劇団内で男とも女とも付き合っては別れた賀集ヒカリについて六人の元劇団員が書き記した本。という体裁で書かれている。最初の頃に恋人になった二人はヒカリと同様に家庭に問題を抱えているようだった。ヒカリは彼等に恋をしたというより心の不自由に惹かれたのでないか。彼女は何時も恋愛でなく奉仕をしていただけなのだろう。そういう形でしか人と関係できないのだとしても悲劇でないと強く思う。