
王様の仕立て屋~サルトリア・ナポレターナ~ 7
大河原遁/集英社
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総合評価
(3件)3.7
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powered by ブクログファッションに関するウンチク漫画。 7巻は、シャツ特集。 イタリアでは、白シャツはフォーマルすぎるのか! 日本の常識は海外では常識ではない。 など、雑学として使える興味深いネタはたくさん。 おもしろく学べます。 背景をかなり省略(ほとんどのコマで背景書いていないページがある)したり、作者の漫画を描く上での効率化が、すごいなと。
0投稿日: 2018.01.28
powered by ブクログアメリカでステーキチェーンを展開するジョー・ローリングがイタリア進出を狙い、ジラソーレからの紹介で織部の店を訪れる「魅惑のシャツ」編である。 今回は連作短編。少しずつ理解を進めるような形で、様々なシチュエーションで使えるスーツとシャツの組み合わせを紹介している。イタリアにおける白シャツのフォーマル感などは参考になる情報だろう。 物語も、彼の大学時代の恋人との顛末が描かれ、そこには色濃く薫るような過去の恋愛の残滓があった。顛末は予想されるところであったが(この作品でそこまで艶っぽい物語は展開されないだろう)、彼による復讐劇にはだいぶ笑わせていただいた。 今回は星五つ。 元カノへのこうした思い入れと、そうして生まれるある種の風情は男性特有のノスタルジーだろう。堪能させていただいた。
0投稿日: 2016.12.11組み合わせって大事ですね(^-^)/
毎回、TPOに合わせた装いでトラブルを解決していくシリーズです。 この巻ではシャツを題材にして一つのストーリーが語られています。 シャツ単体ではなく、スーツやジャケット、ネクタイとの組み合わせで奥の深い着こなし方を見せてくれます。 服についての蘊蓄が重いと感じられる所もありましたが、人間関係のストーリーも味わいがありますので、なかなかの良作だと思います。
2投稿日: 2014.10.17
