シリーズ15作目 いつもの如く冤罪にかけられる隠館くん。忘却探偵の掟上今日子さんと共に四つの病に因んだ謎を解いていく。船酔いの話が1番面白かった。 でも15作目にしていまだに今日子さんの存在が1番謎だよ〜。

定番の、隠館厄介くんの冤罪を、駆けつけた（今回は空からも含む！）今日子さんがスピーディに晴らすお話が4編です。「探偵を呼ばせてください！」で始まり、「ーー忘却」で締めるパターンをきっちり踏んでいて、小気味良いほどです。今回は今日子さんのコンディションが、不眠症とか痛む親知らずとかで万全ではないのですが、推理が鈍ることはないのですね。さすが。

シリーズ15作目、15？長いな？長寿シリーズやね。今回は４つの短編で今日子さんが不眠、歯痛、船酔い、猫アレルギーに悩まされつつ厄介の冤罪を解決する話。そろそろ今日子さんについて新たな展開がほしくなる。相変わらずこの人がいちばんの謎なんよな。

今回は4つの事件の短編集な訳ですが、一番好きな話は「掟上今日子の船酔い」でしょうか。 短編なだけあっていつも以上にスピード解決する必要があって忘却探偵との相性が良かったですね。

厄介さん、本作も冤罪で色々な職業に。 高校球児より薄給を追いかけるという、同音異議フレーズも大健在！

シリーズ始まってはや11年。もう限界かな。なんというか真面目に書いてる？と聞きたくなる感じ(解答はわかっているので不要です)

今回は丸々厄介の冤罪集。 超人な今日子の意外な一面が見れたのが新鮮でした。 タイトルの通り「保険証」で、親知らずと戦う今日子が今までにない観点でした。 シリーズの中でも、相変わらず冤罪をふっかけられる厄介と、スピーディーに解決する今日子のコンビが一番お気に入りです。

前回外国だったので。今回も外国では？とソワソワしたけど、日本だし隠館だし、最高でした やっぱりこのペアは最高ですね 最後の猫のモノマネは可愛すぎました にゃんにゃん

厄介の冤罪をはらす短編集。もはや今日子さんのためにわざと巻き込まれているのではと思うほどのお得意様。

脳内ではすっかり新垣結衣&岡田将生コンビで再生されるが、まったく違和感はない。 今回は、あろうことか今日子さんが厄介さんのことを覚えていて、「お久しぶりです」と挨拶するなどということが起こっている。なぜかというと今日子さんが不眠症に陥ってしまったのである。 さらには、親知らずを抜くための歯医者の予約に間に合わせるべく、普段よりも急いでなぞ解きに取り組んだり、海上にいる舟にヘリで乗り付けたり、猫になって捜査したりと、バラエティに富んだ物語である。依頼人はどれも隠館厄介。愉しい。

シリーズ最新の短編集。 隠舘厄介に掛けられた冤罪疑惑を晴らすべく現場に呼ばれた今日子が、厄介と重箱の隅をつつきまくり、言葉遊びをひたすら続ける。 各篇とも謎解きは微妙で、すっきり感は低い。 付録のようにつけられた最終篇「掟上今日子のStay Holmes」はコロナ禍の備忘録。

忘却探偵シリーズ。世の中はいろいろ変わったけれど、忘却探偵は変わらず健在……でありながら、ちょいちょいアップデートもされてる気がします。今日子さんが事件よりも一番の謎。 今回の謎はどれも魅力的だけど、解決が案外とあっけない……というか、あまりに単純すぎて逆に斜め上の発想でした。今日子さんと厄介の会話の応酬が楽しくってしかたありませんが。厄介、いつもながら不憫すぎます。 お気に入りは「掟上今日子の猫アレルギー」。猫アレルギーを利用した殺人、つまり凶器は猫。なんてものを凶器にするんですか！！！　ってのにも驚愕だけれど。この真相には唖然愕然。そしてわざわざ玄関にキャットドアつけるって。発想がぶっ飛びすぎてあまりに面白いぞ。

相変わらずのシリーズ。意外に推理小説としてのレベルが高いのが売りのシリーズだけど、今回はちょっと中休みみたいな感じか。今後に期待してます。

隠舘厄介の決まり文句「たー探偵を呼ばせてください！」から始https://booklog.jp/users/komei666/all?category_id=all&status=2&rank=all&sort=sort_desc&display=front#まる４編。 不眠症： 1週間の不眠症の掟上今日子。厄介はベビーシッターで赤ちゃん誘拐の冤罪をかけられる。 親知らず： 留置所にぶち込まれた厄介、死後に全ての歯を抜歯された事件。今日子さんは親知らずの抜歯予約までに解決。 船酔い： 探査船の船長に拘束された厄介。密室でコルク抜きで刺殺された船員と沈没船の中の金塊と頭蓋骨陥没した死体。ヘリで登場した今日子さんに高速ヘリ、違約金、追加料金を請求される厄介。 猫アレルギー： 元警察官の不審死。キャットドアが取り付けられた玄関。桶屋、三味線からの連想。 STAY HOLMES： 三密をさける今日子さんは家で探偵小説を読み耽る。

今日子さん、お久しゅうございます。 そうそう、これでこそ今日子さん。 色んな不調に襲われながらも、厄介くんが巻き込また事件を解決してしまう。うんうん。 最後の猫アレルギーが、特にお気に入りかな。 だって、猫だし♪ 猫がひどい目に遭ってないしね。 もちろん、今日子さんの過去、正体は気になるところだけれど、こういうパターンの方が安心して読める。

なんかいまいちパッとしないな今回はって思ったけど そういうことね、隠舘厄介の冤罪集 もう少し、今日子さんの今日子さんたる活躍を味わいたい

「探偵を呼ばせてください！」から始まる物語。いつも通り容疑者にされた隠館くんが不眠症に悩むちょっと不調？な今日子さんと謎を解いていく過程が楽しい。このトリックを考える余裕と実行する実行力があるなら犯罪を犯さなくて済む解決法も思いつくのでは…とツッコミを入れたくなるのもまた楽しい。

　探偵を呼ばせてください！ 　毎度おなじみのセリフを吐く隠館に呼ばれてくる今日子さん...なんか調子悪いですか？ 　今回の今日子さんは、不眠症、親知らず痛、船酔い、猫アレルギー。 　いつも以上にスピード解決の探偵四編。

特に進展？というかワクワクもなく。最近西尾維新の作品がつまらなく感じてきた。無駄な文にストレスを感じるし、➖←が多すぎ。名前もわざと変な名前をつけてるんだけどそれにも滑ってる感がある。やっぱり嫌なのがコロナを持ち込むところ。現代小説でなくファンタジーちっくな作品を書く作者が中途半端にコロナを持ち込むところが嫌すぎる

「掟上今日子の不眠症」 泣き声を気にして見ていない。 どんな依頼だったとしても、本人確認なしはよくないだろ。 「掟上今日子の親知らず」 何故全ての歯を抜かれたのか。 異常者相手なら兎も角、そうでないなら逆にヒントだよな。 「掟上今日子の船酔い」 凶器は人の手を使わずに殺す。 密室ではあるが、普通の部屋とは違うからこその事件だろ。 「掟上今日子の猫アレルギー」 ドアを付け替えたタイミング。 死因が明確であるからこそ、ミスリードされたのだろうな。