
総合評価
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powered by ブクログ雪深いりんごの村の禁忌に触れてしまった夫婦の話。 絵もめちゃくちゃ良いし、感情が痛いほど伝わるし、 民俗学や伝承に基づいた話は説得力あって好きだし、 始終面白く読み進めたけれど、最後が悲し過ぎる… 結局救えない結末、抗えない運命、くそおおぉぉ…! つらいつらい、つらいよおおおお!!!しか残らん。 またいつか読み返してみるか。。。
0投稿日: 2023.08.07
powered by ブクログ本棚整理中に再読。 民間伝承とホラーは切り離せない、、、 しかしどこからホラーになるんだろう? 明るい民俗学って覚えがないが民俗学に寄っている作品には何故か惹かれてしまう。 怪しさと切なさと心、、、ゲフン。 互いの事情で夫婦になった二人。 もし何事もなく過ごせていたら、本当によい夫婦になっていただろうなぁ。 朝日のかわいらしいこと。 これはまだ処分できず本棚に戻した。
0投稿日: 2021.11.03
powered by ブクログ1巻を読んでからだいぶ経ってしまったけど、やっと残りを読了。結構内容を忘れていたせいもあるけど、当初期待したほどには盛り上がりに欠けた印象。
0投稿日: 2019.10.15
powered by ブクログ「僕はいつだって何もかもを諦めてきた だって仕方の無いことばかりなんだ でも でも 君が 好きなんだ」"
0投稿日: 2018.02.10
powered by ブクログ表紙からして雪之丞の本気が伝わる最終巻。全三巻ながらじつに壮大だった。終わりかたとしては、スッキリはしたけどやはり哀しさが強くてやるせない気持ちでいっぱいです。
1投稿日: 2017.11.30
powered by ブクログちゃんと洗練されたファンタジーなのに、匂いと温度の感じられる世界観。 とにかく「朴訥」の描き方が秀逸。
0投稿日: 2017.11.26
powered by ブクログこれは、神話だ。雪之丞はほとんど普通の人間のように描かれているが、出生も謎に包まれていて日本神話の神のよう。神に立ち向かい、神を殺すのはやはり神。 漫画としては、青森の自然の美しさや、小さな宝石の指輪など風景や空気感の表現が瑞々しい。それから、主人公たちの心の変遷の描き方がとても鮮やか。また、登場人物の全てが好人物であるのも特徴。田舎特有の、ありがちな排他的描写もなく、温かな人情が漂っている。 産土神は日本古来の神で各地に伝承があるが、この漫画で描かれているのは、怪談ではないが畏れ多い、畏れそのものの神。なんどもゾクっとして鳥肌が立つ。生贄、人身御供、仕来り、神隠し…日本各地であったもの。きっと今も続いているものもあるけれど、いくつかは雪之丞のような誰かが終わらせたのか。何が何だかわからないのに何故か筋が通っている、常世のもの。しかし朝日は、怖くないし、そこが大好きだと言っていた。現実の朝日はこわいと言って泣いていたし、朝日のいた場所は孤独そのものに見えたけれど…。切ない。不条理だ。神とは祝福とは、なんなのか。誰のせいでもないと描かれているが、雪之丞と共に怒りが湧いてくる。神とは畏れ多くも温かく清廉であってほしい。何が神か。何かの代わりに何かを求めてくるのはちょっと嫌だな。朝日は泣いていた。雪之丞と離れてしまった。大いなるものの前では人間は無力で、それでも神に感謝し、生きていかなくちゃいけない…。繰り返す営み。でもやっぱりそんな素直になれない。朝日は泣いていたもの。一人ぼっちでやってきた雪之丞も、また1人になったもの。。。
0投稿日: 2015.08.09
powered by ブクログすごい漫画だった。読み終わったばかりで、何も言葉が出ないけれど、胸の中からぐわあ、と広がっていくような漫画だった。
0投稿日: 2015.05.01
powered by ブクログ昨日読了。 物語の深さ、スケール感が圧倒的。 魂をグラグラ揺さぶられる。 この数年で読んだ漫画ではベスト。 多くの人にこの才能に触れてほしい。 60年間封印されていた祭儀の禁忌に触れ、 土着神の妻となることを運命づけられた朝日。 不条理な運命に必死に抗い続ける雪之丞。 そんなりんご農家の夫婦と、 理不尽な神の意思を、 静かに受け入れようとする村人達の物語。 愛や個人の意思、理性主義と、 土着信仰や村人の集合意識、 との二項対立を描いているのではない。 前者と後者が常にせめぎあい、 災いと幸いの流転を繰り返しながら、 千年万年、この人の世は繋がっていく。 そんな大きなテーマ。
0投稿日: 2015.02.20
powered by ブクログ正直1巻を読んだときはそこまでかなーと思ったし、2巻を読んでもやっぱり短編集の感じのが好きだなと思っていたのですが、 この巻の、クライマックスが、なんかもう全部をぶっ飛ばしてくれてずるい! 強烈な愛に勝る物語はないんだよなぁやっぱり と思ってしまいました 恋愛ドラマとか、恋愛モノの映画とかあんまり見ないし苦手意識があるのですが、 結局愛はすごい!!と思うし、愛はすごい!という気持ちになるのは好きだなぁと思いました
1投稿日: 2015.02.16
powered by ブクログ短い作品ながら、生への慈しみにあふれた自然風景の描写、遥かな過去と未来を見通すような深い作品世界、読み返すたびに泣けてくる名作です。 神の嫁として村の女子を人身御供に出すという神話の世界を現実に生きる人々の物語として蘇らせるために、1970年代初頭の青森の村を舞台に設定したところに、まず唸らされる。まだ土葬の風習を保ち、「おぼすなさま」のしきたりに縛られている村は、一方では日本全体が高度経済成長に突き進む中で、りんご価格の暴落と品種一斉改良を迫られている。この村で育った「りんごの子」である朝日と、東京の理学部を出て入り婿にやってくる雪之丞の夫婦が迫られる困難な選択は、二つの異なる原理にもとづく世界の間でどう生きていくのかという村そのものの選択でもあるのだ。 ひとりの個人にとっては理不尽としか言いようのない運命に翻弄されて、「見返りなくただ生きる我々がなぜ奪われるんだ!」と叫ぶ雪之丞に対し、総代が返す「毎年兆す芽・草・花・実 くりかえしくりかえし その不思議こそが 大いなる神の所業だと気付いだんだ 我々は購いきれない祝福の業火の中生きておるのよ」という言葉は衝撃的に重い。呪いが祝福であり祝福が呪いとなる因果の中に、類としての私たちはまだ繋がれている。3.11という大いなる災いを祝福として受け取ろうとする、祈りに満ちた物語として読むこともできるように思います。
1投稿日: 2015.02.13
powered by ブクログ良かったです…! 暖かくて感動しました… 朝日ちゃんは光り輝いて十二年も照らしてくれてるんだって思ったら、ほっこりしました。^^
1投稿日: 2014.10.07
powered by ブクログ林檎の樹の神様のもとへ嫁入りが決まってしまったらどしよもないんだよ。って運命に逆らって、逆らって逆らって逆らったけれど。相手は神様で、こちらはただのちっぽけな人間で。諦めるしかなくて。代わりたくても代わらせるわけにはいかなくて。誰もが大切で。 とね。本編は結局抗えないままで。 ハッピーエンドになっててもね。どうかなぁ。無理感があるかなぁ。とは思うんだけど。悲しかった。から4。なんだけど、おまけの番外。雪之丞さんの子供のころ。捨て子で、拾ってくれた現・両親に嫌われたくなくて必死な雪之丞と、必死になる子を見て必死にさせてしまう自分を悔やむ母がお互いを求めあえた瞬間の話が泣けたので5。大事で大切な思い出。ね。あるかな。どれかな。卑屈な思いはそんな簡単にゃ消えないけどね。すぐね。暗闇に覆いつくされるのさ。
2投稿日: 2014.08.14
powered by ブクログアラミタマとニギミタマ、神の二面性を女性誌上で描ききったということは称賛に値するんじゃないかなぁ モチーフはオシラサマでしょうか?
0投稿日: 2014.07.30
powered by ブクログ最終巻。こんな漫画初めて。最初からまた読み返したい。純文学とか伝統とか神話とか好きな人は面白く読めると思います。表情とかもグッとくる。温度がある。
0投稿日: 2014.07.03
powered by ブクログこの人の描く笑顔が好き。 大きな大きな不条理に立ち向かう二人の烈しさと静かさが印象に残りますね。 思い合う二人が美しい良い話でした!
0投稿日: 2014.04.29
powered by ブクログわかってたけどさー。 なんとなく結末はこうだろって想像してたけど・・・ やっぱ悲しいよ。 そんなぁ~~って思うよ。 せっかく通じ合えたのに、始まりではなく 終わりだなんてね。 うぅ。。。。
0投稿日: 2014.04.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
全三巻をまとめ買いして一気に読みました。三巻の途中から涙が出っぱなしで、最後まで泣きながらページをめくっていました。 生まれ育った家を早く出たい雪之丞と、家業のために婿が欲しい朝日。目的が一致して一緒になった二人の間に少しずつ信頼や愛情が育まれていくさまがとてもあたたかく感じられただけに、あの結末が切なくてたまらない。 決断して行動した雪之丞は立派だけれど、二人にはずっと一緒にいてほしかったなあ…
0投稿日: 2014.04.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
すごい作品だと思った。 心理描写の細やかさが素晴らしい。 おぼすな様は作品内でもわずかに触れられているとおり、産土神を指すのだろう。 ( http://kotobank.jp/word/%E7%94%A3%E5%9C%9F%E7%A5%9E ) それが何であるかは明言されないが、自然そのものやなんらかの法則性もしくはそれを司る存在なのだと思う。 人間にとっては禍福を与える存在ではあるが、おぼすな様は、善悪で捉えられるものではなく単に「ある」というものなのだろう。 遠野物語やもしくは押切蓮介氏の描く山の寓話少し近いものを感じた。 自分の解釈ではあるが、おぼすな様は「飢えて」いたのだと思う。 朝日がりんごを食べてしまったのも偶然ではなく、おぼすな様の思惑(といってよいのか分からないが)によったものだったのでは。 前述したようにそこに善悪の感情はなく、例えば自然界において生きるために捕食するといったごく当たり前のものだったのかもしれない。 だが、雪乃丞に限らず、人間側にとっては理不尽にうつるのは間違いない。 自分が同じ立場でも雪乃丞と同じ行動をとったかもしれない。 朝日を取り戻すために、そしてその不条理に怒りを覚えて。 この物語は必ずしもハッピーエンドではないが、全く救いがないというわけでもない。 読後本当になんともいえない気持ちになる。 だがここまで心を揺さぶられる作品は久しぶりだった。 とても悲しいが、この作品が好きだ。
4投稿日: 2014.04.20
powered by ブクログ禍ツ神でもあり、豊穣の神でもある『おぼすな様』。それは、この村を取り巻く自然の姿そのもの。 なぜ贄を欲しがるのかと問うても、なぜ嵐がくるのか、なぜ大雪を降らすのか、なぜ地震を起こすのか…それらを問うても仕方のないように、人知の及ばない神の所業なのです。 それでも諦めることが出来ず、どんな犠牲を払おうとも神に抗おうとする雪之丞。大切な人を喪い無力さに打ちのめされても、地に足をつけこの村で生きて行きます。 失ったものは大きかったけれど、得たものもまた多かったのだ…そう思いたいですね。
0投稿日: 2014.04.17
powered by ブクログなんだろう。 すごく切ない。 胸がぎゅってされてるような切なさ。 でも二人はとても幸せそうだった。 田中先生は短編のが好きだな、なんでこの話のが人気あるのかなと思いながら読み続けてたけど、最後の巻でよくやくそれがわかりました。 最後の番外編でも泣きそうになった。
0投稿日: 2014.04.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
発売日に買ったけど、後日サイン本を見つけてしまったので…!!一冊目は売る うおー!!!もう号泣しましたよ…残酷で美しい物語だった 雪之丞さんが不憫で不憫で!!番外の子供時代もさらに不憫で…どんだけわたしを泣かすのかと 二人の結婚生活は短く、朝日を失った時間のほうが遥かに長かったろうけど、その後の雪之丞さんのことを想うとまた泣ける 火をつけたあと、あっちの世界で過ごした束の間が切なすぎて泣ける(泣けるしか感想がないのか!?) そして青森(津軽)にわりと思い入れがあるからね、わたし また行きたいなー 朝日って名前はめっちゃカワイイ(´ω`)朝日自身も強くてカワイイ まだ冷静に分析できないわこの物語を (くまざわ書店で購入)
0投稿日: 2014.04.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
愛する妻を守れなかったけれども、それがバッドエンドだとは思いません。 雪之丞と朝日は、その土地に根づき、子を作って、老いて死ぬ、という普通の暮らしをするのではなく、因習を終わらせるために出会ったのではないかと思います。二人の言葉を借りるならば、そうなるべく「決まっていたこと」なのではないのでしょうか。
1投稿日: 2014.03.26
powered by ブクログハッピーエンドにはならないだろうとは思ってたけど、悲しすぎる。 朝日は立派だけど、ひどいと思う。 悲しいわ。
0投稿日: 2014.03.24
powered by ブクログいつまでも胸に鈍くて切ない痛みを残す結末。 こんなふうに誰かを愛せることが1番の幸せ なんだろうなって思えます。満足です。
0投稿日: 2014.03.22
powered by ブクログお伽話というか神話?を、生身の人間によせていくかのような発想がすごすぎて、ぽかーんとしてるうちおわった。再読しなきゃ。
0投稿日: 2014.03.21
powered by ブクログ巻末のショートストーリーにも泣いた。神の前では人間はなすすべもなく、しかしただ嘆いているだけではいられない。大切な人を守る、その愛が通じた瞬間。幸せってなんだろう。おとぎ話でも昔話でもない現実。
0投稿日: 2014.03.19
powered by ブクログ終わってしまうのが残念です。雪之丞さんの朝日への思いの変化が始めと比べると大きくなっていることがよく分かりました。でも、2人とも救われておぼなす様の伝承も消える、という都合の良い話はやはりなくて、妙にリアルに感じられました
0投稿日: 2014.03.12
powered by ブクログさいしょ考えていたラストとは違う展開になった、というラストがどんなものだったのか気になる。りんご農家 と 神様 のモチーフ。画に感情を落とし込む、静かな臨場感。朝日はぜんぶ知ってて、だから雪之を選んだのか。インタビュで、作者が速筆なんだと知った。
0投稿日: 2014.03.11
powered by ブクログなしてもう終わってまるのー!!まぁでも主人公が捨て子だった設定も回収されてて、物語としてはきちんと閉じられていたように思う。もっと読みたかった。
0投稿日: 2014.03.09
