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恋人が思い出せません
恋人が思い出せません
海野幸、夏乃あゆみ/新書館
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総合評価

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    恋人を自称する超美形年下×彼の記憶がすっぽり抜け落ちてる臆病者 突然消えた記憶、時間の経過で薄れた記憶、複数混ざり作り上げられた記憶…失われた記憶にまつわるあれこれ。 心と記憶の有り様をあらゆる角度で描かれて面白かったです。 年下攻のかわいさもたっぷり。 しかし……高すぎ。もう文庫の値段じゃない。 ディアプラスだけ2歩リードで値上げになってるのなんで。 好き作家の好きそうなあらすじだから買ったけど、そうでないなら今後は回避しそう。

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    投稿日: 2025.10.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    記憶喪失ものだけど2ヶ月だけ無いというパターン。 幸人が目覚めると見知らぬ青年、直道がいて「恋人」を名乗る。 とりあえずは付き合いをはじめて、そこからの幸人の過去のトラウマ、直道とは本当に恋人だったのか、記憶を失った理由などが複雑に絡み合っていてハラハラドキドキでした。 直道がトラウマを植え付けた人物の弟だとわかり、しかも恋人ではなかった事、でも恋人になりたいと何度も告白していた事等で幸人が本当は直道をどう思っていたのかをようやく気づき記憶も戻り「好き」と伝えられた時はホッとしました。 幸人を引き立て役として扱っていたケイには腹立たしくて仕方なかったけれど直道がハッキリとケイに対峙してくれた時の言葉にスカッとしました。 体の相性が抜群で、でもそれもお互いが好きで仕方からなのが最高です。 2編目は恋人になり直道が社会人になり付き合う中でトラウマから人目を気にしてしまう幸人に分かっていても落ち込む直道に悩んでしまう幸人が切なかった。 そしてまだ思い出せていない記憶があるのではと焦り必死になる幸人がかつてトラウマを植え付けた直道の兄、尚明と偶然出会い飲み尚明からの謝罪に色々と思い、直道の無理して大人ぶっていた事等直道への「好き」が再確認して前に進めたのが本当に良かったです。 思い出せていない記憶は全くの勘違いだったのはお互い笑いあえたのには苦笑いでした。 特典ペーパーでは外で手を繋ぐという、一本前に進めた幸人に感動しる直道が可愛かったです。

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    投稿日: 2025.09.04