総受けBL大好きなので、攻め達から特大感情を向けられても何も気づかない鈍感受けの様式美が最高でした〜〜！ 無自覚に攻め'sを籠絡していき、知らない間にハーレムルートを築いていく受けにニヤニヤが止まらない♡ 特に腹黒ドSでムッツリスケベな攻めが刺さりました！ 世間的には爽やかイケメン王子様なのに、受けには“ドSな俺様王子”の二面性がツボで…… スパダリが主流の昨今では俺様攻めは希少なので、初心にかえるようで新鮮でしたね。 鈍感すぎるユージンに痺れを切らして、どんどん執着・嫉妬・束縛が強くなっていくジェラルドの逆転メンヘラ現象にフフ…となりましたw ただ、“嫌われ”から溺愛に至るまでの過程がサラッと割愛されていて「数年後、なぜか激重感情を向けられています！」な状態だったので、関係修復の為に努力する受けの姿や、そんな受けに対して気持ちが変化していく攻めの様子が見たかったなぁ……と。 とは言え、全てにおいて鈍感すぎる受けに「早く気づいて…！」とツッコミを入れつつも、 次々とアプローチを仕掛ける攻め'sに「次はどんな手を打つかな!? 」とワクワクしてページを捲る手が止まらず一気読み！面白かったです◎

転生もの、悪役令息ものが好きだったため購入。 うーん、全体的に私の好みではなかった、 まず、すぐに癇癪を起こしていた受けが中身が入れ替わって落ち着いたからといって、そんなに好きになるだろうかという疑問。また弟もすぐに受けに懐くが、酷いことをされていたのにあんなに懐くだろうか。都合よく物語を進めるために作られた内容のように感じられ、もう少し段階を踏んで、少しずつ関係が改善していくほうがリアリティがあり、納得できたように思う。 また後半、特に番外編での攻めの言動が受けを大切にしているように感じられず、好みでなかった。 公務を行いたいと思っている受けに対して、関係なく性行為を行う。そして話を聞いてと言っているのに、話を聞かずに触れようとする攻め。ドSで激重感情を持っている攻めということで、強引さの表れなのかもしれないが、受けの身体を大切にしていないように感じられ、好きになれなかった。 もう少し受けの機微に目を向けられる攻めが私の個人的な好みであることに気づくことができた。 ただこれは私の好みの問題であるため、作品全体の評価を下げるものではない。