猛男たちの高校にやってきた転校生男子・田中が、なぜかちょくちょく砂川の元を訪れるように。最初は気にしてなかった猛男だけど、田中が砂川を利用しているというタレコミが飛びこんできて！？さらに、大和一家がスペインへ転勤するとの突然の知らせが！猛男、どう動く！？（Amazon紹介より）

最後に砂が言ってた猛男が「男相手だと対人スキル高いよね」ってのがホント納得w 砂の田中に対する切れ味もすごかったけど。

好きが高じてアニメも映画も観てしまいました。映画は猛男役の鈴木亮平が30キロも増量して、ホントに適役でした。原作とは少し違ったけど、砂川くんもイメージ通りでしたし、ゲラゲラ笑ってしまいました。 で、最新刊出て即買い。なんだか8月末って、コミック出版ラッシュというか、たくさんあってレビュー大変…。だってホントに面白くてお薦めしたいマンガがいっぱいなんですもの。 前置きが長くなりましたが、本作内容盛りだくさんです。見た目重視で友達作りにやっきになる田中…。何だか色々考えさせられましたね。イケてると周りに思わせたくて必死な田中。利用されかけてると気づいている砂川、田中を理解しようとする猛男。 リア充なんて言葉、私が学生の時はなかったけど、なんとな～く背伸びして虎の威を借りて自分を良く見せたいという勘違いな気持ちわからなくもないかな～。 でもそれってすっごくダサいんですけどね。「俺の友達の友達芸能人の誰それと同じクラスなんだぜー」並にどうでもいいというか。でも猛男はこじ開けますよ、田中を！是非そこらへん堪能してください。 あと大和と猛男、遠恋になりそうな？ま、このふたりは揺るぎないんで大丈夫ですが、揺れ動く大和の心に寄り添って読むと心がキューンときます。 青春満載の本作、満喫しました！★5で！

まずは前巻からの続き、転校生田中問題。砂川と猛男の友情を確認しつつ、男友達エピソード。見栄を張ったり、リア充ぶらないとツラい、若者の気持ちもちょろっと。 大和が父親の仕事の関係でスペインに！？遠距離恋愛になってしまうふたりは、再会を信じて出発まで思い出をたくさんつくろうとする…。ネタバレしない程度にしか書けないのがもどかしいですが、今回は珍しく大和がぶっ飛んだ行動を…。 状況をどうすることもできない子どもでも、自分の心は決められる…今回一番刺さった言葉でした。大人になっても同じかも。 本編ラスト数ページは切なすぎる… と、その後に番外編が2本あるので、切なさリセットされてしまいました。 幸せな続きを早く読みたいです。

2016.6.10 あー、そうきたかー…！ スナはいいやつだ。 たけおは 本当にいいやつだ。 田中の気持ちはわかる。 私はどっちかというとそっちだ。 彼らみたいな友達がいたら宝だと思うな。 大和はいいこすぎる！ 毎度のことながら！ この環境でこの試練がきたら… パパが孤独なことになりそうな家が、多い気がします…。

田中くんの見栄っ張りなところ、わからなくもない。 私も形は違えど、見栄を張ってしまうことがある。 思うに何千人と出会ってきても、本当に何年も続くだろうという人は滅多に居なくて、だからこそ、たけおくんと砂川くんの友情はきらめいて見えるのでしょう。 砂川くんの失敗話も面白かった！

そろそろマンネリ気味かな？別に新しい友達登場とかはどっちでもいいし、と思っていたら、まさかの遠恋突入！ 今回、いつもニコニコの大和ちゃんの切羽詰まったぎりぎりのいろいろな表情が見られて良かった。こういう時、たけおみたいな彼氏はすばらしい。

またしても、スナって普通の男の子なんだな…と思えた巻でした。 田中は思った以上にうざくて痛いキャラだったけど、そんな田中の行動を「なぜ？」と思って、引いて遠ざかるのではなく、歩み寄っていく猛男は本当に人間が出来ているなぁ…と。人に嫌なことをしたり、傷つける言葉をあえて言う人って、自分の心に余裕がなくて、しんどいってSOSを出している人だと思うのです。でも、わかっていてもやっぱりそういう人は嫌だなって思うし、関わりたくないなって思ってしまう。けれど、それが幼い頃からの経験でなんとなーくでもわかって、寄り添って、改善しようと行動出来てしまう猛男は、そりゃあ好かれるわ、と。周りに人が集まらないわけがない。 己の行動を振り返ってみて、見習わなければとつくづく思います。 逆に普通に引いて怒っているスナを見た時は安心しました。だよね、これが普通だよね。 でも、スナお前普通の反応出来たんだな、とも思いました(笑) そして番外編で、今度は面倒くさい怒り方をするスナに思いっきり笑って思いっきり和んだ。猛男にだけは遠慮しないんだな。でも、そうやって無条件で甘えられる人なんて一生の中でほんの一握りですよ。やっぱりこの２人の関係好きだなと実感しました。

201605/「いい子」な凛子の思いきった行動が、可愛くて切なくて。物語展開的に何かしらの試練ってことで遠恋なんだろうけど、どう進めていくのか楽しみ。

グループってなんだろうね、Twitterやってて、しみじみ思い知らされた事があるので、11巻から登場した田中くんのひねくれ方には共感を抱く。誰かと必死で繋がりを求めて、得られないから演出して、その裏側を見られない限りはそれが真実であると思いこむ事も出来る。でも根本的な解決には至らない…SNSと言うものの真の姿が描かれている。 「本当のこと言って正面から向き合えばあんなにつきあいやすい奴いないけど」 田中のタイムラインを見て、嘘ついてないかチェックする砂川。砂川は何も性格が悪いんじゃない、猛男の純粋である、と言う性格を守りたいんだよな、親友として。その為だったら手段は選ばないよ、と言う強さがあるし、行使する決断力もある。 砂川「おまえは子供の時から男相手だとホント対人スキル高いよね　今日改めて思ったわ」 猛男「そうか？」（帰り道） いいなー。

最近説教くさいなーと思ってたけど、後半楽しかった。猛男より砂のがイケメン度あがってる・・・猛男、ガンバレて。

また凄い目立つ表紙だなと思い購入。 男子高校生の友情ってこんな感じなのかな？？ラインとかけんかとか凄い可愛らしくて読んでて和んだ。 そしてまさかの遠恋展開。1年間本当に離れ離れになっちゃうのかな？？ 次巻も楽しみです。

このマンガは、主人公・たけおの素敵さ、ヒロイン・りんこの屈託なさもさることながら、砂の魅力に拠る部分がかなりの比重を占めますね。改めて彼の存在感の大きさ、キャラ設定の素晴らしさに思い至った次第。無口だけど、たけおが迷いそうなとき、その気持ちを明文化する能力が物凄い。今回はたけおとりんこの別れがメインのはずだけど、自分的には前半の、転校生がらみの友情物語の方がグッときた。ちょっとマンネリかも…って思った矢先、やっぱり素晴らしい物語だと、思いを新たにしました。もちろん、次の巻で二人の関係がどうなるのか、とかも見物ですけどね。

転入生・田中話と、凛子の転勤騒動。 田中の気持ち、わからなくもないなぁと思いながら読みました。俺物語は、恋愛話もいいけれど、猛男&砂川の友情にスポットがあたるエピソードが好きです。 もう転校ネタもやってしまったし、あと1・2冊で完結かな？