
総合評価
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powered by ブクログ前作を読んでいなかったが、タイトルに惹かれて読んでみた。 お惣菜やを営む60代の3人の女性たちの日常が賑やかに描かれていて面白かった。 やはり前作を読んでみようと思う。
10投稿日: 2025.11.11
powered by ブクログ前作から14年?かなり好きだった記憶があったから楽しみにしてたんだけど…なんだろ、だらだらしたと言うか、キャハハっていう笑い方やあたしっていう物言いとか変わってないはずなのに私が勝手に受け入れられなくなってた。 前作読み直してから読めばよかったかな…そしたら少しは違ったかも
1投稿日: 2025.11.07
powered by ブクログタイトルと装丁の記憶だけが薄っすらと残っていましたが、前作の内容は全く覚えておりませんでしたので、自分で書いた感想を読み返してみました。前作から10数年経ってからの続編。当時、私が思っていた感想通り続編はスルスルと読めたので自分自身が驚きました。主人公達の年齢と内容がやっと自分の中でしっくりきたんだと思いました。読了後は3人の女性達の今後が気になりました。
0投稿日: 2025.11.05
powered by ブクログ2011年に刊行された『キャベツ炒めに捧ぐ』の続編で10話収録の連作短編集。 前作未読だが楽しめた。 主人公は都内で惣菜屋「ここ家」を営んでいる60代後半の江子、麻津子、郁子。 彼女達が作るお惣菜はとても美味しそうで魅力的。 だが周辺は何かと賑やかしい。 エセジェントルマンやワケアリ女性が登場し、店舗立ち退き問題まで発生。 でも三人寄れば文殊の知恵でかろやかに立ち振る舞う彼女達の姿が好ましい。 不穏な空気が流れる場面もあるけれど、大人な彼女達だからこそ上手くやり過ごし前進していく姿に憧れる。 読後はケセラセラ~な気分。
14投稿日: 2025.10.29
powered by ブクログ帰ってきた江子、麻津子、郁子。 「ここ家」のお惣菜が相変わらず美味しそう!! 立ち退き問題勃発で、今後が心配されたけど、3人の未来は明るい!! お米屋バイトの進くんも頑張ってほしいな!
3投稿日: 2025.10.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「潮時(しおどき)」という言葉を、やめ時、そろそろ引き上げる時、みたいな意味に思っている人が多いようだけど、それはどちらかというとマイナスの方の意味で。 良い潮の流れが来た時、船出のチャンス、という前向きな意味もあるのだ。 ・江子(こうこ)66歳。元夫の白山(しろやま)が急逝して二年 ・麻津子(まつこ)65歳。夫・旬(しゅん)と五年前に結婚 ・郁子(いくこ)67歳。「ここ家」で働くようになって五年 三人で営むお惣菜屋の「ここ家」が入っている建物「スーパー文殊」の老朽化による立ち退き問題が持ち上がる。 古い建物ゆえの破格の賃貸料だった。この場所が無くなれば、「ここ家」は存続の危機である。 反対運動をけしかけてくる常連客たちにはそれぞれ思惑があって、いやに前のめり。 三人それぞれ、秘めた気持ちや出来事もある。 一時は恋人を取り合った親友との和解 「結婚四年目の危機」説への不安 夫と息子に先立たれた寂しさ それにしても・・・華麗な加齢臭がしそうなジェントルマン勅使河原善次(てしがわら ぜんじ)は、最高の道化役だった 神出鬼没、その実はストーカーまがいの待ち伏せ。 立ち退き反対運動に熱心に力を貸しているポーズを取るのは、自分は頼りになる人間だとアピールして気を引くため? そのくせ、自分が勝手に発注した看板の加工費用を、僕が立て替えましたからと請求するあたり、セコさが透けている。 麻津子に体当たりしたのは、反対意見を口にしたからではなく、既婚者に用はないから? 肘を差し出して腕を組もうとする・・・それがジェントルマンだと思っているのでしょうねぇ〜 大家さんの奥さんの、「とても良い人で、博識で、英語とドイツ語が堪能。うちでは『先生』と呼んでいる」というピカピカの評価が、次々と塗り替えられていく描写がさすがである。 進と姫薇々(きらら)も神出鬼没だった。 姫薇々の事情は、今期のドラマ的にタイムリーである。しかし、これは極め付けにひどい。 進はまあ・・・かわいらしいものだ。 がんばれ若者たち! 60代の女たちも、「良い潮時」を迎えての新しい出発、がんばれ!
3投稿日: 2025.10.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
1を読んでいないので、江子と白さんと恵海の関係性を不思議に思ったりしました。 しかし読み続けてずっと思ったことは、 50.60になっても仲の良い女友達っていいな…!と思いました。 20代の私からすると登場人物たちはもっとすごく大人に感じるのですが、恋愛で悩むのはいつの年代だって同じで、仕事の悩みもあって、それを友達と話したり、はたまた秘密にしたり。なんだかそんなに変わらないのかもしれない。変わるとしたら、年下の子たちを心広く見守るような包容力が増えることかも、そう思いました。進のことをそれとなく見守ったり、 姫薇々のことも何かが変だなとは思っているけれど口に出さず料理を教えてあげる。 けれど姫薇々が逃げようとすると応援してしまうような、そんな郁子や江子や麻津子たち。 こんな大人に(もう大人かもしれませんが)、なりたいなと思いました。
0投稿日: 2025.10.23
powered by ブクログ都内のちいさな商店街で、総菜屋「ここ家」を 営んでいる江子、麻津子、郁子。ある日、店の 立ち退き問題が発生し…。いろいろありながらも、 前を向いて歩く彼女たちの愛おしい物語。
0投稿日: 2025.10.14
