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ヒヤマケンタロウの妊娠
ヒヤマケンタロウの妊娠
坂井恵理/講談社
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総合評価

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    男が妊娠するマンガは寿たらこ「セックス・ピストルズ」という前例が既にあって、それはBLなんだが、このマンガは それを女性目線で綴り直した感じ。

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    投稿日: 2022.12.22
  • 男が妊娠する時代がきたら!?

    独身の主人公(男)が妊娠して出産するまでがオムニバスで演出されていきます。 あり得ない設定ですが、計算された構成がリアルさを演出してくれています。なので読んでみると、ドタバタコメディというよりも、笑いありの体験記といった印象を受けました。 シングルで妊娠したOL、全く妊娠中の妻を気遣わなかった夫、妊娠を経験した高校生男子‥.など、様々な立場の人間が妊娠と出産について考えていくので、一冊でエッセイを読んだような満足感を得られます。

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    投稿日: 2016.08.04
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    当事者じゃないと分からないツラさとか、不安とか、きっとちゃんと描かれてるんだと思う。 産む生き方、産まない生き方が、女性だけの選択肢じゃなくなったら、世界は変わる...のかな?

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    投稿日: 2013.11.03
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    男性の妊娠メカニズム云々の説明はないが、スルッと読んだ。ジェンダーとか不妊とかデリケートな内容を軽く?読ませるのはお見事。主人公が『妊夫』である事を除けば、妊娠初期から出産まで家庭や職場でのメンタル面の変化がわりとポジティブに描かれてて(むしろポジティブ過ぎ?)前向きな気持ちにはなる...んだが、天邪鬼な私は男性作者(視点)で、妊娠メカニズムとか、人口の変動とか、日本の少子化がどうなるとか、近未来SF的なのが読みたいようなw

    1
    投稿日: 2013.06.12
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    男が誰の子だと男自身の腹に問いかける羽目になるというこのマンガ。そして、妊娠はどうしても社会の中ではマイノリティーな存在に追いやられるものなのだと見える。 しかし、ヒヤマケンタロウはとても前向きで積極的なのだった。

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    投稿日: 2013.04.10
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    友人から借りて。 タイトルを見たとき「とうとう川原泉の言ってた世界が現実となったか!」と私の心が期待と驚きに満ちました。 『笑うミカエル』の『夢だっていいじゃない』で史緒さんが「男にも生理があればいいのに!そしたら妊娠する確率も半分」みたいなことを言ってて、その史緒さんの発想が現実になった場合を描いたこの作品。 コメディかなと思ったら全然違って真面目な内容だった。 なぜ男が妊娠するようになったのか生物学的なことが明らかになってないところが残念やったし、男の妊娠に対してマイナスの立ち位置にいた桧山が積極的になっていったのが急な展開だなと思った。まあ一冊で完結だからかな。 性格が柔らかくなったよね。 一つ一つの話が考えさせるようにできている。 いろいろな形で妊娠をテーマに描いていて、子供ができない人、中絶した人、子供が嫌いな人。「妊娠・子供」一つを軸にこんなにもいろんな面からみられるんだね。 この漫画、まだでたばかりだから知名度が低いと思うんやけどじわじわと人気というか評判になるんじゃないかな。

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    投稿日: 2013.02.14
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    男性も妊娠する世の中になり(生物学的な理由らしいが詳細は不明)、妊婦や育児中の大変さを訴えるストーリー。なんか、説教くさくてダメだ。設定はいいのに笑いポイントがないからなー。

    1
    投稿日: 2013.02.10