中国の春秋時代の話。「風林火山」で有名な孫氏の兵法を残した孫臏が主人公。 フィクションが大分あるようですが、孫臏のキャラが良いです。普段はぽーっとしていますが、いざとなると深謀をめぐらす。ただの良い人ではないです。強い覚悟が表に出るシーンはかっこ良い。

孫子(孫武)の子孫孫ピンの偉人伝。 かなりのマイナーどこなので評価したい。割りとシビアな書き方なので青年誌向き。 行く先々で女の子と仲良くなるストーリー？

孫子といえば世界一有名な兵法書の著者孫武ですが、この物語の孫子はその血縁のもう一人の孫子、孫ビンのお話。孫子の兵法を活用し、戦国の世の活躍を描きます。 戦史ものの漫画が好きな自分にとっては非常にそそる題材なのですが、どう評価してよいのか、とても悩ましい作品になっています。 まず戦史ものというとやはりその華は国家間での戦略や、戦場での敵将との駆け引き、相手の裏をかく戦術になると思います。特にこの作品は「孫子」を題材に扱っているわけで、その期待は他の作品以上にあると思いますが、この作品では地形や砦等の状況を生かした装備や兵器の開発が重要視されています。兵器の開発、その運用法は重要な戦略、戦術であるのはわかるのですが、この作品ではその場その場で孫ビンが考案したものとして突然登場するため、私が思う戦史ものの醍醐味とちょっと違う感じを受けました。 また主人公側の味方の登場人物は無意味なお色気キャラや、線の細い少年キャラ等が精鋭として活躍し、その著しくリアリティのない人物たちによって台無しになっている部分があり、激しく違和感を覚えます。 じゃあ面白くないのかといわれると、困ったことにそうでもないです。敵側の登場人物は化け物揃いの上、数も多く強大で、その攻勢を防いでいく展開は見どころも多くて面白いです。 このレビューを書いている現在までに15巻まで既刊しており、なんだかんだ言いつつも全部読んでますが、この作品を一言でまとめるとすると「ちょっともったいない」です。

古代中国ものといえば三国志が有名ですが、このお話はその三國志より数百年ほど遡り、紀元前360年くらいのようです。 ReaderStoreが期間限定で無料配信していいたので読ませていただきました。 史実に基づいた話というより架空の色合いが強いとWikipediaにはありますので、そのつもりで読んだ方が良いと思います。 孫子の末裔が主人公という設定なので、当初は諸葛孔明やカルタゴのハンニバルを想像していましたが、 まだ１巻しか読んでいない事もあり、今の時点では、女子供だけの村を数十～百くらいの海賊や盗賊をやっつけるといった話が多いです。 最初の数ページで膝蓋骨を抜かれた主人公が登場して、ちょっと自分には無理かも…と思いましたが、中身は痛快な戦記モノだったので、最後まで一気に読んでしまいました。

歴史ものというよりは、少年漫画的ステロタイプな主人公を、申し訳ていどに中国史風味にアレンジしたといったところか。衣装などの再現は漫画だから目をつむるにしても、キャラクターもストーリーも普通すぎて、漫画として単純につまらない。 孫子に興味があるなら、海音寺潮五郎の「孫子」を読んだほうがずっと面白く、ためにもなる。

期間限定の無料に釣られて読んでみました（レビューはこちらの有料で載せてますが）。 一時期雑誌掲載されているものを読んでましたが、いま読み返しても面白いです。 軍略もいいですが、主人公の戦いに対する姿勢なんかは結構好きです。 値段も紙媒体より断然安いのでこちらで出ている分を一気に読みたいと思います。

孫子の‘子’は、先生という意味ということを、人様のレビューを読んで初めて知りました。てっきり人名かと思っていたら、孫先生って意味だったのか！

漫画ミュージアムにて。 おもしろい。孫臏のおはなし。 女装して、狄だましたり、狄の軍勢に馬車で突っ込んだりする。 性描写もちゃんと逃げずに書いているところも好感。

1x歳ショタ、両足失くしちゃったけどがんばるよっ！！ ………美少年だったのは本当。 何かとビジネス書に取り上げられる中華古代の兵法書『孫子』の著者の一人・孫ピンが主人公なんですが優男というか見た目ショタ。 あと当時の刑罰で両足の膝の骨を切り取られたそうです。 な、なんとなく今後の展開が史実通りな気がして続巻買うのをためらうんですが…… まあ美少年なんで…楽しみである……

TUTAYAレンタル スーパージャンプで割とカラーやら表紙やら描いてるから 評価されてるのかな？と思い読んでみる事に。 史実上の人物”孫臏”の生き様を漫画化 この”臏”というのが、膝の骨を抜き、歩けなくする刑罰で それを受けて”歩けない”状態で、かつ顔には在任の刺青をされており 全うな人として扱われない立場でも、人の為、世のために 頭を使って立ち回り、戦を勝ち抜いていくような英雄譚な話っぽい。 読み応えもあり、次どうなるの？みたいな展開もあり わりと楽しめそうなので、また次も借りてみよう。

スージャンでリアルタイムで読んでいるので，単行本を買っていなかったが，やはりこれは買うことにした。 いま「キングだダム」についで楽しみにしているマンガだ。