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powered by ブクログ将棋にまつわるアンソロジーとは知らず、青山美智子さんの名前を見つけ早速読んでみると1話目からジーンと来る。将棋が全くわからなくても一話一話引き込まれていく。もし将棋に詳しかったらもっとワクワクできるのかもしれない。 実は貴志祐介さんのお話のオチが良くわからなくて解説が欲しかったが、ちょっと探しただけでは見つからなかった。 「お前レベルの話はしていない」は大島版のみなので、芝版もあとで読んでみたい。
0投稿日: 2025.11.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
将棋にまつわるお話を、様々な小説家が短編で書いたアンソロジーです。 青山美智子さんの作品を読みたくて、図書館で借りました。いつもの青山美智子作品のように優しく温かい物語でした。「授かり物」というタイトルで、有名な棋士と誕生した日が一緒という息子が、漫画家に弟子入りするため東京に出ていく話でした。 全部は読まなかったんですが、葉真中顕さん、貴志祐介さん、綾崎隼さんの作品も読みました。 葉真中顕さんの「マルチンゲールの罠」という作品は、真剣師という賭け将棋をやる人のお話。将棋道場の席主に、賭け将棋をやる小学生がいるから、そいつを懲らしめて欲しいと依頼を受ける。 様々な駆け引きをしながら、懲らしめるが、実は懲らしめられていたのは、その真剣師の方だったという話。 綾崎隼さんの作品は、「女の戦い」という作品。 こちらは、知らなかった知識ばかりでした。女流棋士と棋士のレベルがぜんぜん違うなてまは知りませんでした。 かなり、将棋作戦が専門用語で描かれていたので、全く想像できない作品もありました。 もう少し、知識がある将棋好きな方なら楽しく読めるのかもしれません。 青山美智子さんのは、将棋知識なくても楽しめました。
9投稿日: 2025.10.19
powered by ブクログ祖父に誘われても覚えきれなかった将棋。そんな私でもすごく楽しむことができた。青山さんと貴志さんのものは特に楽しめました。アマチュア(将棋教室)から的中屋、女流棋士と将棋1つを取ってもいろんな話が出来上がるのはすごい!しかも皆さん超有名な作家さん。1冊で得できました。
7投稿日: 2025.09.29
powered by ブクログそもそも自分は将棋に興味がなかった。 最後の話とか雑に読んでしまった。 葉真中顕「マルチンゲールの罠」が1番良かった。
0投稿日: 2025.09.26
powered by ブクログ読みにくい作品もあったけど。奨励会にいる人は、誕生日をめでたい日とは思わないや。「なれなかった人」がふむふむ。
0投稿日: 2025.08.15
powered by ブクログ将棋を知ってたらもっと楽しめたんだろうなあというところが多かった なんもしらないからおそらく3割くらいだろうなと悲しいけど 将棋は兵法ということはわかった
0投稿日: 2025.08.06
powered by ブクログ将棋にまつわる短編小説。 事前情報なしで図書館で人気があったので読んでみました。 将棋がまったく分からないので 正直に言うとそこまで面白くは感じませんでした。 将棋を知ってれば面白い小説だと思います。たぶん。 だけど書き手の違う短編小説(アンソロジーだっけな?)で その中で同じ登場人物が出てくる短編小説が書かれてあったのには驚き、新鮮でした。
0投稿日: 2025.08.05
powered by ブクログ意外と将棋小説が好きなわたしです そんなわたしにぴったりの一冊と思い借りました 豪華執筆陣による「将棋」をテーマにしたアンソロジーです 豪華執筆陣って誰かって? みんな大好き青山美智子さん わたしは大好き貴志祐介さん グロ好き白井智之さん その他に、芦沢央さんに橋本長道さんもいれば奥泉光さん(存じ上げません…)もいらっしゃいます けど、みなさんちょっとう〜ん…って感じでした そんな中、 葉真中顕さんの将棋の腕に自信を持つ真剣師が、将棋を通じて人生の厳しさに直面する様を描いてた『マルチンゲールの罠』 と 綾崎隼さんの数少ない女性奨励会員として奮闘する女性の苦悩と成長を描いた『女の戰い』 が、良かったかなと
57投稿日: 2025.08.01
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青山さんの目当てだったので、他はあんまり読んでません。葉真中さんのはけっこう面白かったかな。将棋ばかり続くと飽きてしまったわ。貴志祐介さんのって引っ張りすぎでしょ。
0投稿日: 2025.07.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【収録作品】 「授かり物」 青山美智子 「マルチンゲールの罠」 葉真中顕 「誰も読めない」 白井智之 「なれなかった人」 橋本長道 「王手馬取り」 貴志祐介 「おまえレベルの話はしてない(大島)」 芦沢央 「女の戰い」 綾崎隼 「桂跳ね」 奥泉光 テーマは「決断」。 藤井聡太さんを見ていると、ホントに楽しそうだからつい応援したくなる。だけど、実際中の人たちからしてみたらそんなものじゃない、……というのが伝わってくるアンソロジー。 「女の戰
1投稿日: 2025.07.13
powered by ブクログ将棋をテーマに書いた作家さんのアンソロジー。 それぞれ違ったタイプの世界観に入り込めてよかったです。貴志祐介さんの作品は謎解きみたいで好きでした。
1投稿日: 2025.07.12
powered by ブクログ将棋をテーマにしたアンソロジーです。 地味な表紙に反して、作者陣は華やかです‼️ ガッツリ将棋の作品もあれば、エッセンスとして取り入れているものもあり、作風もバラバラ。なかなか贅沢な1冊です。 橋本長道「なれなかった人」 綾崎隼「女の戦い」 が好きです。好みの作品も別れそう…。
29投稿日: 2025.07.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
将棋ほとんど知らないけど惹き込まれる。将棋に魅せられた人たち。子どもの成長。賭け将棋。子どもの頃は天才。それて世界は厳しい。かーくん。千代倉。なれなかった人。なれなかった人はやっぱりなれなかった人。天才は天才。おまえレベルの話はしてない。やめ時。女。
0投稿日: 2025.06.13
powered by ブクログ将棋をテーマにした、いろんな作家たちの短編集。 将棋の対局やをテーマにしたものや将棋界の昇段試験のルールの厳しさ。作家それぞれ切り取り方は、違うが、ドラマの生まれやすい世界なんだと教えてくれる。 対局の場面解説が多い小説は、正直頭の中はパニックになりそうだった。
11投稿日: 2025.06.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
将棋がテーマのアンソロジー。 お気に入りは青山さん「授かり物」 有名な棋士と、同じ年で同じ誕生日の息子を持つ松原芳枝。シングルマザーとして息子を育てていたが、20歳になった歳に漫画家のアシスタントになると言い出し… ひょんなことから出会った将棋を指す老人と出会い、将棋の奥深さにハマっていく芳枝。これまでの人生と将棋を掛けた描写にじんわりきました。 綾崎さんの「女の戰い」 あくまで棋士を目指す朱莉。女流棋士とは違い狭き門で、保険で東大へ入学できるのも凄いです。 ライバルだけど、友達以上恋人未満な関係の京介が心地よく、認めてくれる人がいるだけで強くなれる関係がまた更に朱莉を上へ連れてってくれる気がしました。
4投稿日: 2025.06.09
powered by ブクログ将棋に関するアンソロジー。 ルールがわからなくても、突き詰めた人々の喜び苦悩楽しみ悲しみに触れることができる。 作風もバラバラで、いろいろな角度から将棋を描いていて楽しめます。
0投稿日: 2025.06.05
powered by ブクログ決断の将棋である将棋をテーマにしたアンソロジー。いろいろな決断の一手を軽快にあるいは苦しく描いていく。芦沢央さんの作品が一番好き。奨励会会員の苦しさが切なかった。
0投稿日: 2025.05.31
powered by ブクログ将棋に絡めた短編集。どれもこれもおもしろかった。ドキドキ、ハラハラ、おおっ、しみじみ、ほろり。いろんな感情を味わえました。1番のお気に入りは「なれなかった人」。棋士たろうとする凄みがすごかった。
0投稿日: 2025.05.25
powered by ブクログ全く将棋が強い訳でもないが、将棋にまつわる小説やノンフィクションは個人的に好きな分野。粒揃いな作品群の中でも、葉真中氏の「マルチンゲールの罠」、橋本氏の「なれなかった人」、綾崎氏の「女の戦い」、そして奥泉氏の「桂跳ね」あたりが特に面白かった。芦沢氏は「神の悪手」が滅茶苦茶面白かったので期待大だったが、本作の「おまえレベルの話はしていない(大島)」はそれほどでもなかった。
1投稿日: 2025.05.15
powered by ブクログ『テーマ小説の旨味が凝縮された至極の一冊』 将棋にまつわる8話のアンソロジー。総じて良かった。特に将棋の細かいルールがわからなくとも読めるのが良い。全体的に夢を諦めない姿勢と将来の不安に対する心の葛藤を描いた作品が多く、勝負師たちの手に汗握る緊迫感が伝わってくる。奨励会の描写は「ヒカルの碁」を思い出した。 ●授かり物 青山美智子 親子の優しい物語、ブラマンが出てくるのは青山ファンに嬉しい ●マルチンゲールの罠 葉真中顕 賭け将棋師の物語、真剣勝負に手に汗握る ●誰も読めない 白井智之 本格ミステリー、アリバイ崩しのトリックと将棋の先読みを掛けた白井先生らしい作品 ●なれなかった人 橋本長道 天才ではない2人の棋士を描く、勇気をもらえる良い物語 ●王手馬取り 貴志祐介 30年前の真相を暴く推理小説 ●お前レベルの話はしていない 芦沢央 棋士をドロップアウトした弁護士の物語、辞め際の難しさを描く ●女の戦い 綾崎隼 自分を信じる女性棋士と他人を信じる高校生棋士、一番良かった ●桂跳ね 奥泉光 もの語る一手にふさわしい作品
5投稿日: 2025.05.09
powered by ブクログ(この本自体は読んでなくて『小説現代』を読んだのですが、備忘録として登録) 将棋を観るのが好きなので読んだのだけど、どれもこれも面白くて驚いた! 人生で読んだ短編集でベストかも。 将棋しばりなので中には面白くないものもあってもおかしくないのに。 理由は書き手を見れば一目瞭然で(と言っても私は知らない人もいたんだけど笑)、人気作家ばかり。 将棋好きな作家さんて多いんですよね。観戦記を書かれてる方もいらっしゃったり。 私は将棋はほとんど指せないので、将棋難しそう…という方でも楽しめると思います。
1投稿日: 2025.04.11
powered by ブクログ『将棋は決断のゲームである…決断をテーマに書かれた一挙8編の短編集』という紹介文に惹かれて読みました。 将棋は子供の頃に親に教えてもらって2、3度指したことがある程度でほぼルールも難しいことも分からない状態で読みました。分かってた方が面白いんだろうなぁと思う物語もありましたが、全体的に、話の筋に関わる程度に上手に解説が挟まっていて、あまり調べたりせずに理解でき、読み進めることが出来ました。 強く印象に残ったのは、葉真中顕さんの『マルチンゲールの罠』、白井智之さんの『誰も読めない』でした。 『マルチンゲールの罠』は、最後の最後で、見えている世界がグルンとひっくり返るような感覚がお見事で、読み終わった瞬間、ほわ〜!と感嘆の声が出て、脱力するほどでした。 『誰も読めない』は、読み始めは方言になれなくて、読むスピードと意味を汲み取るスピードが合わずに少し苦労しましたが、途中から気にならなくなるほど引き込まれてドキドキしました。最後は、良かった〜!と安堵。クライマックスへの引き込まれ方が凄かったです。 決断がテーマ、という意味では、青山美智子さんの『授かり物』が、あまり将棋慣れしていない私には一番親しみやすく、また、決断に対しての心の流れに共感して最後は少しウルウルしました。 全体を通して、将棋の世界の厳しさと奥深さにも触れられて、とても興味深く感じた短編集でした。
12投稿日: 2025.03.24
