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NO.6[ナンバーシックス]再会#2
NO.6[ナンバーシックス]再会#2
あさのあつこ、toi8/講談社
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総合評価

20件)
4.5
12
3
3
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    このレビューはネタバレを含みます。

    新生NO.6の中で何かが起きている気配がする。 紫苑は立ちはだかる悪意にどう立ち向かうのか。 ネズミ、イヌカシという仲間たちと、委員会内部の同労者たち。ミステリ的に考えると、首謀者は…… 不穏な状況で、一般人は陽動に乗せられやすい。 何でも疑う習慣がついているという意味で、本読み、特にミステリ読みは乗せられにくいとは思うが、それも多勢に無勢となるか……  ひりひりする。

    3
    投稿日: 2025.10.30
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    一人ひとりの立場や考え方が違って良かった。 ワクワクして読み進めているうちに一瞬で読み終わった。 こんなに恋愛色濃かったっけ?とは思った

    0
    投稿日: 2025.10.27
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    No.6崩壊以降の紫苑の奮闘が伝わる。 紫苑が身のうちに飼っている化け物について、自覚があることに驚き!黒紫苑はこれからどうなるんだろう。 ネズミが紫苑といる決意を固めたことが嬉しい。 きっとまた大きな困難と闘っていくんだろうけど、一緒に乗り越えて欲しい。 次作も楽しみ

    0
    投稿日: 2025.10.22
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    紫苑の奮闘でNO.6の再建が順調に進んでいると思いきや、どこか不穏で脆さのある雰囲気だったのが腑に落ちた。かつて、NO.6市内と西ブロックでは同じ人間が暮らしているとは思えない壁があり、NO.6の惨憺たる行いを忘れられるはずもなく、あらゆる思いが錯綜する中で正しい道などないのだと思う。ディストピア小説のその後を読めることが嬉しい。 紫苑とネズミの関係は相変わらず底知れないものがあり、そこに安心感も覚えた。

    15
    投稿日: 2025.10.20
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    ネズミとの再会。2年の空白期間を経てのお互いを思う気持ちが伝わってくる。幸せになってほしいと思うのに、現実はきな臭い。次巻はネズミの過去の2年間が明かされるのかな。待ち遠しいです。

    0
    投稿日: 2025.10.14
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    視点人物がシーンで切り替わる、会話の途中で現在時間が遡るなど最初若干読みづらかったのだけど…会話が圧倒的に魅力的なのも変わらず、また今作もキラーフレーズが続出で(特に紫苑とネズミの互いへ向ける感情を吐露する箇所ね)マーカー引きたい箇所が続出。 今作ネズミの一番の読みどころは「あんたにはいつも失望させられる」的な発言のシーン。かわいいなぁ。あとネズミ、火藍のことをちゃんと尊重してて「あなた」呼びなの、ほんとずるい。火藍にだけは虚勢張ってない感じがほんとずるい(かわいい)な! 1、2で舞台設定が整って、いよいよこれから…というところで次巻は来春刊行だそうで…。あさの先生には信頼しかないけど早く読みたい!(続編を待てるのって本当に幸せなことだな…)

    6
    投稿日: 2025.10.11
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    あっという間に読了。 不穏な動きとは裏腹に、みんなのやり取りにほっこりしてしまう。 どんどん増えてきた謎が、次巻で少し明らかになって欲しい、、! どんな事実も真っ直ぐ、そらさず見届けたい

    13
    投稿日: 2025.09.26
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    うわー、抜差しならぬ展開だね。イヌカシ、紫苑、ネズミ3人の晩餐が実にイイ。加えて、この『再会』からの新章が装画になったの、イイ。

    1
    投稿日: 2025.09.21
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    発売日当日(2週間前)に買って、ようやっと読み終わりました。 西ブロックがどうなるのか、不安な所で終わり。 続きが気になりすぎる!!! シオンの成長具合で、時の流れを感じる。 火藍ママの挿絵で、「こんな人かぁ」と初めてなりました。思ったより可愛かったです。

    1
    投稿日: 2025.09.17
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    この危うさと焦燥感、なのにどこまでも甘い夜のようなこの感覚はNo.6でしか味わえないです。 こんなに早く二人の新しい物語が読めるとは…。 無印では紫苑とネズミの関係性の変化が大きな見どころでしたが、再開の紫苑のネズミの関係性は普遍なものになったのですね。 ネズミは大切なものを持つと弱くなると無印では言っていた覚えがありますが、紫苑という大切なものを持つ覚悟をしたのですね。 そんなネズミは無印よりもさらに強くなった気がします。 揺れ動き、戸惑うことは決して弱いことではない。 揺れ動き、戸惑いながらも、大切なものを守る決意をして前に進んでいくことは、とてもとてと強いものなのです。 ああ、どれだけ語っても語り尽くせない。

    1
    投稿日: 2025.09.14
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    早く続きが知りたいよ〜結末の想像が全くつかない。 ネズミの火藍に対する言葉は、場違いにもキュンとしてもうた

    1
    投稿日: 2025.09.09
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    2週間前に初めてNo.6を読んで勢いのまま続編の最新巻を読み終わった。 実際にそうなのか、自分がそれに慣れてしまったからなのかは分からないが、最初のような勢いや新鮮さはない気がする。 ネズミの人物像が揺れ動いて紫苑と混ざり始めている感じもある。

    1
    投稿日: 2025.09.09
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    あっという間に読み終わってしまった。ネズミの抱える紫苑への恐怖とはなんだろうか?紫苑が紫苑であることは、この先の話で語られてくれるのか? イヌカシのママっぷりも良いね。 火蘭ママ、いつかの日はまた来たよ。ネズミに息子をあげてください。

    1
    投稿日: 2025.09.09
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    こんなに生々しくて力強い言葉の数々を、一気に読めるのはNO.6だけ!と勝手にキャッチコピーを書きたくなるくらい今回もモノローグがエモーショナルだった。特に紫苑のネズミに向ける感情が本当に怖いくらいまっすぐで、読んでいて気持ちがいい。ただの恋愛小説にはないこの焦燥感にも似た人への憧れ。こんなふうに想われたら嬉しさを通りこして恐怖だろうし、隣りにいて自分を保っていられるかなとすら思う。

    2
    投稿日: 2025.09.07
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    取り急ぎ。 #1が14年の空白を埋めるように時間をかけて展開していったのに対して、#2は無印のエピソードを拾いながらぐいっとひとつ先まで展開していくような印象を受けた。本当に面白い。ストーリーも会話も、何よりも彼らの心情を読み進めるのに心が動いて仕方がない。やっぱりあさの先生の言葉たちが大好き…!! そしてやっぱり、あなたから紫苑を奪ってもいいか、という台詞。一度本を閉じないと先に進めないくらいの重たい台詞です。無印、beyondまでのネズミは絶対に口にしなかったその類の台詞。心臓が止まりました。しかも火藍もそれを予期していたというのだから。 だけどやっぱり思うのは、紫苑に近しい人たちにとって、ネズミのいない紫苑はどこか危うくて見ていられなかったんだろうということ。再会できてよかったねと思う反面、ふたりして破滅しそうな危うさが止まらない、だから面白いんだけど!本当に3巻が楽しみ。

    2
    投稿日: 2025.09.07
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    ああ、この世界観が大好きだ 再会に歓喜した5月から、こんなにあっという間に#2が読めるなんて! 紫苑、再会して初めてのお誕生日おめでとう

    1
    投稿日: 2025.09.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった!beyondで紫苑がした黒いことがずっと気になっていたので、再会二巻で紫苑が自分のしたことをいけないことだと認めて、自分を批判する相手を排除するんじゃなくて話し合おうとする行動をしていたと知れてほっとした。第三の道があるんじゃないかと言った紫苑の純粋さのようなものが失われていなくてよかった。 力河さんが頑張ろうとしていることや、楊眠さんがやり直そうと頑張っているところを見られて嬉しかった。 紫苑からネズミへの感情が沙布から紫苑への感情と同じだと言い切ったことや、誘っていると受け取ってくれて構わないと冗談か本気か判断できないぎりぎりのラインのことを言ったことなど、紫苑からネズミへの感情は本当に恋に近いものなんだなあと感じた。昔から知っている分、紫苑とネズミの名前のつかない関係性がどんな風に変化していくのか不安半分楽しみ半分でどきどきしている。 次巻も楽しみ!

    1
    投稿日: 2025.09.07
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    「おれは、あんたにこの世界で生きていてほしい」 ああほんとうにこの世界観がすき。 わたしをディストピアの世界へと引き込んだ思い出の物語が再び動き出した。 再会に歓喜した#1、不穏さをはらみながら動きを見せ始めた#2、今から次が楽しみすぎる。 自分にできることを判断して、弱さも認めて生きていく彼らが愛おしい。

    4
    投稿日: 2025.09.06
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    早くも『再会#2』を読め、とてもうれしい。しかし、続きは来春だという。なんということだ。待ち遠しくてたまらないが、再会は約束されている。序章のおもむきであった『#1』から、より作為を感じる事態の勃発へ。不安が募るなか、ここで『beyond』のあの出来事への言及があるのかと歯を食い縛ったりもした。171~172ページにかけての紫苑が語ることばは、だからわたしは物語を望むし小さな画集を開くのだと涙したほど。『#3』で語られることはなんだろう。紫苑のように世界を見て、この肉体で様々なことを感じながら春を待とう。

    3
    投稿日: 2025.09.05
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    まだ物語の序章っという感じであまり動きがない感じ。 相変わらずネズミとイヌカシの皮肉の言い合いが面白い。 ネズミと紫苑の絡みも好き。 紫苑、人参克服しちゃったんかーい!笑

    3
    投稿日: 2025.09.03