
夕凪姉妹と怨霊お祓い記
高原英理/講談社
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総合評価
(3件)3.3
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powered by ブクログ妖怪にも物怖じしない13歳の少女紫都子は祖母から見込まれて彼女が子供の頃果たせなかった怨霊払いを頼まれるが…。少年漫画を参考にして加筆修正しただけあって、ラストに向けて一気に盛り上がっていくバトル漫画的展開にグイグイ引き込まれ、一気に読み終わってしまった。漫画やアニメ化したらきっと面白いだろう。
0投稿日: 2025.10.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いきなりの回想シーンが多くて登場人物が増えていくせいなのか、主人公姉妹が動かない時間が多かったような…?バトルシーンでいきなり少年ジャンプみたいになったかと思いきやいきなりおわった…と思いきや…とあっさりしてるところと詳細なところが交互に来てた感じがした。 もっと妖怪や怪異を楽しめるかなーと期待したかも。 あと周りの人たち皆んなが毎回「それ1番最初に言っておいたら良かったんじゃ」ってツッコミいれたくなること言い出す アニメ映画とかになったら見やすいかもなあ
0投稿日: 2025.10.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
単行本時の題は「神野悪五郎只今退散仕る」。 これは稲垣足穂の「山ン本五郎左衛門只今退散仕る」の対になっていた。 宇野亞喜良のカバーイラストが素敵だが、積読になっていたのが、加筆・改題の上文庫化されたので、読んでみた。 カバーイラストから、ヤングアダルト向けかなと想像していたら、後半、結構スゴい展開になって驚いた。 読後、ざっと単行本と見比べたら、まさにそこが加筆された箇所らしい。 あとがきに曰く少年漫画を参考にしたとか。確かに「ジャンプ」的な。「ダンダダン」的な。痛快な。 ぐいと引き込まれて、なかなかのショックを受けて、でも読み終えた身を爽やかにしてくれて、実にいい読書だった。
5投稿日: 2025.09.24
