最初から両思いな二人なのに、悪意ある第三者たちのせいで（身内含めて複数人いるのがまた）どん底にまで追い込まれるのが読んでいてしんどかった。 特にヒーローの傷心っぷりは見てられなかったよ…… あれでなんでヒーローに愛されていると誤解できてたんだよ王女様。 ヒロインに最初のどん底を見せてきた王女様が実は騙された被害者かつ終盤とはいえ改心がスピーディーな展開だったので、正直振り上げた拳をどこにおろせばいいんだとはなった。 ヒロインが早々に許すから余計か。 その分、黒幕が完膚なきまでにやり込められたので、なんとか溜飲を下げた感じだった。 ヒーローが物理的に強いんだ。 毒も効かない。 とにかくびっくりするほど強くて、それなのにヒロインのこととなるとびっくりするくらいメンタル弱くなるギャップは良かったかも。