
かえるの騎士とみにくい背高女王
十文字青、やなぎはらいずみ/マイナビ出版
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総合評価
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powered by ブクログ#PR 人間のように話す、大きなかえるがとある国の女王に仕える騎士になり、愛する女王のもとを離れ自分自身を見つめ直し敵と闘う物語。 かなりの分厚さで読み応えあります。 アイデンティティと哲学の要素があってダークファンタジーという括りのようですが、自分自身を探す探求の物語でもあると思う。 かえるだから差別される国のなかでもかえるを認めて一緒にいるひとたちや、かえるが旅に出てから出会うひとたち、かえるを認めて信頼してくれるひとたち、ひとは外見だけで判断してはいけないし言葉が通じないなら学べばいいのでは?と今回の物語で強く思いました。敵対する相手とももしかしたら違う形で分かりあえることもあるかもしれないそんな気持ちを思い出させる物語でした。
9投稿日: 2025.09.26
