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パンクス 青の時代『ちょっとの雨ならがまん』1980年代パンクシーンの記憶と記録
パンクス 青の時代『ちょっとの雨ならがまん』1980年代パンクシーンの記憶と記録
安田潤司/DU BOOKS
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総合評価

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    微妙に80年代パンクに遅れた世代なので、物凄く憧れ、それ以上に悔い見たいのがある。それより前になると伝説の域なので憧れだけである。 最近、この時代の本が多く、JOJOさん、ISHIYAさんなど出版されて嬉しいけれど、安田潤司さんのが1番フィットした。 どうやって初期衝動を保ち続けるか? どう変わり続けるべきか? 初期衝動のその先へ この問いが、本書のキーだと思います。この答えはきっと各自の心の奥にあるばすと思います。 最後に、ロックTは戦闘服、響きました。

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    投稿日: 2025.02.23
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    現在の視点からのアンダーグラウンド邂逅記述。 一気読み。人生は会えば別れが待つメロドラマ、感情に浸る事なく、その物語を笑える心持ちがあるのだろうか? 「人生は一度きり。でも、ちゃんと生きたんだったら、一度で十分よ。」 メイ・ウエスト

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    投稿日: 2025.02.16
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    このような記録が世に出るのが尊すぎて感謝しかない。最高。 表紙カバーを取ると彼の姿が出てくるのも感涙。

    10
    投稿日: 2025.02.13
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    最高 80年代ハードコアパンクシーンから映画監督としてキャリアをスタートした筆者による現在までの記録。 DOMMUNEで断片的に語られたGISMのストーリーが時系列に沿って語られることで、近年DVDとしてリリースされた烈破壊虐音群突入の映像の背景がよく伝わる。 それだけでなく、GISM以外の当時のハードコアパンクバンドとの接触も並行して語られることで、シーンの中でのGISMの立ち位置がより立体的になった。 海外ファンによる非公式のHPを始めとした、熱心な好事家による情報のアーカイブ化は進んでおり、個人的にも当時の資料をいくつか古本で購入するなりしていたが、ここまでGISMに近かった者から語られることで、都市伝説的なイメージが先行しがちな同バンドの再定義として非常に意義深い。 また、個人的に筆者の体験に重ねて思うところが多く、単純なGISM資料以上に喰らった読書体験だった。 ここまで、シーンに食い込み、特に異端なGISMの専属監督の様になっていた筆者のGISMとの関わりの始まりがファンとして、であったことは衝撃的であった。また、ハードコアパンクを聴き始めた年齢が自分と全く同じだったことも思うところがあった。 頭脳警察のblood blood bloodのlive映像はYouTubeに上がった当時、繰り返し見ており、15年越しにその監督にであったことにも驚いた。 なにより自分にとって唯一のGISMイベント参加となった立川での烈破壊虐音群突入の上映回は、本書を読んで、参加できたことをとてもうれしく思えた。 このタイミングでのちょっとの雨なら我慢とオーラ・オーロラの再上映を切に願う

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    投稿日: 2025.02.09