
カリフォルニア物語(8)
吉田秋生/小学館
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総合評価
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powered by ブクログ小学生の時、母の姉んとこへ行った時、喫茶店で出会ったのがきっかけ。あの時、あの喫茶店「もず」に、別コミがなかったら出会わなかっただろうなあ。ヒースに憧れ、ビッグ・アップルに憧れ、行ける訳もないのに、田舎の山ん中で一人過ごす事ばかりの私は、ニューヨークと西海岸のガイドブックを買って、ストリートの名前を片っ端から覚えて、いつか行くんだ、と思ってました。あれからうん十年。パスポートさえ持っていない私ですが、やっぱりまだニューヨークは憧れの街です。イーヴが西海岸に憧れたように、きっと行く事は無いまま私も人生を終えると思うのですが、ヒースの生き方は、時々馬鹿だなあ、と思うものの、年をとるごとに見方が変わって行きます。インディアンの年齢をも多分越えてしまってるんだろうけど、読む度に、ヒースの年頃に戻ってしまう私がここにいます。 そして、「もう私、○○歳なのよ」と呟いてしまうので、ヒースには決してなれませんが。
1投稿日: 2010.07.10
