お仕事小説…だけではとどまらない感動と面白さだった。4章ともそれぞれの思いや経緯があり、読む手が止まらなかった。出会えて良かった大切にしたい一冊。「人は必ず大事な何かを守って生きている。家族であれ、命や財産であれ、地位や名誉であれ、守ることそのものが生きる意味となっている」 「今日も、何も起きませんでした…それこそが、実はこの世界でいちばん幸せな言葉なのかも知れない。」