
総合評価
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powered by ブクログ思春期のみならず、大人の方にも、「自分で自分を好きになるためには」を悩んでいるのなら、心救われる言葉がたくさんあると思います。 ポッドキャストの内容に、命を救われた経験がある私がおすすめする一冊です。 ※ 以下、ネタバレ、政治的主張を含みます。 時間の許すかたのみお付き合いくださいませ。 ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ 世界の潮流は、DEIをもう辞めようという流れがあるので、まるで逆行するかのように、男らしさ、女らしさを否定する場面もあるのは、かえって、そうありたい人の多様性を損なうのでは?と思い、星をひとつ減らして、4つの評価とさせていただきました。 この物語で表現される「ホモソーシャル」は、まさに、悪い意味での男らしさ。 そも、私が思うに、群れて誰かを責める弱さとは、少しも頼もしくないうえに格好悪いので、全く男らしくないんです。それをさして男らしさはいけない、というのはかえって誤解を生みかねません。トキシックとあるように、毒性のある関わりかたでないのなら、男らしくありたい、女らしくありたい人は、思うようにすればいいと思います。 あと、おもしろい発見がありました。 部活に所属している時点で、スポーツの向上心としては大したことはなく、本当に志している人は、外部のスポーツクラブに通っているという指摘は、あまりにも当たり前すぎて、言われるまで気が付かなかったため、非常に新鮮な発見でした。ありがとうございます。 そう、ゆえに、極めて閉鎖的な力関係で、しかも群れて優位をとりたがる存在とは、全く無力で、横柄で、失礼であるにすぎないのです。私がいじめ問題の参考にした『人生逆転』/著:D に登場する加害者も、まさにそういう裸の王様でした。 私は日本のことが大好きですし、男女らしさを大切にする人が大好きです。なので、別に海外のことを有り難がる必要はないと考えますが、それでも、海外と日本の違いを知り、俯瞰した視野を持つことは大切だと思います。まさに前述のDEIとは、グローバリズムによる思想的侵略の手段となっていることは、各国の、MAGA、リフォームU.K.、AfD、などの運動をしれば、自ずと分かることです。この意味でも、日本と海外の差を知ることは大切ですから。 と、むずかしい話をさておきますれば、年相応に悩む、あるいは相応になれないからこそ悩む様子など、さまざまに描かれていて、みんな一生懸命で、愛おしい人たちばかりでした。素晴らしい物語だと思います。宮下さんの『トモダチブルー』も読んでみたくなりました。今から楽しみです。 ここまで私の散文にお付き合いいただき、ありがとうございます。 あなたのこれから先の未来が、あかるく、やさしく、おだやかな日々でありますように____
0投稿日: 2025.08.01
