
総合評価
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powered by ブクログ貴戸湊太「図書館に火をつけたら」 2025年 宝島社文庫 図書館で大規模火災が発生し、その中で殺人事件も起きていたというミステリ。 図書館、刑事、司書という組み合わせは新鮮でおもしろかったかな。しかも司書とは、本とはそうなんだって知ることも多かったです。 最後の最後までまったく犯人の見当もつかず、どう解決するのかドキドキしながらでした。 最後はエルキュール・ポアロのように容疑者全員を集めての推理展開による謎解き。今どきとしてはちょっと珍しいかも。でもアガサ・クリスティ好きとしてはわくわくする展開でした。 そして伏線でもある小学生からの3人組の友情がまた未来につながって嬉しかったです。 #貴戸湊太 #図書館に火をつけたら #宝島社文庫 #読了
5投稿日: 2025.11.10
powered by ブクログ図書館で起こった密室殺人を解決する話。読者に挑戦するタイプの推理小説。それだけに、なんとなく舞台が探偵ありきな感じがして入り込めなかった。もともと推理小説を読んで推理することがないのも入り込めない理由になるけど。といいつつ主人公の刑事、その幼馴染である司書の女性、同じく幼馴染の小説家を志望する青年の3人の関係は嫌いではない。
0投稿日: 2025.10.26
powered by ブクログ穂乃果、貴博、鱗太郎の3人が子供時代から物語はスタートして、大人になってから起こる殺人事件を謎解く展開! 印象としては、気付けば物語が進んでる!?ってなるほど抵抗なくサラサラスルスル読める文体で驚きでした。 それなのに、しっかり『読者への挑戦状』を構築されていて、推理して解決編に臨むもしっかり外して自分の推理力の無さが笑えました!w 謎解きに関しては勿論楽しめるし、最後にちゃんとおぉ!って感覚味わえます! ですが、個人的には人それぞれの視点で描かれる図書館や本への思い、司書さんってやっぱり本への知識豊富!! え?そんなことして修復作業するの!? 等、意外と知らなかったり気付いてなかった視点を得れたなって感じた所が読了後に良かったと感じましたね。 後は、ミステリ読んだのに、ラストまで登場人物達の人間関係が心温めてくれるあたり、僕は好きでした!
5投稿日: 2025.10.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
図書館で出会った3人の少年少女。 図書館の火災により大人になって再会した3人。 刑事になった瀬沼、司書になった島津、犯人と疑われる畠山。 事件を通じて、3人の友情はどうなるのか? 図書館を舞台にしたお話であり、 タイトルが気になり手に取りました! 図書館も利用しているので、司書の仕事を知れてよかった! さらっと読めるミステリーです!
2投稿日: 2025.10.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
このミス大賞と期待して読んだけど合わなかった…… すぐに思いつく割には最後まで引っ張られる密室トリック、一般人ながら推理をするキャラへのヨイショ感、台詞全体の不自然な言い回し、種明かしタイムの詰め方のぬるさ(しかも一回間違える)あたりにずっと違和感を抱えたまま読み進めた形になった。 図書館は好きなので設定や舞台裏を感じられる本の修繕の話などは面白かった。
0投稿日: 2025.10.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ずーっと読みたかったこちらの作品。 ミステリーの謎解きやトリック等がかなり驚き!というわけではないけど、ストーリーが良く、友情や図書館というものの考え方についてがとても良かった。 図書館の設定なこともあり、なんとなーく青崎さんの図書館の殺人と重ねつつ読んでいたら、まさかの読者への挑戦状? 通りでどんどん明らかになっていく時間の雰囲気が似ていると思った。 まぁあくまで雰囲気であり話が似ているわけではなく、現在の話と子どもの頃の話が交差しながら進んでいき、子どもの頃の話もしっかり推理に活かされていく。 登場人物はそこまで多くなく覚えやすく、それぞれしっかり司書としての違いや特徴もある。 嫌な人も良い人もバランス良く出てくるし、昔の友人との協力が面白い。 トリックは聞いても、絶対こんなの分からないわって感じであり、動機はなんとなく分かる感じではあった。 それにしても巻き込まれて死んだ人がずっとかわいそう。 最後の謎解きパートは、結構しっくりこないところがあったけど、それも含めて伏線だったと考えると面白い。 それにしてもほのかが主人公すぎる!
1投稿日: 2025.09.28
powered by ブクログう~ん、トリックが私にも思いついてしまったのよねー。 もう少し、おぉ~という驚きが欲しかった。 小学校4、5、6年で、たった数ヶ月一緒に図書館で過ごして、その後何の関わりもなく、約15年もたったのに、こんなにすぐ関係が戻るのかな? 【読者への挑戦状】は、そうくるか!とおもしろかった。 犯人はなんとなくわかったけど、そんな動機?! 水濡れした本の修復作業の大変さは伝わった。そもそも水濡れした本って修復できるのね。知らなかった~。
9投稿日: 2025.09.20
powered by ブクログ密室のトリックが意外と蚊帳の外にされている感じで小粒感が出てしまったのが残念。本好きとしては改装後の図書館行きたいなーと思った。
0投稿日: 2025.09.15
powered by ブクログ『このミス』大賞シリーズ。小学生時代に図書館で出会った3人が、大人になって再び図書館で出会う設定は良かった。ただ、幼少期の話・トリック・推理とすべてが浅く、警察の捜査とはとても思えなかった。図書館や本の知識が知れた点は良かったとは思う。
10投稿日: 2025.09.07
powered by ブクログ読者に挑戦タイプのミステリ。 司書という仕事に、改めて憧れをもった。 誰かの居場所としての図書館。それを作れる1人にいつかなりたいな。
0投稿日: 2025.08.22
powered by ブクログミステリ小説としては、特にこれは!というところもなく、少々退屈な感が。 ただ、漫画の『税金で買った本』を読むような感じで、「図書館」という場所について考えるには良いきっかけになる1冊かもしれない。
10投稿日: 2025.08.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
個人的に“このミス大賞”の中では今まで読んだものの中で一番面白かった。読みやすい。 しかしこのミス大賞って、なんかミステリー部分以外に別要素(お仕事ものというか豆知識的な?)を入れないといけない決まりでもあるんだろうか……??
1投稿日: 2025.08.08
powered by ブクログ炎が綺麗な表紙とタイトルに私の好きな「図書館」という単語が含まれるミステリーというので、本を購入し読了。面白くなかったとは言いませんが、もう少しドキドキ出来る内容なら良かったかなぁと感じました。
1投稿日: 2025.08.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
3年前にできたばかりの市立図書館で火災が起き、建物は全焼。火元の地下書庫から男性の遺体が見つかった。遺体には頭に殴られた跡があり、殺人事件として捜査が進められる。刑事となった青年は、小学生の頃図書館で知り合った仲間と再会することに…。 読みやすかった。ミステリー好きな人からすると色々突っ込みもあるのかもしれないけれど、私は楽しめた。図書館が好きな人は何か思い出しながら楽しめるかも。 図書館が学校に行きづらい子の居場所になっている場所もあるんだろうなぁ。子供じゃなくても今は夏の涼みどころとしても扱われてるし。私は図書館は借りるまでうろうろして、本決まったら借りて家で読みたいタイプだから家帰ってしまうけど、座って読んでる人もいるし。利用者を増やす取り組みも安心していられる居場所づくりも、どちらも間違ってないし良いところではある。公共図書館の在り方も難しいなぁ。
1投稿日: 2025.08.06
powered by ブクログ小学生の頃の友人が勤める図書館で大規模火災が、消火後に判明したのは密室殺人! 図書館職員の考えていることや本の修復方法など、本筋以外の部分にも作者の思いが込められている気がしました。 とはいえミステリで久しぶりに読者への挑戦を見るとテンションが上がりますねw でも捜査部分は少々フィクションみが強すぎるような……w
0投稿日: 2025.08.05
powered by ブクログ状況を全て晒し、トリックを見破れるか、読者に投げかけるスタイル。 とはいえ、トリックのための話なので、実行はほぼ不可能に近い。 ストーリーもさほど深くはない。最後まで飽きずに読むことは出来た。
15投稿日: 2025.07.31
powered by ブクログ図書館や本の知識は良かった。それ以外に良いとこはほぼない。 子供の時の回想、小学生っていう設定だよね?使う言葉が小学生の選ぶものじゃないし、違和感満載。 そもそも文章に滑らかさがなくて、キャラも生きてない。とってつけたかのような推理、図書館以外の情報への裏どりがされていないかのような杜撰な設定。このミス大賞ってなんだ?
1投稿日: 2025.07.25
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ミステリーの舞台が公共の図書館。小学校図書館を居場所にしていた刑事の貴博、図書館司書の穂乃果、フリーターの鱗太郎が図書館の放火事件に関わりながらも、お互いの真意を知り、絆を取り戻していく。犯人は旧図書館のような居場所を奪われたことで新図書館を放火したが、その新図書館も誰かの居場所だったかもしれない。煮えきれない思いを犯行に託したのは横暴ではないだろうか。ミステリー本の中で【読者への挑戦状】と明らかに読者に問いかけているのは、新鮮だった。トリックをスプリンクラーが作動することと解いたのは、名探偵穂乃果だと感じた。犯人とトリックを考察しながら読むことができた作品だった。
2投稿日: 2025.07.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【あらすじ】 市立図書館で大規模火災が起き、焼け跡から死体が発見された。 焼死と思われたその死体の頭部には何者かに殴られた痕があり、火災と同時に殺人事件が起きていたことが発覚する。 さらに、発見場所である地下書庫は事件時、密室状態にあったという。 炎に包まれた密室は、誰がどうやって作り出したのか。 刑事・瀬沼は真相を探るなかで、図書館に救われた自身の小学生時代を辿ることに――。 【個人的な感想】 読者への挑戦状を受けて推理してみたけど、全く謎解きできなかった、、、! でも、「えっ!!」という犯人ではなく、動機もびっくりするようなものではなく、そこが少し残念だった。
0投稿日: 2025.07.12
powered by ブクログ図書館を舞台にしたミステリー小説は珍しく、子供の時親と一緒に図書館に行った思い出が蘇って懐かしい気分になりました。ただ、文章に関しては読んでいてちょっとむず痒くなる瞬間が何度かあったのと主人公が子供っぽい感じがしたので、子供向け(青い鳥文庫ならしっくりくる)小説だと感じました。
0投稿日: 2025.07.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
図書館をよく利用する自分にはかなり身近なものに感じられるストーリーだった。 自分にとっての図書館は読みたいものが次から次へと無料で借りられる素敵な場所ぐらいに思っていたが、図書館という場所は本を借りる返す場所だけではないというのがよく伝わってくる。 実際今平日の真昼間に子どもが図書館にいたら温かく見守ってくれる司書がいるのか、それとも事情を聞かれるのかどうかはわからないので、いじめにあった子どもたちの避難場所としての図書館として大事な背景を持つこの図書館は言ってしまえば物語だからということになる。 それでも現実の図書館という場所は誰にとっても安心できる場所であって欲しいと思う。 正直ミステリー小説というほどのものではないとは思うし、図書館を愛するが故のという動機はありきたりすぎるほどだったので推理小説として読むのは微妙だが、図書館という居場所について考える小説という意味ではアリかなと思った。
0投稿日: 2025.07.05
powered by ブクログテンポもよく、ストーリーもまとまっていてサクッと読めました。難しいトリックもなく探偵ものとはいえ、構えることなく気軽に読めた印象です。 ただ、容疑者たちの犯人候補から外れていく理由が若干弱いかなぁとも感じました。 とても読みやすい1冊だったので、この方の他の作品も読みたいと思います。
1投稿日: 2025.07.04
powered by ブクログ題名に惹かれて購入 居場所としての図書館が描かれていているのは、 珍しいなと思った。 私立図書館での大規模火災。焼け跡からは1人の男性の死体が発見される。どうやら殺人事件のようであったが、発見場所である地下書庫は事件時、密室状態にあったという。
0投稿日: 2025.06.28
powered by ブクログ全体的には読みやすい文章でまとまっていたけれども、 トリックとかで別にそこまで新しい驚きはなかったし、 まあそんなもんかっていうような感じだった。 途中途中で考えさせられる要素はあったものの、 そこが結構納得感がいくものだったかっていうと、ちょっと微妙…。 もう少し面白い要素を入れられたら感動したかな。 新しい気づきや発見はそこまでなかった。
0投稿日: 2025.06.26
powered by ブクログ「このミス」大賞シリーズ!初めて読む作者さんでしたが大規模火災×密室殺人事件という王道のミステリーというか推理小説なのに最後は結構ほっこりして面白かった!他の作品も読んでみたくなりました!
19投稿日: 2025.06.25
powered by ブクログ図書館の放火事件をきっかけに、過去の出来事や友情を取り戻す物語。 展開や文章は子供でも分かりやすく出来ている。しかし普段がっつりしたミステリーを読んでいる人には物足りなさを感じそう。 トリックや犯人の行動心理に深い意味がなく、どちらかというと、放火後の本の修繕がフューチャーされてた印象。 濡れた本は冷凍するのがいいとは初めて知った。 48時間という数字が何度もでてきたので事件に関係あるのかと思い、頭の片隅に記憶していたのにまったく意味なかった。 しかし各章の最後に伏線的なモノローグが多く、先が気になり読む手を止められなかった。 ミステリー初心者にはお勧めかも。
37投稿日: 2025.06.18
powered by ブクログ図書館で起きた火災と密室殺人事件を巡るミステリ。本の修復など司書の仕事が興味深い。読者への挑戦状もある本格派ですが、謎解きそのものより図書館登校をしていたかつての子供達の絆を描いたストーリーが面白かった。
5投稿日: 2025.06.10
powered by ブクログ「星4つの内容だな」と考えながら読んでいて、エピローグに入りました。 そこで星が5つになりました。 以前、「このエピローグは必要だろうか?」とか、「中間のエピソードが長い」などと、生意気なレビューをしたことがあります。 それはそれで撤回するつもりはありません笑。 でも、 「必要なエピローグもある」 そのことを改めて学んだ一冊でした。 ご一読をお勧めします。
21投稿日: 2025.06.08
powered by ブクログなんだかな…。刑事じゃなく職員や利用者の立場ならあれこれ推理して謎解きするのは良いけど、警察の捜査だとすると違和感。
1投稿日: 2025.06.07
powered by ブクログまぁ、普通でした。貴戸奏太さんの作品を読むのは2作目なんですが、前の作品もそうだったけど先が読める感じ。なんとなくそうなんだろうなぁって感じがわかる作品でした。
2投稿日: 2025.06.01
powered by ブクログラストまでよくまとまっているし、着地点もわかりやすい。合間に挿入される日常の謎も単なる挿話でなくて本編とリンクしていてミステリとしての機能を保っている。 図書館が燃える、という事件の導入部は劇的だし、真相の提示も見えていたはずのものがクルンとひっくり返って面白い。この結末は悪くないのだが、振り返ってみて少々甘口過ぎるかなというのが正直な感想。これはこれでいいのだが事件のシリアスさの割にあっさり終わってしまったなという残念な気持ちが大きい。
2投稿日: 2025.05.30
powered by ブクログ図書館って多くの人にとったら本を読む場所であるけど、ある人にとったらかけがえない居場所になってる時がある 作者さんもそういう時代を過ごしていたのかな?と思いました ただ、ミステリーとしては正直インパクト不足かな。。トリックも平凡で「まあそういうことよな」と思ってしまいました 軽いミステリーを読むならオススメできる作品です
4投稿日: 2025.05.29
powered by ブクログ典型的な読者への挑戦状が叩きつけられる本格ミステリー。 思わせぶりな記述が多く、それを全て総合すると、答えが見えてくる⁉️ 主人公達の過去話の挿入は必要だったのか? 登場人物のキャラがあまり立っておらず、区別がつきにくい… などはあるけど、いわゆる叙述トリックよりスッキリ読めて良かった!
5投稿日: 2025.05.28
powered by ブクログ消去法で犯人を絞り込んでいく方向性はよかった。複雑にしすぎず、「考えたら解けそう」と読者に思わせるさじ加減も好み。 ただ、いくら謎解きメインの虚構だとしても「警察がそんなことする?」と首を傾げるところも多かった。少し残念。
1投稿日: 2025.05.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
図書館が火事 図書館で殺人事件 そんな・・・ 図書館によって 図書館のスタッフさんによって 図書館の利用者によって 小学生の頃癒された3人が大人になって遭遇した図書館の火事。事件。 事件解決していく穂乃果と貴博。 その過程と最後、図書館の再建 ほんわかできて、良かった。
31投稿日: 2025.05.10
powered by ブクログストーリーも面白く、文章も読みやすかったです。 犯人を特定する論理の部分は、少し物足りなさや違和感を感じる部分もありますが、総じて面白かったです。
4投稿日: 2025.05.08
powered by ブクログ市立図書館で大規模火災が起き、焼け跡から死体が発見された。 焼死と思われたその死体の頭部には何者かに殴られた痕があり、火災と同時に殺人事件が起きていたことが発覚する。 さらに、発見場所である地下書庫は事件時、密室状態にあったという。 炎に包まれた密室は、誰がどうやって作り出したのか。 刑事・瀬沼は真相を探るなかで、図書館に救われた自身の小学生時代を辿ることに――。 週一で図書館に通っている身からしたら、図書館が火事になり全焼。そして、蔵書の本が消火活動で水浸しになってしまったと聞いたら発狂するかもしれない。私は、一体どこで本を読めばいいのよって。そんなことを思わせる作品でもあった。 とある市の図書館が全焼し、密室になった地下の書庫から身元不明の遺体が見つかる。その遺体は、図書館の職員や利用者ではなかった。一体、この遺体は誰なのか。そして、犯人はなんのために地下の書庫を密室にして火をつけたのか。んー、なんだか不思議だよね。市の改革で素敵な図書館になったけど、長居禁止で貸出の状態を確認できるという本来の図書館とは少し違っていたし、図書館を作る上での理念みたいのが、全く守られていない図書館だった。 しかし、図書館をずっと利用している私としては、ネットで自分が今までに借りた本の履歴が見れるのは、少しありがたいかなとか思ってしまった。何を借りていたのか。少し気になるところはある。しかし、以前にそういうのは本人だとしても見せられないことや図書館で貸出を受けたときにでるレシートで確認しろと言われた。まぁ、確かにそうなんだけど、私が小学生ぐらいのときにあった貸出カードみたいなかんじであれば、それは歴史として手元に残るけど、あんな感熱紙のすぐ字が薄くなる紙なんて、保存できないってって思う。 図書館火災の日にすれ違った金髪にピアス男と図書館職員の女性、そして主人公の刑事。この3人は、小学生の頃に、図書館に居場所があって今があるかんじ。一度、バラバラになり離れてしまったけど、火災が起こったことで再開した3人の友情ももとに戻って良かったなぁと思った。 図書館が火災にならないために、いろんな設備が整っているとは思うが、この物語みたいに自分が利用している図書館が燃えないでほしいなと思った。 2025.5.6 読了
2投稿日: 2025.05.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
図書館の地下室から火災が発生し、そこから焼死体が発見される。しかしそこは密室であり、他殺である事も明らかであった。 刑事の瀬沼は捜査を進める内に自分の過去とも向き合うことになり...というミステリー作品。 まさか「読者への挑戦状」もあるとは思いませんでした。トリックよりも“Who done it”に焦点が当てられていて、捜査で出てきた情報、過去回想で出てきた情報が上手く絡み合い一人の犯人にたどり着いていくという所がとても綺麗で分かりやすかったです。幼少期に図書館で出会ったはぐれものの3人が再び出逢い事件を通して元に戻ったのがとても良かったです。 図書館の慣習や濡れた本の戻し方など図書館の裏側が書かれていてとても面白かったです。思わず”そうなのか!”と知らない事を知れるのも読書の良いところだとこの本を通して改めて知ることができました。 この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。 瀬沼貴博:福西勝也/山下大輝 島津穂乃果:佐倉綾音 志波:小林千晃 尾倉章宏:子安武人 秦慎之介:檜山修之 岡林光輝:三宅健太 神野果歩:三石琴乃 加賀美:阪口大助 仁村鱗太郎:武内駿輔
44投稿日: 2025.05.06
powered by ブクログ図書館で火事が発生。火事の発生現場は地下書庫で、その中から他殺後に焼死したとみられる遺体が見つかる。また火事発生時、地下書庫は密室状態であった。 といったあらすじ。 図書館を舞台にしていて、司書さんの仕事について学べました。レファレンスサービスについては全く知らなかったので、いつか活用してみたいと思います。 犯人は意外な人物だったので、ビックリしましたが、殺人の動機はイマイチかなぁ。もっときちんとした動機があると深読みしていたので。 読んでいて図書館って本当にいい場所だなぁと思いました。誰でも利用できて、何冊読んでもタダ。本に囲まれて、どんな本があるのか、ただブラブラするだけでも気持ちが落ち着きます。 あの空間を作ってくれている司書さんには本当に感謝しています。
65投稿日: 2025.05.01
powered by ブクログ市立図書館で大規模な火災が発生、焼け跡の地下書庫から他殺体が発見された。しかもその地下書庫は密室だったらしい。かつて図書館に通い、大切な思い出を持っている刑事の瀬沼は、かつての友人と再会し事件の謎に挑むことになる。 本好き必読、でも本好きとしては本が焼けちゃう話はつらい、という印象でした。メインは密室トリック、そして消去法による犯人当て、とわりかしオーソドックスなのだけれど、密室トリックはまだしも犯人当て解けなかった……残念。 図書館の存在意義にはうなずけるところがいっぱい。もちろん蔵書が多いとかアクセスが便利とかいうのは良いことではあるけれど、それだけではないよね図書館って。そして本の修復についての知識についつい読み入ってしまいました。すごく大変そうだけれど……これ、本好きとしては覚えておいて損はないかもしれません。
2投稿日: 2025.04.28
powered by ブクログ図書館という本好きの聖地のような場所があろうことか火事になる、という数年前に江戸川乱歩記念館が燃えたというニュースを聞いた時のような絶望感ある事件がテーマです。 個人的に気に入ったのは登場人物3人の関係と役割。刑事である主人公、司書だけど探偵役でもある女性、容疑者であり目撃者の男性という3人は元々図書館で繋がった友達です。図書館に救われ、今度は図書館で起きた事件を解決するためにゆっくりと繋がりを取り戻していく様子が特に印象的でした。 推理パートでは綺麗にミスリードをされてものすごく悔しかったです。笑 でも密室トリックが驚嘆するような論理ではなくまあそうなるか、となってしまうものだったように思います。 図書館という場所の役割、秩序、在り方といったことを考えさせつつ謎を解いていく、学びもある一冊かと思います。
4投稿日: 2025.04.28
powered by ブクログ市立図書館で大規模の火災が発生、その中に死体が発見される・・・ 火災と殺人が同時に起きた事件、しかも発見場所は地下倉庫で密室状態・・・ ライトに読めるミステリー小説でスラスラ読めました。 図書館は人によっては大切な場所、昔は全然図書館を活用できなかったけど、 今は沢山の本を読む機会をくれた図書館は偉大だと思います。 密室の謎など、最後の展開も予想できそうでできないまどろこしさがあって楽しめました。また、幼馴染みたいで図書館に思い出のある関係性も羨ましく思います。
41投稿日: 2025.04.27
powered by ブクログ読みやすかったけど思っていたのとは少し違う感じで謎解きに違和感があった。図書館を大切にする人たちと居場所とする人たちの想いを伝えたかったのかなと思った。
24投稿日: 2025.04.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
図書館好きとしては、その図書館が火災かつ殺人現場な話となるとつい手が伸びてしまったという。 「読者への挑戦状」が出てくるミステリを久々に読んだ気がする。 確かに理詰めで解ける話だった。 そして「密室」の必然性が見抜けるとするーっと解ける爽快さ。 気づけずにいると、主人公くんのようにミスリードしてしまうかも。 結局謎を解いたのは彼ではなく、幼なじみの名探偵だったが、幼なじみ「3人組」の協力プレイの結果だったようにも思う。 いろいろあったが、友情は変わらないようでよかった。
4投稿日: 2025.04.26
powered by ブクログタイトルと表紙が気になっていて、そして図書館で借りることができて、変に嬉しくなった私です。 ここ最近、図書館は私の居場所なので、何か共感する部分があり、本書は読みやすかったので、サクサク読めました。何となくこの人が犯人かなあと想像しながら読み進めましたがその人でした。
8投稿日: 2025.04.19
powered by ブクログAmazonの紹介より 市立図書館で大規模火災が起き、焼け跡から死体が発見された。焼死と思われたその死体の頭部には何者かに殴られた痕があり、火災と同時に殺人事件が起きていたことが発覚する。さらに、発見場所である地下書庫は事件時、密室状態にあったという。炎に包まれた密室は、誰がどうやって作り出したのか。刑事・瀬沼は真相を探るなかで、図書館に救われた自身の小学生時代を辿ることに――。 タイトルに興味を惹かれて購入してみました。図書館の地下書庫という火気厳禁と密室の中で、何が起きたのか?そして事件の展開は?犯人は?など興味をそそる展開で面白かったです。 「読者への挑戦状」も提示されていて、こちらも推理できる面白さもありました。 ただし、リアリティがあるか?というと、微妙な所がありますが、あくまでも推理小説の面白さとして、エンタメ性の観点からすると、大いに楽しめました。 論理的に消去法で図も提示しながら解決していくこともあり、読者としては段階的に解説していくので、わかりやすく楽しめました。 図書館での仕事紹介だけでなく、図書館に対する愛情や唯一無二の存在であることも窺えました。 その他にも、3人の友情物語も魅力的でした。捜査する刑事、事件の舞台となる図書館の職員、そして犯人と疑われる男、小学生時代一緒だった3人が、事件を機にまた再会する展開は、今迄のそれぞれ苦悩も垣間見れて、小説としての面白さもありました。 そして、さらにお世話に先輩の図書館職員も巻き込んで、事件に絡んでいくので、色々な読みどころがありました。 ツッコみどころはありましたが、あくまでも「小説」として、ミステリーとしての面白さがあって、楽しめました。
7投稿日: 2025.04.09
powered by ブクログスラスラ読めて面白かったけど、主人公がちょっと残念… アリバイもそんなんでアリバイ成立するのか? と思っちゃったしちょっと残念(´・ω・`)
35投稿日: 2025.04.04
powered by ブクログ七川市立図書館の本と司書に守られて、幼き日の貴博は大事な時間と仲間を得ることができた。 それから時は経ち、捜査一課の刑事となった貴博は、燃えていく図書館を目の前に事件解決を誓う。 装画や帯のコメントで期待値を上げすぎたこともありますが、正直な感想は、読みづらさにイラっと感じることが多かった作品です(^_^;) 貴博の心の声が所々に挟まってくる鬱陶しさ、捜査は雑で登場キャラに愛着が湧かない印象、伏線と分からせるような突如の回想と、どことなく三流ドラマを見せられた読後です。
47投稿日: 2025.03.31
powered by ブクログこれぞ謎解きミステリー。 最終章の前に読書への挑戦状があり、 あー、外したけど楽しい ミステリー好きな人もだけど、 ミステリー初心者にお勧めしたい一冊
22投稿日: 2025.03.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ミステリーやトリックは個人的にイマイチだったが、図書館物語としてはよかった。図書館愛に溢れていた。あと読みやすく、一日で読了。 保守と革新、どちらも大切だと思うし、双方に考えがある。館長は最悪な人間だったけど、新しい図書館を気に入っている人もいて、やはり優秀な人間なのだなー、と。 図書館の在り方や、司書の努力、さまざまな利用目的について考えさせられた。 おばあさんが理由は来なくなったのは手術で、新図書館は割と気に入っていて、完全な勘違いとは…… 本当に忍び込むのはダメな事だけど境遇や、毎日本読むのが楽しみ、友人といると楽しい、など書いている日記を読んでいると羽場が可哀想で仕方がなかった。しかも恨みとかではなく口封じのために殺されたとは。本当に不順でしかない。来世は幸せでありますように。
6投稿日: 2025.03.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
主人公、本当に捜査一課??ってくらいの無能っぷり。 クローズドサークルでもないのに刑事ドラマのように容疑者集めてトリックやらを披露して盛大に犯人を間違えて冤罪しそうになっててギャグかと思った。 犯人ではあり得ない裏付けが弱々でそんなんで犯人候補から外れるんだ!とビックリ。 犯人の動機も規模のわりに超浅いし、図書館での過去の3人の関係もそんなに深い関係になるかなってくらい読んでる側には浅く感じるので最後のやり取りは若干寒い。 読みやすかったのでかろうじて星2 小学生向きだったのかも?
12投稿日: 2025.03.25
powered by ブクログタイトルに惹かれて読み始めたものの、面白さは低いかな。キャラクターの性格は前面に出てるけど、キャラ同士の結びつきは弱い気がする。 火事が起きてから、そんなに日が経たないうちに図書館の再建が決まったと館長が伝えるシーンに違和感が。数ヶ月後とかではなく、そんな迅速に決定されるものなのかな…それか年数劣化による改修工事より、全焼という人災の方が市の決断(金銭面)とか、保険が効いてくるとか? 貴博くん警察辞めたら…?と心配になるほど色々ガバガバ。いくら幼なじみだとしても、穂乃果に謎解き頼り過ぎ。上司や志波(部下?)に状況報告や謎解きを披露するとき全部穂乃果の考えじゃん。 手詰まりだからまた知恵を貸して欲しいと、幼少期の思い出引っ張りだしてさ。 『幼なじみの鱗太郎を助けたい想い』からか、『捜査をいち早く解決したい』と言いながら展開が弱い。捜査は足から…と思うけど、やっぱり穂乃果の存在が大きい。 『ホームレスが書庫内でで暮らす』展開、無理がないか?? 数日風呂に入らないだけで匂い気になるし、誰かしら毎日書庫に入るだろうに、生活感を一人も感じ取れないのは…ちょっと考えられない。 スタッフが来たら、隠れて逃れていたっていうけどバレるだろ。自動書架じゃなくても足音や棚を移動するときに、見えなくても存在は感じると思う…
3投稿日: 2025.03.24
powered by ブクログ図書館の地下書庫で起きた火災&殺人事件。密室トリックという点では古典的ないしはベタなミステリー小説ではある。正直そこに新鮮味はあまり感じない。しかし、図書館という場所に対する著者の想いは強く感じた。著者がどこまで意識的かは分からないけれど書店ではなくて図書館の良さが本筋のミステリー以上に丁寧に語られていたのは好感。逆に図書館を普段から使っていないとピンと来ないかも。ちなみに私は本書は図書館で借りて読みました。
1投稿日: 2025.03.18
powered by ブクログあっっっっっさい。浅くてサラサラ読める。 もう少し読み応えがあるものを想像していた。 小〜中学生くらいがターゲットかもしれない。
2投稿日: 2025.03.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
個人的には☆3.5くらいかな… ────────────── 一回読み始めたときあまり話に入り込めなくて序盤で一旦読むのをやめたけど、'読めるかも'というタイミングでもう一度手に取ってみた。 ミステリーはすきだけど推理は苦手で、 いつも淡々と読み進める派。 今回も推理はできなかったけど、真相に近づいていくまでの過程は面白いしすらすら読めた。 でも、うーーんと思うところも多くて 動機にはあまり共感できなかったし 読者への挑戦状だったり、消去法での犯人当てはあまり好みじゃなくて残念でした…。 3人のエピソードがもう少しあっても良かったかも?? 有名なミステリー作家さんの作品を読むことが多いからなのか良くも悪くも軽めのミステリー
3投稿日: 2025.03.14
powered by ブクログ物語は起伏が激しいものではない、読み進めるのに、時間は掛からず次々にページは捲られる 読者への挑戦状が出てきた時には来た!来た!って感じで読者の手を止めさせない工夫も面白いね
0投稿日: 2025.02.27
powered by ブクログプロローグがどんな風に広がりをみせるのか。密室って"わざわざ"作り出すものだから密室にした本当の意味とは?を楽しみながら読んでいたら…挑戦状があるじゃないですか! ムフフ( ´艸`) 犯人は違和感のあった人で当たってました!私が拾った違和感が間違ってなかったのかなぁー。 トリックはそもそも苦手過ぎて思考停止で読んだので見破れませんでした。 その後の密室を作り上げた理由が私の中では密室モノの重要ポイントですが納得でした。 面白かったです! 登場人物はそこそこいるし、過去のエピソードも挟まるので行ったり来たりしますが読みやすいように書かれているので普段あまり小説を読まない人にもおすすめです。
2投稿日: 2025.02.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
消火活動によって水浸しになった本の修復作業や人々の心の拠り所を守るための司書たちの仕事ぶりなど、図書館にまつわる表現が非常に丁寧に描かれていた。あまりに細かく描写されるので、殺人・密室トリックに大きく関わるのかと思ったほど。 犯人当ては消去法推理だったためいまいち好みではなく、ロジックにもやや引っかかる部分はあったものの、前提の犯行動機を疑って真相に辿り着く過程は悪くない。 過去と現在を対比して主人公たちの成長を描く、心温まるエピソードも魅力的だった。
3投稿日: 2025.02.21
powered by ブクログ図書館が消失し、密室の地下書庫から死体が発見された。前半は救い出した書籍の修復作業の様子に引き込まれ、死体の身元が判明する事でグッと面白さが増す後半。『なぜ密室にする必要があったのか』が特に面白い謎でした! 小学生の時に図書館で特別な日々を過ごした3人が、事件をキッカケに刑事、司書、容疑者として再会するストーリーも読みどころ。
2投稿日: 2025.02.18
powered by ブクログ図書館を訪れる理由は人それぞれだが、そこで生まれた友情が時間とともに変化していく様子が印象的だった。小さなミスや日々の積み重ねが招いた出来事の結末は重いが、そこからの再生もしっかりと描かれ、リズムよく読み進められた。何より、「居場所があることの幸せ」を強く実感させられる物語だった。
7投稿日: 2025.02.17
powered by ブクログ図書館に火をつけたら 貴戸湊太の長編ミステリー。初めて読む作者の為、作風など何も見識がない状態から読み始める。 図書館で起きた火災の謎と密室、そして謎の被害者。ミステリーを構成するプロットは王道の組み合わせ。合わせて主人公で警察官の貴博、図書館で働く穂乃果、小説家志望の鱗太郎の三人の小学生時代からの関係と彼らと図書館での思い出を軸に、人間模様が描かれていく。彼らが大人になりどの様に成長、変化していったのか。それぞれが一つの事件について過去を振り返りながら謎を解説していく。 作中、小学生時代と現在の事件のパートに分かれるが、小学生パートの回想が短く、貴博、穂乃果、鱗太郎の関係性がうっすらとしか見えない。一応、章として独立はしているが、小学生時代、図書館周りで起きたボヤ騒ぎ事件など、もっとページを割いて描いても面白そうだし、三人は図書館という限られた場所でとても大きな経験をしているのでもっとこの時代の話を濃密に描いて欲しかった。 結果、鱗太郎の役回りが全く不明確で、彼が別の人物であっても話が成り立ってしまう。貴博と穂乃果のかえはきかないが、鱗太郎という存在がイマイチ輝いていない。 また、神野さんのキャラクターも読者は置いてきぼりで、彼女も過去のストーリーに登場するが割合が少なく人物像のイメージは持てるが今回のミステリーの土台となるカラクリをより最大にする為にも、彼女が主人公達にとってかけがえのない存在だという事をもっと印象づけて欲しかった。(いじめっ子を追い返す、正義感の強い部分が強調されて欲しい) 探偵役とワトソン役の設定は絶妙だが、探偵役の穂乃果が一般人の為情報を得る事が出来ない事は幾許かのストレス。リアリティは大事だが、図書館で生活している男やトリックについてそもそもリアリティだとはいえないので、ある程度フィクションがあっても良いと思う。そのせいで警官である貴博がとんでもない推理を披露してしまい、余りにも無様に見えてしまう。リアリティで言えば、犯人ではない人を犯人だと言及すれば大変な事になるし、当事者が許したから解決する問題ではない。他の警察官達は実態がない、とても軽い存在になっており、この世界の警察組織は全く価値無い、無能な組織に見えてしまう。作風がどっちつかずになっていて、重厚な作品にするのか、ライトな面白いミステリーにするのか。なんとなく中途半端に最後まで来てしまった印象の作品だ。 (犯人の動機なんかもよく分からないなぁ、鱗太郎は必要だったのかなぁ)
9投稿日: 2025.02.16
powered by ブクログ説明されている文章が多く、ロジックもいまいち納得感に欠ける…。 好みの問題かもしれないが、私には刺さらず。
3投稿日: 2025.02.16
powered by ブクログ図書館の火災、密室状態にあった地下書庫内に残された他殺体、条件により限定される容疑者など、ロジカルに組まれたミステリー。ただ、ちょっとロジックにこだわりすぎな気もします。特に密室のつくり方は、ちょっとんーと思わないでもない。 ストーリー部分では図書館の役割がテーマになっています。私は図書館を利用しないのでピンとこないところもありますが、ただ本を読む場所ということではないんでしょうね。
32投稿日: 2025.02.12
powered by ブクログ市立図書館の大規模火災と地下書庫の密室殺人事件、そして主人公の小学生の頃の図書館の思い出が鍵となる図書館を題材にした本格ミステリーで、密室や犯人当ても去ることながら図書館職員達の仕事振りや主人公と小学生時代の友達との友情などミステリー以外の要素も魅力的で、読後は心が暖かくなるようなホッコリしたものだった。
7投稿日: 2025.02.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
図書館への愛が詰まった本格ミステリだ。 放火と密室トリックの謎が魅力的過ぎて夢中になり、イッキ読みしてしまった。 本が燃える…なんて痛ましいことか。 読者への挑戦状はいつも受けて立つようにしているけれど、今回も解けず残念。 図書館が誰かの居場所であって欲しいという願いに共感を抱いた。長らく図書館はご無沙汰しているが、小学生の頃は2週間に一度通っていた。主人公たち3人の子供の頃が語られるパートを経てエピローグを読むと、久しぶりに図書館に行ってみたくなった。
8投稿日: 2025.02.09
powered by ブクログ小学生の時に、図書館が自分の大事な居場所だった3人が離れ離れになり、大人になって違う立場で再会する展開にやられました。伏線がいっぱいあって楽しく読めました。
4投稿日: 2025.02.07
powered by ブクログとても面白かったです。 登場人物も多くなく、トリックも難しい要素がなく、読みやすい一冊でした。そのため話が混乱したり、謎解きを諦めてしまうようなことなく読み進めることができました。物語に陰気さがなく爽やかな感じを最後は感じました!
2投稿日: 2025.02.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
---------------------------------- 大規模火災×密室殺事件 図書館で火災が起きた。 本を守るため司書たちな奮闘するなか、 密室だった地下車庫から他殺体が発見されるーー。 ---------------------------------- 子どもだった頃、 図書館に救われた経験がある刑事、瀬沼。 その図書館で火災が発生し、 その後、他殺体が見つかる。 容疑者は図書館に勤める6人。 一体誰が。 どんな目的で。 最後まで読みましたが、 読者への挑戦状は必要だったのかなあと。 ミステリーでも、 「読ませる本」だと、 良い意味で こちらの都合もお構いなしに ぐいぐい引き込んでくれて、 ページを捲る手が止まらない作品もありますが、 こちらは「読む本」でした。苦笑
7投稿日: 2025.02.06
