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とどけチャイコフスキー
とどけチャイコフスキー
中山七里/宝島社
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総合評価

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    岬洋介シリーズ第9弾。 今作の舞台は、前作の最後に語られた場所であるロシア。 ロシアと言えば、今なお続く、ウクライナとの問題があるが、 それが物語に絡んでくるかどうか・・・。 ロシアは、ショパンコンクールで奇跡の5分間を演奏したが、 課題曲が不調でうまくいかず、入賞を逃した岬洋介と競ったい、 5位入賞を果たした、ヴァレリーの母国である。 そのロシアでのコンサートツアーをするべく、岬洋介が赴くと、 ロシアの音楽院で客員教授をしているヴァレリーと再会するのだが・・・。 ロシア情勢が大変なさなかで、コンサートツアーをすることになり、 そこで起きる事件やその動機がどうにも疑問であり短絡的と感じたことが、 評価を5にしたものの少し下げても良いかと思うところで、 それでも、驚かされる展開と、クラシック音楽を聴くきっかけがチャイコフスキー って人も居るでしょう。そんな自分も、クラシックコレクションの創刊号だけ 購入して聴いたチャイコフスキーの曲でクラシック音楽を聴くようになったことも、 思い出込みで、良かったかななんてね。

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    投稿日: 2025.11.15
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    岬洋介シリーズ第9弾。 コロナ禍より前の2019年、岬洋介36歳。 2022年のウクライナ侵攻よりも前ではあるものの、国際情勢が悪くなっているロシアとロシア音楽院が舞台。 岬洋介のキャラクターが好きです。音楽シーンの描写がいつも素晴らしく、このシリーズを毎回楽しみにしています。 最後のシーンで涙が出ました。

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    投稿日: 2025.11.14
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    文化的鎖国状態のロシアで、「他国の音楽は不要」と 主張するモスクワ音楽院の学部長が殺された。海外 巡業中の日本人ピアニスト・岬だけが気づいた事件の 真相とは…。

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    投稿日: 2025.11.10
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    モスクワ音楽院の講師ヴァレリーはコンクール5位。ある日学長が殺害され学院内に警察が。 今回も岬洋介が犯人を炙り出す。ラストの連弾は涙。

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    投稿日: 2025.11.08