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データが語る気候変動問題のホントとウソ
データが語る気候変動問題のホントとウソ
杉山大志/電気書院
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総合評価

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    日本の政治家、首長には是非読んで貰いたい! 半日もあれば読める! もう太陽光発電も風力発電も止めよう! 再エネ賦課金は新手の税金である! このままでは日本が益々沈む!

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    投稿日: 2025.09.25
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    かって、ディアフタートゥモロウという映画を見たが、温暖化で南極の氷が溶けて大変になりそうだ?ということから、逆に北米大陸では、大西洋を循環する海流の異変で、大寒波に見舞われるというストーリーだった気がする。地球の温暖化で、大変だということで、主として、欧米が主導して、CO2を削減して、温暖化を阻止しようとしているが、無駄だと思う。地球も一つの生命体、熱も出ルでしょう。所詮、パラサイトにしか過ぎない人間に地球をコントロールできるわけもない。そんな、温暖化大変だのなかで、本書は、じっくり、科学的に、気候の現状を語ってくれている。何事も、物事は、様々な観点から、検証することが、必要だと思う。

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    投稿日: 2025.08.10
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    本書は、「気候危機」という言説に対し、観測・統計データに基づいた検証を行い、その主張に疑問を呈する。ホッキョクグマの増加、海面上昇影響の限定性(島は沈まず陸地は拡大)、サンゴ礁の回復力、災害死の激減、食料生産の継続的増加など、多くのデータが「危機」とは逆の傾向を示すと指摘。温暖化による死亡増より寒冷死の方が多く、温暖化は死亡率を下げる可能性も示唆する。東京の気温上昇の主因は都市熱であり、人類は既に対応済みとする。 気候変動の将来予測に使われる気候モデルは、結果が研究者により異なり、過去の再現すら不完全な「チューニング」に頼るため信頼性が低いと批判。特定の異常気象を温暖化に結びつける「イベント・アトリビューション」研究も、モデル依存や定義の曖昧さから問題視する。 脱炭素政策、特に再エネ(太陽光・風力)やEVは、変動対策コスト、ライフサイクルでのCO2排出、資源採掘に伴う環境・人権・地政学リスク(中国依存)から高コストかつ問題が多いと分析。世界全体では化石燃料消費は増え続け、日本のCO2ゼロ化の影響は極めて小さい(気温0.006℃低下)と試算。

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    投稿日: 2025.05.04