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一生使える!プロカウンセラーの 傾聴の基本
一生使える!プロカウンセラーの 傾聴の基本
古宮昇/総合法令出版
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総合評価

28件)
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    人の役に立ちたいという表面的な“利他性”は、自分が役に立つことが気持ちいいという、自己効力感を得たいがための“利己性”になりうる。 最近読んでいる本はテーマが連関している。聴いて、一緒に耐えること(ネガティブケイパビリティ)。自分の力ではどうにもできない事象については、どうにかしようとしてはいけないのだ。 そして聴く側になる私も、過去の心の傷がちゃんと癒えているか?カウンセリングに行って確かめたいと思った。

    0
    投稿日: 2025.10.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今年読んだ中で間違いなく良書トップ5に入ると思う。 いわゆる「傾聴の方法論」は後半にしかなく、本書の肝は前半がまるまる割かれている心の傷や育ちに根ざすものが人の人格形成にどんな影響を及ぼすのか、という部分だと思う。そこが自分には非常に響いた。 自分自身が感じていて今までうまく言葉にできなかった「なんかうまく行かない」「なんか変な/頑なな感じになる」感情が分かりやすく説明されていて自分自身の心の傷を直視することになり、傾聴力を高めたいと思っていたはずが、まず自分が「話を聴いてほしい」「自分のことをわかってほしい、共感してほしい」と心の底では思っていたことに気づかされ、それがいかに傾聴の妨げになっていたか読了した今よく納得できた。この手のテーマを扱った世の中に溢れている「読んだら心がラクになる」系の浅い書物でないところが逆によかったと思う。 対人の本のようでいて、自分が人の話を本当に聴くには何に取り組まなければならないか、自分は共感力も高い方だ、人よりは傾聴ができている、と思っていたのが恥ずかしくなり、目の覚めるような気持ちになった。

    0
    投稿日: 2025.04.23
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    聞く技術というより、内容は発達心理学に近いように感じた。 内容が少し難しいから理解するのに時間がかかりそう。

    4
    投稿日: 2024.10.05
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    傾聴と言うより話し方のレクチャーみたいな本だった。 後半は延々とロールプレイよろしく会話例が書かれていて本質を解く学術書とはほど遠い印象。 大学の先生が書いた本とはとても思えなかった。

    0
    投稿日: 2024.09.05
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    自分を分かってくれる人がいるのと、いないのとでは、どれだけの違いがあるのか。そんなところから、本書は始まります。傾聴の仕方というよりは、なぜ傾聴が必要かが書かれています。それでいて、傾聴に必要なことはしっかり伝わってきます。

    0
    投稿日: 2023.12.30
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    傾聴とは相手のことを想像して感じながら話を聴くこと。これが普段の生活で実践することは非常に難しいと感じた。  しかし、周りに傾聴に長けた人がいると気分が楽になる。これからの人生で身につけていきたい

    0
    投稿日: 2023.11.15
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    今まで自分がカウンセラーとしてやっていたことの中で、自身に足りなかったものが明確になった。例えば相手が何回も同じことを繰り返し聞いてくることにイライラしてしまう自分がいた。だけど、それは私自身が話しての話す内容をよく理解できずに話していたから、きっと話してにも自分の話を理解してもらえていないと感じられていたのだろうと思って反省した。 またカウンセリング、傾聴するためにあたり初めの時間と終りの時間をしっかり決めて、仕事に取り組もうと思った。 技術的なことよりもやっぱりクライアントの話を十分に聞き、良い対応することができるようにするためにも時間をしっかり決めて取り組んでいきたいと思った。

    6
    投稿日: 2023.09.25
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    異なった存在である他者をそのまま受け入れる際の技術・心構え・注意点などを書いた本。傾聴の際、よく起きるミスは、自分の中の偏見で相手を見てしまうこと、それは知識を蓄えた心理職の人間にすらあること、むしろ知識を通して歪んでみてしまうこともしばしば、他人をありのままで見る大切さ、考え方がわかりやすく解説されている。個人的には、他者だけではなく、自分という他人をありのままに受け入れるためにも必要な本だと思った。

    0
    投稿日: 2023.09.02
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    聞き上手になりたくて読んでみた。総合的には学びが多くて良書。 傾聴する側も傾聴されるべきってのがけっこう刺さった。傾聴は聞く側のメンタルが安定してるのが大前提。 私はカウンセラーじゃないので日常生活のなかで使うことを想定しながら読んだけど、相手のありのままの気持ちを受け入れるって、仕事の付き合いとかだと使いどころ選ぶのと、カウンセラーじゃない人がプライベートで実践してしまうと依存されたり惚れられたりしそうなので要注意だと思った。

    0
    投稿日: 2023.08.12
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    傾聴とはただ聞くことと何が違うのか…そんな疑問を持ってこの本を読みました。今までの自分の聴き方に反省を感じ、これから人から相談を受けた時にはぜひ活かして、少しでも相手の気持ちをサポートしたいと思いました。

    0
    投稿日: 2023.08.06
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    テクニックよりも姿勢 共感的理解、何を伝えたいのか 話し手のことを大切にする 人間の四つの衝動 変化を避ける 認めてもらいたい 自己実現 無条件の愛 これを認める 相手の質問の裏を考える 聞けば良い、というわけでない。余裕をもち、傷を包み込むように聴く

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    投稿日: 2023.07.15
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    うーん、自分には、入ってこない話だったなぁ… ありのままを、ひしひしと感じる、ことは練習すればできるようになるかもしれない。でも、ちゃんと傾聴ができて、話し手がどんどん話してくれるようになるためには、すごい人格者かすごい想像力または洞察力がある人になるもしくは探さないとダメなんじゃないのかな。ということを、いや、ということしか実感がないとなると俺には傾聴の力って一生、無理なような気がして来てしまった。

    0
    投稿日: 2023.04.27
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    相手に寄り添える人になりたいと思った。 特に子ども達。 私自身余裕を持って、話を聞こう。 自分を見直すいいきっかけになった。 話し手が質問をするのは、純粋に聴き手の経験や思考に興味がある場合もあると思うので、そこだけが引っ掛かった。 少なくとも私の場合は純粋な興味から聞いている。 心の持ちようで、世界は如何様にもなるんだと思う。

    0
    投稿日: 2022.08.10
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    聴き方の本であると同時に、人間の心理を知ることが出来る。 自分自身について悩んでいる人が、自分を客観視するためにも参考になると思う。 聞き上手になるためには、どれほど相手の気持ちを想像出来るかが大切。

    0
    投稿日: 2022.04.10
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    人の衝動を理解することで人に寄り添える。 ・自己実現を求める衝動 ・無条件に愛されたい衝動 ・表現したい衝動 ・傷つきたくない、変わりたくない衝動 この衝動が満たされていると失敗や傷つきを恐れない 前向きなれる  そうさせてくれる人を信頼する  そうさせてくれる人とは良い人間関係を構築する そうさせてくれる人とは傾聴してくれる人

    0
    投稿日: 2022.04.10
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    なぜか、話しやすくて あまり話しが得意でないはずの自分が ペラペラ話してしまうような人がごく稀にいる 何でだろう、と不思議に思うことが多かったが、本書を読んでその技法や心構え、スタンス などに納得がいった 読み進めていくうちに、 アドラー心理学と近しい部分をいくつか見つけた

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    投稿日: 2022.03.29
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    http://www.horei.com/book_978-4-86280-766-3.html , https://komiyanoboru.com/

    0
    投稿日: 2021.11.17
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    話の聴き方のテクニックだけではなく、心のあり方が書いてあるので自分自身の癒しになりました。 ただ、いい内容なのに誤字が多いのはいかがなものか。。。4刷のを購入したのに修正されていない部分が気になります。。。(^^;

    1
    投稿日: 2021.10.29
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    “聴き手が「正しい」アドバイスをすると、話し手は疎外感を感じるような結果になりがちです。話し手の深い苦しみをわかってもらえないからです。”(p.157) ほんとにこれに尽きる。正論ほど役に立たなくて、人の心を置き去りにするものはないと、わたしは身をもって学び倒して疲弊し尽くしたからすごくよくわかる。 聞く姿勢で大事なのは、相手のそのままの状態をただ受け止めること。言葉には出せない、出てこられない本当の気持ちを想像すること。否定しない、評価しない、助言しないこと。よかれと思ってするアドバイスほど相手には届かない。必要なのは解決策じゃなくて共感、「話を聞いてもらえる、わかってもらえる」という安心感。 そういうことを再確認した。 全部自分が苦しいときに身近な人にしてもらいたかった、けれどどの関係においても諦めてしまったこと。 子どもたちの話を聞くときには思い出したい。何か苦しいときに、おかあさんに話してみよう、話してよかった、とただ思ってもらえたらうれしい。

    0
    投稿日: 2021.08.24
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    沈黙が苦手な節があるので、聴く力を上げたいと思って手に取りました。実践するには鍛錬が必要ですが、深呼吸して耳を傾ける心の余裕が持てるようになりたいと感じました◎

    0
    投稿日: 2021.07.05
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    ★読む前、きっかけ 相手の話を聞くことが大事な職業であり、手に取った。また現代はSNSの普及と共に自己発信の機会が増え、より「聞いて欲しい」という欲が増加しているのではないかと考える。仕事及び日常でも有効活用できるのはないかと考え、読み進める。 ★本の内容 「聴く」という現時点の観点に留まらず、なぜそうなるのか幼少期にまでルーツを求め理解するという面白い切り口となっている。 話上手であることは聞き上手である。自分の話をするだけでなく聞き出せる力を持つことが仕事やプライベートにおいて重要である。一般的に悪口や他人を責める方をよく見受けられる。元々相手に対して問題がある場合もあるが、自分が傷ついてるのも原因であり、根っこには「自分は傷ついているから助けて欲しい」という気持ちが潜んでいる場合がある。このことに限らず、その人が話している事と本音は180°大きく違うことが多い。話は単なる言葉のやり取りではない。 傾聴に入る前に私たちの心に着いて学ぶ。大きく4つに分けられる。自己実現を求める衝動、無条件の愛を求める衝動、自分を表現したい衝動、変わりたくないという衝動である。 自己実現を求める衝動とはいわゆる成長を実感し、より良い人生を歩みたいということである。誰しも心の奥にこのような思いをしまっている。仕事においても自己実現をできるチャンスがあるのに失敗の危険を避けるため、自分自身に制限をかける場合がある。そのチャンスを前に尻込みしてしまう態度は、人生をつまらなくする。このように給料がもらえる最低限の仕事しかしない方は大多数を占めるのではないだろうか?もっと会社に貢献しよう、もっと世の中のために貢献しようと毎日思うことで、やりがいを持ち充実を得られる。これは一見無駄なことのようにも思えるが、やりがいを感じ仕事を楽しむことで見返りも自然と返ってくる。 次に無条件の愛について、愛された実感が乏しい人ほど完璧症になりがちになる。愛されるために嫌われないために物事を完璧にこなす傾向がある。このような人ほど、他人や親の目を気にする傾向があり、自分の個性を殺してしまう。自分らしく生きる時に自立することができ、そのためには相手を「ありのまま」に扱うことが重要。このようなバックグラウンドを理解し、相手を否定せずに傾聴の際はありのまま聞くことが必要である。 自分を表現したいと求める衝動について、これは誰もが求めていることである。人は話し、SNS等で発信することで自己表現をしている。ただ、対面上で自分を表現することには相手を信頼していることが必須である。このようなことがあるため、初対面の人では深く話せず、ありきたりの話をしてしまうことにもつながっている。他にも要因として、本音を話すことの恐ろしさや気が付かない間に自分を抑圧していることもある。 最後に変わりたくないという衝動について、自己実現を求める目指す方もいれば、成長への意欲もなく不満や苦しみを抱えながらも解決するための建設的な行動もしない方も見受けられる。これは傷つきたくない、変わるのが怖いと考え、自己実現との葛藤を抱えている。一見、変わらないことは現状維持で良い事なのかもしれないが、生きる意味と充実感を欠いてしまう可能性がある。 このように傾聴の際は4つの衝動があり、頭の片隅にいれて話を聞くことは問題解決に役立つかもしれない。共感的に理解し相手の話を傾聴することで大切にしてくれていると感じてもらい、それぞれの衝動を満たしていくことが重要である。 長くなってしまったが、傾聴において重要な3つの事柄について記述する。 1つ目は、話し手のことを共感的に理解することである。当たり前ではあるが、理解において、相手の性格を決めつけることは傾聴を妨げる。実践において、話し手が表現している感情を味わおうとすることが大切である。不十分なまま話しての気持ちを変えようとか問題を解決してあげようと考えてしまうと、かえって話しての支えになることができなくなる。「変えよう」ではなく、共感的に理解することが傾聴への第1歩である。ただ、どうしても経験がないことも多く寄り添った共感を出来ないこともある。できるだけ多くのことを質問し追体験すると同時に話し手の身になって想像して理解し、理解したことを相手に言葉で返すことが重要となる。 2つ目はそのままの話し手を受容することである。聞き手にもそれぞれ大事な思いがあるが、聞き手の物差しで「正しい」「正しくない」を判断しないことが重要となる。本音を聞いた時に強制するのではなく、ありのままの話し手を受容するのが重要である。私達が人に悩みを打ち明ける時は、解決したいではなく、気持ちをわかって欲しいと求めている。そのため相手を正そうとするのはお門違いである。また、受容する上で話し手を褒めることが正しいと考えている方も一定数いる。しかし、話し手を褒めるという接し方は一定「そのようにしなければ拒絶される」励ますことも「ネガティブな気持ちでいたりするのもよくない」というメッセージを伝えかねない。 最後に自分の心に素直であることである。聞き手は相手の気持ちを追体験する。自分の心の傷も刺激することがあるなど自分自身のケアが必要となる。聞き手にゆとり、精神的余裕がないと傾聴は出来ないことが多い。相手が心を開いてくれるように素直な心を持ちたい。 傾聴はどのような人間関係の変化をもたらせてくれるのであろうか。素直にありのままの相手を認めることで、長年の〜すべき、〜でなければならないという固定概念を少しづつ捨てられ、より現実に即した見方、柔軟な感じ方をできるようにできる。この人なら私のことを分かってくれる、この人なら私のことも大切にしてくれると感じてもらいお互いを幸せに出来る。また傾聴をし、相手の経験を追体験することで人生を豊かにできる可能性がある。 後半部分には具体的な傾聴の仕方が記載されているが、「話し方が9割」にも重複される所があるため割愛する。 ★今後活かせること 薬剤師として、一般的に言う傾聴を他方面で学んできた。しかし、考え方として話をするという表面的な面ではなく、なぜそのような考え方をするのか相手の過去や深層にフォーカスをすることもありなのかなと感じた。今後、仕事上様々な人と接していく上でおかしいと思ったり、理不尽と感じる場面も多いと思うが、挫けず相手の心の背景を考えて1歩引いて物事を考えられるようにしたい。

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    投稿日: 2021.05.16
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    子どもの話をちゃんと聞いてやりたいと思い。 例を見ると、私にはとても出来そうにないと思った。でも、話し手の話す内容や反応がどんな本心を表しているのかを知ることができて良かった。 一日二日で会得できるようなものではないが、一つずつでも参考にして、子どもの気持ちに寄り添えるようになりたい。

    0
    投稿日: 2021.04.21
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    ここまで聴いてもらえたカウンセリングは受けたことがないです。 難しいようで優しいような、そんな傾聴法基本ヲ覗かしてもらえます。

    0
    投稿日: 2021.04.16
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    (2021-03-27 1h) 傾聴の基本。基本と付くタイトル通り、人の話を「聴く」ことの重要性を一般向けに分かりやすく説かれています。 何度か心を読まれているかのような文面に行き当たり、どきっとしました。 ・雑記 p.129 共感と感情に飲み込まれることは違う p.165 相手を褒めない。褒めることで、来談者は聴き手に「良く思われよう」という心理が働いてしまう。→そのままを無条件に尊重する姿勢 p.201 傾聴には時間制を敷く p.218 話の要点をしっかり掴む 質問は「なぜ?どうして?」より、「何が?どう?どんなふうに?」と言い換えることを意識 p.356 傷は触れずにそっと包みこむ。自己治癒を促すように。

    0
    投稿日: 2021.03.27
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    目新しいことは書いてなかったけど、傾聴には自分の人間力と共感が大事だと再認識した。相手が欲しい言葉を言えるようになりたい

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    投稿日: 2021.03.25
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    本書にいろいろと書かれているが、傾聴の基本は、シンプルに「音」を聴くと捉えるとよいと思う。それが言葉なのかは次からの問題で、更に話者に取っての意味は何か、それはどう整理されるか、と発展させて捉えると、広がりを持って理解できると思う。

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    投稿日: 2021.02.07
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    基本姿勢を学ぶだけでも変わってくるだろうか。 掲載されているテクニックはなるほどと頷けるものばかりだけれど、メンタル部分は座標が高すぎる。 ヒントの宝庫だとは思うので、いくつか心にとどめておきたい。

    1
    投稿日: 2021.01.22
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    傾聴の基本としておきながらいわゆる技法に終始せず、本の半分くらいを「こころの成り立ち」にフォーカスしている。 分かりやすく、読みやすい。 『心の成り立ち』 1.自己実現を求める衝動 ・もっと楽しく充実した人生にしたい ・昨日の自分を越えるべく挑戦するチャンスを失うのは悲劇 ・子供が失敗しないように親が先回りするのは、子供の心をひどく傷つける ・生きる上で成長や貢献のチャンスを見出さず、楽して得しようという態度で生きると生きる意味や自己実現の乏しい人生となる。 2.無条件の愛を求める衝動 ・無条件の愛を感じなかった子供は、自分の本音を大切にしなくなり、自分自身を失ってしまう。 ・子供がわがままを言う時、親の愛に不安を抱いているときがある ・傷ついている子供の気持ちには、深い寂しさと怒りの苦しみに思いを馳せながら耳を傾ける。 ・寂しがり屋の人は与えてもらう事ばかり求めてしまう。 3.自己を表現したいと求める衝動 ・本当に大切な事を話すと、聴き手から拒否されたり軽蔑されるんじゃないかという恐れがある。 ・あまりに辛すぎて蓋をせざるを得ない。 ・そのようにしか話せない人は、そうせざるを得ない理由がある。 4.変わりたくないという衝動 ・変わるのが怖い。は過去の傷つきの経験から。 ・充実した生には「成長」と「人に役立つ」という実感が必要 ・不幸な人ほど変化を恐れる。 ・成長よりも保守に走ると人生が空虚で虚しさと悲しみが残る 『傾聴に必要な3つの特徴』 1.話し手のことを共感的に理解する ・話し手が表現している感情を味わおうとする ・あなたが離婚したことがなくても、その辛さと同じ感情は感じたことがあるでしょう。 ・話の内容を聴き手の物差しでなく、話し手がわかってほしいと願っていることを、なるべく話し手の身になって理解しようとする。 2.そのままの話し手を受容する ・人の本音を扱う時、正しい事ばかりでなく、正しくない様々な気持ちがある ・べきの正論を言われると、本音が話せなくなる ・どんな人にも二面性はある ・相談されたときに自分のことを話しても私たちが期待するような繋がりは生まれない。それよりも傾聴が効果的 ・どんなアドバイスをしようが、結局話し手は自分がしたいようにする。 ・私たちの心は相反する気持ちの間を揺れ動くことがある。 3.自分の心に素直であること ・完璧を求めるあまり不安が生じる ・自分自身を慈しみ、満たし、自分自身をケアする事が大切 『傾聴の仕方』 ・事実よりも感情に着目する ・話そうとしていない事柄を掘り下げるのはNG ・なぜ、どうして ⇒ 何が、どう、どんなふうに 『難しい場合の対応』 ・傾聴では沈黙を恐れる必要はない ・話さなくても話してもどちらでもいいと感じられればその人は安全地帯となる ・どうにかしてあげようと思わない事 いいなと思ったこと。 ・おっくうさを想像して返すのが傾聴 ・自分は正しくなければ意味がないという自己無価値観は厄介。他人の傷つきやすくなる。 ・心がマヒすると、人間に備わっている自己治癒力と成長意欲が発揮されない。 ・こういう人は自分が安心して本音で素直に話せる人に話すことで癒されていく。 ・植物には植物固有の成長ペースがあるように、人が変化するときもその人のペースがある。 ・辛いことがあると、私たちは「犠牲者」になるが、その経験は辛い事ではあるが決して「悪い事」ではない。

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    投稿日: 2020.12.06