
総合評価
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powered by ブクログ晩年のトルストイが6年物歳月を費やし完成させた、日々の心の糧となるよう古今東西の聖賢の名言を結集・結晶させたアンソロジー。 宗教的価値観が多く含まれるので理解できたと言い切れない部分もあるにはあったけれど、読む価値はあった。 自分の心に留めて起きたくなる言葉、背中を押してもらえるような言葉、様々な言葉が登場する。 心洗われるようなアンソロジーだった。
0投稿日: 2024.06.03
powered by ブクログ古今東西の箴言を集め,編集した本.よって本書自体にトルストイの直接的な言葉はない.だが,トルストイの最も基礎にある価値観が浮かび上がる. 信仰は普遍的なものであるということを確信した.私の関心は,イスラム教に軸を置いているが,時代・場所・所属に関係なく,やさしい心を持った人間はいるものだなと身に染みた.
5投稿日: 2023.06.10
powered by ブクログ名言の抜粋とか超訳とかはあまり読まないのだけど、これは巡り会えてよかった。1日1日、気を新たにできる。何度も何年でも。
1投稿日: 2022.05.17
powered by ブクログ2021.11.21市立図書館 →2021.12.23購入 安野光雅が言及していたのだったか、なにか別のソースだったか…(頭木弘樹?)気になってしばらくまえに予約を入れて借りてみた。全3巻、この巻は1月から5月末まで。 文豪トルストイが365日のそれぞれの日付に古今東西の聖賢による格言や引用を集めて並べたもので、新聞連載の「折々のうた」「折々の言葉」ふうのアンソロジー。日付ごとになんとなくテーマがあって(たとえば1月1日は「真に善く必要な情報(書)を厳選せよ」1月5日は「言葉は凶器にもなる」1月9日は「知識の詰め込みより自ら考えるのが大事」という感じ)、それにあった箴言が10ぐらい並んでいる。そして7日ごとに「一週間の読みもの」という短いお話がはさまっている。 1月1日から数日分読んでみて、それから自分の誕生日の日付に飛んでみたりした。これはまさに枕頭の書で、フレーズを引用しだしたら際限がない。借りて通読するより、手元において徒然にあちこち広げてみるのが正しそう。(ただし自分用の索引を作らないと…) 最晩年の日々にこの労作を編み臨終間際まで自ら親しんでいたトルストイもすごいが、これを翻訳した北御門二郎という人もまた興味深く、いつか訳書ではなくて著書も読んでみたい。(梨木香歩の物語の登場人物のモデル?) 北御門二郎 1913年熊本県生まれ。旧制五高時代トルストイ『人は何で生きるか』に感激。東大英文科を退学、徴兵拒否して、故郷の山里深くにこもり、農業を営むかたわら、トルストイの翻訳に没入。「翻訳に大切なことは、原書に感動し、読者とその喜びを分かち合いたいと思うこと。だからトルストイが涙して書いたところは、私も泣いて訳します」。トルストイ上記代表作の完訳等の他に、著書『ある兵役拒否者の歩み』がある。 (カバーそで訳者紹介)
1投稿日: 2021.11.21
powered by ブクログトルストイ抜粋の365日にわたる格言集。 毎日読むのも手ですが、何かあったときに読むとクールダウンできます。 自分のお気に入りの言葉を見つけるのもいいかもしれません。
0投稿日: 2007.07.10
