
総合評価
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powered by ブクログモリミーが『竹取物語』の現代語訳・・だと・・? これは読まずにはいられないでしょ! 思えば“かぐや姫の物語”って、小さい頃読んだ昔話の絵本だったり紙芝居だったりの内容のまま止まっていて、『竹取物語』をちゃんと読んだことなかったかも。 そんな訳で、竹林といえばモリミー、黒髪の乙女に翻弄されて右往左往する殿方といえばモリミー・・つまり、竹取物語×森見氏というまさにナイスマッチングな本書をワクワクしながら読ませて頂いた次第です~。 うむ!読みやすくて良き! 『新釈 走れメロス 他四篇』のような、モリミーワールド全開というのではなく、さすがに“ちゃんと訳して”いるので、所謂“森見節”的なものは控えめでございます。 とはいえ、所々に薄っすら出てくる“モリミー・エッセンス”が、五人の求婚者たちのトホホな感じを説妙に表現していて、“さすが、アホな男たちを描かせたらモリミーの右に出る者はなし!(ええ、贔屓してますとも)”って感じです。 あと、物語の中で (例えば求婚者の一人が「燕の子安貝」をゲットできなかったエピソードの後に) “・・この出来事から、思い通りにいかない事を「貝がない」すなわち「甲斐がない」と言うようになったのである・・” てな感じで、ダジャレっぽい「語源」ネタ(?)が度々投下されていて、訳を読んでいるときはモリミーのアドリブかと思ったのですが、本書の後半に収録されている「講義」によると、原文でホンマに“ダジャレ語源”が描かれているとのこと。 そう、『竹取物語』って、五人の求婚者のお間抜けぶりも含めてユーモラス且つ遊び心あふれた物語だったのですね~。 ところで、かぐや姫って罪人として月から地球に島流しされていたらしいですが、月の都で何をやらかしたんでしょうね?ちょっと気になった私です。 ということで、森見版『竹取物語』を大いに楽しませて頂きました。 さらに、あとがき&講義も森見氏がどのような思いで訳に臨んだのか等々・・こちらも興味深く読ませて頂いた次第です~。 因みに、巻末で紹介されている河出文庫さんの「古典新訳コレクション」のラインナップを見ると、様々な作家さんが現代語訳されていて、他の古典作品も是非読んでみたくなりました♪
39投稿日: 2025.11.05
powered by ブクログところどころ森見テイストは感じられるものの、あくまで古典文学の現代語訳。 個人的には新釈走れメロスみたいなはっちゃけた話が読みたかった。
0投稿日: 2025.10.21
powered by ブクログかぐや姫を森見さんが現代語訳した本。 各章の最後が、 ”こんなやりとりから、常識はずれなことを「食べがたい」、そこから転じて「たえがたい」というようになったのである。” といった具合です。なんだか『まんが日本昔ばなし』(CV:市原悦子)のようだっておもっていたのですが、この話自体が昔ばなしでしたww。 文庫本の後半は、森見さんがどこを注意しながら翻訳したとかキャラクターの付け方とかが記載されており、作家というのはこんなことまで考えているのかと勉強になりました。
0投稿日: 2025.09.26
powered by ブクログ森見登美彦訳の『竹取物語』。このシリーズはたまにイメージと違う訳になったりするけど、『竹取物語』は普通の訳で読みやすい。帯にある通り「絶世の美女と阿呆な男たち」の話。かぐや姫のおかした罪ってなんだろう。
0投稿日: 2025.09.25
powered by ブクログ久しぶりに「竹取物語」を読んで見ました。 現代語訳されていて、子どもの頃に感じたもの と違って、新たな発見があり楽しい。 物語として、結構 奥が深かったのに気付きました。
0投稿日: 2025.09.23
powered by ブクログところどころに滲み出る森見節にニヤっとしてしまいます。 後半に収録の「講義『作家と楽しむ古典』」では、原文をどんな意図でどう訳したのか知ることができ、とても面白かったです。
0投稿日: 2025.09.04
powered by ブクログ森見登美彦さんの古典新訳作品。別著「走れメロス」があるため、それと同系統の作品かと思いきや、しっかり(?)古典を和訳しる作品です。しかし、要所で感じられる森見登美彦さんらしさがたまらなくマッチしています。巻末のインタビューにもありますが、特に歌が秀逸です。
0投稿日: 2025.08.26
powered by ブクログ絵本の「かぐや姫」や古典の授業の「竹取物語」などで知っているはずなのに、改めて読むとこんな話だったのか、と。 源氏物語でも「物語の出で来はじめの祖(おや)」と言われているだけあって、なるほど王道の筋書きで読みやすい。それに森見登美彦氏のオモシロい意訳がついてより面白く読める内容になっている。 巻末には、どのように訳していったのか翻訳の裏話的なものや、専門家による解説も付いていて、手軽に、しかし一歩踏み込んで「竹取物語」を楽しめる一冊だった。
0投稿日: 2025.08.10
powered by ブクログKindleで読んだ。 大まかなストーリーは知ってるけどちゃんと読んだことはなかったので新鮮だった。 ちょこん、うごうご、妙ちくりん…随所に森見さんのエッセンスが加えられていて面白かった! “阿呆な男たちが右往左往する物語であり、片想いがことごとく破れていくローテーション失恋の物語” あとがきより。
2投稿日: 2025.08.07
powered by ブクログ今は昔竹取の翁というものありけり、の文章で始まる竹取物語。 そこはかとなく内容は知っているけれど、じっくり読んだことがあるかと聞かれるとない。 そんな中、森見登美彦先生が現代訳をされたこの本は読みやすい。 作者自身、腕まくりをしてのぞんだという5人の求婚者の場面は完全に森見登美彦作品。 非常に読みやすい
9投稿日: 2025.08.06
powered by ブクログ今までは竹取物語といえばかぐや姫!だったけど、5人の求婚者の個性もとても魅力的なんだと知った 竹取物語は、相対する此岸的な力と彼岸的な力によって成り立っていて、その根源的な対立は、かぐや姫の二面性に集約されている
4投稿日: 2025.07.30
powered by ブクログ竹取物語読むのなんて、中学の国語でやって以来。とは言っても「竹取の翁」と「蓬莱の珠の枝」っていう単語あったなあ位の記憶。 面白かった。「うごうご」という表現か、大伴大納言の船のところとか森見登美彦っぽくて好き。 男たちが求婚してきて、蓬莱の珠の枝の男は死ぬのは知ってたけど、他は死なないんだなあ。この男だけ可哀想すぎでは。 ここでかぐや姫が「かわいそう」って思ったのが、初めてかぐや姫の心が動いた感があってとても良い。 その後帝とのやりとりで心が動きまくっていって、別れの時に真に人間の感情に達するのが感動的。でも、月の人達に連れ去られて結局天の羽衣着せられて人間的な感情が無くなってしまうの、悲しい。けど、物語的にベストタイミングだと思う。儚いなあ。すごく感動した。 5人組ら辺まではちょっとコミカルな話感あったけど、最後の男死んでかぐや姫の心が動き始めてからシリアスな話になった気がした。この温度差…良いな…。 森見登美彦先生による解説も面白かった。 図書館で借りたんだけど、買いたいな。
1投稿日: 2025.07.25
powered by ブクログ竹林作家(?)モリミーによる新訳版、面白かった!リアリティと妄想、ダメンズ達の暴走と恋、ピュアで罪深い美女···あれ?竹取物語と森見作品って共通項だらけ。何百年を経ても似たりよったりな人間の感性にニンマリ。こんな形で古典の面白さに気付くとは。 喜怒哀楽のない月の世界から追放される程の罪を犯したかぐや姫は、一体何をしでかした? とっても気になるんですがそこは触れられていないんですよねー。 所々に感じる森見節も控えめながらも健在です。ファンとしてはやっぱりこれが嬉しい。
0投稿日: 2025.07.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
森見登美彦訳竹取物語。 なんとなく知っている物語。きちんと読むと 登場人物みんな破天荒ですね。 絵本と違っておばあさんがほぼ出てこないのが 意外でした。 ぼんやりとしか読んでなかったですがよくよく 考えるとかぐや姫もそんなに良い子ではないし。 なんの罪を犯して地球に来たんでしょうね。 息子の教科書に出てきたので読んでみましたが やっぱり私が中学生だった頃より教科書の内容が 難しくなってる気がします。
3投稿日: 2025.07.16
powered by ブクログ思いのほか、かぐや姫の影が薄く、むしろ求婚する5人の求婚者の方が主役のようで、かぐや姫に手玉にとられる様子が滑稽で哀愁があってとてもよい。 自分の中にあったのは絵本の「かぐや姫」が古典の「竹取物語」に上書き・バージョンアップした感じ。
0投稿日: 2025.07.06
powered by ブクログ以前刊行された日本文学全集からの単行本化されたもの。 有名な古典と森見登美彦の言語センスが融和してところどころ珍妙である。 特に五人の貴族たちの失敗や嘘のエピソードは役者の真骨頂と感じる。 下らない駄洒落であたかも本当の語源のように慣用句を説明するところなどはまさに。 そこから「不死の山」の大オチにつなげるのも、ジョークとしんみりとした感傷のギャップが現代語訳だとすんなりと入ってくる。 古文は読み慣れない、絵本では物足りない人には一度触れてもらいたい。
1投稿日: 2025.06.28
powered by ブクログ登美彦氏の現代語訳!読まねば!と一気に読了。 もう少し激しく登美彦風味でもよかったんだけどな。 これはこれで読みやすくて面白いけど。 あと、竹林だから登美彦氏に依頼、というのが可笑しかった。 登美彦氏がそれで納得しちゃうのも含めて。
1投稿日: 2025.06.24
powered by ブクログ翁がある日、光る竹の中に見つけた可愛らしい小さな人。やがて絶世の美女に成長したかぐや姫は、言い寄る求婚者たちに無理難題を課す。恋に破れ去る男たち、そして、「その日」は近づく――千年以上も前に書かれ、読み継がれてきた異世界譚を、竹林に並々ならぬ思いを寄せる作家・森見登美彦が現代語訳した必読の一冊! 森見さんだなあという擬音語や表現が楽しい。意訳している部分とかが後の解説で語られていて、こんなところに注目したのか、とか、5人の求婚者の特徴みたいなのが面白い。『竹取物語』は正直昔話として定着しすぎていて今更面白さを感じたりしたことはなかったけれど、こうやって新訳でたくさんの人に届くって素敵なことだなと感じる。古典といわれるようなものも違った視点から読んだり、形(翻訳)を変えて読むことで違う一面が見えるんだな。河出書房の新訳シリーズが最近文庫化多くて嬉しい。
0投稿日: 2025.06.21
powered by ブクログ中学生のとき国語の授業で、5人の貴公子の求婚話を知りました。とても面白く大好きでした。 今回テンポの良い文章で、再び5人の話を楽しめました。森見さんは古典の現代語訳、初めてとのことです。そして、大学院生時代の研究テーマが竹ということで、竹に対する特別な感情をお持ちです。 あとがきを読むと、どのような方針で現代語訳されたかが分かります。続いて、古典研究者である大井田氏の解説を読むことで、竹取物語の深い部分まで理解できます。他の作家の現代語訳も読んでみたいです。
24投稿日: 2025.06.09
powered by ブクログ森見登美彦の竹取物語と言うだけで読まざるを得まい。 竹取物語自体通して読んだことが無かったので良い機会であった。
23投稿日: 2025.06.03
powered by ブクログさすが!森見節が絶妙に効いていて、古典文学とは思えないくらい情景が目に浮かんで、リズミカルに読むことができた。かぐや姫、翁、求婚者の男たち、帝それぞれが最高にキャラ立ちしていて面白おかしさ増し増しだった。
3投稿日: 2025.05.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
森見登美彦さんの現代語訳『竹取物語』。 私の中で『竹取物語』って古典というよりは、おとぎ話や絵本の『かぐや姫』なのですよね。 だからきちんと古典として『竹取物語』を読んだのは、国語の古典の授業以来かもしれません。 森見さんらしくユーモラスに描かれていて読みやすいのではないでしょうか。
3投稿日: 2025.05.19
powered by ブクログ前に同作者の「超訳 走れメロス」を読んだことがあったのでそれと似たような文体かと思っていたら、真面目な現代語訳だったので意外に思った。ただ節々の言い回しから森見作品らしさを感じられた。 また、物語本編だけでなく、あとがき、講義、解題まで載っているため、より物語の解釈が広がるし、竹取物語についてもっと勉強したくなる。古典の入門編として、手に取りやすい本だと思う。
4投稿日: 2025.05.05
powered by ブクログ黒髪の乙女に恋するウザ男の阿呆ぶりを書かせたら天下一品の森見登美彦が、竹取物語の新訳に挑む。いつものモリミーとはひと味違う、絶世の美女かぐや姫に翻弄される間抜けな求婚者たちの阿呆ぶりを…って、いつもと同じやないかーい!
14投稿日: 2025.04.23
powered by ブクログ中学の国語の授業で「今は昔、竹取の翁といふものありけり。またの名を讃岐の造となむいひける。…」とか覚えさせられたなぁ、というのが「竹取物語」の印象である。 以前から古典作品全般に苦手意識があり、現代語訳版があったとしてもなんだか読む気になれずにいたのだが、森見登美彦が訳しているとなると話は全然変わって来る。 森見作品のクセの強い独特な世界観が好きで、古典オブ古典の「竹取物語」とどんな化学反応を示すのか、ワクワクしながらページをめくった。あっと言う間に引き込まれた。 作者のあとがきにも記されていた通り、本当に森見登美彦が「竹取物語」の作者ではないのかと錯覚するくらい、森見作品の世界観と「竹取物語」の世界観はマッチするにも程があるというくらいに合っていて驚いた。 絶世の美女、美女に恋焦がれる阿呆な男たち、そして竹林。森見登美彦ワールドそのものな作品であることに気づかされたし、古典の世界観を壊さない程度に現代的な言葉遣いを入れる絶妙な塩梅の文章が面白おかしく、時に切なく、「竹取物語」に没入出来た。 いつの時代も恋に右往左往する男心は変わらないものなんだなと思った。かぐや姫の時に非情ともとれる態度が次第に軟化して、帝と互いに慰め合うプラトニックな関係性を気づいていくのもなんだか今風であった。 古典作品が今も読み継がれているのは、古来より変わらぬ人間の営み、心の機微を描いて共感を呼び続けているからかもしれない。 河出文庫の「古典新訳コレクション」の他の作品も読んでみたくなった。いずれは「源氏物語」にも挑戦したいと思う。
11投稿日: 2025.04.17
powered by ブクログ森見登美彦氏と竹取物語(すなわち「竹」)という取り合わせに反応してつい購入。 竹取物語本文のあとに続いて収録されたあとがきや講義、解題といった解説的なものがほぼ半分を占める。これがまたお得感があっていい。 誰もが知っていて、けれど細部はどうだったかな、というのが竹取物語だと思う。そこを改めて、森見氏の文章で読めるとあってわくわくした。 本音を言えばもっと森見節炸裂を期待していたが、本書が全集のなかの一編であるという性格上、このあたりが妥当かなといったところだ。 それでも普段古典に馴染みがない人でも読みやすく仕上がっているのはさすが。
0投稿日: 2025.04.13
powered by ブクログ短い作品なので直ぐに読めてしまうが,原文を自分だったらどのように訳すか,を考えた上で森見訳を味わうと,ああ成る程,斯う訳したのか,森見節が効いているなぁとジワジワ楽しめる.竹取物語の作者と森見氏の同調する後書きが味わい深い.
0投稿日: 2025.04.11
powered by ブクログ森見訳の竹取が文庫化されるのを数年前から待っていた。 竹・美女・うごうごする男たちと、森見登美彦以外の訳者は考えられない作品。 森見登美彦としては万感の思いであろう。 読み物として普通に面白いのだが、森見登美彦の生真面目さが出ていて、「原作と自分の味のバランス」との間で、かなり慎重に悩んで書いたことを感じさせる文章となっている。
3投稿日: 2025.04.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
古典のかぐや姫を現代小説に翻訳した作品であった。 森見さんは、原作を忠実に再現することを心がけていたため、いつもよりも森見節が少ないように感じた(勿論森見節はあるが)。 しかしながら、森見さんが読者にとって読みやすいような工夫が散らばれてるし、ここはこういう風に解釈するからこのように翻訳する、という解説も読める点が面白かった。 最後のワークショップで、古語を翻訳してみようと言う箇所があったので解釈をした。自分の文章と比較した結果、森見さんのよりキャラが際立った翻訳していたのが驚いた。今後、作品をピックアップし、現代の小説っぽく翻訳するのも面白そうだと思った。
0投稿日: 2025.03.30
powered by ブクログ場面で区切られていたり、読みやすい文章だったりと、 古文が苦手な私でもしっかり物語を楽しめました。 起承転結まとまっていて洒落も効いていて、平安時代から こんなに面白い読み物があったのかと改めて感じました。 現代小説に比べると描写が圧倒的に少なく、掘り下げも少ない為、もっと欲しい!と感じてしまいますが、そこが研究し甲斐、考察し甲斐がある箇所なんですかね…?
2投稿日: 2025.03.30
powered by ブクログかぐや姫と5人の求婚者達の関係性が、森見登美彦の書く小説と非常な親和性があり、大変読み易く、面白さとあわれさが堪能できた。
0投稿日: 2025.03.30
powered by ブクログ森見登美彦訳「竹取物語」です。 帯の「絶世の美女と阿呆な男たち」⋯絶世の美女はともかく「阿呆な男たち」は森見作品には不可欠と言ってもいいほどですから、竹取物語はまさにぴったりです。 本編にプラス、全集版あと書き、特別収録「作家と楽しむ古典」、文庫版あとがき、大井田晴彦氏の解題、本編と同じくらいのボリュームであり、大満足。
5投稿日: 2025.03.28
powered by ブクログ今更ながら竹取物語を読んでみる。 誰もが知ってる話で説明不要なのだが、改めて読むと謎が深い。 かぐや姫は月では高貴な身分だったが、罪を犯して地上へと落とされた。 その罪の償いが終わったので月へと戻された。 どんな罪を犯して、なぜ罪の償いが終わったとみなされるのか。 そういった研究もされているのね。 改めて読むと謎だった。
0投稿日: 2025.03.26
powered by ブクログこの世が この世である不思議さは 生きていることが 生きていることの不思議さを もたらすということ
0投稿日: 2025.03.25
powered by ブクログ森見版竹取物語。 学生のころ古典の授業で読んで5人の若者vsかぐや姫のところは面白いなぁと思っていたけど、今作ではより5人のキャラが立っていて面白かった。 作家さん独特のリズムや言い回しが心地よかった。
3投稿日: 2025.03.25
powered by ブクログ原文に忠実でありつつ森見登美彦らしさが遺憾無く発揮されていて可笑しいやらちょっとしんみりするやら。子どもの頃から親しんでいる物語ですが「こんな話だったのか」「こんな人物だったのか」といろいろ発見がありました。 特別収録の講義の様子や文庫版あとがきも素敵です。 堅苦しさはなく、古典の魅力に親しめます。大人はもちろん、中高生へのプレゼントにもよさそうです。
1投稿日: 2025.03.24
powered by ブクログ現存する日本最古の物語である竹取物語が今なおポピュラーであることにあらためて感動をおぼえる。森見登美彦の手によりいきいきと、さらに原作のもつ面白さがわかりやすくなっている。 こじつけのような嘘かホントかわからない語源の話(鉢を捨てる=恥を捨てるとか)は森見さんが付け足したかと思ったけど、元々原文にあるとのこと。こんなおふざけもあったんだな。現代的な感覚に通じる普遍性をもつお話だということに気づいた。
9投稿日: 2025.03.23
powered by ブクログ幼少期に読んだきり読んでいなかったが、竹取物語って実はこんなに面白いんだ!という気づきがたくさんあった。 更に、古典新訳コレクションというのを初めて知る機会なった。
0投稿日: 2025.03.20
powered by ブクログ竹取物語の面白さは、 社会風刺もさることながら、 謎だらけというところにあります。 謎が多いだけに解釈も様々、 いろんな説があります。 いかようにも解釈できるというのは、 人を惹きつける優れた物語の 条件のひとつだと思います。 なぜいろいろな解釈ができるかというと、 謎の部分が多いからです。 なぜ謎が生じるかというと、 書かれていないことがあるからです。 あえて書かないというのは、 きっと作者のセンスだったのでしょうね。 竹取物語は原本が残っていません。 これまで語り継がれてきた中で、 誰もその部分に手を加えなかったというのも、 みなその方が良いということを わかっていたからでしょう。 当時のひとは和歌にも精通していましたから、 現代人よりよほど行間を読むとか、 言葉の裏に隠された真意を読み取るとか、 そういった能力がすぐれていたと思われます。 ですから昔のひとは、 私たちとはまた違った 解釈をしていたのかもしれませんね。 そんなことを考えていたら、 ちょうど良いタイミングで 本書が書店に並んだので手に取りました。 あらためて読んでみて、 とても良くできたお話だということを 再認識しました。 べそかきアルルカンの詩的日常 http://blog.goo.ne.jp/b-arlequin/ べそかきアルルカンの“スケッチブックを小脇に抱え” http://blog.goo.ne.jp/besokaki-a べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ” http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin2
0投稿日: 2025.03.16
powered by ブクログ語り口は本当に古典の現代語訳って感じだけど、言い回しの所々に森見さんらしい言葉遣いがあった さらさら〜と読んだけど、そうやってさらさら読めたのは森見さんが考えて流れが良くなるように工夫して訳されたからなんだろうな 竹取物語、ちゃんと読むのは初めてだった 駄洒落みたいなのが挟まれててクスクスしちゃった
0投稿日: 2025.03.14
powered by ブクログ竹と著者の相性が悪いはずもなく、気楽に読んで楽しめた。原文のイメージそのままに、森見エッセンスを堪能。千年以上も前に書かれ読み継がれてきた異世界譚。美女を巡り阿呆な男たちが右往左往する姿にクスクス笑っているうちに物語は急展開を見せ、最後は唖然とする方向へ。たっぷり収録された翻訳裏話も楽しい。シリーズの他作品も読んでみたい。
0投稿日: 2025.03.13
powered by ブクログなんかトンデモなく楽しみにしていましたが、中身は至って正当な竹取物語でした。とはいえ、まわってきた順番を果たすのは使命のように感じられ、和歌の現代語訳はお見事でした! 2025-013
0投稿日: 2025.03.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
竹取物語の現代語訳。 文章には森見登美彦さんらしさは見られるものの、大幅な逸脱は無い 京都の大学生も出てこない 悲しい
0投稿日: 2025.03.12
powered by ブクログ森見登美彦なのに(失礼)真面目な竹取物語の訳書であった!! なにか森見登美彦節を期待していた自分は「おっとこれは…」と居住まいを正し、久しぶりに竹取物語に触れた。言い回しや少しの補足はあれど、真面目な森見先生の語り口を楽しんだ。 とはいえ、「森見登美彦節×美女×恋に踊らされる阿呆な男たち!?やったぜ!」と言わんばかりに食いついた勢いは霧散した。ちゃんと古典新訳でした。
8投稿日: 2025.03.11
powered by ブクログ古典を最初から最後までテンポよく楽しく読めたのは初めてだった。竹取物語を最初に書いた人の生まれ変わりが森見登美彦だと勝手に思ってる。
11投稿日: 2025.03.10
powered by ブクログ『夜は短し〜』等、森見登美彦節は慣れないのだけれど、これは読みやすかった。解説がたくさんあって、嬉しい。
1投稿日: 2025.03.09
powered by ブクログ「走れメロス」のように、原点をもとに森見氏の面白おかしい不思議な物語が繰り広げられる本かと思ったが、森見氏が竹取物語を現代語訳した本であった。作者名で即購入しましたが、ちゃんと本の紹介を読んでおくべきでしたね。(笑) 期待していたものではなかったんですが、竹取物語をちゃんと読む、というのは今回が初めてで、森見氏をきっかけにそういう機会が得られたのは良かったな、と感じる所です。 森見氏も力を入れて書いておられる感じを受けたが、5人の求婚者の悪戦苦闘ぶり、特に、船が嵐に巻き込まれ、それまでの強気な態度はどこへやら、泣き叫ぶ求婚者と、「しょうもない主人に仕えたがために…」と悪態をつく船頭の下りが気に入っている。 面白く読めました。
3投稿日: 2025.03.09
powered by ブクログ森見登美彦らしさが時折顔をのぞかせる感じが良かった。全編をちゃんと読んだのは初めて。求婚者たちのパートはコミカルだったけど、最後はもの悲しい。改めて現代語訳を読めてよかった。
2投稿日: 2025.03.06
