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生贄のジレンマ<上>
生贄のジレンマ<上>
土橋真二郎/KADOKAWA
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総合評価

31件)
3.4
4
11
7
5
1
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    海しか見えない景色には飽きないよ! 同じ景色は予想以上に精神を疲弊させないよ! なので が出る本には本当に萎える… やっぱりバトルロワイヤルを越えるのは無理そう。 ちょっとくどいから続けて読むのがしんどい… キャラが全員うざく、会話文が硬く いつの時代の人だよっ。

    0
    投稿日: 2018.05.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    知恵袋で、貴志作品が好きならこれもお勧めと書いてあり読了。 貴志作品ほどのスリルや世界観の作り込みはないものの、テンポよくさくさく読める。

    0
    投稿日: 2017.10.07
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    ゲームの設定に多少辻褄があわないのでは?と思うところもあったけれど、程よく楽しめた物語だった。 篠原純一を中心に物語は展開していくが、そこには目には見えない積み重ねられた「絆」が重要になってくる。 思い返すと、純一を助けようと動いた・・・もしくは助かってほしいと願った・・・人たちは皆、純一と教室外で個人的な繋がりがあった人物ばかりだ。 逆に言えば、それ以外の人物とは人間関係を積み重ねる時間を作ろうとしていなかったことになる。 追い詰められた状況下では、人は親しい人間から助けようとするのではないか。 担任教師が最後に会ったときに純一に告げた言葉が、そのまま人との関わることの大切さを示唆しているような気がした。

    0
    投稿日: 2017.02.16
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    【『殺戮ゲームの館』の著者・土橋真二郎が、ジレンマの本質を世に問う問題作!】 「今から3時間後にあなたたちは全員死にます。ただし生き残る方法もあります、それは生贄を捧げることです――」  卒業を間近に控えた高校生の篠原純一が数週間ぶりに登校してみると、何故か校庭には底の見えない巨大な“穴”が設置され、教室には登校拒否だった生徒を含むクラスメイト全員が揃っていた。  やがて正午と共に何者かから不可解なメッセージが告げられる。最初はタチの悪いイタズラだと思っていた篠原たちだが、最初の“犠牲者”が出たことにより、それは紛れもない事実であることを知り……。『殺戮ゲーム』の著者・土橋真二郎、待望の最新作!!

    0
    投稿日: 2014.12.10
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    本屋に行って、とにかく何か本が買いたくて、ポップを見て買いました。 バトルロワイヤルをどうしても思い出してしまう。 向こうの方が殺し合いをする、という点で緊迫感が半端なかったけど。 この子達のような状況になったとき、クラスにあんまり溶け込んでなかったり、休みがちだったり非協力的だったりする人が投票で選ばれるのは、まあ仕方ないことなのかと。 だから篠原くんが東山くんに言われたことでショックを受けてましたが「いやいや、あんたしゃーないでしょ」と思ってしまった。 私がこの中にいたらどうか……。 まあ、絶対生贄に志願はしないかなあ。 投票も、一番目とか二番目に選ばれるということはない(と思いたい)けど、人数が減っていったら、今に選ばれてしまうくらいの存在だろうなあ。 それにしても重要人物に女子が多すぎ。 この設定だけで上中下まであるなんて、続くの…? と思ってましたが、まだまだ篠原くんとレイの関係とか、謎が多そう。

    0
    投稿日: 2014.01.21
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    囚人のジレンマをモチーフにした頭脳戦のバトルロワイヤル というようなテイストで、最初にほとんどルールが明かされないため 今行われているゲームがどういうルールで何かゴールで どうすれば生き残れるのか?というところを探っていく・・・ というのが上巻での内容。 ただ、心理描写を丁寧に描いているのはわかるのだけど 同じような思考のループを繰り返し描く形になるので 冗長に感じられる部分も多く、もう少しすっきりできなかったのか という不満も残る。 よく考えられていると思えるだけに(今のところ) それが少し残念だった。

    0
    投稿日: 2014.01.07
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    リアルな高校生の心境を描いているなぁと思いました。私も、同じ状況下に置かれたら集団行動しか出来ないと思います。まだ社会に出たことのない彼らが、生き残りをかけて必死に思案していく姿。応援したくなりました。 ゲームの設定もすごく面白いです。ただ、ちょっと雑すぎ?(笑)というところもありますが(笑) ラストの終わり方、どうなっているのかなんとなく想像はできますが早く続きが読みたいです!

    0
    投稿日: 2013.12.02
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    http://www.youtube.com/watch?v=JhOM0w-lS68 ライアーゲームとかカイジとかと近いジャンルかもしれない。 題材自体は悪趣味かもしれんけど、心理学の要素が混じってて、意外に頭脳戦だったりする。上中下でボリュームがあるけれど、読み応えあって二重丸。

    0
    投稿日: 2013.11.05
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    設定が秀逸 ただ、突飛な部分もあるけど、上巻なので伏線の回収に期待 囚人のジレンマを元にしているけど 集団でやったら実際はどうなるのかね

    0
    投稿日: 2013.07.23
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    1/3も読まない内に断念してしまった。 主人公をハーレム状態にしたいのだろうか。周りが女性キャラばかりのような気がする。 ライトノベルを読み慣れない人にはオススメできない。個人的に、登場人物たちの会話に違和感を感じた。

    0
    投稿日: 2013.07.13
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    上中下巻。 薦められて読みはじめたら止まらなくなり一気に読了。 普段読まないジャンルのせいか設定が新鮮。 あまり魅力が感じられない登場人物たちと、突っ込みたくなる矛盾点はなんとか許容するとしても、誤植の多さが残念すぎる。

    0
    投稿日: 2013.07.07
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    学校に閉じ込められる生徒達。 追い詰められた生徒達の心理描写とかは相変わらず上手い。タイムリミット直前はこっちまでハラハラしてしまう。 しかし「殺戮~」の時と会話の流れやキーとなるセリフが同じだったりするところがあって、いまひとつはまりきれないところもあった。 あと上中下と3冊構成なのもちょっと長いなあ……、と思ってしまうのだけど、上巻がすげえところで終わりやがったので、中巻の冒頭だけでも早く読みたい。そしてそのままズルズルと読んでしまうんだろうなあ……。

    0
    投稿日: 2013.06.23
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     学校に閉じ込められた高校3年生の生徒たちが、生贄を捧げなければ全員死ぬ、というゲームに参加させられる話です。  上中下と全3巻の構成になっています。正直、こんな内容で3冊分も語ることがあるのかと、読む前は思っていたのですが、人が死ぬということよりも登場人物たちが恐怖する様子やどうすればいいかと迷う様子が多く書かれていて、この上巻はこれから大きく物語が動き出すといった感じのところで終わりました。  主人公は出席日数ぎりぎりまで学校をさぼり、いろいろなところに旅行に行っていたのですが、そのためにクラスで疎外感を感じてしまいます。そういったことに思い悩む様子が書かれていて、ただ人が死ぬだけの話でもないな、と思いました。

    0
    投稿日: 2012.10.24
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    ある日学校に召集された卒業目前の3学年全クラスを対象とする、 互いの命をかけての理不尽なジレンマ生存ゲームが開始される。 上・中・下全巻了読後の感想になります。 この手のストーリーは嫌いではないのですが、ゲームが行われるに至った経緯や動機、真意や実行犯の存在などを最後まで明示せず、かといってそれがストーリーに深みを出しているとも思えず・・・。 上巻より開始された生存ゲーム自体は、心理的ジレンマを駆使した様々なゲームによる生徒同士の心の葛藤を上手く表現していたのですが、それを中・下巻とひたすらに描き続けており、正直読むのが億劫になってしまった点が頂けません。 総評として、ジレンマの表現は良かったがストーリー構成が甘く、ゲームの真意について被害者生徒の個人的見解のよる想像解釈しか描かれておらず、そこがマイナスポイントでした。

    0
    投稿日: 2012.10.22
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    集団の中で、誰かが生贄として立候補、もしくは多数決による指名によって死ななければ、全員死ぬとしたら、どうやれば「自分は」生き延びられるのか、という話。 途中まではすごく面白かった。後半が失速したのが惜しい。

    0
    投稿日: 2012.09.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なかなか楽しめたので早めに中を買って来たいと思った。 ちょっとどのキャラも酔っている感じがするなぁと思った。 そんなにも集団行動をするだろうか?とか。 意外にパニックになっていないのも気になるところ。 上、下巻だと思っていたら中もあるらしくこのままだらだらは続いたらイヤだなぁと思った。 あと女性キャラの個性が強いというか何か個性を出そうとしすぎていて空回り感がある。あまりかわいくはない。

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    投稿日: 2012.06.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    土橋さんはこういう緊張下での心理描写がとてもうまいと思う、最近の作品はあまり好きではないけれど、このころの作品はホントに良い 主人公の奔放さはどうかと思うけれど自分もあんな状況になったら同じような心理状態になると思う。あんな気まずい教室に戻れるわけ無い、でもそれはやっぱり逃げてるってことになるんだろうか。

    0
    投稿日: 2012.05.21
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    上と下を買って、上を読み終わり、あれ?っと思った。 間には中がありました。古本で確認せずに買ったためです。 中と下は読むのをやめました(笑

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    投稿日: 2012.03.09
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    自分の命が一番大事。そのために他人を殺すのさ。ああ~♪いけにえの、いけにえの、尊さなんて紙切れと同じ。犬以下さ。

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    投稿日: 2011.11.15
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    誰かの命を犠牲にしなければ、生き残ることのできない理不尽なゲームに、少年・少女たちはどう対処していくのか?先がすごく気になって、一気に読んでしまいました。

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    投稿日: 2011.10.25
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    某所で絶賛されてたので読んだが、正直魅力を感じず1巻で切った。3巻まで読んだら凄いんだって!ということなら改めて読むが、そういう話もあまり聞かないし、そこまでする作品とも思えない。

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    投稿日: 2011.10.17
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    『今から数時間後にあなたたちは全員死にます。生き残る方法は生贄を捧げることだけ』 ナンセンス。 一笑に伏すのは簡単だ。 卒業を間近に控えた高校三年生が学校に拘束され、上述のルールを強要される。 ありえない。 現実的で常識的な目で見ればあまりに突飛な設定は興冷めを呼ぶだろう。 だからこそ、面白い。 ありえないから面白い。 そんな場に自分の感情を移入できることが楽しいのだ。

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    投稿日: 2011.07.20
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    ジレンマの中で何人生き残れるのか、それとも全員が死ぬまでこのゲームは進むのか。次の巻に読み進めたい。

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    投稿日: 2011.05.14
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    ■「今から3時間後にあなたたちは全員死にます。   ただし生き残る方法もあります、それは生贄を捧げることです――」 卒業を間近に控えた高校生の篠原純一が数週間ぶりに登校してみると、何故か校庭には底の見えない巨大な“穴”が設置され、教室には登校拒否だった生徒を含むクラスメイト全員が揃っていた。やがて正午と共に何者かから不可解なメッセージが告げられる。最初はタチの悪いイタズラだと思っていた篠原たちだが、最初の“犠牲者”が出たことにより、それは紛れもない事実であることを知り……。

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    投稿日: 2011.03.29
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    閉鎖空間でのゲーム。 ゲーム理論がふんだんに盛り込まれ、大変おもしろい作品。 この手の設定が得意な作家なのでしょう。

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    投稿日: 2011.03.08
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    久しぶりの上中下巻の大作ですね。今まで読んだ 土橋作品nスタイルはそのままの人の生き死にの かかったゲーム性の高い作品。敢えてなのか、 これしか書けないのかは分かりませんが基本設定は ここまでは一緒ですね。まだ上巻という事もあるのか ルールはかなりシンプルで分かり易いです。 なのでその分読み易い。 上巻ではルールと登場人物の設定と人間関係の 伏線を張ったところでしょうか? これからの展開で極限状態における人の 弱さと悪意と正義感と個人の意識と...様々な 事がダークなトーンで展開されるんでしょうなー。 集大成的な展開を期待しつつ中巻へ。

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    投稿日: 2011.01.22
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    おもしろい!最初は「バトルロワイヤル」みたいだと思ったが、ゲーム理論に基づく展開だった。つづきが気になる! 自分ならどう行動するか…というのを極力考えないようにしている自分がいた。考えると頭の奥、胸の奥が痛い…。

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    投稿日: 2011.01.01
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    突然、教室に集められた学生。 教室は今までとは違っている。 黒板も、ロッカーも。 校庭には謎の穴がある 誰もが新入生のために変えたんだと思っていた そして、唐突にゲームが開始される。 ルールは簡単。 生贄を捧げれば他の人は少し生きながらえる。 生贄の捧げ方は自発的に穴に身を投げるか、投票で決めるかどちらか。身を投げた方が他の人が生きながらえる時間は長い。 さて、どうするか。 そんなゲームを描いた作品です。 ただ、内容の割には長いかなぁ つまらないわけじゃないんだけど、ちょっとなぁという感じ 発売時期が分散したということもあり、間に他の本を挟んだというのもありますが。。。 結末もえらくあっさりと終わったなぁという感じでもう二押しぐらい欲しいとおもいました。

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    投稿日: 2010.12.29
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    自分が生き残る為には他人を生贄として差し出さなくてはならない中で、他人が出てくれた事に安堵してしまう自分、矛盾した社会の中での心の動き方、集団心理など共感出来る点がたくさんある。面白かった。続きが楽しみ。

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    投稿日: 2010.11.24
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    常にみんな混乱していて終わった。今回では、主人公だけでなく、周りにいる人の心理描写も描かれていた。次を早く読みたい。

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    投稿日: 2010.11.22
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    筆者の処女作である扉の外のテイスト色濃い本作品。当時より明らかに技量が上がっています。個人的には、モロに作者の感情吐露のような表現の連続だった初期テイストも好きですが・・・。先が気になってどんどん読み進めてしまいます。時間がある時にまとめ読みを!僕は徹夜になってしましました・・・。

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    投稿日: 2010.11.03