
総合評価
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powered by ブクログ丸善の看板を見るたびにか檸檬爆弾をおもいだしてしまうので どんな話やったかなと高校の授業ぶりに読む あの頃は青年の一つ一つの動作がもう面白おかしくて仕方なかったんだよなあ懐かしい
1投稿日: 2026.08.25
powered by ブクログお恥ずかしながら梶井基次郎といえば「檸檬、丸善、爆弾」くらいのイメージしか持っていなかったのだが、「陰翳礼讃」がしっくりくるような好みの短編集だった。
0投稿日: 2026.08.13
powered by ブクログ自分の理不尽とか不満をレモンに詰めてみんなの日常に置いてしまったとか、桜の木は完璧に美しすぎるから木の下に死体が埋められている事にしたとか5つの短編集。自分の日常がうまくいかない事を自分で爆殺させてやろうって気概やテロリズムを感じた。中華兄弟さんに似ているって言っている意味が少し分かった。そして百貨店にレモンを置く人が閉店の時に多く来たっていう話が好きだった。1人じゃない。私はやりたいこと躊躇してしまう事を全部心の通りにやろうと思う。
0投稿日: 2026.08.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
深夜に何か短いものを読みたくなって。他の方の解説等を読むと、とても前向きなものが多く。けれど私には悲しいお話に読めてしまった。 もし主人公が作者自身だとして、病気や金銭的な面で明るい未来は思い描けないとしたら。一方で丸善は西洋のものも取り揃えた、いわば当時の最先端をいくお店であって。 この先長く生きられないと分かっていたら、大好きだった場所さえ心の中で爆発させたくなるかもしれない。
0投稿日: 2026.06.22
powered by ブクログ小学生の時作品の存在を知った。もうすこし大人になったら、読みたいなと思っていた。好きなアーティストがこの作品にインスピレーションを受けて、檸檬をよくモチーフにしているので、思い出し読んでみようという気持ちになった。わたしにはまだすこし難しかった。でも、背伸びすることはたいせつだと国語の先生も言っていたからこういう経験もするべきなんだろうなあと思った。
1投稿日: 2026.06.15
powered by ブクログ久しぶりの近代文学。 表現が芸術的で細かいから、サラーーーっと読み流せない。読み流すと何の話かよくわからなくなる。 ちょっぴり癖にはなるけどあんまりハマらないなぁと思ったら、梶井基次郎は漱石と川端康成が好きだったのね。どうりで。漱石も川端康成もあんまり得意じゃないから納得した。 やっぱり三島と太宰に戻ってしまうんだよなぁ。 (三島は東出昌大が敬愛してるみたいだからいけ好かんが笑)
20投稿日: 2026.06.11
powered by ブクログ一言感想「ワールド強くて面白い」 文章読みやすかったです 割と全部好きだけど「冬の日」「ある崖上の感情」「Kの昇天」「瀬山の話」あたりが特に好きだったー!!! 結構余韻で殴ってくるタイプだなって思いました、読後感がすごい好き あと「桜の木の下には」ってミステリじゃないんですね!(今更)
0投稿日: 2026.06.03
powered by ブクログ心象系 描写が綺麗。大きなストーリー展開はほとんどないからふんわり読むといい。 病人、夜、散歩、妄想。私小説。 一話10ページ程の短編集で大体が同じような話で、全話を読み終える前におなかいっぱいになってしまう。でもまた読みたくなる表現力。 個人的にはのんきな患者と瀬山の話が好み。
0投稿日: 2026.05.25
powered by ブクログ「えたいのしれない不吉な塊が私の心を始終圧えつけていた。」主人公は、肺尖カタルによる熱っぽいからだと生活苦、言い知れない焦燥感に苛まれ、京都の町をあてどなく歩く。そしてふと暗い果物屋の店先に檸檬を見つける。それを手に、以前お気に入りであった書店、京都丸善へと向かう。◆梶井基次郎は、明治三十四年に生まれ、肺結核のため昭和七年三十一歳で夭折した短編作家で、この十二ページほどの「檸檬」は彼の代表作である。この作品の中で、彼は日常のとるに足らない素朴なものを宝物のように拾い上げる。そこには、自分はこんなところにも美しさを見出しているのだよ、という若者らしい得意げな感じが見え隠れするが嫌味はない。画家セザンヌに憧れ、自ら「瀬山極」と名乗ったこともある梶井の言葉で、古く甘い記憶を呼び覚ます絵画や映画のようにつづられ、彼と深い親交のあった三好達治の詩のように読む者の五感に語りかける。◆作品の主要舞台である京都丸善を画像検索すると、書棚にレモンを置いた写真が出てくる。京都店の閉鎖が決まったときには、多くのファンがレモンを置いていったと聞く。私事になるが、学生のころ京都丸善を訪れた際、いったいここにいる何人が黄色いレモンを隠し持っているのだろうと考えて何やら愉快になったのを覚えている。今度の休みあたり、またレモンを忍ばせてどこかの本屋に行き、まばゆい照明にも打ち勝つ、ほとばしる「檸檬」の閃光を感じてみたい気もしている。〈N〉 紫雲国語塾通信〈紫のゆかり〉2015年6月号掲載
1投稿日: 2026.05.08
powered by ブクログ息子へ) お父さんには珍しく、文学小説を読んだ。 同級生の作家、万城目学がなんかの小説に、本書の内容をもじった話を書いていたので興味をもった。 文学ということで読むのに一苦労するとおもいきや、、、。たった8ページの超短編小説だ。 お父さんがもった感想は、まさに芸術作品といったところだ。 京都のなんでもない店の鮮やかな描写。 主人公の感情のみずみずしさ。 芸術のことは、ちっともわからないお父さんだが、直感的、感覚的に、本書の芸術性は感じることができた。 もっと、若いうちに、こういった本に接していれば、感性豊かな人間になれていたのかもしれない。 君には若いうちに読むことをおすすめしたい。 (お父さんの本の買い方) BOOKOFF ¥105 (読め、もしくは、読むな) 読め! (君が・・・歳のころに) 中学生のころに
4投稿日: 2026.04.27
powered by ブクログ今まで昔の文豪の小説は暗くて面白くないと思っていたのに、高校の国語の授業で読み、初めて面白いと思った思い出の作品。
0投稿日: 2026.04.15
powered by ブクログ美しいと感じるものを切り取る力が素晴らしい ほとんどが主人公の内面描写のみで完結するが、圧倒的な描写力で満足感がある "積まれた本の頂上に檸檬"この光景を想像するだけでワクワクさせられる なぜ主人公はこの檸檬の塔を作り上げて爆発させたかったのか 本屋を爆破したいというのは、本への愛が反転して憎しみに変わってるのか 愛に応えられなかった時のための予防線みたいなものか
1投稿日: 2026.04.09
powered by ブクログ表紙が素敵だったので角川文庫で購入。ざらざらした質感もいい感じ。 物語とするには断片的で、日記とするには茫漠としていて、詩とするには病魔の影が濃すぎる、不思議な感覚の短編集。 眠気に襲われているときや集中力が切れてぼんやりしているときに脳内を駆け巡る凪いだ混沌を、梶井基次郎氏がすくい上げて言葉にしてくれている感覚。
7投稿日: 2026.04.05
powered by ブクログ結構な短さなのにここまで物語としてかけるのがすごい〜〜と思った 檸檬の匂いとか、冷たい感触、そのほかにも視覚的に訴えてくるようなもの、琥珀色や翡翠とか 描写が繊細に脳裏に浮かんできた。 少年の爆破させたい気持ち、でもできない弱さ。だけど、檸檬を置くことでなんだか救われてるのが強さだと思う^ ^ ヨルシカの爆弾魔を聴きながら読んだよ~
1投稿日: 2026.04.05
powered by ブクログ青空文庫にて。 学生時代の友人がアメリカに住んでいた頃に、こんなに素敵な作品の英訳がない!と知り、『檸檬』を翻訳、出版したそうだ。そんなことは全く知らなかったのだが、もう絶版しているらしい。ご家族の方に聞いてネットで探してみたが、AmazonにもKindleにもない。やっと当該の出版社のHPで見つけたが、もう随分前から更新されていないようで、紙の本は入手できなかった。その後また調べてみたが、別の人の翻訳はいくつかあるようだ。せっかくなので、梶井基次郎の『檸檬』を青空文庫で読んだ。大昔に読んだっきりで全然内容を覚えていなかった。そうかそうか。これが好きだったのか。そろそろ彼女の命日だ。檸檬をお供えしようかな。
0投稿日: 2026.04.05
powered by ブクログ檸檬は救いというより、一瞬だけ現実の見え方を狂わせる異物に近い。状況は何も変わっていないのに、世界が軽くなったように錯覚させる。そのズレの中で丸善に檸檬を置く行為は、小さすぎる反抗でありながら、本人にとっては唯一まともに世界へ干渉できた瞬間だったように見える。
0投稿日: 2026.03.24
powered by ブクログ人間の完全な等身大のように感じた。 鬱病になり昔と感覚が変わって苦手意識すら持つようになってしまった。 鬱病になったということにおいていけなかったのは、過程ではなく鬱病という事実が感覚を変えてしまった。 そんな好みが変わった自分に麻薬のような快楽を与えてくれる存在だったのがこの人は檸檬で、昔の感覚を懐かしながら神格化されていて本当に今の人と思考が同じだと感じる。 私達もお金が入ったら少しだけ贅沢して質のいいものを買ったりして、昔好きだったものを嘲笑してまた成長したら可愛いって思い始めたり。 散歩しながら色んなことを想像したり、歩いて疲れたら気持ち悪くなったり。 体調が悪い時に周りの子に手を当てて熱があるマウントをとったり。 現代でも全くおんなじことがありそうだった。 私が面白いと思ったのは最後。 自分の心を落ち着かせた檸檬という概念の完璧な形。 アンティークなものを扱っていた丸善の中にたった一つだけ異物が入ったら誰でも気になるだろう。 そしてそんなことをして出て行った人はまた妄想を膨らませる。 気まぐれさと破天荒さが文字通り爆弾のように落とされて終わる。 思わず笑ってしまう楽しいお話だった。
0投稿日: 2026.03.23
powered by ブクログ筆者の当時の状況を踏まえるとまた読み取り方も変わる。 世界を美しい妄想、美しい色彩で切り取る。最後はそんな世界に対する軽やかな反逆。
0投稿日: 2026.03.21
powered by ブクログ檸檬だけ読み終わった。 丸善という本来ならば青春が詰まっているであろう場所を憂鬱の象徴に、檸檬という瑞々しく単調でポジティブな色を発しているものを物騒な爆弾に、といった色彩豊かな対比が美しかった。また単純に鬱な気分をさっぱり吹き飛ばせればどれだけ良いだろうかという誰しもが持つ気持ちを綺麗に描写されている点も素晴らしかった。 文系の人はこれを授業で取り扱ってもらえるとは羨ましい。私の稚拙な読解力では上記のような平べったい表面的な分析と感想しかできなかったので、詳しい文学的な解説が欲しい。とりあえず最後まで読む。
1投稿日: 2026.03.10
powered by ブクログ檸檬 その狂気と寂しさと、どうしようもなさに 激しく共感してしまう これからその世界を抜け出して生きれる気がしないというか,それを望んでいない自分がいる気もしていて怖い あれ?私は病んでるのだろうか?
0投稿日: 2026.02.23
powered by ブクログ「檸檬」と「櫻の樹の下には」は読んだことあったけど、その他も読んでみようかと。 どれも良かったけど、上記2つ以外だと冬の蝿が好き。中学の頃に櫻の樹を読んで自分以外に同じことを思っていたひとがいた!と痛々しく喜んでいた記憶が蘇った。筆者の写真からなんとなく乾燥した?ドライな人かと思ってたけど全編通して、じっとりとうだうだした人間味を感じた。
0投稿日: 2026.02.14
powered by ブクログ「檸檬」と「桜の樹の下には」以外は初めて読みました。 この二つはやはり面白いなぁと。 体調の悪い主人公が全編鬱鬱してる感じ。 解説がもう少し面白いと良かったかなぁ。
0投稿日: 2026.01.20
powered by ブクログ人間の破壊衝動の行き場、それが檸檬なのかなと思う。 今も昔も、自分ではどうしようもない負の感情に支配される時があり、それでもなんとか遣り過ごしながら生きて行く為には妄想が必要だ。 ーその檸檬の色彩はガチャガチャした色の階調をひっそりと紡錘形の身体の中へ吸収してしまって、カーンと冴えかえっていたー 好きな一文。 文章がどれも、詩的で素敵。
1投稿日: 2026.01.18
powered by ブクログ爆弾魔 変なのー。 檸檬の高揚感はでもなんとなくわかる気がした。 ある心の風景 東京に!行ってきたよ!
2投稿日: 2026.01.03
powered by ブクログ檸檬の存在、冷たさが一人ぼっちでいた作者にとって友達と重なる部分があったんだろう かつて、不吉な魂を抱える前に好きだった丸善の存在を否定するようになったこの小説は自分自身の存在を否定しているようにも思える 全体的に病んだ人物のエピソードだった 文の作りがとても綺麗
0投稿日: 2025.12.20
powered by ブクログこれまで読んだ作品の中でも、かなり好きな部類に入る。 精神的に追い詰められた人間が、正常な思考を保てなくなったとき、どこか素っ頓狂な行動を取ってしまうこと。そして、その行動によって当人が一時的な安堵を得るという状態が、この作品にはよく描かれている。 本当に辛いときには感情が抜け落ち、辛いとすら感じなくなる。そうして、ふとした瞬間に不意に笑ってしまったり、理由もなく涙がこぼれたりするものだと思う。 『檸檬』では、店先で見かけたレモンが、ある瞬間に煌々と輝いて見える。 何でもないはずのものが、異様なほど魅力的に感じられる――そんな感覚には、私自身にも覚えがある。 あの状態を経験したことがあるからこそ、この作品には強く共感してしまった。 丸善に檸檬を置くという突飛な行為も、決して突飛なだけではなく、切実な心の発露として理解できてしまう。 そう思わせる力を持った、忘れがたい短編だ。 私も檸檬で丸善爆破したいなぁ。
0投稿日: 2025.12.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
久しぶりに、純文学を読んだので1冊読み終わるのに時間がかかってしまった。 あと1冊ずっと鬱々とした雰囲気に覆われているせいもある。 作者本人の精神状態がそうなんだろうけど、ずっと湿った薄暗い部屋で書いてるみたいな。 でも表題の檸檬は好き。ちょっと破滅的ではあるが。 個人的にいちばん驚いたのが、時々なにかで聞く「桜の木の下には死体が埋まっている」の始祖がまさかのこれだったということ。
0投稿日: 2025.12.06
powered by ブクログ檸檬 2025.12.02 病んでいる人の世界の捉え方なのかなと。 ちっぽけな檸檬に着目して壮大な破壊を想像する主人公。全てめちゃくちゃにして終わりにしてしまいたいという気持ちだろうか。
0投稿日: 2025.12.02
powered by ブクログ抒情的な本を読みたい。そう思ってAIに「明治〜昭和15年までで、叙情的な小説を書く文豪を紹介して」と頼んだ。真っ先に出てきたのは、この梶井基次郎「檸檬」だった。 朝の家事を終え、のんびりとこたつに足を伸ばしながら読み始めた「檸檬」は、AIの紹介文に書かれた通り、そしてタイトルの爽やかさとは裏腹に、不吉で意味の分からない話だった。 確か学生の頃、名作として紹介されていた気がする。 「……これが?」 真っ先に浮かんだのはそんな疑問だった。 鬱々とした主人公の日常に、爽やかな刺激を与える檸檬の香り。鬱々の原因となる丸善。末路は唖然としたものだ。荒唐無稽甚だしい。 でも鬱々とした人とはあんなものだろう。私も経験があるが、人間は時折意味の分からないことをするものだ。それを見事に切り出した梶井基次郎は、実体験かもしれないが、素晴らしい観察眼と卓越した文章力を持つ作家だったのだろう。 面白かった……のだろうか?なんとも頭を悩ませる作品だった。
2投稿日: 2025.11.28
powered by ブクログ誰ってんじゃないが僕の友人を見ているようだった。「そこ」か「ここ」かにある得体の知れない恐怖がいよいよ実体を持とうとしているのを、どこか心待ちにしているような、不本意な他人事というか、究極の他力本願というか。『ある崖上の感情』が好き。「歩け。歩け。歩き殺してしまえ。」「闇!」
15投稿日: 2025.11.21
powered by ブクログ表題作の檸檬のみ読了。 最後の檸檬爆弾の「カーンと冴えかかった」という表現が、私のメンタルにもストレートに甘酸っぱかった。彼がとった、本を手に取り捨てるように乱雑に重ねるという行動と、歳を重ねどんどん見る目も感情も濁って曇って時間を浪費するだけになっていった自分が重なる。全部壊したらすっとするだろうな、という子供じみた破壊衝動と檸檬が重なる。明度も彩度も低くなっていった私の目にも、輝く爆弾として檸檬が映る。 皆、肺尖カタルではなくても息継ぎを求めているご時世だと思うけれど、心の中の檸檬を吐き出す場所はなかなかないと思う。そんな人達の心に、小さな風を吹かせてくれて、読んでいる間だけでもじんわり「本当にやりたかったこと」が息づく名作だと思う。
0投稿日: 2025.11.17
powered by ブクログ得体の知れない不吉な塊 抽象的な表現が多い中で、この感覚で作品に共感できるようになった。 レモンに希望を見出す読後感の気持ちいい作品ですが、鬱鬱とした現実との表裏一体を想像できる背景が面白かったです。
0投稿日: 2025.11.03
powered by ブクログ学生の頃に読んで、勝手な解釈で映像化した。 檸檬。ベートーヴェンの楽譜を見てうっとりするような、舶来物好きなインテリ純朴青年の梶井氏は、自らの命の短さに絶望しながら、気詰まりに感じるようになった丸善を希望の象徴として木っ端微塵にする事で、欲望と魂の浄化と共にこの世を去ったのだろう。
0投稿日: 2025.09.30
powered by ブクログやはり檸檬が好き。 多くの人が感じたことがあるであるだろう、漠然とした正体の見えない不安感なようなものに共感する人が多いのではないだろうか。
0投稿日: 2025.09.14
powered by ブクログ無邪気さと生命力に溢れた作品。 表題『檸檬』は言わずもがな、『冬の蝿』『桜の樹の下には』など、虫眼鏡をのぞくような梶井の視点には生を燃やすだけの強い意志に溢れている。 元気のない時にこそ読みたい一作。
1投稿日: 2025.09.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
短編小説ですぐ読み終わったが、掴みきれなかった。伝えたいことは何となく感じながら、「考えるな、感じろ」精神で読了。主人公は身体的な不調を抱えているが、果物屋で檸檬を購入し、一時的に好転する。主人公は目的もなく行動している時に近いような感じかなと思った。そのふわふわしている描写は伝わった。好転したきっかけは檸檬だったが、自分の場合は何なのかをぼんやり考えてみた。
0投稿日: 2025.09.05
powered by ブクログこれがいったい国語の授業でどう解説されるのか気になった 同じ物事に対して自分の感じ方がネガティブな方向に変わったことに気付く瞬間、その重みみたいなものはわかる気がする
0投稿日: 2025.09.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
中村文則「銃」が面白かったと後輩に話したら、檸檬も読んでみてと言われて読んだ。 なるほど。 銃=檸檬ってことか。 檸檬との出会いで気分が高揚。 皆さんのコメントを読むと「こんな芸術的な作品初めて」って書いてあるけど、私にはまだレベルが高いのかも。不安や悩み、借金、病気で押し潰されそうな時に檸檬を見つけて、デパートの本を積み上げて檸檬を乗せて「爆弾」って‥すごい発想w
0投稿日: 2025.08.24
powered by ブクログ描写される陰鬱な感情に、あまりにも身に覚えがあり過ぎる。 日常の小さな場面を切り取って表現する能力が高くて、情景と自分の肌が溶け合うような、境い目がなくなるような感覚がした。
1投稿日: 2025.08.23
powered by ブクログ舞台は京都の街と丸善の書店という狭い範囲に留まる中、主人公の感情が不安、倦怠、高揚、破壊衝動と目まぐるしく移ろう。 この静的な場面展開と動的な心情の対比が強い魅力となっている。 また、想像上であれ丸善を爆発させる箇所は人間の嵯峨という意識をメタファーとして表現している。 というのも、大好きだったものが一瞬の心の移ろいで大嫌いになったりもするのが人間の面白くも儚い所。 絶対の不在を鮮やかな果実一つに託して描ききったのが檸檬である。
0投稿日: 2025.08.11
powered by ブクログ今まで読んだ作品の中で、最も芸術性を感じた作品でした。すっと理解することは難しいのですが、檸檬の美しさ、魅力がこの作品の世界の中でどのような役割を果たしているのか、非常に深く考えさせられる作品だと思います。
0投稿日: 2025.08.04
powered by ブクログ鬱屈としたモノクロの世界に、檸檬という小さな爆弾。 色と香りが一瞬にして炸裂して、心の奥に火花が散る。 こんなにも静かで鮮やかな「爆発」を描ける筆致、ただただ見事。 梶井基次郎『檸檬』(立東舎 乙女の本棚版) 「えたいの知れない不吉な塊が、 私の心を始終圧えつけていた。」 言葉にできない重さを、 檸檬の鮮やかさがそっと照らす。 イラストと相まって世界感の想像がしやすい。 文豪版岡本太郎『芸術は爆発だ』感がある作品です
5投稿日: 2025.07.31
powered by ブクログ主人公はあまりにも鬱で人生に絶望してるんだけど、なんでこんなにも綺麗なんだろう。 詩的で、キラキラしてて、ただの文章なのに、鮮やかな色彩が浮かんでくる作品。 日本人に生まれてよかったと思える作品の一つ。
0投稿日: 2025.06.23
powered by ブクログ憂鬱や孤独といった感情が、これほどまでに詩的で、しかもその暗さを鮮やかに際立たせた形で表現できるものなのかと、驚いた。 心惹かれた文章を抜き出し、それらを並べて読んでみると、一つひとつが独立した詩のように感じられる。憂鬱の深みや孤独の静けさが、かえって鮮烈な印象となって心に迫ってくる。 類まれな詩的感性を持った者が、憂鬱や孤独と真摯に向き合い続けた末に生まれた芸術だと感じた。
13投稿日: 2025.06.21
powered by ブクログ『檸檬』、『桜の樹の下には』などは存在は知っていたが初めて読んだ。頽廃にして清澄、と言われれば、なるほど確かにと思う。 自分は分かりやすく面白い『ある崖上の感情』が好きだったな
0投稿日: 2025.06.13
powered by ブクログAudibleにて拝聴 檸檬爆弾を仕掛けたら…なんだかとても清廉な気持ちになった。何度も読み返したい。
15投稿日: 2025.06.01
powered by ブクログ檸檬、城のある町にて、桜の木の下を読んだ。 淡々と静かな日常を描いた作品という印象。 つまりはこの重さなんだな。 という言葉が印象的。 えたいの知れない不安をかかえていた、そんな時に出会った檸檬。 単純な塊が、鮮やか色、形、匂い、冷たさを通して美しいものに感じ、えたいの知れない不安はレモンと同じ重さであることに気づく。 今、空は悲しいまで晴れていた。 ー城のある町にてー 病弱で病に伏せることが多かったからか、自分では思うようにならない悩みの核心というところにはあえて触れずに、よりよくしたいという希望を持って、えたいの知れない闇から光を求めていく。 そういうところに価値を置いていたのかな。 表現の端々にそういった著者の繊細さと憂いを感じた。
0投稿日: 2025.05.02
powered by ブクログあの有名な(「桜の樹の下には」) 桜の樹の下には屍体が埋まっている! を初めて通して読んだ 夢現で詩的な世界観と 超現実的な緻密さを感じる描写 曼荼羅絵のようだなぁ〜 常に死の影に追われつつも 冷静な頭脳を持つ方だったのかなと 思いつつ読む...
6投稿日: 2025.04.29
powered by ブクログ孤独で憂鬱といった負の感情に悩む主人公 果物屋にある檸檬をみて驚き感動します “いったい私はあの檸檬が好きだ_” “いったい…”という言葉の奥に “一体いつからだろうか…私は昔から檸檬が好きだ”という 心情が隠されているのではないかと思いました 言葉を短縮しながらも 美しい日本語だと感じました そして檸檬は 主人公の心の状態を表す象徴的な存在で… みすぼらしいが美しい…という檸檬の姿を 主人公の心の状態と重ねていきます 最後はその檸檬を ふと抱いたいたずらな感情とともに 洋書店の本棚に置いてきます… 檸檬を通して 一時的に憂鬱を忘れさせてくれる 心の安定剤でもあり 現実から解放するための 夢の象徴として描いたように感じました 檸檬に心奪われ 最後は芸術作品を創りあげ その罪悪感を主人公は 感じているに違いないと妄想しました 詩的な感じで終わるところが たまらなく好きでした
6投稿日: 2025.04.20
powered by ブクログ読みやすい。難しくて考えさせられるというよりかは、言い回しやセンスある文章にただ感心する作品という印象。
0投稿日: 2025.04.20
powered by ブクログ何となく手に取ることが多くて何度も読み返す表題作。読むタイミングによって共感したり、意味わからなくなったり、なかなか掴めない。
2投稿日: 2025.02.25
powered by ブクログ檸檬だけ青空文庫で読みました。 怠惰による焦燥であったり、劣等感であったり、胸の奥や頭の中にどんよりと渦巻いている薄暗い感情をなんと言っていいのか分からないけれど、満たされていないという不幸と断言できない幸福を渇望する感情がものすごく美しく表現されていて見事でした。中学、高校時代に希死念慮とまでは言えないけれど満たされていないという気持ちがずっと取り巻いていたことがあり、非常に主人公に共感しやすい本でした。 自身に納得していない人生を送っている時は豪華絢爛であったり大衆嗜好の文化を受け入れられず寂れ、捻くれたサブカルチャー的なものに強く惹かれるという部分や、そうしてであった檸檬を真の幸福の象徴として描き、あまつさえ幸福を数量化して自身で勝手に越に浸ったりニヒリストを気取るという行為は最高に好きな描写です。そうして丸善の中に入り過去の自分が好んだものや価値観などを新しい幸福の象徴である檸檬によって爆破するのは新しい自分が誕生した瞬間に出逢えたと感じました。 私にとっての檸檬は今僕自身を取り巻いている人間関係だと解釈しました。大学に入るまでずっと婉曲し鬱屈し、共感されない窮屈な学生生活を送ってきた自分にとって、僕よりも文化的に色々なものを知っていたり価値観が育まれている人に囲まれて、今までの過去の自分が地続きになっていながらも新しい自分が誕生したんだと勝手に共感しました。私は檸檬を置いて行かず持ち続けたいです。 桜の樹の下には これは存在をキタニタツヤのpinkで知っていたけど読んでませんでした。冒頭のキャッチーな文章から終了まで一瞬で読める手軽さでありながら、生死を彷彿とさせる内容を取り扱っているのが面白かったです。バラの花に美しさと同時に妖艶さや危険さを感じるように、満開の桜に忌避感を覚え死体が埋まっているという解釈。そしてその描写が生々しく鮮明であり脳内にありありと浮かんでくるのは流石でした。そしてなんと言っても「俺には惨劇が必要なんだ。その平衡があって、はじめて俺の心象は明確になって来る。俺の心は悪鬼のように憂鬱に渇いている。俺の心に憂鬱が完成するときにばかり、俺の心は和んでくる。」この台詞が確信的だと思いました。幸福というのは相対的にできていて、不幸があるから幸福を噛み締めることが出来るというのは月並みだけれども納得のいく理屈です。ホラー映画や不快な気持ちになったり悲しい気持ちになる作品を見ると確かに気分は沈むけれど、どこか自分の居場所を確かめて幸福だと感じている卑しい気持ちの正体はこの事だったんだと認識出来ました。
1投稿日: 2025.02.24
powered by ブクログ現実の生活が重苦しい。焦燥。嫌悪。憂鬱。肺尖による熱。ある日、果物屋で一個の檸檬を買う。檸檬はひんやり冷たい。香りを嗅ぐと温かい血のほとぼりが昇ってくる。憂鬱が紛れる。書店(丸善)に入る。すると憂鬱がまた立ち込めてくる。画集(美術)の棚に行き、重い本を積み上げてみる。奇怪な幻想の(本の)城。その城壁の頂に恐る恐る檸檬を据えた。檸檬の周囲だけ変に緊張している。書店を出る。檸檬が大爆発し、気詰まりな丸善がこっぱみじんになる姿を想像した。梶井基次郎『檸檬』1925★ **** 佐藤春夫『田園の憂鬱』1919 あめあめ ふれふれ かあさんが じゃのめ(和傘)で おむかえ うれしいな ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン。北原白秋『あめふり』 1925 山椒魚。岩屋の中に棲んでいるうちに体が大きくなり、外に出られなくなる。独りぼっち。深いため息。すすり泣き。ある日、一匹の蛙が岩屋にまぎれこむ。山椒魚は蛙を外に出られないよう閉じ込める。他人も自分と同じ状態へ引きずり込んでやる。山椒魚と蛙は罵り合いを始める。一年が過ぎ、二年が過ぎた。蛙は深いため息をつく。蛙「空腹で動けない、もう駄目のようだ」。山椒魚「今、何を考えているのか?」。蛙「今でもべつにお前のことをおこってはいないんだ」。井伏鱒二(いぶせ・ますじ)『山椒魚』1929★ 「これは何という木ですか」と、お墓のそばの木の名をたずねたが、町長さんの返事は海風に消されて聞こえなかった。井伏鱒二『瀬戸うちの人びと』1965 慾はなく、決して瞋(いか)らず、いつも静かに笑っている。あらゆることを自分を勘定に入れずに。寒さの夏はおろおろ歩き。誉められもせず苦にもされず。宮沢賢治『雨ニモマケズ』1934 ジョバンニ。孤独な少年。ザネリにいじめられている。ある日、丘の上で星空を眺めていると、いつの間にか列車の中にいる。そこには親友カムパネルラの姿も。列車の中で、化石を発掘する学者、鳥を捕まえて商売する人、かおる子・タダシ姉弟に出会う。気づくと、親友カムパネルラがいない。ジョバンニはもといた丘にいる。川に落ちたザネリを助けようと川に飛び込んだカムパネルラが見つからないという。宮沢賢治『銀河鉄道の夜』1941 ※カムパネルラ。太陽の都のトンマーゾ・カンパネッラから、という説。 私。男。絵を描くのが好きな女・節子に出会い、恋に落ち、婚約。病弱な節子に付き添い、南アルプスの療養施設(サナトリウム)で暮らすことに。死の臭いと生の幸せ。節子は夏の暑さで体力を失い、冬に血痰を吐く。ある日、節子は私の髪を撫でながら、髪に雪が…とつぶやき、息を引き取る。自然なんぞが本当に美しいと思えるのは死んで行こうとする者の眼にだけだ。堀辰雄『風立ちぬ(風が立った)』1938 セバスチャン・ロドリゴ。男。ポルトガル人。イエズス会の宣教師。恩師フェレイラ神父の消息を確かめるため、キリスト教布教が禁止されている日本に密入国。幕府に捕えられる。絵踏を拒んだ日本の信徒(貧農)たちが穴吊り・水責め・磔などの拷問を受ける。ただでさえ貧しく過酷な生活をしている貧農たちが、キリスト教徒であるがため、さらなる苦痛を味わっている。しかし奇跡は起きない。神の声は聞こえない。救済も現れない。ロドリゴ「なぜ神は沈黙しているのか」。幕府「おまえがキリストの絵を踏めば、農民たちへの拷問は止める。表向きの棄教でよい」。ロドリゴ「神への忠誠を貫くために、他人の命を犠牲にしてよいのか」。ロドリゴは苦悩する。「踏むがいい」。キリストの声を聞いた気がした。ロドリゴはキリストの絵を踏み、背教者として生きる道を選ぶ。遠藤周作『沈黙』1966★ 〇キチジロー。男。貧農。キリスト教信者。何度も棄教し裏切るが、何度も赦しを求める。人間の弱さ。 〇クリストヴァン・フェレイラ。男。ポルトガル人。イエズス会の宣教師。ロドリゴの恩師。日本で拷問を受け棄教。日本はキリスト教の育たない沼沢地。 〇井上筑後守。男。幕府の役人。ロドリゴを論理的・心理的に追い詰める。 〇ガルペ。男。ポルトガル人。イエズス会の宣教師。キリシタン農民を助けようとして殉教。 *バテレン追放令(1587), サン=フェリペ号事件(1596), ロドリゴ上陸(c1638)
0投稿日: 2025.02.16
powered by ブクログ青空文庫にあったので檸檬と桜の樹の下を読了。 檸檬は思っていたよりもあっさりとしていて、周期的に来る鬱と肺の病からの解放の象徴としての檸檬を最後に丸善に置いていき、あれが爆弾だったら私の心の憂鬱の象徴としての丸善を粉々にできるのに。と言う妄想で終わるのが心理描写として美しいかった。 桜の樹の下は、人が美しいと感じるときに同時に感じる恐ろしさのようなものを、自分の中で腑に落ちさせるための理由づけをする男の話だった。昔、恐怖は自我に取り込めないものに対する感情だと習ったが、美という、一種の神懸かり的事物に内包される狂気(憂鬱)を見つけることは現代の私たちの人生の中でも必要なことに感じる。 『今こそ俺は、あの桜の樹の下で宴会をひらいている村人たちと同じ権利で、花見の酒を呑めそうな気がする。』
0投稿日: 2025.02.15
powered by ブクログ「Kの昇天」についての感想 「K君はとうとう月世界へ行った」 影やドッペルゲンガーの概念がよく出てくる事から、『私』が少し健康を取り戻した梶井、『K君』が病気が悪化していった梶井、どちらも梶井基次郎だと解釈するとまた一層面白いのではないかと思う
8投稿日: 2025.01.30
powered by ブクログこれまで自分の中でお勉強の文脈の中でしか登場せず忌避していた純文学の名作に触れてみようと思い、青空文庫から読了。 まず主人公が目にした風景や手触りまで伝わってくるような表現の細やかさに美しさを感じた。 ネガティブな感情になっている時、道に捨てられている犬を見て、勝手に仲間意識を芽生えさせるような悲劇のヒロインモードは自分もしばしば陥ることがある。現実から目を背けたい、さらに背けた先が美しく彩り鮮やかであってほしいという傲慢さも並走する。 「実際あんな単純な冷覚や触覚や嗅覚や視覚が、ずっと昔からこればかり探していたのだと言いたくなったほど私にしっくりしたなんて私は不思議に思える――それがあの頃のことなんだから。」 不安に覆われ、何も手につかない、何にも楽しさを見出せない中で、人間の五感というものは、どこか魂とは切り離されて独立している人間の免疫機能といえるだろう。温かい・冷たい・綺麗・芳しい、多彩な手段で不吉な魂を浄化してくれる。 不安に押し潰されず、健やかに愉快に生きていくために、自ら檸檬のような存在を見つけたい。
0投稿日: 2025.01.09
powered by ブクログ檸檬読むと心が落ち着く。 本屋で手に取り1ページ目をさっと読んで、おこがましくも「私の感性に似ている!」と衝撃を受け、それから家で本を積んで上にレモンを乗せてみるというニワカ文豪オタクみたいなことをやったこともありました。 レモンを握ったり嗅いだりしてリフレッシュする梶井さんも、桜の木の下には死体が埋まってる!と急に言い出す梶井さんも可愛いですよね
1投稿日: 2024.12.11
powered by ブクログ読ませる起承転結があるわけではないように感じた。 京都丸善の書棚に置く檸檬、を読んで「これか」という実感がそこにある。 あとは、Kの昇天で影が別の人格を持ち始めるという文学的表現の仄暗さに感嘆した。
5投稿日: 2024.12.04
powered by ブクログ面白い「小説」が読みたいなら全く的外れだと感じた。 『檸檬』に代表されるような詩的で感覚的な表現を味わうもののように感じた。 まだ文学に精通していない私には、世論の評価するほどの面白さを見出すことができなかった。
0投稿日: 2024.11.30
powered by ブクログ昔読んだきりで、檸檬というタイトル以外印象にも残っていなかったが、最近読み返す機会があり、文章の上手さを今さらながら感じた。情景が鋭く鮮やかに浮かんでくる感じが爽快だった。
2投稿日: 2024.08.29
powered by ブクログ『檸檬』、大人になってもこんなにピュアな心の動きを書けるのがすごい。 他の作品も、良いことも悪いことも感情を手に取るように見つめていて、こんなに感受性が鋭かったら生きていくのも大変だろうとさえ思った。 ただ、読んでいて意味が分からない話も多かった。
0投稿日: 2024.08.19
powered by ブクログ短編ながら日本近代文学の歴史に残る傑作が並ぶ。何気ない自然や風景、子供の描写に作者独特の瑞々しさを感じる。生来、感受性豊かな作者が持病によって常に死を意識する状況の中で「生」を感じさせるものに対してより鋭敏な感受性を発揮したのではないか。
1投稿日: 2024.08.10
powered by ブクログ美的な情景描写+深層心理 飾り気がない。自身が感じるサナトリウムの世界観を嘘偽りなく、それでいて詩的に描写した作品。 『檸檬』は好きだった。
0投稿日: 2024.07.24
powered by ブクログ主人公はほとんど結核と神経衰弱に苦しめられている。その生活は闇に落ちて不健康でありなが独特の感覚、感情の世界!「電燈」「檸檬」が出てくるその中の暖かくてやさしい光がとても沁みました
0投稿日: 2024.07.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
高校時代に現代文でやった「檸檬」をもう一度読んでみたい&装丁が可愛いので購入し読んでみた。 どの作品も病を抱えた人間が登場し、そんな敏感な感覚になっている人物の心の動きが丁寧に描かれていてどんなに病で苦しくても生活を続けなければならないという姿に心を動かされた。 好きだったのは、 「檸檬」、「桜の樹の下には」などのメジャーどころから、「Kの昇天」、「冬の日」、「ある崖上の感情」などもすごく良かった。 この中で特に好きだったのが「Kの昇天」で、舞台が夜の海という点で惹かれるし、タイトルや読み進めていくと感じるSF感にワクワクも感じた。 作品中で他の書籍についての言及もあり、それも読んでみたいと感じた。
2投稿日: 2024.05.11
powered by ブクログ「桜の木の下には」 桜の木の下には屍体が埋まっている。 という一文から始まり、インパクトを受けた。独特の言い回しが面白く、あっという間に読んでしまった。読み終わった後、何となく伝えたいことは分かるが言語化が出来ない…とモヤモヤしていたので、色々な人の解釈を見てみた。すると「美しさと死は表裏一体」という言葉がものすごくしっくりときた。「檸檬」でも感じたが、梶井さんは美しいものと何かを対比させる話が多いのかな?と感じた。(違っていたらごめんなさい…)このような話は大好きなので、似たような作品を探そうと思う。 ここからは私が個人的に思ったことであり、考察などでは全くないが、桜と死は何故か深い関わりがあるというイメージがこの本を読む前からある。桜が散るのが儚いと感じるからなのか、春=自殺者が多いという偏見があるからなのかは分からないが。
0投稿日: 2024.05.10
powered by ブクログ鬱々とするグレー一色の中に突如現れる爽やかな檸檬の黄色。たった、ひとつ。それだけで鬱蒼とする気分を破壊するには十分なのだ。帰りに檸檬買おう。
0投稿日: 2024.04.27
powered by ブクログ良かった 「Kの昇天」と「桜の樹の下」「のんきな患者」がお気に入りです。 日常に潜む憂鬱、その中にある綺麗さや尊い感情が繊細でとても良かったです。 彼の背景を調べると なるほど…となる内容だったり言葉選びだったりします。 「のんきな患者」ではもろに出ていて、痛々しさ、揺らぐ精神、理由のある妥協。 リアリティーに溢れすぎて怖かったとゆうかどうしようもない気持ちになれます。 理由のない日々の虚無感を抱えてる人や純文学に興味のある人にぜひ読んでみてほしい一冊
0投稿日: 2024.04.18
powered by ブクログ情景の書き方は綺麗 だけど(好きな人すみません、、)よくわからない 良さを理解できるようになるには 時間が必要だと思った
0投稿日: 2024.04.08
powered by ブクログこの評価はあくまで作品に対する一般的な評価ではなく、現時点の自分においての評価となります。 というのも、馴染みのない言葉で書かれていることや、話の展開も起承転結がなかったりすることで、正直ほとんど納得しながら読むことができなかった。読み終えるために読んでしまったような側面がある。この作品は純粋に楽しいと感じながら読める方、すごいなぁ。 ただ、これだけ世の中に評価されている作品を、今後読める自分になっていきたいので、文豪の名作は継続的に読むようにしていきたい。 その中でも以下は比較的楽しみながら読むことができて嬉しかった。 「冬の日」 語彙も平易で、ストーリーも入ってきやすく、文章性もあり、よかった。 病気に衰弱していく彼の心情の変化を感じることができた。
6投稿日: 2024.04.02
powered by ブクログ癖のないすきっとした透明感のある文章なのに、裏に描かれた意味を勘ぐりすぎてめちゃくちゃ頭使った難しく考えすぎた4檸檬が持つ爽やかで若々しいイメージや合いが主人公の若者にそのまんま投影されて、訳もないのに当て所なく移ろい彷徨いたがる心情描写がリアルでちょっとしんどかった。起承転結の転が弱い、所謂事件性のない物語に大してようやく面白みを感じるようになった(だってそれこそがリアルだから)今の私が、それでも難しいと思っちゃうんだから、この作品は難しいのかもしれん。笑 事件性がないって書いたけど、クライマックスで爆弾に見立てて仕掛けられた檸檬が本当に爆弾だったら相当恐いな。
2投稿日: 2024.02.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
難解で読みづらいけど、読み切れた 情景が想像できたら、もっと面白く読み切れるはず 梶井基次郎の生い立ちを知って読み直したいと思う作品だった
4投稿日: 2024.02.13
powered by ブクログ全体を通して陰鬱な雰囲気と独白的な文章が多いのであまり面白さは分からなかった。 いつか魅力に気付くときが来るのかしら?
20投稿日: 2024.02.11
powered by ブクログうん、面白くはない ただ教科書に載っていた檸檬が読みたかっただけ‼️ 古典・名作とはこんなものかな⁉️
1投稿日: 2024.01.08
powered by ブクログ日本文学短編部門ベストみたいな企画をやると必ず上位に食い込んでくる作品「檸檬」。もし私が同様の企画を個人的に行うとしたらやはりこの短編はトップ10圏内に入ると思う。 ただ、梶井基次郎の他の作品ってどうなのだろう。「桜の木の下には」あたりは比較的名前を聞くけれど、その他の短編に関してはあまりまともな評価を聞いたことが無い。私が初めて『檸檬』の短編集を読んだのはもうずいぶんむかしのことで、正直「檸檬」以外はあまり印象に残っていない。 というわけで、久々に再読。 うーん、端正な文章だなあ。一文ごと味わいたくなる良さがある。けどどうなんだろう、「檸檬」と「桜の木の下には」以外には、はっきり言ってさほど良いと感じる作品が無かったなあ。というか感覚で書いてるような話が多く、妙に小難しかったり、ふわふわしていたりで頭に入ってきづらい。梶井基次郎の”絶望と戯れる”って感覚は好きだし、どの作品にもそういう倦怠感や疲労感が漂っているのだけど、それが文学として見事に昇華されているのって「檸檬」以外だと……うーん。なんだか読んでいて、ただ気持ちよく絶望にひたるだけの物語は、どうでもいいやと感じてしまうなあ。私が大人になったということなんだろうか。 それでもなお、学生の頃にこの本を読んだときの「自分のことをわかってくれている」という青く、甘い、あの気持ちは間違いなくあったわけだし、この短編の価値が減じることはないので、相変わらず「檸檬」は大好きな短編なわけだけど。
10投稿日: 2024.01.06
powered by ブクログ思春期を経た我々が、どこかの一瞬でも感じていたような、それでいて言葉に表すことは困難な感情を的確に、秀逸に描写している。
0投稿日: 2023.11.08
powered by ブクログ彼の表現は個人的に好き。表題の「檸檬」を読む目的で購入しましたが、その他の作品も非常に面白く、やはり教科書で紹介されていた記憶のある作品は大人になって読むべきモノが多いと思う。
30投稿日: 2023.10.31
powered by ブクログ目次 ・檸檬 ・城のある町にて ・雪後 ・Kの昇天 ・冬の日 ・桜の樹の下には ・冬の蠅 ・ある崖上の感情 ・闇の絵巻 ・交尾 ・のんきな患者 ・瀬山の話 ・海 ・温泉 堀辰雄に続いて読んでみた梶井基次郎。 同じく病弱で、散歩が唯一の治療というような日常だけど、文章が全然違う。 小説の文章というよりも詩?哲学? 余計な描写を削ぎ落した文章は、切れ味が鋭くて色気がある。ような気がする。 『檸檬』『桜の樹の下には』『冬の蠅』などは何度か読んでいるくらい好きだけど、今回は未完の習作と遺稿の『瀬山の話』『海』『温泉』が気になった。 特に、『瀬山の話』の中に、完成稿になる前の『檸檬』が挿入されている部分。 または同じモチーフを何度も書き直している『温泉』。 当たり前だが、改稿後の方が明らかに出来がいい。 だけどこれは、病み疲れ体力を失った体でできるものでは、なかなかない。 言葉を足し、引き、表現を変え、視点を動かし、ひとつひとつの文章の最善を探すには、どれほどのエネルギーを必要とするのだろう。 堀辰雄よりも前の時代の人だけれど、精神的にはいまの時代に近い人なのではないだろうか。
5投稿日: 2023.10.30
powered by ブクログ得体の知れない塊(憂鬱な気分)に取り変わるのは檸檬。実際の具体的な解決にはなっていなくても、ちょっとした錯覚で心持ちが変化する。想像力のある子供心を忘れない人は、きっと本作でいう檸檬を簡単に見つけやすい。
0投稿日: 2023.10.18
powered by ブクログ描写が綺麗!としか言えない私の語彙力ですが、読めて良かったです。Audibleで歩きながら聴いたからか、情景を頭の中で浮かべるうちに錯覚が起こり景色が二重映しになりかけました!
2投稿日: 2023.10.16
powered by ブクログ何度読んでも好きな作品。 檸檬は憂鬱な人生をぶち壊してくれるような、そんなものの象徴な気がします。 私にとっての檸檬とは?と考えさせられる作品です。
0投稿日: 2023.09.05
powered by ブクログそれは私が彼等の死を傷んだためではなく、 私にもなにか 私を生かしそしていつか私を殺してしまうきまぐれな条件 があるような気がしたからであった
1投稿日: 2023.09.03
powered by ブクログ読み始め 初めての純文学、む、むず~~~~~!!!!!! 読み手を完全に置いてけぼりにしている…!!! 表現も独特すぎるし、こんなもん読めるか!!檸檬なんていらねぇ!! 読後 えっ…意外と面白いやん….好きな話もいくつか見つかったし… 投げ出さずに読み切った自分を褒めたい… と、情緒が不安定になりながらも読破。 国語の教科書にも載ってるらしいけど知らなかったなぁ~ 自分が学生のときに読んだら完全にお手上げだろうな(今回も微妙だったけど) 本自体は20の短い短編で構成されていたから、慣れてきたら割と読みやすかった。 それでも1編読むごとにパワーが必要だったというか、 大衆文学作品を読む時に使う場所とはまた違う脳の部分を使う、 そんな感覚だった。 檸檬 泥濘 橡の花 桜の樹の下には 冬の蠅 ある崖上の感情 あたりが個人的には好き。 純文学は作品の芸術性が云々~と言われているなかで 『檸檬』を深く理解できた、とは微塵にも思っていないけど 梶井基次郎の独特な感性は多少なりとも感じられた気がする。 ”それは私が彼等の死を傷んだためではなく、私にもなにか私を生かしそしていつか私を殺してしまうきまぐれな条件があるような気がしたからであった”
1投稿日: 2023.08.18
powered by ブクログ高校の国語で取り扱われ、先生がしきりに「教科書を取っておくべき、檸檬は大人になってから読むとまた変わった感じ方を出来るはず」と言っていた。その先生が好きだったけれど教科書は嵩張るので、文庫本を購入。いまはまだ読まない
0投稿日: 2023.07.30
powered by ブクログ作中では主に美しいとされるモノ、又もしかすると価値ありとされる全てのモノは、また違った性質を持つなにかの犠牲により確立している。 日常生活の中で、自分が良いなと思うのものをさらに深掘りできるかもしれない、良いきっかけになる本でした。
1投稿日: 2023.07.16
powered by ブクログ憂鬱になった時に檸檬を手に取り、その時の五感を感じさせるような描写がとても良かった。また、心情描写の移り変わりもとても良かったです。
3投稿日: 2023.06.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「えたいの知れない不吉な塊が私の心を終始圧えつけていた。」 冒頭から、この表現だけで「私」の憂鬱さに引き込まれた。非常に抽象的な表現なのに、なんだかその気配を知っているような、心の奥にある鬱を突かれた気分だった。 西洋的な美と懐古的な美の対立が、気が付きにくい細部にまで散りばめられていた。「檸檬」が漢字でなければいけなかった理由もそこにある。 流行である西洋の美に対し、「私」の想像の中での檸檬による丸善の爆発が、やはり「みすぼらしくて美しいもの」が勝っていたことを語っている。 本文は、心に浮かぶ気持ちを、ただ書き連ねているという印象で、かなり感覚的な表現が多い。それ故に、理解に時間がかかったが、一貫して梶井の感性が感じられる作品だった。
1投稿日: 2023.05.31
powered by ブクログタイトルは知ってるけど、内容は知らない有名文学のひとつで読んでみました。 独特の文章でかなり読むのが大変で、あらすじの噛み砕いた紹介や皆さんの感想でやっと「ああ、そういうことか。」となり共感する部分ができました。ありがとうございます。 読解力をもっと鍛えなければ…。
0投稿日: 2023.05.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
むかし読んだ本をふと読み返したくなり、檸檬を読んだ。 全編通して読んだら加筆します。 人生山あり谷あり。 病気をしたり、貧乏したりして弱ってしまった時、主人公はふと、これまで楽しかったはずのものが、重苦しかったり、煩わしいものになってたりすることに気付く。 と、同時に、昔の自分であれば気付かなかった檸檬の美しさに気付く。 「つまりは(檸檬の美しさの根底にあるものは)この重さなんだな」だなんて本気で思ったりして、鬱屈した気分が晴れたりする。 私も、炎のゆらぎや、煙ののぼる様を見ると癒やされる時があったりして、こんなどうでもいいことが、どうしてこんなに落ち着いたりするのだろうかと思ったりする。 やらなければいけないことと向き合うことが出来なくなったりして、中途半端に手を付けたものの、逃げ出したりもする。 そんな主人公の感覚が、文章表現が、私の人生とも重なる部分が多く、とても共感して読むことができました。 貧乏して、病気になって、弱ってしまっても、弱ってしまったからこそ、こんなただの檸檬に美しさを見出だせるのなら、人生って捨てたもんじゃないなと、美しいんだなと、思いました。
5投稿日: 2023.05.27
powered by ブクログ学生以来の読了。 独特の言い回しがとても好きです! 感性が刺激されるようで好きな作品。 「つまりはこの重さなんだな」の1文が胸の中にずっしり来るようで個人的に名セリフです!!!
1投稿日: 2023.05.22
powered by ブクログもういやだこんな汚い世界…て思う時に読む。この暗さに救われる 桜の木の下には、が1番好き この間丸善行ったら檸檬フェアであちこちに食品サンプルのレモンが置かれてて、マイクラのTNTみたいに連鎖でいくタイプなん?て思った
2投稿日: 2023.02.11
powered by ブクログ短編集。昔の人は結核とか胸の病で苦しんでいる人がいたのだなと思う。この作家さんもそのようだ。全体的に暗い、でも有名な純文学だから読み終えようと思った。 河鹿とは、鹿でなく蛙のことだと知った。
1投稿日: 2023.02.10
powered by ブクログ檸檬を爆弾に見立て…… 想像の遊びがこの人にしかできないような内容で完全に理解はできないまでも面白かったです!
0投稿日: 2023.02.06
powered by ブクログ読む人によっては生きる希望となり得る短編集だと思う。 全編通して主人公がだいたい病魔に冒されており、読むのが辛かった。著者の人生を垣間見ているようで尚更辛かった。
0投稿日: 2023.01.23
powered by ブクログ全体的に難解でした。 いかにも不健康そうな描写が通奏低音としてあるものの、生きようとする意思や、親の愛など、はっとするような美しい描写が散りばめられています。 表題の「檸檬」はもちろん面白かったですが、個人的には「交尾」の河鹿が清流を渡るときの描写がとても好きです。
0投稿日: 2022.11.26
powered by ブクログ表題作、こちらの視点が病を患う者の憂鬱から袂に収まるサイズの色彩に突如移る。まばゆい黄色。 僅か9頁の短編で形容し難い余韻。病や貧困によって社会から弾かれてしまうという実感がどうしようもなくあって、それでも人生の所感が病や貧困に取って代わられることは無いのかなあって。 いくつか共通したテーマのある、長くても40頁ほど、平均10〜20頁という感じの短編集だったけど 僕の素養が無いからかイマイチずっと何を読んでるのか分からんかったな...。 表題作と「桜の樹の下には」は抜群に良い。読めて嬉しい。 「瀬山の話」で表題作を入れ子構造みたいにしてたのは何だったんだろ。
0投稿日: 2022.11.21
powered by ブクログ檸檬 読書メモ 何だかよく分からない鬱屈感を、何だかよく分からない方法で解消させる。それは自分にも身に覚えがあるかも。 主人公は、檸檬を用いたマインドフルネスをしているようにもみえた。五感をフル活用して檸檬を観察して、不安を解消しようとしているのかも。
4投稿日: 2022.10.17
powered by ブクログざっと一読しただけでは何も感じなかった文章。 作者が病の中にあり、命を削って綴った文章だと思うと、後からあれもこれも意味のあるものなのかと思えてくる。作者自身のキャラクターありきで成立する短編集なのかな。 表題の「檸檬」や、「Kの昇天」、「闇の絵巻」など、非常に短い短編の中にいろいろと感じるものがあった。 体調が悪くなったときに読み返したら、また捉え方が変わりそう。
0投稿日: 2022.09.24
powered by ブクログ檸檬は短いながら面白かったです。 レモンのイメージはヒット曲のLemonしか浮かびませんでした 笑 しかし檸檬を読んでからは私の印象は変わりた。 檸檬=檸檬爆弾=丸善 と強烈なインパクトになりました。 職場近くに丸善があり、通る度に檸檬、檸檬爆弾を思い出すんだろうな 笑 それぐらい脳に擦り込まれました。 本は短編集になっており、読書初心者の私には総合的に難しかったです。 ミステリー好きの私は唯一Kの昇天は好みでした。 その他の短編集は文学の難しさを痛感しました。 残念ながら今の私のレベルでは捉えれなかったですが、いつかまた読書上級者になれた時に、どう捉えてどう感じれるかを楽しみに取っておきます。
2投稿日: 2022.09.06
powered by ブクログ“檸檬” とても好きな作品だった。 いったい私はあの檸檬が好きだ。 それから、Kの昇天。 K君は月へ登ってしまい、影がK君を奪った。 シューベルトの「ドッペル・ゲンゲル」 哀れなるかな、イカルスが幾人も来ては落っこちる。 私も何遍やってもおっこちるんですよ。
0投稿日: 2022.09.05
