殺されてもいい人、薔子さん関係の人間関係が描かれるがなかなかにややこしかった。 どの話でも櫻子さんの知識、教養がひかっている。
0投稿日: 2025.05.09
powered by ブクログどの話もその後は明るく楽しいものになるんだろうけど、何故か悲しい気持ちがする。事故だったり病気だったり、急に居なくなると淋しいな。伝えたい事はちゃんと伝えないとね。
0投稿日: 2025.04.07
powered by ブクログ感想 最初から全部分かってるよ系の主人公。骨と推理力は関係なくないか? あらすじ 北海道旭川に住むお嬢様の九条櫻子は、叔父が解剖医で生き物の骨格に異常な興味を示す。 高校生の館脇は、櫻子さんに振り回されつつ、事件に巻き込まれていく。 二人は森林で白骨化した老婆の遺体を発見した。老婆がなぜ死んでしまったのか、謎解きする。 2話目は、早朝に見つけた迷子の3歳児の身元調査から母親が殺されていた現場に辿り着く話。 3話目は、櫻子の許嫁の実家の祖父を祝うパーティーに出席する話。祖父には婚外子を含めてたくさんの子どもがおり、彼の仕事での横暴なやり方に誰もが憎んでいた。そんな中、当の祖父が心筋梗塞で亡くなり、次々と犯人が名乗り出る中、櫻子が謎解きする。
9投稿日: 2024.12.22
powered by ブクログなんか1話ずつが長くなった? しかも今巻は薔子さんの出番が多かった 降霊術の話やおじい様の誕生日会など まさか誕生日の日に亡くなるなんてね しかも皆自分が犯人だなんて言い出すし 結局は君子夫人の細工だったけどまぁ昔の結婚話ではよくある話なのかなぁ 今だったら絶対許されない話しだよね
10投稿日: 2024.10.20
powered by ブクログ再読。シリーズ第2弾。後のレギュラー・鴻上百合子が登場する「夏に眠る骨」、交番のお巡りさん・内海洋貴も初登場「あなたのおうちはどこですか」、薔子さん祖父の誕生パーティーに参加し当主の不審死事件に遭遇「殺されてもいい人」3話収録の連作短編集。深夜の路上をひとりで歩く幼女を保護したことから殺人事件に巻き込まれるエピソードがミステリとして1番面白かった。薔子さんのドン・ファン祖父はものすごく気持ち悪い!何故女達は彼の子供をポンポン産んだのか。資産家だから?今作では当麻鍾乳洞に興味が湧いて検索してみた。
0投稿日: 2024.07.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2巻目突破! そして死体を見るだけでいろいろわかっちゃうなんて博識だな(*゚∀゚*) 尊敬しちゃう\(//∇//)\ 今回も悲しいけど優しくて心温まるお話だったな(´・ω・`) 最初の話は自殺で片付けられそうになったけど、櫻子さんの洞察力で事故死と判明Σ('◉⌓◉’) しかもおばあちゃんは本当におじいちゃんのことが好きだったんだなって思わされたよ( ;∀;) 二つ目のお話は母は強し! これに限る(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾ どんなに育児が下手で周りからだらしなく思われても、命懸けで守ったお母さん(/ _ ; ) 無事に赤ちゃんも生きてて本当よかったよ( ;∀;) 三つ目のお話はちょっとややこしい(・・?) 誰が誰の子でどこが母親が違うのか少しこんがらがっちゃうね(´・ω・`) あなたは誰ですか!って聞きたくなっちゃうΣ(゚д゚lll) あとだらしないお父さんも嫌だなって思っちゃったo(`ω´ )o
4投稿日: 2024.04.26
powered by ブクログ内容(ブックデータベースより) 平凡な高校生の僕の夏休みは、三度の飯より骨が好きなお嬢様・櫻子さんと過ごすことで、劇的に刺激的なものになる。母にまつわる事件から、人間の悲しさと美しさを描き出す、新感覚ライトミステリ第2弾。 令和6年4月18日~21日
0投稿日: 2024.04.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「あなたのおうちはどこですか」は特に好きなお話。櫻子さんが赤ちゃんを救おうとしているシーンは何度読んでも感動する。
0投稿日: 2023.09.21
powered by ブクログ表紙はキラキラなのに、遺体はグロいし、話はドロドロ。 わりにさらっとライトに終わる。 参考文献がエグイ(;▽;)
0投稿日: 2023.06.02
powered by ブクログ主人公と櫻子さんの関係性が面白い。いつか過去の話も語られるんだろうか。1話目、2話目は、悲しいながらも救いのあるお話。3話目、主人公が「ソウタロウ」と間違われるエピソードは何だったんだろう。
0投稿日: 2021.05.28
powered by ブクログシリーズ2作目。1作目よりぐんっと面白かった。ちょっと無理がある部分もすうっと読ませる文体。大泉洋ちゃんがモデルの警官も登場(すぐわかった(笑))
0投稿日: 2021.04.30
powered by ブクログシリーズ2作目、なんとなく前作より読みやすくなっていると感じました。おそらく3編のうち2編がちょっと哀しく切ない物語であることも影響しているのでしょう、くわえて櫻子のキャラも味わい深くなってきたというか、単なる骨好き、死体好きに加え様々な面が見えてきた、とっつきにくい面が少し丸みを帯びてきて人間らしさが出てきたという変化とも無縁ではないでしょう。 (自分にとっての)標準的なおもしろさである星3つを突き抜けるほどの評価はまだつけることができませんが、少なくとも1作目を読んだ後に持っていた「2作目以降を読み続けるかどうしようか」という迷いがなくなるくらいには評価が上がりました。
0投稿日: 2020.03.17
powered by ブクログ「夏に眠る骨」 最期に見た景色は絶望か。 確かにあんな場所に偶然居合わせたというのは中々に信じ難い話かもしれないが、彼について行ってしまっていたら事件の真相は解けなかったろうな。 自殺と断言された時、彼女の家族は介護を全て彼女一人に任せ切りにしてしまった事を悔やんだろうが事実が分かった今は違う気持ちで前を向く事が出来たろうな。 「あなたのおうちはどこですか」 一人歩く子供の行先は何処。 まだ幼い彼女には今あの場で何が起きていて自分だけ窓から逃がされたのか分からなかっただろうが、断片的な言葉と彼女に着いた血や格好を見たら普通でない事は明らかだろうに。 確かに虐待らしき痕や周りからの声もあるかもしれないが、全てが彼女のせいとは言いきれないだろうし彼女が我が身を犠牲に子を護った事は報道されてないのだろうか。 「殺されてもいい人」 子沢山とは言うが母親は。 相手と合意の後にこの様な事になっているならまだしも、彼女の物語の証言が本当だったとしたらただの強姦と変わりなくお金で全てをだなんて最低だな。 彼女は同じ様に抱かれ嫌な思いをしたが、子を抱いた時に新たな感情が生まれたからこそ他人の子でも育てる事は苦でなかったが命が奪われる事の方が辛かったのだな。
0投稿日: 2020.01.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
久しぶりに櫻子さんシリーズを手に取ってみましたが、やっぱり面白いですね。 高校生なのにやたら精神年齢の高い正太郎くんと、かなり型破りな櫻子さんは見ていて微笑ましいです。 今回の三作は結構重い…というより、切ないお話が多めでした。 どのお話を読んでも分かることですが、やはり女性は強かですね。 すごくカッコいい。 櫻子さんの必死な様子、それでいて優しい様子も見れたため、お腹いっぱいです!
0投稿日: 2019.08.25
powered by ブクログ北海道・旭川を舞台に骨マニアの偏屈美女・櫻子さんとグルメな食を愛する高校生・正太郎が遭遇する不思議な事件の数々を描いた異色ミステリの2冊目です。私は密かにいつも美食で正太郎をもてなしてくれる厳しいけど優しい「ばあやさん」が大好きですね。今回は老女の骨の話と迷子の幼女の話と日本のドンファン九十歳当主の死の話ですが著者は平凡なミステリで満足せずに毎回新鮮なサプライズを読者に届けてくれますね。櫻子さんは一見クールな冷たい女だけど一理ある鋭い独自の倫理感の持ち主ですので若い正太郎に大事な本質を学んで欲しいですね。
0投稿日: 2019.06.27
powered by ブクログキャラクター重視のライトミステリーのような謳われ方をしているけれど、中に出てくる知識類は結構本格的で面白い。 こんなタイトルや表紙にせず、もう少し売り出し方を変えればいいのに。
0投稿日: 2018.12.26
powered by ブクログ山で見つけた白骨死体に、容疑者が次々と現れる未だ現役の九十歳の東藤家当主の誕生日パーティ後の死の真相と、くっきりとした櫻子と舘脇のキャラクターと各物語がしっとりと馴染んでいて心地好い。たどたどしく話す迷子のいいちゃんがリアルで可愛かった。懸命に赤ちゃんの蘇生処置をする櫻子が頼もしくて胸に迫った。
0投稿日: 2018.10.09
powered by ブクログ前作の「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」と比べ「骨」の登場が少なく、ミステリアスさに少々欠ける。 半分以上が薔子さんの家族の問題を描いた内容に終始しており「骨」とはほど遠い内容である。 従って櫻子さんの活躍も前作より少ない感じがして少々私としては内容的にお物足りなさを感じる一冊だった。
0投稿日: 2018.10.06
powered by ブクログ「櫻子さんの足下」シリーズの2作目。 今回は、「夏に眠る骨」、「あなたのおうちはどこですか」、「殺されてもいい人」の3編が収録されている。 相変わらずマイペースの櫻子さんと、正太郎クンのコンビ。 コンビといっても、個人的に、櫻子さんの相棒は、も少し大人のほうがよかったかなと思うのだが。 相棒として、櫻子さんに対するグチが多いんじゃないかと。 理解度が足りないんじゃないかしら…と。 そう思うのは、「夏に眠る骨」では、正太郎クンの同じ学校の女子、鴻上百合子の祖母の件で、百合子でさえ、櫻子さんを「優しい人」と表現するが、正太郎クンはその言葉に驚いている。 それに対し、百合子は「優しい言葉だけが、優しさじゃないと思う」と返す。 櫻子さんとちょっと触れ合っただけの百合子でも、分かることを…と思ってしまうのは意地悪だろうか。 このシリーズは、まだまだ続いているので、正太郎クンも成長していくはずだから、きっとその頃は、最強のコンビになっていることだろう。
0投稿日: 2018.03.05
powered by ブクログテレビドラマ版が面白かったので、これは原作も読まないとね〜\( 'ω')/というわけで、櫻子さんの足下には死体が埋まっている です。ただし、間違って先に2作目を読んでしまうという/( 'ω')\何でや ドラマから入った私は全て観月ありさとキスマイ藤ヶ谷くんに脳内変換されたので、小説読んだっていうかドラマを文字でもう一回読んだ〜って感じでした\( 'ω')/なんと軽い感想
0投稿日: 2017.10.29
powered by ブクログ似てるなぁータレーランとものすごく。クールな女の人が淡々と解明していく下りとか、ちょっと情けない男がそばにいることだとか、舞台が京都と旭川なくらいで雰囲気だとかことの運びだとかものすごい類似してる小説です。 多分、謎解きはディナーのあとでもかなりの類似小説。 流行りなのかな? 読みやすいけど、忘れやすい、ま、疲れないけど何にも残らないような流れる内容で、そんでもってこの三作品はどれも似たりよったり。 ただ、この櫻子シリーズは舞台が旭川で、札幌にも出入りしたりするので地元感が出るのは読んでて楽しいかなー? あ、知ってる!知ってる!みたいなね。 それ以外はまぁ、まぁ、似てる。 おんなじやつが書いてるのかな?と、思うほどに類似してます。連続で読んだら飽きそうな一冊でひた。
0投稿日: 2017.03.25
powered by ブクログ短編集。 「夏に眠る骨」感想 骨をこよなく愛する櫻子さんは、偶然見つけた骨はまるで自分へのプレゼントのように感じるらしい。 警察に連絡しようとする正太郎に、このまま放置してたまに見に来るだけにするからと、連絡を思いとどまるように言い出す始末。 もちろん、ごく普通の高校生である正太郎は聞く耳を持たない。 発見された骨は、正太郎と同じ高校に通う鴻上百合子の祖母のものだった。 残された家族は、自殺したと思われる祖母を思い気を病む。 祖母は何故、発見された場所に行ったのか? その謎を解き、櫻子さんは祖母が何の目的でその場所へ行ったのかを突き止める。 態度や話し方は独特だけれど、実は優しい面をきちんと持っている櫻子さん。 アメリカの連続ドラマ「BONES」にも骨をこよなく愛する女性キャラクターが登場する。 彼女の場合は学術的に骨を愛しているわけで、櫻子さんとは少し違っているかもしれない。 「BONES」の主人公テンペランス・ブレナンは法人類学者で専門家だけれど、櫻子さんは素人である。 だが、素人とは言っても骨に関する知識は警察官などよりもずっと深い。 愛すべきキャラクターに仕上がっている櫻子さんのシリーズが、これからも楽しみだ。
0投稿日: 2017.03.09
powered by ブクログ櫻子さんシリーズ二冊目。アニメ化したのをきっかけに二冊目から読むという邪道を行ってしまった。 櫻子さんの趣味はとても素敵だと思っているので、作中で「変だ」とか「良い顔はされない」と書かれているとそうか…と少しさみしい思いをしてみたりした。 話としてはかなりライトなので、さくさく読めると思う。とても軽いので、骨とか自然物へ興味を持つきっかけになればと思った一冊。
0投稿日: 2017.01.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
旭川を舞台に、一風変わった骨好き標本士のリケ女と、彼女に憧れる高校生が織りなすミステリー。といっても、謎解きに主を置くのではなく、「人の死」により詳らかになる「生命」「生き様」を暴いていく作品。 短編3本。うち、前2本はアニメーション化され、老婆の夫への豊かな愛情を「絵」と「遺骨」と「風景」とで紐解くものと、貧しい母親の子供に対する愛憎の広い振れ幅を、母親の絶命時の姿勢と子供の傷跡から間接的に描写するものとの2本。 ラス1は未映像化。旭川のドン・ファンへの彼の正妻の憎悪が要となる作品。映像化は難しいか。
0投稿日: 2017.01.25
powered by ブクログ第二骨は 血まみれの幼女救出 これが一番後味がいい話でした 育児放棄や虐待の疑いがあった母親ですが 最後は いい母親として頑張ったんですね ほろりとしました 櫻子さんが 赤子の命を救うために 懸命に人工呼吸をするなど 子供好きな一面も見られます ただ 何かトラウマがあるような 必死の救出でしたけど・・・
0投稿日: 2016.12.15
powered by ブクログ文庫書き下ろしでシリーズ第2作 例によって、異常に骨に執着する旧家の美しいお嬢様九条櫻子が、正太郎少年を伴って解剖学の知識で鮮やかに事件を解く物語 第1話「夏に眠る骨」は鍾乳洞近くの崖から転落した白骨死体を発見したが、それは正太郎の同級生の鴻上百合子の行方不明になっていた祖母だった。 第2話「あなたのおうちはどこですか」は未明に裸足で歩いていた幼女を正太郎が保護して自宅を突き止め、殺されていた母親を発見し仮死状態の赤ん坊を救出する。 第3話「」殺されてもいい人は薔子の実家で富豪の東藤家当主の90歳の誕生パーティの夜死んだがその死因を巡ってのひと騒動。
0投稿日: 2016.10.23
powered by ブクログアニメをみてから2冊めを読んだ。アニメ化されていた2話が載っていた。児童虐待が疑われたが実は子どもを必死で守った話と、崖から落ちた、同級生の祖母の話。櫻子さんは、あいかわらずだが少しソフトな気もした。次も読みたい。
0投稿日: 2016.08.14
powered by ブクログ櫻子さん、美しいな…表紙を見ても思いますが、読んでも尚更思います。どれも少し悲しい物語。最後暴かなかった真実は優しさとかそういうんじゃなくて、櫻子さんの価値観というか生き方なのかな、と思わされました。人それぞれ愛情の表現や、感じ方はあって、最初2作は切なくて強く、最後はちょっと怖い…やや狂気。櫻子さんの家族のお話は次くらいに出てくるのでしょうか。楽しみに待とうと思います♪
0投稿日: 2016.04.29
powered by ブクログ2016/04読了。櫻子さんに慣れたせいか、前作より違和感なく読めた。櫻子さんの優しさと意外な必死さが新鮮。2話目が切なくて好きだなあ。ところで、この2人はどうやって知りあったのかな。それはおいおい明らかになるのでしょうか。
0投稿日: 2016.04.25
powered by ブクログ図書館で。 アニメで見たなあというお話しがようやく出てきたような。そして北海道には結構スケールの大きいお金持ちが居るんだなぁ…。ジャンドッグだかなる未知の食べ物が気になるところです。焼肉も気になる。 アニメより櫻子さんの婚約者さんの存在が大きいですね。きちんと出てきてはないけれども。
0投稿日: 2016.03.29
powered by ブクログここまで妙齢の独身女性に好かれる男子高校生っているか?~当麻で鍾乳洞を見たついでに寄ったハイキングコースで白骨化した遺体を発見した。70歳を過ぎた女性で10m上の崖から落ちて首を折り亡くなったらしい。自殺で決着したが,館脇正太郎の同級生の祖母で,祖父の面倒を見てきた人だった。その絵を見て自殺ではなく,事故だと櫻子は言う。迷子の3歳ほどの女の子を正太郎は30度を超す未明に保護した。交番の巡査は家を捜すために手伝いを求め,手掛かりを掴むために正太郎は櫻子を起こす。肘を折った形跡を見つけて外科医から家を突き止めると,母親が地下収納庫を守るように息絶えており,犯人が包丁を手に襲ってきた。薔子が実家の祖父の卒寿の祝いに行くのに付き合うと,当主がその夜に心筋梗塞で亡くなった。翌夜,無宗教で通夜を行わない一家が酒を呑み始めると,誰が殺したのか言い合いが始まり,やがて告白合戦となった。若い家政婦の腹には二十数番目の子が…~男主人公はペットだな! もうちょっと読んでみるかぁ…。旭川って確かに行ったけど,東京より北で三番目に大きな町だとは思わなかったなぁ
0投稿日: 2016.01.26
powered by ブクログ--- 23/01/2016 読了 --- 2016年初読了作品かなw 前々から気になっていたけど、 アニメ化されたことをきっかけに集めた本作品。 収録作品の ・夏に眠る骨 ・あなたのおうちはどこですか 上記2作品はアニメでも放送されたため、 先にアニメを見た自分には新鮮味がなかった。 でも、本の中の櫻子さんは、アニメよりも可愛らしいかな?と思いました。 そして本巻最終話の「殺されてもいい人」は、 ちょっと後味が悪かった。 骨はまったく関係なかってけど、 人間性のお話だったなあと思います。 櫻子さんの知識には仰天。本当にこんな人おるのかなあw ストーリー性があるというよりは、 お話一つ一つが独立しているので、読みやすい。 次の巻を読むのが楽しみです! END. ---
0投稿日: 2016.01.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
巻数わかりずらいので、シリーズ2巻め。 ② 目次 プロローグ 第壱骨 夏に眠る骨 アニメ➡第3話 第壱骨 あなたのおうちはどこですか? アニメ➡第2話 第参骨 殺されてもいい人 エピローグ
0投稿日: 2015.11.14
powered by ブクログ『骨』に対して強い執着を持つ20代半ばの標本士・九条櫻子と旭川市在住の高校生・舘脇正太郎が人の死に絡む事件の謎を解明していく短編集。 前回よりも『骨』との関連性が強くなっていますし、櫻子が検死に関する知識も持ち合わせているという設定も活かされており、大分こなれて来た印象を受けます。 また、今回は正太郎の他にも女子高生の鴻上百合子、3歳児・いいちゃん、警官の内海などサブキャラクターが豊富なお陰で、櫻子の変人ぶりが引き立っています。 ベストは【あなたのおうちはどこですか?】。いいちゃんが真夜中に裸足で彷徨っているという不穏な謎が興味を引きますし、真相はいいちゃんの幼児語が鮮やかに繋がります。
1投稿日: 2015.11.02
powered by ブクログアニメ化されたのをきっかけに読み始めたシリーズ、2作目である。骨に関すること、法医学の知識を存分に発揮する櫻子さんだが、性格の面では最初の頃と比べると子供とじゃれあうシーンなど子供好きな一面もあり、とっつきやすくなっていると感じる。正太郎と櫻子さんとのぎこちなさも改善しつつある。短編となっていて軽く読める印象だが、最後の話は親族間の複雑な事情などが絡み、展開だったが、家政婦の奈々子に子供ができ、重く悲しみのあるものから温かい展開で終わる感じ。櫻子さんの家族写真が出てきて、今後二人の周辺などに期待したい。
1投稿日: 2015.10.14
powered by ブクログつくづく北海道への愛情が詰まってるなーと思う一冊。話の中に仕掛けられた救いに、この小説を読んで良かったーと、本気で思いました。変わってるけどすごく人間臭い、櫻子さんの姿がまたひとつ見られて、ますますはまってしまいそうです。
0投稿日: 2015.10.07
powered by ブクログ多分これは2冊目なのでしょうが、図書館に一冊目がなかったのと、それでも読んでみたかったので二冊目からだけど読んでしまった。 ウジ虫の話は川瀬七緒さんの著書のを彷彿とさせられた。 ちゃんと1冊目も読んでみたいと思います。
1投稿日: 2015.09.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
骨をこよなく愛する櫻子さんと櫻子さんに振り回される正太郎。今回は白骨死体発見、迷子の幼児発見からお家探し、富豪大家族の豪華パーティ出席。少しずつ登場キャラも増えてきたけど一方で毎回会話には出てくるのに実際登場しない櫻子さんの婚約者在原さんには早く登場願いたい。毎回櫻子さんが語る法医学豆知識は「へ〜」と思うけど会話のネタにはできないな・・・。
1投稿日: 2015.08.20
powered by ブクログ骨を愛する櫻子さんと一緒にいると、平凡な高校生の僕まで事件に巻き込まれていく...。 読んでて思ったけど、これ3作目みたい。てっきり櫻子さんと僕がくっつくもんだと思ってたけど、、櫻子さんには婚約者がいるようだし、あらら?って感じ。 ミステリーとしては、まぁ、まぁ。ってところかな。ライトなミステリ。
0投稿日: 2015.04.16
powered by ブクログ骨を愛するお嬢様、櫻子さんシリーズ第2弾。 櫻子さんと主人公の館脇少年との馴れ初めのシーン等が無いなあと思いつつ、途中から本書が1作目でないこと気がついた。 謎解きとしては普通。 3編とも家族ネタ、内2編は読後感のよいものではなかった。
0投稿日: 2015.01.26
powered by ブクログ1、崖下の人骨 2、深夜に出歩く幼児 3、豪勢な屋敷に一族大集合 2が一番面白かった ラストにかけてなかなか緊迫した展開 両足で跳べるのは2歳半前後 でも早朝の病院は普通留守電では? 3はありがち。 ちょっと舞台劇みたいな感じ 1は同級生の美少女や老人介護の話も絡めて
0投稿日: 2014.08.17
powered by ブクログ旭川が舞台と聞いて、5巻まで出ているらしいが、とりあえず2巻まで読んでみた。 1巻に引き続き、タイトルにもなっている櫻子さんの、「骨好きのお嬢様」という風変わりなキャラを生かして物語が進行していく。 テーマである「骨」と「北海道」に関して、1巻よりもさらにテーマが深くなっている。 特に旭川ネタについて、1巻ではまだあまり旭川描写は出てこなかったものの、2巻「骨と石榴と夏休み」では、ローカルネタがこれでもかというほど出てくる。 旭川市科学館(サイパル)、スタバ(恐らく日本最北のスタバ)、バナナ焼き、ジュンドッグ、ホットドッグ(恐らく「ホットドック」の間違いか?)、新子焼き、塩ホルモン、豚トロ、外焼き、などなど。 他にも、「科学館の近くの大型書店」って「コーチャンフォー」か?とか、地元ネタが色々と分かってしまっておもしろい。 特に、「あなたのおうちはどこですか」に出てきた「ラベンダー公園」は私の実家のすぐ近くの公園で、子供の頃によく遊びにいっていたので、とても懐かしかった。 環状線の近くのコンビニとか交番とか、あそこではないかと思い当たる節が・・・。 交番は公営住宅の近くだし。ラベンダー公園もそう遠くはない。 こんなにローカルネタ満載の本が、全国で売られていて、「王様のブランチ」などでも紹介されていることに驚きである。 1巻で「この街には、いたる所に退廃や、停滞といった、鈍重な空気が漂っている。」「旭川の人間は、生来変化と異端を嫌うのだ。」と紹介されていた旭川だが、なんだかんだ言って、作者の方は旭川のことが好きなんだろうと思う。 そんな旭川が、このような小説の舞台になるということに驚き、喜ばしく、誇りに思う。 旭川関係者にも、北海道好きにも、ミステリ好きにも、いろいろな人に読んでもらいたい小説。
0投稿日: 2014.07.25
powered by ブクログ櫻子さんシリーズ第二弾。相変わらず櫻子さんと館脇少年が動くと死体にぶち当たる。 前作同様櫻子さんが持つ知識で淡々と解決していく。今回も哀しい事件が多いけれど、少しだけ救いのある前向きなラストになっている。切ないけれど、重くなりすぎず、不思議な世界観のミステリー。 キャラが定まってきたのか微妙に変化したのか、前作よりも櫻子さんの不器用な優しさが際立っていて微笑ましい。櫻子さんのお母さんについても、徐々に明らかになっていきそうなので、今後が楽しみ。
0投稿日: 2014.07.13
powered by ブクログ本作品で秀逸だと感じた箇所。 身内が目の前で亡くなり、悲しみながら 「…もう駄目なのね」 と言っている脇で 「残念ながら、既に彼の中で全ての細胞が、崩壊の一途を辿っている」 と平然と言ってのける櫻子さん。萌えます。 それにしても不思議な空気感を持った小説だと感じる。謎を解いていくのだからミステリーなんでしょう。しかも人が死にます。しかし、人の死を扱いながらもドロドロとした感じが全くしない。 多分、主人公の櫻子さんが、死体を目の前にしても感情を表に出さず、ひたすら冷静に死因を分析しているからなんでしょうね。 前作に引き続き今作でも殺人犯人がいなかったり、殺人犯人がいたとしても犯人に焦点が当てていないのも、ドロドロしない理由の一つだと感じました。
0投稿日: 2014.04.16
powered by ブクログ櫻子さんはそんなに冷たいわけではないらしい、というのが垣間見えました。この巻を読むかぎり、人間に興味がないようには思えません。距離の取り方が分からないだけで、人間が嫌いなわけではないのかも、そんな風に思えます。櫻子さんは多くの人が理解できるよう伝える方法を知らず、伝わる言葉を持たない人なのでしょう。その理由は…? 櫻子さんの謎にも興味をひかれ、この先が楽しみになりました。
0投稿日: 2014.04.03櫻子さんの分かりにくい優しさにトキメキます。
前巻、衝撃を受けた櫻子さんの性格でしたが、2巻ではとっても好ましく感じました・・・慣れかもしれませんが。 櫻子さんの分かりにくい優しさにキュンキュンします。 当然なんですけど、いい人も悪い人もいて、報われることばかりじゃないってのをちゃんと書いているのが、苦しくもあり、心地よくもあり。 婚約者の直江さん…そろそろ本格的に出てきてくれないかなぁ。
4投稿日: 2014.03.27
powered by ブクログうーん。まあ悪くはないんだけど…。生物のパーツや、生物の死体(死骸)に関する薀蓄がメインディッシュのライトノベルとしては楽しめる。一応、ストーリーがミステリの体裁を取っているので、「ライトミステリ」を自称しているものの、このようなジャンル付けには違和感がある。
0投稿日: 2014.03.16
powered by ブクログ必ずしも殺人事件というわけではないのですが、櫻子さんと館脇くんが動くと、骨が見つかる。真実が明らかになり、前向きになる作品もあるけれど、重く悲しいものが多かったと思う。 だんだん登場人物も定まってきた感じで、キャラクターも落ち着いてきた感じがします。気づけば館脇君はかなりの渋めが好みのキャラになってるのに驚きました。櫻子さんの個性にかき消されてますが、多彩なんじゃないかな。この二人のキャラのおかげで、読後感は軽い。
0投稿日: 2014.01.16
powered by ブクログなんというか、女性ってつよくてよわくてこわくてかなしい生き物だな、と。 恋の一つもしたことのない自分にはよく分からない気持ちではあるけれど。 この本の内容とは違うけどこの間ちょっと体調が悪かった時に母親から具合悪くない?って連絡が来て、どうしてそう思ったのか聞いたらなんとなくそう思った、と返されて涙腺にきたのを思い出した。
0投稿日: 2013.11.20
powered by ブクログまさにキャラミステリー。本格的なミステリーは、期待してはいけない。北海道が、舞台なだけに、なんと無く親しみを感じつつ、三話の茶番は、同感
0投稿日: 2013.11.10私は彼女のことを、誤解していたのかも知れない。
前巻を読んだときには、正直「九条櫻子」さんについて、好きになれそうにないなと思った。 わがままで、自分勝手。 僕こと「館脇正太郎」くんの迷惑省みず。 (骨やご遺体に関する趣味については、まぁ、ちょっといいなあと思うけど。) 美人なのかも知れないけど、「ちょっとなぁ……」というのが正直な感想だった。 だった、のだが、この巻に収録されている「第壱骨 夏に眠る骨」「第弐骨 あなたのおうちはどこですか」を読んで、少し、彼女に対する見方が変わった。 意外と優しく、熱い。 特に第弐骨、意識のない者に対する彼女の呼びかけは、胸を打つ。 その場にいたら、涙をこぼしてしまっていたのではないかと思うほどだ。 彼女はただ単に、死体を愛するだけの変人(?)ではなかった。 「僕」と一緒で、今まで私は、彼女のことを少し誤解していたようだ。 この巻を読んで、快い方向で、誤解が解けた。 誤解したままで終わらずによかった。 彼女たちのことをもっとよく知るために、もう少し、この物語に付き合ってみようと思う。
4投稿日: 2013.11.07
powered by ブクログ連作短編集 今回はどのお話もどのキャラクターも熱くて素敵でドキドキしました。 骨に纏わるストーリー構成が基本だった前作に比べると、今作は後半ただの検死役、探偵役としての役回りを担った櫻子さんでした。とくに共通のキーワードを挙げるなら、家族の絆、ですかね。
0投稿日: 2013.10.30
powered by ブクログ今回も1巻と同じで3話収録されていました。 3話目が犬○家っぽくて好きです。 骨に関する知識もさることながら、検死まで出来てしまう櫻子さん。 時に、大人気なく拗ねてしまうところも可愛いなと思います。
0投稿日: 2013.08.22
powered by ブクログ少年こと館脇君のこと、帯の登場人物の紹介におじいちゃんぽい趣味の持ち主とあったので、前巻に出てきた釣りのことかと思ったけど、他にもいっぱい趣味があったのね。趣味や祖父に教わっていたことや、私的にはおじいちゃんぽいというより、めちゃ格好良い(*^^*) 次巻は2013年9月25日発売とのこと楽しみだなぁー。 参考文献として紹介されている本に興味を持って読んだりすることあるけれど、このシリーズに関しては、パス(;_;)小説内で櫻子さんが語ってくれるだけで、もう充分いっぱいいっぱいです。それ以上拡げようとは思わない。でも、櫻子さんの談義は聴きたい。
0投稿日: 2013.08.08
