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サラ・ベルナール
サラ・ベルナール
山田一喜、磯見仁月、白田由樹/ポプラ社
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総合評価

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    彼女の人生に登場する数々の名だたる芸術家たちに圧倒された。 ユゴー、デュマ、ラリック、ミュシャ・・・一流の人は一流の人を見出だすのだなと感じた。 彼女の舞台を観たいと思った。 当時の文化風習で知らなかったことは、俳優は不道徳とされ埋葬すら許されなかったこと。 この本だけでは分からなかったことは、一つ目は里親制度について。サラが食事もままならない家に里子に出されていた。ジュリが仕送りをしていた様子も無く、子供では労働力にもならないだろうに、何の利点があって里親は子供を預かるのだろう? またジュリも何故貧しい家に里子に出したのだろうか。 二つ目は宗教について。解説にサラはユダヤ系とあるが、彼女は修道女のいる寄宿学校と修道院で生活しており、これはどういう理由なのだろうか。

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    投稿日: 2022.08.28