Reader Store
黒ばら先生と秘密のはらっぱ
黒ばら先生と秘密のはらっぱ
木地雅映子/中央公論新社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

7件)
4.1
4
0
3
0
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大人のための童話 精神年齢が大人なら何歳でも心に響くと思う。 劣悪な環境だった保育園時代の思い出。 本と想像力が、非力な子どもの心を護ってくれた。 個人的には「はいりょのいるこども」の描写に力が入っていると感じた。乱暴で身勝手な少年の言動に垣間見える家庭環境と周囲の接し方がリアル。あまりにも救いのない彼に、謎の保育士ローズ先生がかけた魔法とは? 余韻の残る作品でした。

    2
    投稿日: 2025.10.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    何を伝えたいかよく分からなかったという感想。子供目線での経験は曖昧なことが多い?見てる世界が違うんだなというのは改めて考えるとそうなんだなと思った。後半の方の衝撃事実には驚いたけど、かといってそれに対してどう思うかと言われたら特になという感じだった。保育園の描写は本当に終わってると思った。自分たちの保育園はどうだったのだろう。子供の頃の記憶が何もないから思い出そうにも思い出せないな。 次帰省したら小学校まで歩いて行ってみようかな。 懐かしい気持ちになれる本だった。作者がどんな経歴の人でどんな本を書いてるのかはすごく気になった。 私の感受性ではあまり深く感動できなかったです。申し訳ない。

    1
    投稿日: 2025.09.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    保育園に通っていた頃の思い出話という語り口。 人員不足でヒステリックで、ひどい環境の保育園だけれども、新任のローズ先生によって、主人公の日々が暖かく優しく広がっていく。 どこまでが現実でどこからが空想かは分からないけれど、 先生の愛情が主人公を承認し、満たしてくれたことで、生きる力をくれたのだと思う。

    1
    投稿日: 2025.09.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    私にはこんな記憶がないな。でもその代わり、こんなステキな物語を読めているから、いいか。 最後の一行号泣。

    1
    投稿日: 2025.09.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    どんよりした保育園に、ステキなローズ先生が来た!あの頃の私は、世の中をどんなふうに見ていたのかな。こんなふうにメルヘンチックなこと、考えていたのかな。

    55
    投稿日: 2025.08.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    6歳のはんなちゃんが保育園当時の記憶を語り、まぁまぁ酷い環境で大丈夫かなとハラハラするが、彼女の内心が結構明るいから笑っちゃうところ多かった。 おばあちゃんに毛嫌いされ、なぜかお父さんしかおらず優しくもない。 後半お母さんのことや、はんな自身の話でなるほどそうだったかと納得。 保育園の人手不足と思いやりが欠けらも無い子供達への発言がどれだけ影響を与えるのか、気をつけないと。 サミールあんたええ子やな、こういう男子キャラめっちゃいいですね〜ほんと好きです。

    55
    投稿日: 2025.08.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大事に大事に読み進めていたのに、読み終わってしまいました。 次の作品が出るまで(気が早い)、木地ファンの皆さまが毎日を健やかに過ごされることを心から願っています。

    4
    投稿日: 2025.07.09