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歌集 いのちの名 こころの風景 心の音
歌集 いのちの名 こころの風景 心の音
出島美弥子/幻冬舎メディアコンサルティング
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総合評価

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    珠洲市宝立町にある本町ステーションに積まれていた短歌集を借りてきた。 川柳や狂歌,都々逸などには興味があるが,短歌は,知り合いの歌集を読んだことがあるくらい。あ~,俵万智の『サラダ記念日』は持っているな。 能登半島地震に関するものもあるけど,それよりも作者の,自然に対する優しさ,家族への愛が,素直に伝わってくる歌ばかり。 でもまあ,ここでは,能登半島地震をきっかけにしただろう短歌を3つ紹介しておく。 ○さらう波 一瞬にして消え去りし すべて失い 涙にもならず ○能登をゆく 語り部列車 震災の 経緯あらわに 涙目で語る ○啓発す 命を守る 行動を いつからなった 物騒な世よ 最後に,子どもたちにとって〈こんな故郷の父母であり続けたいな〉と思った短歌。 ○我が心 求めて止まぬ 優しき顔 ふるさと待ちて 足早に向かう

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    投稿日: 2025.11.18