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カスタム・チャイルド
カスタム・チャイルド
壁井ユカコ、鈴木次郎/KADOKAWA
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総合評価

44件)
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16
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    この頃の壁井ユカコ氏の作品が好きすぎて、何度目か分からないくらいの再読。遺伝子操作技術が発達して生まれてくる子供の髪や目の色を自由にカスタムできる時代、という設定にも惹かれるし、何より三嶋とマドカのキャラクターが好き。壁井ボーイズの鎖骨浮いてる感、穏やかだけどちょっと喉のあたりでごろつくノイズを含む耳心地良い声と喋り方、好きな人はたまらないと思います。読点が少なめで一息で追うような流暢な文章と近未来的でありつつ退廃漂う文章も良い。キーリと併せてオススメしたいライトノベル。

    0
    投稿日: 2021.07.28
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    遺伝子操作が自在におこなわれるようになった世界の物語です。 大学生の三嶋行祐(みしま・ゆきひろ)の部屋に、一人の少女が居候を始めます。彼女は、「ダーウィンズ・ヒル」グループのトップである総領家の娘・総領マドカのクローンC4でした。 オリジナルの総領マドカが難病に倒れたため、C4の身体が利用される時が迫っていたある日のこと、C4は総領家からの脱走を試み、行祐のもとにたどり着きました。 こうして、行祐とマドカの共同生活がはじまりますが、C4の行方を追う総領家の手が彼らに迫ります。行祐の知り合いでスラムで生活しているセイドウとメッキが、金一封欲しさにマドカの身柄を取り押さえ、行祐は総領家の長男・総領晴継(そうりょう・はるつぐ)に叩きのめされます。 こうして、マドカの身柄は晴継の手に渡ることになりますが、晴継が行祐を傷つけたことを知ったマドカは、自分の身の危険を顧みず、いきなり晴継にカッター・ナイフを突き立てます。怒りに我を忘れた晴継に殴られて大けがを負ったマドカは、行祐に助けを求めます。行祐はマドカのもとに駆けつけますが、やがてマドカは命を落としてしまいます。 こうして、C4の遺体は総領家に引き取られ、彼女の身体はオリジナルのマドカの病気の治療に利用されることになりました。ところが、マドカに移されたC4の身体は、行祐と過ごした日々の記憶を残していました。マドカはその記憶をたどって、行祐のもとに現われます。 続編が出ていないので、行祐の母や、彼の親友のススキ家の問題が積み残されたままになっているのが、すこし残念ではあります。

    0
    投稿日: 2019.12.14
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     舞台は1970年代に遺伝子産業革命が起こり、異常なまでのスピードで遺伝子工学が発展した現代日本。  ノリとしては三嶋と少女マドカの心の交流を描いた作品だが決してそれだけを主軸にしているわけではなく、むしろこの物語の主軸は遺伝子操作そのものではないかと感じた。  爬虫類マニアによって先天的にトカゲの鱗を持つことになった哲郎、親によって金髪碧眼に生み出された挙句気に入らないと捨てられたススキ、永遠の美しさを保つために遺伝子改造を行い続ける三嶋の母親。この他にも大勢の遺伝子改造に囚われた者達が登場する。彼らはただ日常の風景としてそこに存在している。私には三嶋とマドカの物語もその日常の一片に見えたのだ。  三嶋とマドカの日常風景の鍵となっているアパートの4階にあるコンクリート剥き出しの殺風景な部屋。普通はそんな部屋に対して心を寄せたりはしないのだが、作中では陽さえ当たっていなければ床は冷たくて夏場はそれなりに過ごし易いと述べられている。そんな部屋に二人は寝転がって悠々自適に生活していたのだ。冬場はきついようだが、そんなことも気にならないぐらい二人にとっては心地良い空間だったのかもしれない。  ただ、残念に感じたのは色々な要素が詰め込まれすぎていて、通して読んだ時に一つの話として認識しにくかったという事だろうか。とはいえ、色々と無理のある設定が多いような気がするものの全体的に好印象な作品だった。

    0
    投稿日: 2016.01.31
  • 傑作SFとして始まり、純愛小説として終わる

    半分ほど読み進むとタイトルの意味が見えてくる。 2/3ほどいったところで傑作SFが完結。 最後には純愛小説として爽やかにフィニッシュ!

    1
    投稿日: 2013.12.30
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    いけない。 年末年始の休みを良いことに、積み本がなくなってしまう。 それはさておき この話はメディアワークス文庫で再版されたと認識しているけれど、それは稀な例であって、当時電撃文庫で出版された、ちょっとダークな、萌えみたいな物を含まない作品ってのは、多くそのままになっていると思う。ちょっとしたペーソスを感じさせるようなものというのも(この話を含め)あるけれど、そうは言っても、コメディではなく、普通にアクションだったり、ホラーだったり、SFだったりしていた感じ。それはそれで、顧客層がティーンエイジャーだからといって受け入れられないだろうと考えるべき物ではないわけで、なんで今のラインナップってああも偏っているのかな?という感じがするわけだ。 そうでなきゃ売れないというのかも知れないけれど、なら、なんでそういうものしか売れないのかという疑問にシフトするだけで、ちっとも解決していない。 ということで、全然、本編とは関係ない感想を抱いてしまいましたとさ。

    0
    投稿日: 2012.12.30
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    遺伝子工学が発展した近未来を舞台にした話。 物語としての面白さは充分あるが、怖いというか気持ち悪くて受け入れられない。 仮想世界とはいえ、神の領域だと思う。 (図書館)

    0
    投稿日: 2012.12.25
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    すごく好きな題材でわくわくしながら読んでいました。 しかしあまり題材を生かし切れていないかな、と思いました。 異形の人たちのこととかそこらへんのことが中途半端になってしまったのが残念です。

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    投稿日: 2012.09.03
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    やっぱり壁井ユカコさんの小説は好き。 設定とかはけっこうSFなのに妙にそんな世界もあり得そうな気がする。 「自分の子どもの目や髪の色、性格が設定することができる」世界。 子どもたちは画一的に作られていくのにそれでもどこか枠にはまりきらない人たち。 個人的にススキ家のセイタくんとホタルちゃんとお父さまが好き。 ただ、今一つ鉄郎とかメッキがどういう立場なのかがわかりづらかった、、というか現在進行形でよくわかっていない; 読み直したらわかるかなー;

    0
    投稿日: 2012.02.18
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    「あのね、捜し物をしにきたんだけど、いちばん捜してるものが見つからないの。大事なものを捜してるはずなのに、何を捜してるのかわからない。わからないからそこに行けない。今、行ってあげなきゃいけないと思うのに、私、行ってあげられない……」 (P.349)

    0
    投稿日: 2012.01.12
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    遺伝子工学が発展し、子供の「デザイン」が可能になった仮想現代を舞台としたお話。 この仄暗さが好きすぎる。

    0
    投稿日: 2011.09.26
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    自分の状況に無関心な『ミシマ』が拾った少女『マドカ』。自分の事を話そうとしないままの彼女を巡る陰謀に巻き込まれていく。 遺伝子改造やクローン人間、けっこう好きな題材ですが、文体はあまり好みではなかったかな。異形の人間とかも出してるのに設定が生かしきれていないようだし。母親は怖かったけど・・・ ラストは順当過ぎて面白くない。まあ爽やかな読後感。

    0
    投稿日: 2011.08.02
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    切なくって苦くって。 壁井さんの独特な、ゆるやかに流れる文章が心地よいです。 個人的には征威さんがすきです!かっこいい。

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    投稿日: 2011.05.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    遺伝子工学が発展し、子供の容姿・性格が自由に決められるようになった近現代。訳あり家出少女マドカとゆるい大学生三嶋の物語。マドカかわいい!

    0
    投稿日: 2011.05.05
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    壁井ユカコ先生の作品ということで購入しました。 あまり好みな世界観ではないものの、それでも呼んでいると引き込まれ、最後まで楽しく読むことが出来ました。 イラストも好きです。

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    投稿日: 2011.04.23
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     人物をはっきり描くんじゃない、ぼかして曖昧にして・・・でも大切な所ははっきり残す。 壁井さんの世界観が大好きです。 欲を言えばもうちょい家族の会話?みたいなのが欲しかった。 マドカが可愛い。

    0
    投稿日: 2011.03.14
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    設定は素敵。ありそうでなさそうでありそう。キャラクターが活かしきれてない感じが残念。もっと長編にしたらいい、と思ってしまうのは同じ電撃文庫『デュラララ!!』シリーズのせいかしら。

    0
    投稿日: 2011.01.27
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    これ読んで壁井さんのファンになりました。 これ読んで壁井さんのファンになりました。 これ読んで壁井さんのファンになりました。

    0
    投稿日: 2010.10.26
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    最初から大体の内容と流れと結末までわかるし、もう決まりきった内容なんだけれど、こういうのはハマりますね。 少女マドカのツンデレっぷりが萌ゆる萌ゆる。 あれはどんな人間だって落ちますって。 きゅんきゅんしながら、楽しい気分で一気に読みきりましたv 肩の力を抜いて読書を楽しみたい方にお勧めの一冊。

    0
    投稿日: 2010.09.24
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    三嶋の前に突然現れた少女の夏と、そして冬 読了日:2008.04.22 分 類:ライトノベル ページ:410P 価 格:630円 発行日:2005年4月発行 出版社:電撃文庫 評 定:★★★+ ●作品データ● ---------------------------- 主人公 : 三嶋 行祐 語り口 : 3人称 ジャンル : ライトノベル 対 象 : ヤングアダルト向け 雰囲気 : 社会問題なんかにも向かいつつ 結 末 : まあまあハッピーエンド イラスト : 鈴木 次郎 --------------------------- ---【100字紹介】---------------------------- <遺伝子産業革命>以降、出生前の遺伝子操作によって 子供の容姿や性格等を選択できる生殖ビジネスが一般化した世界。 大学生の三嶋行祐は、雨の夜に拾った少女とともに、 発達した技術による悲劇に巻き込まれていく。 ----------------------------------------------- 第9回電撃ゲーム小説大賞にて<大賞>を受賞した、「キーリ」シリーズの著者・壁井ユカコによる単発もの。 「<遺伝子産業革命>以降、出生前の遺伝子操作によって子供の容姿や性格等を選択できる生殖ビジネスが一般化」するという、(しかも1970年代にこれが起きたらしいので、この舞台は、パラレルワールドの現在と考えられる)SFなライトノベル。総ページ数が400ページこえという、ライトノベルにしては大作です。 主人公は、大学生の三嶋。一応、無機材料工学の2年生。だけど、遺伝子工学の研究室に人体実験要員(?)として出入りしていたり。実家は富裕だけれども、色々と事情があって一人暮らしで、家に帰るのをあまり好ましく思っていない、けれど暮らしにはあまり困っていないし、ぼんやり生きている人。 彼の行きつけのお好み焼屋のバイトのススキも、実家に出入り出来ない少年。彼が生まれた頃は、金髪碧眼ベビーの全盛期だったので、ススキもまさにその「流行の容姿」。金髪にする遺伝子とか、肌を白くする遺伝子などはカタログ化され、生殖クリニックに出回っており、親はこのカタログの中から希望の要素を組み合わせて注文するのです。彼ら「カタログ・トランスジェニック・チャイルド」は、血のつながりもないのに容姿がそっくりな子供が、同じ世代に多く発生してしまうという、流行に流されやすい日本ならいかにもありそうだけれど、それは本人としてはどうよ?という子供たち。しかも、希望の要素がうまく発現していないという、親からの訴訟があるような…絶対ありそうな設定で。更に、この技術のせいで、ススキも相当なわけありの人で…。 更にこのお好み焼き屋には、遺伝子操作技術のせいで、もっと大変なことになっているスラム出身のトカゲな鉄郎や、カエル顔のメッキなどが出入りしています。 そんなお膳立ての中、雨の夜に拾われた少女は、カタログでは見かけない珍しい容姿の、恐らく「カスタム・チャイルド」。気付いたら居ついてしまった、わけありの彼女。幾つかの事件と、そして…。 設定が、技術的にありえるのか?というのはさておき、その結果として社会で起こるであろう現象や問題については、「あー、それってゼッタイありそう…」という感じ。きっと、そんな問題、起きてくるよ、と言う意味ではかなり「想定内」であって、大きな展開はある程度、最初に読めてしまうかも。白状しますと、そんな「明らかにこうなるだろう」が見えている割に、大きな流れはなかなか進展していかなくてちょっとだけイライラしたのですが、小さい要所要所が、いいところ押さえて来るなーという感じで、結構、楽しめました。 それに、文章のテンポが菜の花と波長が合っていて、個人的にはかなり好ましいです。シリーズ外作品では初めての著書ですが、是非、他の物語も読んでみたいな、と思います。 --------------------------------- 文章・描写 :★★★+ 展開・結末 :★★+ キャラクタ :★★★ 独 自 性 :★★★+ 読 後 感 :★★★ --------------------------------- 菜の花の一押しキャラ…総領 征威 「(二十代最後の夏がこれかー…)」(総領 征威) 出来るヒトほどツライ世の中です。

    0
    投稿日: 2010.07.31
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    カスタムチャイルド(2005年作品) 遺伝子操作が横行する日本?を描いた作品。 カエルだかトカゲなどの遺伝子が入った人間。 本体の臓器交換のために生かされている少女。 科学のその先を見る小説。

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    投稿日: 2010.07.09
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    最近出た「罪と罰」の方だと思って図書館予約したら、前に書かれたものの方でした(苦笑) 世界観は好みなのですが、もう少しカスタマイズすること、されることの親子関係みたいな話を期待していたので(「罪と罰」寄りの内容)、こちらはちょっと思っていたのとは違う話でした。

    0
    投稿日: 2010.04.29
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    作家つながりで読んだけど、この作品はあんまり面白いと思えなかった 続き?あるみたいだし読んでみよう

    0
    投稿日: 2010.01.31
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    基本的に壁井さんの世界観とか文の書き方とかは大好きだ。 映画とかのカメラほど登場人物を客観的に見てるわけじゃないんだけど、でも登場人物の心情とかを克明に書き出すわけじゃないこの距離感がいい。 こういう今の世界とはちょっと違う世界で、でもその世界の設定だけに頼って書ききろうとしてるわけじゃないところがすごく好き。 違う世界での日常、っていうのか。 これの前の作品のキーリとか、後の鳥籠荘にも通じるんだけど、壁井さんって無気力へたれがちょっとだけ自分のため(相手のためでもあるけど、それって自分のため)に頑張ってみるっていうのを書くのがすごくうまいと思った。

    1
    投稿日: 2010.01.19
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    ストーリーの雰囲気が好きです。 なんというか、この世界観もツボなんです。 もっと上手く言えればいいんだけど、上手く言えないっ; 買ったのは中学か…?高校だったか? 覚えてないけど、もう何回も読みました。

    0
    投稿日: 2009.12.20
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    当時は壁井・田上コンビじゃなくてショックを受けた記憶がある。しかし読んだらそんなこと関係ありませんでした。

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    投稿日: 2009.12.16
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    壁井ユカコさんの小説が物凄く好み。キーリもそうですが、区切れのあまりない文体と全体の煤けた雰囲気の物語がドストライクでした。ミシマカッコイイし・・・。

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    投稿日: 2009.11.23
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    世界を知らなかった少女と、 やさぐれた大学生の青年のお話。 ほたるちゃんが本当に可愛いです。

    0
    投稿日: 2009.09.11
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    “「おかえり」 「……ただいま」” 少し胸が痛みました。 でも、ハッピーエンドなんです。 ほんと、よかったです。 この終わり方。 マドカ可愛すぎ。 “「帰ろ」”

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    投稿日: 2008.05.20
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    壁井さんの描写が大好き。独特の世界観や、イキイキとしたキャラクター(ぐうたらしてるのもいるけど笑)が魅力的。

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    投稿日: 2008.05.11
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    ずっと読みたいな〜と思っていてようやく読んだ。結構ぶ厚い・・・。相変わらずこの著者の作品は世界観がたまらなく好きです。あと、キャラもいい。内容として目新しいワケじゃなかったけど、そういった世界観とかすべてがツボで引き込まれる作品でした。メッキらぶ。

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    投稿日: 2008.02.11
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    実はキーリよりも好きかもしれない。壁井さんの書くゆる〜い無気力キャラが好きです。短編集のような形で続編希望。

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    投稿日: 2007.09.21
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    出版社に限らず壁井さんの本は大好きです。 壁井さんの本は独特の世界観が特徴的。 何も起こらない時は本当に何も起こらなくて急展開する時はノンストップに急展開するんですが、この本は急展開多めだったんじゃないかな。 普通じゃありえない人たちばかりなのに、なぜかみんなに共感できる少しずれたキャラクターがステキな本でもあります。

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    投稿日: 2007.08.13
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    壁井さん好きはココから始まりました。 友達から借りたのがきっかけです。 結局買うくらい好きになって、出版されている本は全て持ってます。 番外編なんかもチョロチョロ集めてますが、集まるかなぁ…… 恋愛ものは壁井さんの作品しか読めなくなりました、ね…orz カスチャは三島×ススキとか妄想したり。(腐ってる!

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    投稿日: 2007.05.27
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    私と電撃文庫の出会いがこれでした。表紙買い。不法侵入してきた女の子に刃物で脅されて・・・同棲かよ!(笑)そんな三島とマドカが大好きです。人間の遺伝子操作とか、未来にありそうだなぁ。こういうストーリーはありがちだと言われるかもしれないが、流石壁井ユカコ。独特の世界観でカヴァー。あっという間に読み終わっちゃうし。なんていったって、ウチの学年でカスタムチャイルドブームがきましたから!ボロボロになって戻ってきましたから・・・!

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    投稿日: 2007.04.04
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    壁井ユカコは大好きな作家さん。漂う雰囲気が素敵。文章のセンスが素敵。登場人物たちのなんともいえない性格が素敵!とにかく素敵です!!

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    投稿日: 2007.03.25
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    文庫にしては分厚い。設定がちょっと難しい気もするけど、設定を飲み込んだら後はスラスラ読めました。ちょっと凝った話を読みたい人にはお勧めかも。

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    投稿日: 2007.01.11
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    壁井さんの書く無気力でゆるい感じの青年が大好きです。そしてそんな彼らを助けたり愛したりする女の子も大好きです。何度も何度も読み返したお話。

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    投稿日: 2006.12.23
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     壁井ユカコさんのキーリ以外の初作品。今のところ一巻だけの読みきりになってますけど、続きが出るのもいいかなと思います

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    投稿日: 2006.12.02
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    よかったです。すばらしい。何か壊れた感じの家族がみっつくらいでてきてましたが壊れきっているわけではないのがいいです。家族大好き。家族的にいえばススキ、キャラクター的にいえば三嶋がわりと良かったです。

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    投稿日: 2006.05.01
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    キーリの作者である壁井ユカコさんの二個目のシリーズ。買いだめしたまま読んでいなかったのですが、いやはや素晴らしい。遺伝子操作はSFの定番で、そう目新しいものでもなかったのです。しかし、マドカという少女と三嶋の関係がすごく微笑ましくて、序盤は緩やかに進んでいきます。ここまではほのぼのとした感じで心地がよくて、中盤は物語が盛り上がってきて、シリアスですが序盤とは別の意味で良い感じ。最後は物語の展開からいえば予想はついたにはついたのですが、綺麗な描写と序盤のような緩やかな雰囲気で終わったので、一息つけ、「ああ、よかったな」と素直に思えました。日本語でも良い所で外国語を異様に使っていた(アーケード、エントランス、シンクなど)は気になったけれど、細部まで練られた構想と綺麗で丁寧な描写には感服ものです。描写が丁寧で、少しグロテスクな表現が妙にリアルでしたが……それも作者の腕が素晴らしい証拠でしょうね。目新しくはないけど、作品の雰囲気やキャラクター、そして今回は絵も素晴らしくいいです。綺麗。電撃hpでは短編がいくつか書かれているので、短編集とか二巻とかも出るかもなので期待しています。

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    投稿日: 2006.02.23
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    ラノベなのでとても迷ったんですが、本棚へ追加。キーリシリーズでおなじみの壁井さんの作品。ゆるゆるとした和やかなお話とエンターテイメント的な話の展開。キーリシリーズも大好きですが、こちらを本棚に追加します。

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    投稿日: 2006.02.05
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    退廃的な世界での何気ない日常話。暗い設定や過去は多々盛り込まれているけれども、それでもすんなりと読めます。 中盤は思わず涙・・・・・。

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    投稿日: 2005.08.16
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    「キーリ」を書いた壁井ユカコ氏の新作。タイトルから察せられるように遺伝子操作がどーのとかそういうお話です。一応現代モノ。 設定は兎も角としてやはりこの雰囲気がとてもいいです。相変わらず流れとしては仲間内での他愛のない「日常」のやりとりがメインで、そんな日常の中に非日常が転がり込んできて、でもそれが日常になって。そんな独特のオーラといいますか、それにぐっと惹かれます。ストーリーは個人的に大ヒット。「キーリ」より好きです。というか今までに読んできた電撃文庫(といっても大して読んでませんが)のなかでもかなり上位に食い込む素敵さです。「キーリ」を読んで気に入ったという人は是非ともこちらも読んでみて下さい。400P 越えと少々厚いですが、いざ読んでみると全然そうでもないです。

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    投稿日: 2005.05.26
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    キーリは読んだことが無い。弟が買ってこないからだ(ぉ) まず、絵を見て鈴木次郎だ〜っとほくほくしたのは言うまでも無い(笑) 次に、その絵を見てやけに俺好みそうな、スーツの似合う兄さんと、無精ひげおやじがいて、これまたにんまりする。 が、何よりも嵌ったのは、この世界観か。 近未来を想定したちょっと退廃的な街が舞台。 遺伝子操作された人間たち。 街に君臨する一族。 何をとっても、俺好みである。 展開で、何がいいかというと、ヒロインのマドカが死んでしまうことか。 こういう報われない悲劇は好きだ。 結局、マドカは色々あって戻ってくるのだが、その展開も無理やり感があってもよさそうなのだが、そのまますんなり受け入れられたのが、結構に驚きだ。 俺的には、死んだヒロイン(限定)は戻らない方がいいからだ。 あと、主人公三嶋の生い立ち何かも痛さ抜群で美味しい。 その友人も中々に面白く、続きがあるなら、今度は彼らが主人公の話をぜひ読んでみたいと思った。 話のテンポも読みやすく、成る程、これは一度キーリにも目を通しておいて損はなさそうだ。

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    投稿日: 2005.05.04