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今日もスープを用意して
今日もスープを用意して
加藤千恵、小池ふみ/ポプラ社
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総合評価

6件)
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    わたしは好きです、この作品 読了した今もヒリヒリした感覚は抜けないし、う〜ん。と唸りたく気持ちもある だけれど 親と子のムズカシイさをこれでもかって苦しく苦しく描いているなぁ〜と感心してしまう わたし自身が母とギクシャクしてるから、共感できる部分もあって(笑) いつもの作者さまの作風(女性に心の栄養を与えてくれてる)とはまったく異なるから、拒否反応が出るのは、そうですよねぇ~。と理解もじゅーぶんにできる (作者さまにインタビューしたくなるくらいですから… この作品への執筆経緯を。 表紙の素敵さとまったく異なる残酷さったらありゃしない) とくに『親』であるひとは。 主人公である望よりも母である芙美子さんの生い立ちが読了後、気になるし そして どんな家庭環境だろうと、第三者が語ることはできないし、理解した風ではありたくないなぁ〜って思います 映像化されることはないと思いますが 望は豊嶋花さん、芙美子は北川景子さんがイメージでした なんだかヘンテコリンなレビューですが、ただ理解できないのひとことで片付ける作品ではあって欲しくないので、レビューしました うまく言語化してくれる方、切に求ム!!

    37
    投稿日: 2025.11.15
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    表紙のほのぼの感とは裏腹に、物語の空気はまったく違った。子育てに無関心な自由奔放な母のもとで育った女の子が、大人になるまでの成長が静かに描かれている。望のこれからの人生が、どうか自由であたたかいものでありますように。

    2
    投稿日: 2025.11.15
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    虐待まではいかないのかなぁ、でも放置もやっぱり虐待なんだろうと思う。1人で保育園に行かせるのは普通ではない。子供を産めよ育てよとはいうものの、本当に育てにくい世の中だ。早く大きくなってほしいようなそのままでいてほしいような。

    0
    投稿日: 2025.11.12
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    私は母性神話を信じない。 世の中には我が子を可愛く思えない母親だって存在する。 それでもだ。 せめて子供が子供でいられる間くらいは必要最低限の義務を果たして欲しいと願わずにはいられなかった。 自由奔放なシングルマザー・芙美子を母に持つ望が主人公。 芙美子は幼稚園児の望をひとり家に置いて外出する。 恋人が変わるたびに住む場所を変えていく。 幼い望が空気を読み、立ち回る姿に胸が痛くなった。 ネグレクトから始まった育児は望の成長に伴い子どもへの依存へと変化する。 望が呪いから解放され自分の人生を取り戻せるよう願いながら読了した。

    14
    投稿日: 2025.11.05
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    わたしには合わなかったかもしれん〜…。特になにも思わないまま、感じないまま読み終わってしまった。別に共感したいと思って読んでいるわけじゃないけれど、それでも主人公に首をひねってしまうような…。タイトルにも「スープ」が入っているけれど、作中でのスープの存在意義がちょっと弱い気がした。わたしには、この作品における「スープ」にそこまで意味を見出せなかった。だからなんだろう、って思った時点でわたしには合わなかったんだなあ…。しょんぼり。

    1
    投稿日: 2025.10.24
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    美しく奔放なシングルマザー・芙美子の娘である望は、 どこか周囲から浮いてしまい、普通になりたと 願ってきた。気まぐれな芙美子のこだわりは、毎食 スープを飲むことで…。

    0
    投稿日: 2025.10.14