
総合評価
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powered by ブクログ三浦しをんさんのネイル小説(ゆびさきに魔法)を読みたいなぁと思っていながら「読みたいが、今じゃない…」となんとなく折を伺っていたら、娘の選書で知った神戸遥真さんが、つい最近ネイル小説を刊行していたことを知り、本屋で出会うタイミングもバッチリだったので、買って数時間で読了。 私より全然若い二十代後半から三十歳くらいの男女が主な登場人物のお仕事&恋愛小説だが、働き方とかつい考えちゃう。私も覚悟が足りないのかしら。恋愛もね、どっち?!と思ったらまさかの。 肝心のネイルは、楽しそうで憧れる。主人公は爪を噛む癖がコンプレックスだったが、私も(そういえば最近してないが)爪むしりの癖があるので、「私なんか」からスタートするネイルケア、とても共感できる。それに、こんなふうにネイリストさんに相談しながら、気分や状況に合わせておしゃれできたらいいな。金銭的な面と、二〜三週間ごとに通うという時間的な束縛とで、二の足を踏んでしまうのだけど…。でもだからこそ、小説でネイルを楽しめて良かった。(三浦しをんさんの方も遠からず読もうと決めた…!)
14投稿日: 2025.09.02
powered by ブクログ適度にときめき気楽に読めるいいお話でした。ストーリー的にはここで終わりでもいいけど、続きあるなら読みたいな。 ネイルしたくなったし、とりあえず久しぶりにネイルオイルを爪先までしっかり塗った。
0投稿日: 2025.08.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
男性だってネイルしていいじゃない(※オネエにあらず) 自分をアゲるために、これまでの自分から一歩踏み出すために。 年下男性ネイリストと年上幼馴染み男性(どちらもイケメン)の間にありながら、二人からの気持ちをスルーしてる鈍い女性が、一度恋と仕事から離れた後に自分が本当にできることを見つけていくお話。 彼女の社会人としての一人立ちが(と言いつつ結局最後まで幼馴染みの男性の店で居候することになるが)メインではあるので、恋愛面の決着はお預けに。 本当に鈍いんだ、彼女。 それでいて割とグイグイ入り込んでくるタイプでもあるので、距離感バグっている人でもある。 ネイリストの彼がそれでやられたと思われる。 イケメン二人に好かれるのは夢の展開だが、決着がつかないので靄るラストではあった。 前の恋が手ひどいからなあ、次の恋はまず今の仕事が安定してからになるのだろうな。 どっちを選ぶのかは気になるところではある。
0投稿日: 2025.08.02
