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仮説の昭和史 戦中・占領期編【毎日文庫】
仮説の昭和史 戦中・占領期編【毎日文庫】
保阪正康/毎日新聞出版
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総合評価

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    憲法9条戦争放棄は幣原喜重郎かマッカーサーか?昭和21年1月24費の会談 ジョンガンサーは1937~38年に訪日もしアジアの内幕で 日本は天皇によって統治されているのではなく、天皇の名において統治されている。天皇個人は真の統治者ではないと看破 ジョンガンサーの息子は脳腫瘍にて死去(死よ驕るなかれ) この本の原著は2012年7月に単行本として 2013年に平成天皇に謹呈 天皇曰く、日本にはどうして民主主義が根付かなかったのでしょうね

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    投稿日: 2025.10.16
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    最も興味を持って読んだのが「もし日本が「自主戦犯裁判」を開いていたら」だった。以前から自分なりに想像していた。 著者と自分の結論は大分離れていた。著者は革命前夜を思わせる情勢になっただろう、と述べる。自分は明確さのない、曖昧な裁判で終わっていたのではないか、と思う。 そう思うからこそ、極東軍事裁判は眉唾物ではあるものの自主裁判よりはマシ、な消極的肯定派だと位置付ける。 こう考えるきっかけになるだけでも、「歴史にif」も満更悪いものでもない。 谷島屋書店本店にて購入。

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    投稿日: 2025.09.07
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    先の大戦で有名なシーンでの決断に至るプロセスとIFの観点でオムニバス形式で執筆されてます。 この週末、読書漬けになるきっかけとなった。 少し、考察が甘くないか?と思いながら、知らないエピソードもあって楽しく読了できた。生死をかけたシーンであっても、人が下す決断はやは自己防衛、保身が前提に他ならない。 全体最適とは一定数の犠牲の上に成り立って世の中は回っていると思わざる得ない。 歴史を知る我々も当時の彼らを否定できないし、我々が下す結果ごどうなろうと知る事はないのかも知れない。

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    投稿日: 2025.08.10