
三木清 戦間期時事論集 希望と相克
三木清、長山靖生/中央公論新社
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総合評価
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powered by ブクログ難解だが真理を明かしている。 「悲劇を知らぬ国民」と「教養と時代感覚」では、特にそう感じた。現代の文章だといわれても違和感がないからだ。前者のどうにかなるだろうという楽天性は生々しい。 153ページの「偉大な書物は無駄な書物」というフレーズはいい喩えだ。この本がまさしくそうで、いろいろな引用から様々な見方を知ることができた。
0投稿日: 2023.12.19
powered by ブクログ不況にあえぐ国民が軍部の暴走に同調する中、現実に寄り添いながらも理想を捨てなかった三木清の時事随想を収録。気骨のある精神と生き方に学ぶ。
0投稿日: 2022.02.08
