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海獣の子供(5)
海獣の子供(5)
五十嵐大介/小学館
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総合評価

31件)
3.8
6
11
8
2
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    壮大で荘厳。圧倒的で、よくぞこんな手に取れる媒体に収めちゃいましたねと、圧巻。 恐怖というより畏怖。 オカルト。 結論や結果を求めるような本ではないと思う。なので、ファンタジー的なものを求めて読むとがっかりするよ。  すごいなー。すごいなー。 命の生まれる奇跡。

    0
    投稿日: 2024.03.24
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    ・3回目くらいの再読。 ・海のすべてを描くつもりかってくらい凄まじい絵。特に最終巻の『誕生祭』、ページを埋め尽くすほどの大量の生物が縦横無尽に動き回って、もはや狂気。 ・「けっきょくあれは何だったん?」って要素がたくさん。でもそのもやもや感すら物語の底知れなさにつながるのでずるいな。 ・読むと海辺に行きたくなるいい漫画です。

    0
    投稿日: 2023.01.03
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    最終巻だけなかなか入手出来んかったから、思わず古書店で立ち読み。殆ど絵ばかりで展開するシーンも多く、流し読みだとすぐだった。絵は素敵だけど、内容は何だかよくわからず。

    0
    投稿日: 2020.01.07
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    とにかく迫力が凄かった!!あと、絵がとても綺麗。内容は私には難し過ぎて理解出来なかった部分も多いけれどそれでも面白かったし、また暫くしたら読み返したいなと思う作品。地球や宇宙や私たち生き物についても考えさせられ、おそらく考え方が変わりました。

    0
    投稿日: 2019.06.28
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    考えるな、感じろ…といわんばかりの迫力で描かれた誕生祭本番でした。色と音が加わったらどれほどの迫力でしょうか。アニメ映画版を見たくなりました。

    0
    投稿日: 2019.06.27
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    何度読んでも凄いと思う。圧倒されます。 でも、本当に分かってるの?と言われるとなにもわかってない。圧倒されるのみ。 大好きな世界。でも4巻までが特に好き。

    3
    投稿日: 2017.02.13
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    最後も難しかったんだけど、作品のなかでも語られていたような気がする、言葉では分からなくても、感覚では分かるような気持ちになる作品だった。でも線を描いていく過程って生命や世界の誕生に近いところあるのかもなぁ・・・。

    0
    投稿日: 2016.03.20
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    読み終わってポカ―(o゚Д゚o)―ンとしちゃう漫画。 自然とか命とかの中にはポカーンとしちゃうくらいわけのわからない大きな何かがあるのだな。 けっこうオカルト。 夜、一人で読んでるとちょっと怖くなります。

    0
    投稿日: 2014.01.28
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    最終巻。ようやく購入。 クライマックスとなる誕生祭「アレ」が描かれるが、その解釈は読者に委ねられる形に。ひたすら作者の圧倒的な画力で神秘的な場面が続く…結局アレは一体なんなのか…… 「一番大切な約束は、言葉では交わさない。」

    0
    投稿日: 2013.12.29
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    今の季節読むのがいいなァ。 深海ブームと、個人的に水族館行ったりあまちゃんにはまったり、海づいてる今だし。やっぱり好きだなあ。

    0
    投稿日: 2013.08.18
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    何とも不思議な話だった。 海の神秘が、言葉ではなく、画で描かれていた。 理解するというか、 感じる話。

    0
    投稿日: 2013.03.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「宇宙をひとつの生命体とするなら、海を抱く地球は宇宙の子宮である」という思想と、その思想を表現するのに十分な絵の力があってこの物語は成立している。 よく指摘されているように、これはエンタテインメントとしてのコミックの枠からはみ出しており、人間と地球と宇宙の関係を語る叙事詩になっている。 目に見える結論がはっきりと出されていないため(もし出せば自己矛盾を起こしてしまう)、難解だと受け取られがちだけども、これはもう「考えるな、感じろ」の世界だね。 「本当に大切な約束は言葉にできないもの」って何度も出てくるけど、それは言葉にすることによって、言葉で救いきれなかったものたちが削ぎ落とされてしまうからで、しかも削ぎ落とされてしまったものの方が本当は多いのだ。

    0
    投稿日: 2013.03.16
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    何が何やらーという感じではあったが、ともかくも大団円。 言葉にできない約束、というのは美しい概念だ。 「魔女」の再話でもある。

    0
    投稿日: 2013.03.07
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    祭は始まる 【内容】 ついに「それ」は始まる。 特等席にいられたのは琉花ひとり。 そして「海」は「宇宙」になった。 【感想】 こういう感じの話だろうと期待し、そういう内容になった。 その意味では予定調和とも言えるのだけれど、でも圧倒された。 ひとつは絵の力。 そして世界と物語の豊穣さ。 結論めいた描かれ方はしなかったのでひと安心。 これで何度も再読できるかもしれません。 (2013年01月13日読了) 簡単なリスト 【アヅミ・マサアキ】琉花の父。今は別居中。水族館員。 【アングラード】若い学者。一見女性のようだが男性。彼の考えではアングラードも琉花ももしかしたら間違って人間の世界に生まれてきたのかもしれない。お守りにいわくありげなオルゴール。《僕はただ、特等席で最後まで見届けたいだけだから。》(3巻)。《僕はごらんの通りおしゃべりだけど、言葉のない世界を持っている。》(4巻p.320) 【隕石】海と空は「ヒトダマ」と呼んでいる。海の生物になんらかの影響を与える。ある夜落ちてきた隕石は空が回収し、琉花が受け継いだ。 【海】東京湾で琉花と出会った少年。空とともにジュゴンに育てられたらしい。空を飛ぶように泳ぐ。皮膚が乾燥に弱い。 【海の幽霊】琉花がかつて水槽で見たことがあり、海や空が追っているなにか。 【江ノ倉水族館】琉花の父やジムがいる水族館。母もかつてここで働いていた。 【女】女の体は彼岸からこっち岸へ生命をひっぱり出す通路なんだから。(byデデ 4巻p.85) 【海獣の子供】世界で時折発見される。ジュゴン(と決まってるのかどうかは不明だが)に育てられる。どこから来たのか不明。最後は消えてしまうようだ。 【加奈子】琉花の母。美人らしい。元水族館員。実家は九浦の海女の家系。「世界を割合の通りに見てるだけなのに、どうやら他の人たちは違うらしい・・・」(4巻p.88) 【死】人間だけが「死」までの区切られた時空に閉じ込められている。(by空 4巻p.299) 【ジム・キューザック】タトゥーがステキな爺さん。海と空の保護者。科学者。「星のうた」の意味を知りたくて世界をめぐっている。人間という種族の科学者として、言葉を使う者として、海・空を研究している。《ジムってどっか閉じてんのよね》(by水族館員 2巻) 【空】海とともにジュゴンに育てられたらしい。ちょっと皮肉っぽい。自分たちのことを知りたいと思っている。できれば生き続けたいと考えているフシがある。海のことが一番大事。 【台風】精霊の船。なんでも運ぶ。 【デデ】海・空を「発見」した婆さん。当時はゴンドワナを研究していた。ジムいわく「医師にして呪術師、占い師にして航海士」。本人いわく「海のなんでも屋」。夫は偉大な数学者であるグレゴリ博士(グリーシャ)。少年の頃彼女に出会ったアングラードはけっこうな影響を受けたのではないかと思われる。個人的にはわりと近い考え方の人なので共感できる。 【特別】今わたしたちのまわりにある全ての存在は、世界が生まれたときからきっかり同じだけの時間を経てここにある。/みんな対等だと思うけどね。(byデデ 3巻204p.) 【ビーナス】と呼ばれているかどうかは不明だが、女性の姿のような模様のある巨大なザトウクジラ。なにかを見透かしているようだ。 【見る】見た事でこっちのチャンネルが変わる事もあるかもしれない。(byジム 1巻301頁) 【琉花】主人公。運動能力は高いが気が強くて乱暴で無愛想。かつて水族館の大水槽で幽霊を見たことがある。なぜか海や空とのシンクロ率が高い。《お前だけだ。何も役割が決まっていないのは》(by空 2巻)

    1
    投稿日: 2013.01.13
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    謎と神秘に包まれた海洋冒険譚、ここに完結。 丁寧に描かれたコマの1つ1つに吸い込まれそうになります。

    0
    投稿日: 2013.01.10
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    1~5巻で完結、全部よみました。 人間と海の関わり。 美しく巨大で謎に満ちた神秘の世界。 画の表現力がすごい。 白黒で限られたコマ割りスペースなのに、 海の大きさ、静けさをイメージさせるスケール感がある。 やっぱり自然ってすごいよな、って思わせられました。

    0
    投稿日: 2012.12.26
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    カクカクしていない生っぽい線で描かれる画は観て楽しめた。 けれど、だんだん抽象的というか哲学的になってきた物語のほうは、正直厳しかった。 それを楽しめる余裕がある時にまた読み返したいです。

    0
    投稿日: 2012.12.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読みたいと思ってから 4ヶ月。 やっと借りて1ー5巻を読んだけど わかったような わからないような。 一番大切な約束は 言葉では交わさない。

    0
    投稿日: 2012.12.15
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    読み進めるうちに自分も海に潜っているような感覚になっていく。終わり方は意外とあっさりしていたが、五十嵐さんの作品は思想と事象の結びつきが楽しいので何回でも読めてしまう。早く次回作が読みたい。  

    0
    投稿日: 2012.11.29
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    自分たちが大きな何かの一部。みたいな考えをしたことある人は少なくないと思う。 そんなことを突き詰めて考えたことのある人には受け入れやすい話かもしれない。 また、物語としては途中の挿話のはさみ方や絵の迫力など素晴らしい。 こんな風なマクロな世界があるのなら、自分の中にミクロな世界があって、よく歌う鼻歌が身体に響いて『ソング』として扱われてるかもしれない!  解釈は間違ってるかもしれないが、誤解を恐れずにいうと「人間よ奢るな」って話かな?

    0
    投稿日: 2012.10.13
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    ストーリーではなく、一種の詩や思想書のようなつもりで描かれた作品。言葉では到達できない真理について、随所でほのめかされる。その意味で神秘主義的である。

    0
    投稿日: 2012.09.13
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    私は海で泳ぐのがあまり好きではありません。でかくて、深くて、生き物がいっぱいいて、計り知れないところが怖いからです。でも遠くから眺めるのは好き。 大胆な構図と、美麗なイラストで、そんな海の恐ろしいまでのスケールの大きさと美しさが表現されていました。ああ南の島に行きたい…。

    0
    投稿日: 2012.09.09
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    前巻から3年のブランクを経て完結。ここまでの話をすっかり忘れてしまったけど、それはもうどうでもいい。みんながみんな訳知り顔で自然を語り、なにかそれっぽい事象が起きるだけでそれ以上はない。葛藤も軋轢もなく、自然礼賛だけが無条件に正とされるというのはしんどい。

    0
    投稿日: 2012.08.15
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    やっと最終巻です。あまり考えずに、絵を堪能しました。海イコール子宮とする物語は多いですが、圧倒的スケール感を楽しめました。

    0
    投稿日: 2012.08.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

     最終巻。  こんなに理屈っぽい話だっけ? こんな絵だったっけ?と読み終えた後1巻から読み直して見たけど最初からそうだったww  壮大な物語は、時間を掛ければ掛けるほど、読み手が「ものすごいエンディング」を脳内で作ってしまうなぁと。  語られないものに意味があるのは「魔女」と同じだけれど、私は通じない齟齬ばかりの「言葉」が好きだなぁと思った。

    2
    投稿日: 2012.08.03
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    完結です。漫画として成り立っているかは意見の有るところだが、一人の作家の作品としては素晴らしいものだと思う。宮崎駿がたどり着いたように、語らずとも心に響く絵を描く事が作家性であるのならば、この一冊は成功しているのだろう。しかし、万人に受け入れて貰えるか、前四冊をまとめる一冊と考えて貰えるかは別だろう。今作の途中に描いたSARUでの経験が結実したのだろうか。 こう言う作品は体力使うね、読むのに。

    0
    投稿日: 2012.08.03
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    "誕生祭"の後の琉花が川島海荷にしか見えない! あと、スピリチュアルに伏線を回収しなくてホントにホッとした。

    0
    投稿日: 2012.08.02
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    おお!堂々完結!!もはや5巻は漫画と呼べるのか…(笑)壮大な世界が描かれている。る。る。ら。大好きな作品。ただ、なんだかメンインブラック見たくなった(笑)

    1
    投稿日: 2012.08.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    圧倒的な。ひたすら。 魔女の、ペトラ・ゲニタリクスと話自体は変わらないような。 とてもよかった。

    0
    投稿日: 2012.08.01
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    魔女まではなんとか理解できたけど、これは難解です。絵を堪能する物語なのかな。 それにしても普通サイズの漫画単行本が一冊750円とは。デフレの世の中で書籍価格だけインフレしすぎだろうと思う。

    0
    投稿日: 2012.07.31
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    海を持つこの地球は宇宙からすれば子宮なのかもしれない。 空と海は表と裏、その間の陸にいる僕たちはその狭間で一生を終えていく。生命は海へ、空に流れては繋がっていくのだろうか。 五十嵐さんの漫画の中にある世界の秘密、不思議は読むものの核に呼応するような気がする。

    0
    投稿日: 2012.07.31