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世界のビジネスエリートが身につけている コーヒーの教養
世界のビジネスエリートが身につけている コーヒーの教養
山本博文/あさ出版
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総合評価

14件)
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    コーヒー豆の経済環境とコーヒー豆そのものをまとめた入門書としてとても良い。が、題名が悪い気がする。「世界のビジネスエリート」という題名をつけることで、ビジネスマンの手に取ってもらいたかったのだろうが。ビジネスエリートが読んで、話題にするような内容ではなく、マーケティングとしてはズレているなーと感じた。作者というよりも編集者の失敗だと思う。 コーヒー豆が生産から収穫、加工、出荷、販売、提供まで流れを詳しく説明してくれていたのは分かりやすかった。強いていうなら、この部分がビジネスか?

    0
    投稿日: 2025.11.15
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    コーヒーの歴史や味の違いなどを簡単に理解できる一冊。理由をもっている人が成功していると強く訴えていた。

    0
    投稿日: 2025.11.11
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    タイトルと内容が違ったという意味で星2。 コーヒー・コーヒービジネスの全体を知るには良い本かと思うが、「世界のビジネスエリートが身につけている」という部分はほぼなかった。普段、投資をしてる人や経済ニュースを見てる人なら知ってるレベル。 あとがきにも、「コーヒー好きとの共感のため」にということが書かれていたので、ビジネスエリート向けの内容ではない。

    0
    投稿日: 2025.10.25
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    コーヒーをただ飲んでいるのではなくこの一杯にどんな人が関わっているのかを知ることができる一冊。 その他にもコーヒー豆の産地等での違いなども知ることができた。 これからコーヒーを飲むときに新しい印象を与えてくれそうな本でした。

    0
    投稿日: 2025.10.13
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    コーヒー好きですが、産地、精選方法による味の違い、用語はよくわからない状況だったのでよく知りたいと思い購入。 収穫、精選、発酵、乾燥、といったコーヒー豆ができるまで!のプロセスがわかりやすい。 国ごとのコーヒーの歴史、味の違いなど学べる。 薄く広くといった感じではあるが、教養という意味ではこれが良い。

    0
    投稿日: 2025.09.06
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    コーヒーショップに行く度に色んな種類の豆(種)があって何を買うべきか迷っていた為、この本を購入した。コーヒーの歴史、産地ごとの現状の状況とコーヒー豆(種)の特徴、今後の課題について紹介があって、何気なく飲んでいるコーヒーにも色々とストーリーがあるのだと勉強になった。今度コーヒー豆(種)を購入する時は産地にこだわって購入したいと思った。

    0
    投稿日: 2025.08.10
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    コーヒーのことを知りたく購入しました。 正直、少し内容薄いだろうなぁ。なんて、思いながら読み始めましたが、想像をはるかに超える内容で、もっとコーヒーのことを勉強したくなりました。 明日からの一杯、大事にしていきたいと思います。

    1
    投稿日: 2025.07.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    コーヒーを飲みたくなる本だった 2050年には気候変動のためコーヒー栽培に適した土地が半減してしまう  品種改良 農業 森林との共存 アラビカ種 6割 南米 中米 エチオピア モカ ロブスタ種 4割 アジア

    0
    投稿日: 2025.07.16
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    コーヒーのサプライチェーンの解説、それぞれが抱える問題やムーブメントによる変化、コーヒーの2050年問題、国際情勢の影響などなど刺激を受ける内容でした。現地を見て、取引して知ること、また知ろうとすることの大切さ。じっとしてたら理解できないだろうことに興味を持ち、誠実に接すること。コーヒーの世界だけでなく、他のいろんな場面でも同じくいえることだなあ。

    10
    投稿日: 2025.07.13
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    ブラジルの19世紀アメリカの三角貿易や、コーヒーの産地、精選処理の方法を知ることができて、興味深かった。 コーヒーを通じて、地政学がわかるという意味で、「世界のビジネスエリートが身につけている」なのだろう。

    1
    投稿日: 2025.07.11
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    まさに教養としてコーヒーを学ぶ最初の一冊としてふさわしいと感じた。コーヒーの飲み方、味わい方が掲載されている本は数多くあるが、流通過程の出荷業者のことや、カッピングの方法から味わいの順番、世界情勢から見たコーヒーのことなど幅広く記載されている。

    0
    投稿日: 2025.05.27
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    コーヒーは好きなので、その視点ではためになるが、ビジネスエリートが身につけている、はかなり大げさ。コーヒーに関わる経済切り口、地政学切り口を持って広げてほしい。

    0
    投稿日: 2025.05.25
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    コーヒーが飲みたくなる本! 想像以上に奥深いコーヒーの世界。 当たり前にコーヒーが飲める環境にいるから知らなかったことがたくさん書かれている。 自分のところに届く一杯までの間にたくさんの人が関わり、その過程で品質を落とさないために様々な工夫がされていることが書かれている。 勉強になりました。

    10
    投稿日: 2025.05.20
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    最重要アイデア・事実 コーヒーの品質と味わいを左右する要素: 精選処理: コーヒーの味作りの鍵であり、「ウォッシュド・プロセス(水洗式)」、「ナチュラル・プロセス(非水洗式)」、「ハニー・プロセス」、「スマトラ式」などがある。特に「発酵」が味わいに大きく影響する。 栽培環境: 標高、土壌、気候などがコーヒーの風味に影響を与える。例えば、ブラジルのコーヒーは標高が低いためナッツ系の香味が感じられやすく、中米のコーヒーは標高が高いため多様な酸味を持つ傾向がある。 焙煎度と抽出方法: 焙煎が深くなるほど苦味が増し、浅いと酸味が強調される。抽出方法(透過式か浸漬式か、挽き目、お湯の温度など)によっても味わいは大きく変化する。 特殊な発酵プロセス: 「カーボニックマセレーション」や「ダブルファーメンテーション」、「インフューズドコーヒー」など、特殊な技術を用いた新しい味わいが生まれている。 コーヒーは世界の政治・経済と密接に関連: コンビニコーヒーの値上げから世界の政治経済を読むことができる。 ブラジルで霜が降ると生豆の価格が2倍になるなど、天候が価格に大きく影響する。 戦争が起きるとコーヒーが値上がりする。ウクライナ戦争は先物商品全体を高騰させた要因の一つ。 為替の変動(円安・円高)もコーヒーの価格に影響する。 国際協力機関(JICAなど)や民間企業が、コーヒー生産国の課題解決や持続可能なコーヒー栽培に取り組んでいる。 コーヒーのサプライチェーンに関わる多様な人々: 生産者、買い付け業者(ピッカー)、加工工場、輸出会社、輸入会社、倉庫業者、焙煎業者、バリスタなど、多くの人々が関わっている。 「このコーヒー美味しい!」と思う時、その背後には「味わいが生まれる背景」や「それに関わる人々の仕事や物語」がある。 スペシャルティコーヒーの登場とその意義: スペシャルティコーヒーの基準は「高品質」と「トレーサビリティ」であり、「おいしさ」だけではない。 カッピング評価で80点以上のコーヒーがスペシャルティコーヒーに分類される。 スペシャルティコーヒーの登場により、単に相場と需給バランスで価格が決まっていたコーヒーに、「おいしさ」という価値が加わり、高値で取引されるようになった。 生産者はスペシャルティコーヒーを作ることで、品質に見合った対価を得る機会が増えた。 コーヒー生産地が抱える課題とSDGs: コーヒー生産国は、「排水処理の限界」のような精選処理における環境問題や、化学肥料の輸入依存、気候変動によるコーヒー栽培適地の減少などの環境課題を抱えている。 ジェンダー不平等、農園の高齢化、働き手不足、不明確な土地所有権などの社会問題も存在する。 SDGsの最新動向はコーヒーで知ることができるほど、コーヒー産業はこれらの課題と深く結びついている。 これらの課題解決に向けて、国際機関や民間企業が様々な取り組みを行っている。 知ること、体験することの重要性: コーヒーの味の違いを楽しむためには、様々な要素を知ることが重要。 味覚の解像度を上げることで、コーヒーがさらに楽しめるようになる。 「カッピング」という評価方法を簡易的に実践することで、味覚を磨くことができる。 生産地を訪れ、生産者やサプライチェーンに関わる人々の話を聞くことで、コーヒーへの理解が深まる。 引用 味わいの表現について: 「木のような (woody) 香り」や「乾いたような (Dry) 味」と表現されることもあります。 インドネシアのマンデリンについて: 例えばインドネシアのマンデリンは、まさに数ヵ月寝かせたほうが香味の広がりがさらに味わい深くなります。 コーヒーの旬について: 野菜と同じように、コーヒーにも旬がある? コーヒーと政治経済の関連性: コンビニのコーヒー値上がりから世界の政治経済を読み解く 30...戦争が起きると、なぜコーヒーが値上がりするのか 精選処理について: コーヒー産地での味作りのカギは精選処理にあり 66 スペシャルティコーヒーの条件: スペシャルティコーヒーの条件は「おいしさ」だけではない 72 サプライチェーンについて: コーヒーのサプライチェーンをつなぐ人たちの存在...世界中を回って届けられるコーヒー ブラジルのコーヒーについて: ナッツ系の香ばしさと安定した飲みやすさのブラジル...ブラジルならではのナッツ系の香味を生み出す要因のひとつは、コーヒーが栽培されている標高に関係があります。 コスタリカのコーヒーについて: 産地ごとの多様な酸味のコスタリカ...多様な酸味を生み出す栽培環境 エチオピアのコーヒーについて: エチオピアはアラビカ種のコーヒーの生育条件にとてつもなく適しています。...エチオピアは多民族国家であり、80を超える民族がひとつの国で暮らしています。 コーヒーの味わいの表現: コーヒーの味わいを言葉で表現する時、よく使われるのは、「甘み」「酸味」「苦み」「ボディ感」の5つです。 バイヤーの仕事について: この疑問に答えるために...コーヒーバイヤーという仕事についてご紹介していこうと思います。 リスク管理の重要性: 見極める、リスク管理の力が重要となります。 ピッカーについて: ピッカーは日雇い労働者であることが多く、熟練度の高いピッカーは取り合いになります。 輸送中の品質劣化について: 蒸し風呂のような状態で輸送されたコーヒーは、毀物のような香味になり、劣化した味わいとして低評価とされてしまいます。 生豆の保存について: 生豆の保管において重要となるのは、その生豆を保存する環境です。湿度は50%前後で温度は20~30℃が良いとされています。 中間問屋について: 輸入会社と焙煎業者の間にはもうひとつ、「中間問屋」というプレイヤーがおります。 焙煎豆として提供されるまで: 最後は、消費国に人港したコーヒー生豆が焙煎され、カフェで提供されるまでの流れを見てみましょう。 特殊な発酵プロセス:インフューズドコーヒー: インフューズドコーヒー(漬け込みコーヒー)という言葉から生まれた方法です。 ダブルファーメンテーション: こちらもナチュラル・プロセスの一種で...梅酒のような香りと豊かな味わいを楽しむ 認証コーヒーについて: 現在では、コーヒーを品質で判断する以外に、「認証コーヒー」というものがあります。例えば、有機認証、フェアトレード認証、レインフォレストアライアンス認証などです。 コーヒー危機の背景: この一述のコーヒー危機の元となった国際コーヒー協定が生まれた背景を見ると、そこに...コーヒー価格が大きく下落してしまったのです。 社会問題について: 社会問題とは、コーヒー生産者、特に生産者を取り巻く社会問題のことで...ジェンダーの不平等、農園の高齢化、働き手不足など、コーヒー生産地の社会問題までわたっています。 環境問題について: 気候変動に伴う地球温暖化や生物多様性の減少によって、コーヒー栽培だけでなく、その地域、ひいては国や世界全体までもが影響を受けるという問題のことです。 国際協力について: 世界の生産地の課題を解決するには?...それは、それに対して様々なアプローチで活動している人々がいます。それが、いわゆる国際協力の仕事です。 知ることの重要性: 「好奇心を持つ」ということでもう少しお話をすると、「コーヒー以外のことを知ることが大切だなと感じています。 感性の重要性: 自分自身の「感性」を持って臨むようにしています。 まとめ この書籍は、一杯のコーヒーに込められた世界を深く理解するためのガイドです。単なる嗜好品としてだけでなく、その生産から消費に至るまでの複雑なプロセス、関わる人々の生活、そして世界が抱える様々な課題とコーヒー産業がどのように関わっているのかを、分かりやすく解説しています。コーヒーを通じて世界の政治・経済、社会、環境について学び、日常のコーヒータイムをより豊かにするきっかけとなるでしょう。

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    投稿日: 2025.05.07