
総合評価
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powered by ブクログただ、ひたすらに好き。 情景が思い浮かぶところとか、終わり方の余韻とか、ご飯が美味しそうなところとか、全体的に切ないけど悲しすぎないところとか。 燃え殻さんの文章は長らく覚えてはおけないのだけど、読んだら確実に幸せになって、まあいっか、と生きていけるような気がする。 新刊が出たとのことなので買いたい気持ち。
0投稿日: 2025.11.06
powered by ブクログちょっと前ですが読み終わり。今回はある程度題材が決まってましたが、それでも充分に楽しめました。いつの日かばったり喫茶店でお会いしたい。
0投稿日: 2025.11.02
powered by ブクログそれでも日々は〜も読んだけど、 こっちの方が好み。 何故かはわからないけど、この本を読んでると リリーフランキーさんの声で再生される。
0投稿日: 2025.10.26
powered by ブクログ著者の食にまつわるエッセイ。 序盤から燃え殻ワールド全開で安心する。 同世代の共感でうなずきニンマリしてしまう。 行き詰まった時のエスケープ話も健在。 出会う人のキャラの濃さに驚く。 こどもの頃の話は毎回涙を浮かべてしまう。
10投稿日: 2025.10.13
powered by ブクログ【感想】 大好きな燃え殻さんのエッセイ新作。 今作は食と共に色々な人とのやりとりが掲載されており、燃え殻さんらしい心にスッと入り込んでくるエッセイ集で、心が疲れた時に読む一冊がまた増えた。 『会おうか』や『美味しいと彼女は言った』で描かれる関係性がとても好きで、白黒をつけたがる今の風潮の中で、グレーな関係や説明ができない関係が人には必要なんだろうなと本当に感じる。 【あらすじ】 いつかのあの人を思い出す“恋しくなる味”がテーマ 本作は、ある料理やお酒を口にするとき、ふと思い出してしまう“あの日、あの人”を描いたエッセイ。さまざまなメニューにまつわる味の記憶と、その食べ物から思い出される人とのちょっぴり切ない、まるで物語のような話を展開。
8投稿日: 2025.09.21
powered by ブクログ壁の穴ってまだあるんだ?!よく小さい頃母親と一緒に行ったな、ガトーショコラが大好きだった。近いうち、絶対に行って若者のアイドルを頼みたい。 あと伊豆下田の民宿(5500円)も行ってみたいな。
0投稿日: 2025.09.16
powered by ブクログ大好きな燃え殻さんのエッセイ。今回もとても良かった。 食に絡めて色々な過去を回想する。あーその感情...うんうん...いいなとなる。読みながら自分の思い出の味も思い出して温かい気持ちになった。
0投稿日: 2025.09.03
powered by ブクログ燃え殻さんの「食」をテーマにしたエッセイ。 「食」をテーマと言っても、「食べ物のメニュー」に ちなんで思い出すエトセトラが綴られているので、 仕事や家族や友人、恋人や、それ未満などなど、 様々なお話が詰まっている。 どのお話も、ラストはちょっぴり切なかったり、笑えたり、希望が持てたり・・・と余韻がほどよく温かい。 同世代なので、感覚がとても近いのも、しっくりくる要素かもしれない。 肩の力を抜いて、友人と語り合っているような空気感が心地よくて、あっという間に読み終えてしまった。 でも、不思議とジーンとくる言葉もあったりして、やっぱり好きだなぁと思う。 以下、印象に残ったフレーズを幾つかご紹介 「冷たさもマズさもどうでも良くなるほどに、嬉しい食事というものがある。」 「結局、四十代半ばまで、父と酒を飲んだことは一度もなかった。大人同士の約束は、ときに月日を要する。果たされず、約束を交わした事実だけが標本のように大事に保管されることすらある。」 「寂しいときに「いま寂しい」と言えるのが、家族なんだと思う。悲しいときには「悲しい」と、不安なときは「不安なんだ」と伝えられるのが家族なんだと思う。いや、「家族」じゃなくてもいい。弱さを見せられる人がそばにいてくれたら、悲しみや不安をなんとか越えられるんだと思う。本当にそう思う。」 「大きい「報われ」じゃなくていい。日々の小さな行動を褒めたり、褒められたりするうちに、きっと、スッと挑戦できるようになる。応援できる人になる。迂闊に行動できる人にしか、成功は生まれない。失敗も生まれないが、なにもなかったよりはいいと思える日が必ずくる。」
26投稿日: 2025.08.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
料理にまつわる思い出を綴ったエッセイ。 特に子どもの頃の話が心に残った。 手間暇かけて作ったキーマカレーの皿を落として床にぶちまけてしまい、無言で怒る母の姿。 著者と妹だけで留守番中に起きた、切ない出来事。そして現在の母に対して抱く想い。 おねしょを治すためのおまじないを教えてくれた駄菓子屋のおじさん。 必ず大げさに褒めてくれるおばあちゃん。 その時は切なく悲しい思いをしたとしても、いつかは懐かしさと共に思い出せる日がくる。 だから大丈夫。 そんな優しさに満ちたエッセイだった。
5投稿日: 2025.08.25
powered by ブクログやはり燃え殻さんは読みやすい&結末への持っていきかたがとても上手だと思う。読んでいて苦労や苦悩、やるせなさなどは伝わってくるが、しつこく感じたりこっちまで暗くなったりしない。人との関わりが必然と多くなってしまう生き方をされているからか、(人の話を聞くことを含め)語れる経験が多くある。「母の涙」と「褒められて伸びるタイプです」が好き。
0投稿日: 2025.08.22
powered by ブクログ●読前#この味もまたいつか恋しくなる 初めて読んだ『ブルーハワイ』で相性いいエッセイストさん見っけ!、と喜んだものの、その後の2冊は楽しめずでひとまずもういいか、となった燃え殻さん。図書館の新着で目についたので、楽しめるか最後の確認をするために読んでみたい https://amzn.to/41KS7UL ●読後#この味もまたいつか恋しくなる 最後の確認、やっぱりダメ。なぜなのか考えてみるに、「えーほんとに?」って疑心がわく、作ってるっぽい話が多いから。事実かもだけど、そう感じる表現が合わない。レビューに多い心地よいとの賛辞、最初は僕もそう感じたんだけどなぁ https://amzn.to/41KS7UL
4投稿日: 2025.08.15
powered by ブクログ燃え殻さんの思い出の食べ物と共に思い出される人との記憶。それは、バーだったり、キャバクラだったり、ラーメン屋だったり。食べ物と人の記憶が結びつくところが素敵。私だったら、この食べ物の時はこの人との記憶とすぐに出てくるだろうか。母との思い出を描いた「母の涙 ミートソースパスタ」は泣ける。悲しさや寂しさを表現し、受け止めてくれる人、感情を共有できる人がいるだけで少し生きやすくなること、そして何より燃え殻さんが人との出逢いを大切にし、人をよく観察していることが伝わってきた。妻との思い出を格好つけて語るマスターの話「読まれたい日記 浅煎りコーヒー」父の下手くそなチャーハン「どうだ?うまいだろう」死にたいイラストレーターと電話越しにアイスを食べる「有名になってどうするの?チョコモナカジャンボ」隣人の女性とカレーライスをシェアする「青春とは?」「笹塚」祖母との楽しい思い出、「褒められて伸びるタイプです 鯵の干物」が好き。食べ物を見る度にその人が思い浮かぶことが素敵なことであり、私も人に会いに出掛けたくなった。
25投稿日: 2025.08.15
powered by ブクログ燃え殻さんのエッセイには同世代の空気感を感じる描写が多い。青春時代を送った90年代や昭和の子どもの頃の話しは懐かしい、もう戻らない日々への若干の哀しみが思い起されてノスタルジックな気持ちになる。 情報過多の毎日で少しでも他人より優れた何かを持っていないと社会から落ちこぼれたり、取り残されたような気になる今の世の中。 間違えている方に進んでいるのは、分かっているが進まざるを得ない。そんな時に燃え殻さんの書く文章を読むと、そうじゃないだろと諭されている気になる。 今作は、食べ物にまつわるエッセイをまとめた本だが、どれもやっぱり少し物哀しかったり、ユーモアにも少し陰があったり、表面上では分からない人の内面を描いていて良かった。 特に「母の涙 ミートパスタ」は泣けてしまった。
1投稿日: 2025.08.13
powered by ブクログ料理にまつわるエピソード。料理とセットでふと思い出すあれこれ。燃え殻さんの文章を読んでいると良い出来事も微妙な出来事もクスッと笑える優しくて懐かしい思い出として蘇るのが素敵だな。
0投稿日: 2025.08.04
powered by ブクログ『この味もまたいつか恋しくなる』燃え殻 ある時に食べた一品が紐づいた思い出。味を起点に五感の記憶が呼び起こされ時には切なく苦い思い出も。でもそれも含めて今の自分につながるきっかけだと振り返るエッセイ。 私自身のそんな味はなんだろう。ひとまず祖母のポテトサラダが恋しい。
0投稿日: 2025.08.03
powered by ブクログ相変わらずのふわふわした文章の中に、ちょこと引っかかりをもったエピソードがたまらなく良い。 人は成功するためにいきてるんしわゃないんだよ。納得するために生きてるんだよ。 何度か作品に登場するイラストレーターの女性。 ミートソースパスタ。 迂闊に行動できる人にしか成功は生まれない。 生きていく恥ずかしさや痛いところを、暗くなく明るくなく漂う文章をまた読みたくなってしまう。
0投稿日: 2025.07.11
powered by ブクログなんでこんな機微が表現出来るのか お母さんの話はどれも涙。。。 にしても燃え殻さんの女性遍歴多いなー笑
0投稿日: 2025.06.27
powered by ブクログ燃え殻さんのエッセイは心地いい。 今回は味と記憶のお話。 どのエピソードにも優しさと寂しさが共存していて切ない気持ちになる。 特に刺さったのは 「読まれたい日記」 「有名になってどうするの?」 「母の涙」 刹那的な生き様に胸が締め付けられた。 燃え殻さんと殆ど共通点がない私だが、サッポロ一番塩らーめんを作る時、途中で卵を入れて半熟にするのは一緒。 今度から卵を割り入れる度に思い出しそう。 燃え殻さんの作品を読むと、何気ない日常の大切さに改めて気付かされる。 今はもう口にする事が出来ない亡き父の手料理を思い出し胸が一杯になった。
8投稿日: 2025.06.20
powered by ブクログどのエピソードも素敵であっという間に読み終わった。「人生は何度かはやり直せる」「母の涙」「褒められて伸びるタイプです」が特に好き!
1投稿日: 2025.06.01
powered by ブクログ生きるために私たちは食べることを積み重ねていく。きっと誰しも忘れられない味があって、その思い出の中でしか出会えない人がいるだろう。 苦々しかったり、しょっぱかったり、お世話でも美味しいとは言えない料理も特別だったんだと今なら思える。
9投稿日: 2025.05.28
powered by ブクログはい、大好き燃えちゃん新作エッセイでございます あいかわらず良き一冊(*´ェ`*) くだらないこと、しょーもないこと、ウルッとくること、感動すること、笑えること… 燃え殻さんのエッセイは読む度に心を満たしてくれます しかも、今作は長編エッセイ Qちゃん満足です! 心を満腹にしたい人は一家に一冊燃え殻エッセイです! 最近、ちょっと忙しくてお疲れ気味です… 燃え殻さんでエネルギーチャージ! さ、明日も頑張ろうᕙ( • ‿ • )ᕗ そんなこと言ってる間にもう日付変わってるぞ! 疲れてるなら、はよ寝ろ!
67投稿日: 2025.05.28
powered by ブクログ燃え殻さんのラジオを拝聴してこの本を知りました。ラジオから聴こえてくる燃え殻さんの心地良い声で、この本が脳内再生されてとっても穏やかな時間でした。 食べ物にまつわる燃え殻さんっぽいエピソードたちに癒されます。
0投稿日: 2025.05.19
powered by ブクログ燃え殻さんの家族が出てくる話が特に好きで、「母の涙」は読んだら切なく苦しくなるくせにすでに何度も読み返した。 褒めまくるおばあちゃんの話も好き。燃え殻さんの子供の頃や若い頃の話を読んでいると、決して幸せとは言いづらいエピソードも沢山あるのに、こういう素敵な人がすぐそばにいたから、なんとなく全体がふわっと幸せに感じるのかなぁと思う。
1投稿日: 2025.05.17
powered by ブクログ鬱々としているようで、どこかさっぱりしている感じに惹かれて、新刊を手に取った。 思い出の味を思い出と一緒に語っていて、センスあるなあと思う。 一番心に残って面白いと思ったのは、「丁寧な暮らしが、よく雑誌やテレビで取り上げられるが、あんなものでは荒んだ日常で疲れた心と身体は癒されない。」というところ。 人生の酸いも甘いもごちゃ混ぜになっているけど、一本筋が通っていて、元気づけられるのがいいのかなと思った。
10投稿日: 2025.05.16
powered by ブクログ文庫本が出てからでもいいかな、とも思ったけれど、誕生日に発売されるし、著者ご自身も集大成とおっしゃられていたので、単行本で購入。鉄板の面白さでした。 GWはこの本しか読み終わらなかった。ずっとプロレス観ていたGWだった。
0投稿日: 2025.05.06
