
総合評価
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powered by ブクログ小学校の国語の時間に 教科書の物語の最後の 数ページをホチキスで止めて この物語の続きは どんなものになるか 考えよう と、言う授業があった 私はもう読んでいたので 内容は知っていたけど 考えてみた 自分だったらどんな結末がいいか なんだか楽しかった 本当の結末は悪いやつが それなりにやっつけられる 話しだったように記憶している でもそれは嫌だった なんとかして みんな仲良くなれないものかと お話しを考えた 結局いがみ合っていた 2人が酒盛りをして 騒いでいる場面で終わらせた なんの話しだったか 覚えていないけれど その時の話しを作る ワクワク感は 今でも覚えている 自分の思ったように 登場人物たちが動き回る その感動たるや! 何十年も前の話しだけれど 心に残る 「本でした」は それを思い出させてくれた 未復元の言葉たち 自分で復元したくなった かつて小学校の図書館に 入り浸り、本の世界に 生きていたあの頃が 懐かしい!
3投稿日: 2025.11.10
powered by ブクログ2人の男(又吉とヨシタケシンスケ)が本の一部を手がかりに本を作り上げるという設定のお話。 2人の発想が面白い。 特にヨシタケシンスケさん。 「手をつないでいてよかった」 は、想像の斜めを行く展開に笑った。 日常に退屈している人に ちょっとエスプリの効いたお話を読んでほしい
0投稿日: 2025.11.10
powered by ブクログ私は本が好きだ。って感じている自分を抱きしめたくなるような本だった。 エピローグと販売地域が鬼ヶ島のため僕たちの知ってる桃太郎とは異なる話が好き。 私に心の余裕をくれたのも、笑わせたり感動させてくれたのも、本でした。
0投稿日: 2025.11.10
powered by ブクログ元々好きな又吉直樹さんと最近知ったヨシタケシンスケさんの共作。 面白い趣向の本でした。 装丁も素敵です。 村人が持ち寄った、少しの情報しかない本の復元。 実際にはお互いがお題を出して物語を創作されたんですね。 それぞれのお話の読み心地が良く、ヨシタケさんのイラストも可愛らしい。 夜寝る前に少しずつ読むのに丁度いい。 同じシリーズの本があるみたいなので読もうと思います。
0投稿日: 2025.11.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
意味のないような一文から、まとまりのある短い物語を生み出せるのは本当にすごいと思った。私は又吉さんの作品よりも、ヨシタケシンスケさんの作品のほうがまとまりがあり、読んでいてより面白いと感じた。 中でも「手をつないでよかった」や集合写真の話は、一見キャッチーなタイトルでありながら、最後にはゾワッとするような展開があり、その短さの中で読者を驚かせる構成力に感心した。
0投稿日: 2025.11.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まずはコンセプトがいいですよね?ちょっとした手がかりさえあれば元の本の形に復元出来る!本好きにはたまらないと思うのですが( ˊᵕˋ ) とゆうか、タイトルとか書き出しの一文、最後の一文からこんなにたくさんの物語を考えられるお2人の才能にビックリしました。そうゆうことか!ってなったり、うまいなぁとただ感心したり、1冊の本なのに様々なタイプの話しが読めて楽しかったです。そこは前回と同じですね。 ただ、前回より私好みの、最後にソワッとする感じの話しがあったのが印象的でした。最後の一文が「手をつないでいてよかった」と「この集合写真の全員が笑顔だったのは、そんな物語があったからだ」が好きでしたね。 あとは書き出しが「天動説も地動説も間違いだった。動いていたのは天でも地でもなかったのだ」は考え方が好きで、最後の一文が「以上の理由から僕は恐竜です」はそう来たか!と思い、これも好きでした。 単行本で分厚いけど、イラストも多いし、字も大きいのでお子さんとかでも読めるとこあるし、好きなところから読んでもいいと思います(*^^*)楽しい読者時間でした!
4投稿日: 2025.11.07
powered by ブクログその本は のシリーズでヨシタケシンスケさんと又吉さんの合作 このシリーズの又吉作品が大好きで笑いっぱなしだったのに、ホロッと泣かせるところもある ヨシタケシンスケさんは言わずもがな 絵はもちろん大好きだけど、力まずに生きればいいんだよなーって楽しいことだけ脳内にとどめておけばいいよなーってほんわか出来る いい本でした
19投稿日: 2025.11.06
powered by ブクログあるヒントを手掛かりに、著者の二人が物語を復元してゆく。 一見、大喜利のようですが、「創作」の本質と「本」のすばらしさが詰まっていました。
14投稿日: 2025.11.04
powered by ブクログ空き家に住みついた二人の男は、 「どんな本でも本にもどします」という看板を掲げる。 村人たちが「本の復元依頼シート」に記入して投函すれば、 きちんと製本された本になって戻るのだが・・・。 ・プロローグ 整理番号1~27、未復元タイトル、書き出し、 最後の一文、その他 ・エピローグ バラバラになった本でも元に戻るだけでなく、 タイトルなど、ちょっとした手がかりがあれば、 元の形に復元できるという。 例えば『かわいそうなゴリラ』『大好きだ。迷惑だ』 頭の中がぐるぐる回る『人間失格』 「手をつないでいてよかった」「以下の理由から僕は恐竜です」 などなど。それは二人の想像力と創作力の物語。 ファンタジー、SF、シニカルなど自由自在に話が紡がれ、 向上し、特に整理番号27は圧巻でした。 そしてエピローグ。 本が好き。本を好きになって欲しいという想いが たっぷり詰まっていて、胸熱な心地になりました。
18投稿日: 2025.11.04
powered by ブクログヨシタケシンスケさん好きです。こちらはお題をもらって物語を創造する形式の本。 「タイトル」「書き出し」「最後の一文」など設定もいろいろで、それに対して短編(短いものだと1P!)が書かれています。読みやすくて一気読みでした。 又吉さんのパートはお題によってはただの大喜利だったので個人的にあんまり笑。ヨシタケさんの「ハチマキしかない」「恐竜」「集合写真」とか好きです。 それにしても、この作品の書き方って、想像力と文章の構成力を磨く勉強になる!特に「書き出し」を決められて物語作るのやってみたくなる!
1投稿日: 2025.11.04
powered by ブクログタイトルや書き出しの一文を元に、失われてしまった本を復元することができる二人の男。 このタイトルにどんなストーリーが…?と期待して読むと予想外の展開が待っていて、大喜利のような面白さがある。 ヨシタケシンスケさんの挿絵は相変わらず良い味出してるし。 一つひとつの本の復元が面白いのはもちろん、二人の男にもちゃんとストーリーがあって最後はめでたしめでたし、と言いたくなるような結末。 この二人の合作またあるのかな?楽しみです。
0投稿日: 2025.11.03
powered by ブクログ真剣に 復元依頼シートに書いてある 書き出しやタイトルの本があるか 私も考えてしまった。一緒になって考えてみたり。 さすが! 本の復元依頼シート 整理番号27 の話が好きです。
44投稿日: 2025.11.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「本には、先人たちがそれらにどう向き合い、乗り越えたかの知恵や教訓が詰まっている。だから、僕は本を読み、その知恵を借りながら、自分自身の生き方を見つけて行こうと思う。そして、それを次に伝えていく。」 「『年収一億円のあなた』は本当は存在しないけれど、そのイメージは、微かな興奮は、身体に吸収され、あなたの一部になる。」 『どんどん願えば、みるみる叶う』
1投稿日: 2025.10.31
powered by ブクログどんな本でも本にもどします。2人の男が去った後、その村からたくさんの作家が生まれたそうです。 この終わりかたお見事ですね。途中で小川想くんの作文がでてきます。家族についてこの作文がとてもいいです。あとお父さんがずっとそばにいてくれている話もとても面白かったです。
1投稿日: 2025.10.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この本は… 又吉さんとヨシタケさんが、ある村で暮らすことになり、そこでわずかな手がかりを元に失われた物語を「復元」する仕事を始める。というストーリー 手がかりは…タイトルであったり、書き出しであったり、締めの言葉であったりと様々で 二人の独特の感性で思いも寄らない物語が「復元」されていきます。 (欲を言えば、この様式なら同じお題で二人の違う物語…なんかも見たいと思いました) その後、二人の「復元」が人気になり希望者が増え、ついには追いつかなくなります。その後色々あって村人達は自分達で「復元」を始め、村からたくさんの作家が生まれました。…と締められます。 以前、小説の書き方だったか物語の作り方だったかについての本を読んだことがありましたが、 その中に、とにかくたくさんのアイデアやフレーズをカードに書き出して、それぞれの物語を膨らましていくという訓練方法があり、なるほど「復元」と同じだなぁと感じました。 その為、終盤のまだ復元されていない手がかりの数々は、二人を手本にして読者に「復元」に挑戦するように言っているのかなと思いました。 なので、この本は二人の作家が新しい作家を生み出すきっかけを作る。そんな本でした。
1投稿日: 2025.10.30
powered by ブクログ「本」の魅力が ぎゅうぎゅうに詰まった一冊。贅沢な著者2人、贅沢な装丁。 だから皆んな本を読むんだなーて納得してしまった。ヨシタケさんのイラストがたくさんあって可愛い。2人が互いに復元依頼シートを書いたという事かな…企画からきっと時間かけて丁寧に作られたんだろうな 読んで良かった。
1投稿日: 2025.10.30
powered by ブクログ【どんなものでも 本に もどします】 1ページでも、1行だけでも タイトルだけでも、 ちょっとした手がかりさえあれば、元の本の形に復元できる。 「本の復元依頼シート」をポストに入れると…? とってもワクワクしますね! 自由に想像を膨らませ、好き勝手な本にしちゃう。 自由過ぎて笑っちゃうし、読者である私も想像するのが楽しくって、子供の頃に戻ったみたい! 最後の依頼だけはちょっと特別 【その本は、主人公が、本が好きでした。 これって、どんな本でした?】 本への愛情に溢れた、少し長めのお話。 優しくて温かい気持ちになれますよ( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ ) さぁ、私たちも物語を想像しよう! 「ここからどうなると思う?」 楽しい、楽しい時間がこれからはじまる!
74投稿日: 2025.10.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
60ページまで読んでる 又吉さん ヨシタケシンスケさん どっちもとても好きな作家さんが、 ずっと大喜利しあってる感じ くすっと笑えるけど、なんだろうこれ。 ここからどうなる??
0投稿日: 2025.10.26
powered by ブクログヨシタケさんの素朴なイラストが文章を潤色。又吉さんが復元した『主人公が、本が好き』に感じ入る。本に育まれた小川想くんの、想像力や思慮深さが温かく、素敵な物語だった。今後もヨシタケさんと又吉さんが、村人の復元リクエストに応えてくれることを願っている。
0投稿日: 2025.10.25
powered by ブクログ続編出てたのね。 うーん、復元って名前じゃなけりゃ嘘ではないんでない??? 創作意欲の種をばら蒔く不思議な男たちのおはなし。
0投稿日: 2025.10.23
powered by ブクログ途中までは、お題に沿ってつらつらと続くのかな、と思っていた。もちろん面白く読み進めたけれど、次第にその中核に近づき…心がザワザワし始める…。本って、楽しいばかりじゃない。辛いこと、苦しいことも教えてくれる。いろんな感情が目を覚ます。何を感じても、想っても、それは人それぞれのもので、正しいとか間違いとかの話ではない。一人一人の紡ぐ物語はひとつひとつ輝いている。
1投稿日: 2025.10.15
powered by ブクログヨシタケさんと又吉さん、絶対面白いだろうなあと思って手に取りました。2人の創造力に圧倒されつつたまに吹き出しながら読みました。 鬼目線で書かれた桃太郎の話がお気に入りです。
6投稿日: 2025.10.13
powered by ブクログいわゆる大喜利本? 復元依頼シートに書かれたお題にどう返すか? まだ未復元のお題に自分ならどんな物語を…と広げる楽しさがこの本の面白さなのかもしれない。いや、全然思い浮かばんけどね! でも作中の二人が必死に何かを捻り出そうと頑張ってたり、出来た時には喜んでたりする所に作家の性みたいなものを感じた。 作家ってきっとこういうことをずっとやってるお仕事なんだね。 未復元のお題全てに物語を作ることが出来たら、作家になれるんじゃない…?(笑) 「本が好き」の中の小学生になったら読む本のリストに「あるかしら書店」があったのに、めちゃ共感した!
1投稿日: 2025.10.13
powered by ブクログエピローグがいい。あと最後の話もずっといい。又吉とヨシタケシンスケの本への愛が溢れていて本の力をひしひしと感じる。力士の戦争の話もすき
0投稿日: 2025.10.12
powered by ブクログヨシタケシンスケさんの発想が全部かわいくて、好きな内容が多かったけど、1番最後の又吉さんの話で泣きそうになった。本好きな人は一度は感じたことある内容な気がする。本が好きなことが誇らしい気持ちになった。
10投稿日: 2025.10.12
powered by ブクログとっても読みやすい本だった。 イラストもカラーでヨシタケシンスケの絵がほっこりする。 復元担当の又吉直樹とヨシタケシンスケ作品が交互に復元?されて蘇りとっても贅沢な本だった。 特に好きだったのは整理番号27の「その本は主人公が本が好き」でした。 この小川想くん、友達がいなくていつもひとりで本を読んでいる子、想くんが書いた「家族について」の作文が胸を打つ。いいお母さんといいお父さん、でも読んだ時お父さんはもうきっといないんだなとわかった。 本の頁をめくる時、お父さんと一緒に読んでる気がしてめくるタイミングをよんでたってあったので。 この一文で想くんの人を思いやることができる優しい子だってわかる。 本好きの先輩と本好きの先生がいるってだけでもう孤独ではないんだね。
0投稿日: 2025.10.07
powered by ブクログ無数の孤独が それぞれの場所で静かに待っていて やがて出会う日に備えているのだ ----- 又吉先生の一文 個人的には、前作の『その本は。』の方が好き 好きだった分、期待値も大きくなったので 星は少し低めにしました とはいえ上記以外にも 好きなフレーズはいくつかあるので その本は、とセットでおすすめです
0投稿日: 2025.10.06
powered by ブクログ▼配架・貸出状況 https://opac.nittai.ac.jp/carinopaclink.htm?OAL=SB00560079
0投稿日: 2025.10.06
powered by ブクログコンセプトは素晴らしく、装飾も素敵で、最後まで楽しくページを進めました。ただ、一つ一つの物語は淡白な感じでした(・・;)
0投稿日: 2025.10.05
powered by ブクログ面白かったぁ。本を手にしたときの重量感とはうらはらにサクサクと読めます。 お題から話を作る。お二人の想像力、素晴らしいです。本への愛情が感じられる一冊。 自分自身もそうだよ、本が好きなんだよっ改めて思いました。
20投稿日: 2025.09.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これはどこかで募集してたんですかね? 紙に本のタイトルや文章を書いてその内容をお二人が創作していくって感じでした。 何編か好みのものがありました。 『5文字の世界』は昔友達と似たようなやり取りしてたなーと思い出しました。あとは天動説でも地動説でもなかったという話やみんな笑顔で写真に写ってるっていう話も好きでした。あと、手をつないでてよかったとか。微ホラー。 結構分厚い本ですが、イラストや文章が短いものが多いので1時間くらいで読み終わりました。
1投稿日: 2025.09.25
powered by ブクログタイトルだけ、書き出しだけ、最後の一文だけが存在する本。それはいったいどんな本だったのか、を想像して復元していくという物語。お題となるその部分だけでも充分にインパクトがあって、そこからさらなる想像力の飛躍によって紡がれる物語はこれまた奇想天外。とにかく本が好き、という人なら、楽しめちゃう一冊ですが。逆にあまり本を読まない人でも気軽に手に取れる一冊かも。 復元がまだされていない本の数々も気になる……。
0投稿日: 2025.09.23
powered by ブクログ1行からのストーリーが繋がる。 そして、だんだんお話が壮大になっていく。 この想像力こそ、本の魅力ですね。 そして、この装丁や紙質、手触り、色合い・・・と紙の本の魅力も存分に。 27番目のお話。 それはそれは、本好きには納得できる、温かいお話でした。 ありがとう。
16投稿日: 2025.09.23
powered by ブクログあらすじが面白く手に取ってみた 素晴らしい 思い出せない本、記憶に残ってる本、本を好きになってほしい気持ち、全ての物語にホスピタリティを感じた。 まあ読んでいて、とにかく明るいほかほかした気持ちになる こうやって感想を書くのは少々自己満足でもあるけれど、多少なりとも他の人の目にも届くと良いなと言う気持ちはあるんですよね、私も。 本が好きだからブクログをしてる方がほとんどだろうけど、他のSNSにも発信してより多くの人に本を好きになってもらいたい さすが又吉さん。
11投稿日: 2025.09.20
powered by ブクログああ、やっぱり本って「面白い」というただシンプルな理由で読みたいものなんだと再認識。 物語を紡ぐことも、紡がれたものに触れることも、全部が面白い。 自分には合わなかった本があったとしても、その出会いも面白い。 見ず知らずの人が紡いだ文章が自分の心に染み渡ったり、笑顔になったり、涙したり、そうやって感情を揺さぶられる時間はとても有意義なものだと思う。 整理番号27のお話が個人的にとても面白かった。 また読み返す時、パラパラと適当に開いたところを読むのもいいかもしれない。 2025.9.18 読了
0投稿日: 2025.09.18
powered by ブクログ主人公が「本が好き」な話が一番好きでした。 しかも、息子と同じ名前の子が主人公で、さらに胸が熱くなりました。中には笑いも恐怖も涙もあるお話がたくさんあって、親子で楽しみたい一冊だと思いました。
1投稿日: 2025.09.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
途中、3分の2あたりまでは、「どうでも本でした」と思いながら読んでいたが、「主人公は 本が好き」という中編は良かった。
0投稿日: 2025.09.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
24,26,27が好きでした! 読みやすいし、ひとつひとつは短くて、くすっと笑えたりブラックだったり。 楽しかったです。
1投稿日: 2025.09.15
powered by ブクログヨシタケさんの作品がネガティブなユーモアたっぷりな感じでした。 本が好き が 家族の想い が詰まってて、込み上げるものがありました。
0投稿日: 2025.09.15
powered by ブクログ又吉さんとヨシタケさん初でした。 コラボも初でした。 装丁もとても素敵。 そしてとてもユニークな内容で、本が好きなんだなというのが伝わってきました。 あっという間に読めたけど、内容が濃いかったように感じました。
16投稿日: 2025.09.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
大好きなヨシタケシンスケさん、と気になる作家お笑い芸人の又吉さんのコラボ。 前作があることを知らずに、書店にて衝動買いしてしまった。 たった1行のヒントから、それぞれが話を創作していく物語。総じて、好みだなと思う話はヨシタケさんが多く、特に「泥団子」「手を繋いでいてよかった」「集合写真の笑顔」「鬼ヶ島」のエピソードが好きだった。これまでヨシタケさんの子供向け絵本しか読んだことなかったが、皮肉が効いていたり、最後にゾワっとする話だったり。こんなテイストの話もかける方なんだ!と驚いたし、ますます魅力的な作家さんだなと感じた。 だけども、、、群を抜いて1番最後の、又吉さんの本が好きの話が好きすぎて。久しぶりに本を読みながら涙を流した。 誰でも子供の頃は「本が好きなんて、変なやつ」って思ったことあるよね、、わたしもそうやって少し小馬鹿にしてた時があった。でも「本が好き」って気持ちはとても大切なことだし、わざわざただ近くに住んでいるだけの知り合い(学校の同級生)に理解されなくても、きっと「同じものが好き」な友達はできる。子供の頃見失いがちな自分の気持ちだけど、この本を通じて、将来そのくらいの年齢になった娘に伝えたいなと感じた。 本を読むということは素晴らしいことだし、人に誇れることなのだと教えてくれる一冊。
2投稿日: 2025.09.12
powered by ブクログ著者の又吉直樹とヨシタケシンスケが、「本が好きだ」ということ、そして彼らが「本に救われた」と感じていることがヒシヒシと伝わる作品集でした。 特に「整理番号27 主人公は本が好き」は読み応えがありました。どうしても、教室で一人本を読んでいる姿は内向的に見えますが、様々な本を読んできた主人公の豊かな内面はとても素敵でしたし、改めて読書という行為の素晴らしさを感じられました。 今では本に関わる仕事をしていることもありますが、やっぱり人生と本は切り離せないし、自分の軸となる部分に欠かすことのできない養分のひとつは、タイトル通り「本でした」と胸を張って言うことができる、そんな自信を与えてくれる読書でした。
8投稿日: 2025.09.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
村はずれの空き地に住み着いた二人の男が、「本の復元依頼シート」を元に、本を創作していくお話。 ネタ的な短編小説、かな。 最後の本が好きな主人公の話、なかなか好きです。 「本」への愛情が詰まった本でした。 ヨシタケさんのイラストはやはり良くて、素敵。
2投稿日: 2025.09.07
powered by ブクログ本が好きな人でも、本をあまり読まない人でも、どちらでも楽しめる懐の広さがある一冊です。 そして最後には、自分にとっての本のあり方を考え直すきっかけをもらい、一緒に本の世界で遊ぼう!と誘われるような。 ずっしりした単行本に夢があるの、とてもわかります。この本がまさにそう。本屋さんのレジに持っていく時から既にわくわくでした!
9投稿日: 2025.09.07
powered by ブクログこのお二人の視点とアイディアに、前作同様感動!本(お話)にできずに溜まってしまったリクエストは、読者が自分で考えてみるのもいいのでは?って提案なのかなーとも思いました。素敵な本でした!
0投稿日: 2025.09.06
powered by ブクログ世界中を回って面白い本を探すようにと王様に命じられた又吉とヨシタケ。旅から帰って語って聞かせるその本の中身は、という前作のありがちな展開と比べて、今作は展開の仕方に困ったのかなと思いながら読んだ。あまり心に響かない、ありがちなパート2か。 読み進めると、やたら長いパートに出会った。又吉の担当だ。これだけが50ページ近くもある。 いやいや作家又吉直樹の力に驚かされた。人にとって本とは、本を読むとはどういうことなのか、見事に説き明かしてくれた。私の足りなさにムチをくれたのだ。たいへんありがたい「本でした」!
2投稿日: 2025.09.05
powered by ブクログ軽快に読み進められて、読む手を止められない!ヨシタケシンスケさんの絵のなんとも言えない表情に、思わず「ププ」っと笑ってしまう。 又吉さんの27のお話がグッときた。本でつながっている家族のお話。「想のための読書目録」が載っていることにちゃんと意味があることに気付けて、自分でもびっくりした!誰かに話したい…
0投稿日: 2025.09.05
powered by ブクログ手にした瞬間のずっしり感。 紙本が大好きな私にとってそれだけで至福。 2022年7月26日に刊行された『その本は』から約3年。 又吉直樹さんとヨシタケシンスケさん、お二人によるコラボ作品が再び読めて嬉しい。 前作未読でも全く問題ない。 今回は村はずれに住み着いた二人の男が、村人達の依頼で、本を復元するお話。 破れてしまった本だけではなく、些細な手がかりさえあれば、原本を再生してくれる魔法のようなお店。 どのエピソードも面白くて何度も声を立てて笑った。 お二人の想像力の豊かさに感服し、エピローグに唸る。 やっぱり紙本が好き。
9投稿日: 2025.09.01
powered by ブクログ深夜ラジオのワンコーナーのような内容 終盤の小説みたいのは好きだった 大喜利のお題だもんな 又吉はやっぱりお笑いが好きなんだろうな というのは伝わった
1投稿日: 2025.08.31
powered by ブクログまた面白い本を2人が作ってくれた 「ため息も生きるための呼吸」とか 「孤独は友達」とかなんとも言えない 作品タイトルのセンスさすがです
0投稿日: 2025.08.31
powered by ブクログ一文から物語を作る 発想が面白いですね。珍しくヨシタケさんの ブラックっぽいお話もあったりして。 27の「本が好き」が良かったです。 それ以外はあまり響かなかったかな 2人の合作は前回の「その本は」の方が良かった気がします。 本当に本が好きなんだなぁと言う熱意は伝わりました。
16投稿日: 2025.08.30
powered by ブクログこの二人でおもしろくないわけはないけど、いやはや傑作でした。車内で何度もニヤニヤしちゃったし、最後のストーリーはちょっとじーんとしてしまった。読書好きの子どもから、フツーの大人まで、プレゼントとかしてもハズレなさそう。個人的には中上級日本語学習者向けの教材ヒントにもなりました。
5投稿日: 2025.08.30
powered by ブクログ本を読む理由って、やっぱり「面白いから」に尽きるんじゃないかと思う。 いろいろな話を読みたいから、次々と本に手を伸ばす。自分の好みの本もあれば、あまり合わなかった本もある。 でも全ての本は必ず誰かが読んでいて、誰かを楽しませている。 こんな感想が浮かんできたのは、著者2人の本"愛"を色濃く感じたからだと思う。 そして、自分たちだけが本を作ることが出来るんではなく、色んな人がいるからこそ、色んな本が出来上がるというメッセージを感じ取った。(みんな作家になれと言っている訳ではない。) 本書には沢山のお話が出てくるのだが、皆、自分のお気に入りがあるのではないだろうか。 私は『手をつないでいてよかった』が気に入っている。 ほんわかしているようで、急に恐ろしい話に降下するところが好きなのである。 急にヨシタケシンスケさんの作画のホラーが読んでみたくなった。
7投稿日: 2025.08.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かったけど何度も読み返したい、手元に置いておきたいとは思えなかった。 『手をつないでいて良かった』のページが1番面白くて怖かった!
2投稿日: 2025.08.29
powered by ブクログ前作の「その本は」がとっても良かったので、速攻で図書館予約。一番目で読むことが出来た。 今回は、タイトル、最初の1行、最後の1行だけというようなバラバラになった本を復元するという話で、こちらも装丁が可愛い。最初のページに「本の復元依頼シート」、それから復元した文章という順番で掲載されている。 凝った作りで可愛いけれど、あまりハマらなかった…。 印象に残るものが少なかったかな…。 ヨシタケさんの最後の1行が「手をつないでいてよかった」が一番好き。 あとは又吉さんの書き出しが「呪いの言葉だけで綴られたそれはラブレターだった」が良かった。 最後の方に復元されなったタイトル等が載っていたけど、そこには面白そうなものもいくつかあった。それを想像するのは楽しそう。
15投稿日: 2025.08.24
powered by ブクログ本への愛と、発想・想像することの素晴らしさが詰まった一冊。めっちゃ面白い。二人とも得意分野だろうな〜って伝わってくるくらい、生き生きと物語を作っている姿が目に浮かんだ。 設定としては、「ある物語の一部から本を復元する本屋さん」のお話。タイトルが「〇〇」、書き出しが「◻︎◻︎」、最後の一文が「▲▲」など、断片的な情報から物語を再生する。中には「作られた目的が〇〇」「人物相関図がーー」など、もはや無茶振りに近いものもあり、ワクワクした。自分だとどんな物語にするかな〜って考えてから読むのも面白い。 そして最後のお話。「本が好き」なこと、「本」「読書」そのものの素晴らしさについて書かれた一編は最高だった。又吉さんの新書『夜を乗り越える』に込められた想いをさらにわかりやすく小説として書いてくれている気がした。
0投稿日: 2025.08.19
powered by ブクログバラバラになった本を、復元してくれる不思議な本屋さんのお話。タイトル、書き出しや終わりの1行などの手がかりから、お話を復元してくれる。 出来上がりのお話を読む前に、自分でも想像してみようと思うんだけど、、想像力の限界にあがいた末、我慢できずページをめくる。 例えば、「整理番号3」の復元依頼シートには、、 >> その本は書き出しが、「子供がつくった泥だんごがこんなにも硬くなることを誰も予想していなかった」でした。これって、どんな本でした?(p.21) ヨシタケシンスケさんと、又吉さん、おふたりの想像力に圧倒される。で、整理番号27番で、グッと胸をつかまれる。圧巻。 >> 誰もが相手の気持ちを理解して、傷つけることなく生きていけたら、それは素晴らしい世界だろう。だけど、僕が読んだ多くの物語には、そんな完璧な世界は出てこない。それでも、その不完全な世界のなかにも、美しい瞬間がある。 (p.184「整理番号27」より)
5投稿日: 2025.08.17
powered by ブクログ絵本作家と文学作家だからこそできる。お互いの視点、絵だから伝わること、文だから想像できること。そんな楽しさが敷き詰められた一作でした。
0投稿日: 2025.08.15
powered by ブクログお題をもらって2人の作者が短編を書いていく感じなんだけど、すごい良かった!ヨシタケシンスケさんはすごいな、全て面白くしてくれる、絵もあるから余計かもしれない好きばかりだった。又吉さんは途中投げやりかなと感じざるをえないものもあったけど、最後の作品は心動くものがあり、全てを通してからなんだけど、すごく温かく読み終えることができた。本が好きっていう、それが本でした。っていうのを自分が自分に得意げに自慢して満たされて、本好きで良かったなと思える一冊で、私は本が好きだと口にせずとも持ち続けられるそんな一冊だった。ありがとう。
0投稿日: 2025.08.14
powered by ブクログ「本のタイトルや出だし、フレーズから、その本を復元します」 このお二人だからこそ思いつく、たったその一フレーズからここまでお話が膨らむのか…とただただおもしろく読ませていただきました! このコラボ最高!
1投稿日: 2025.08.13
powered by ブクログ夏休み、読書感想文の宿題のために子どもに本をねだられて、児童書のコーナーに陳列された本書を見かけて思わず手に取りました。久しぶりに単行本を購入したなあ、なんて考えていたら、最後のお話でバチッとハマってしまいました。基本的には短編集のような感覚で読み易かったですし、トータル的に満足度は非常に高かったです。
0投稿日: 2025.08.12
powered by ブクログ老若男女すべての人にオススメできる一冊。 タイトルや書き出しなどから、その本を復元していく物語は、ストーリーを追う楽しみだけでなく、想像することの面白さを与えてくれる。 なぜ本が好きなのか なぜ読みたいのか 自分なりの答えにプラスアルファできる気づきも、そこかしこに散りばめられている。 本を読み、そこから得られる知恵を借りながら、自分自身の生き方を見つけていこうと思えるのが読書なのだと改めて考えさせられた。
12投稿日: 2025.08.12
powered by ブクログ前作同様、このコラボは最高。そして今回もまた、題材設定が秀逸で、大喜利合戦みたいな様相も呈していて、笑える個所も少なからず。装丁も好き。ルーティンになってしまい、著者が楽しめなくなってもダメだから、ゆっくりで良いので是非定期的にコラボ作を刊行していって欲しい。
0投稿日: 2025.08.12
powered by ブクログ第1弾が好きだったので、今回書店で見つけて早速購入。 何度も読み返したい、そんな本でした。本が好きな人がきっと手に取るであろうこの本。整理番号27は刺さる部分がありました。 私はヨシタケシンスケさんは大人に向けの絵本作家さんと思っていて、良く読むのですが節々にヨシタケシンスケさんらしい文がありにやにやしてしまいました。 この本は星新一さんのショートショートに似ていると思います。中学生の時に出会い大好きで図書室で沢山読んだあの時間を思い出しました。 やっぱり本っていいよなぁ。
4投稿日: 2025.08.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
実は初めて又吉さんと、ヨシタケさんの作品を読みました。 今までなんで読まなかったんだ!というくらい面白くてふふふとにやにやしながら読んでしまいました。 特に好きだったのは101ページのお話です。 挿絵の一部から作られた物語。 怪物と言われながらも、どこか抜けていて優しそうな怪物と、かしこくしっかりものの少女。 なんて愛らしい組み合わせなのだろうか! もっと続きが読みたくなりました。 全てのお話を読み終えて、私も何かポストに入れてみたい!と思いました。
1投稿日: 2025.08.07
powered by ブクログヨシタケシンスケと又吉直樹のコンビがおくる本にまつわる本第二弾。3年前の第一弾「その本は」がおもしろかったので、迷わず入手。 今回は旅の果てにとある小さな村にいきついた二人の男(又吉風とヨシタケ風)が、タイトルや書き出し、結びの一文など村人が寄せる一片の記憶・手がかりから本の復元サービスをはじめるという設定で、さまざまなお題にこたえる掌編(たまにちょっと長いときも⋯)をでっち上げていくもとい復元してみせる、というスタイル。 又吉担当はテキストのみ、ヨシタケ担当は絵入り。 「その本は」を体験しているので、話の展開自体は、まあそうでしょうね、という予想通りのものだったが、いろんな遊び心や凝った工夫も随所にあり、最後まであきれたりおどろかされたり楽しかった。お話としては24番がいちばん好きかなあ。そのへんからギアが一段あがって読み応えがある作品が続いてもりあがった。 読書感想文は書きにくいと思うけれど、ちょこちょこ読めるし、いろんな味が楽しめるし、夏の本棚にぜひ。
3投稿日: 2025.08.07
