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ヒロインになるまでは
ヒロインになるまでは
いぬじゅん/扶桑社
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総合評価

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    このレビューはネタバレを含みます。

    憧れているものに実際なってもそこはキラキラしているばかりではなかった。想いを寄せる相手も近くにいれば嫌なことが目について冷めてしまったり、「一軍女子」の苦労を知ったり。 主人公と瑠奈を助けるため、彼らの友人が奮闘するラストの展開はドキドキさせられた。最後の1ページまで気が抜けない、まさにそんな青春小説だったと思う。

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    投稿日: 2025.09.19
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    1番実は近くにいた人が大切にしたい人だったというのが良かった。みんなそれぞれがコンプレックスを抱えて生きているんだなと感じた。

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    投稿日: 2025.05.18
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    人には羨む気持ちって少なからず生まれるけど、その人にあった場所で生きていくことが重要であることがよくわかった本でした。 私はまいはにのTikTokにて、先に動画を見てから本を読んだけど、それでも楽しめる作品でした。

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    投稿日: 2025.04.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    25.01.29 読了 3日 約2時間ほど 愛優の気持ちの向いている方向も、颯太の気持ちが向いている方向も、瑠奈の気持ちが向いている方向も、他の子達の気持ちも、色々な気持ちが交差していた物語だったけど、段々と読んでいくにつれて分かって悲しくも寂しくもあるけど暖かい嬉しい気持ちになれる話でした。 -ネタバレになるかもです- 愛優について 「あの子になれたらなぁ」って気持ちも、上辺だけ見てるのといざ関わってみると見え方変わるのも、自分から変わろうと思わないと変われないって気持ちも全部分かる。違う立場になってみたら気付くこともあるだろうし、それに気付いて変われた愛優はほんとにすごい。 颯太について 最初はただの幼なじみ的なポジションなのかなと思っていたけど、段々と颯太もキーパーソンになるんだと分かった瞬間に鳥肌が立った。どうすれば愛優も瑠奈も救えるんだろうと必死で考えて動いていたのがすごく印象的。 瑠奈について 初めは中身までいい子なんだろうなと思ってたけど段々と仮面を被ったいい子ちゃんなんだって。仮面の下には色々な気持ちを抱えてて最後にやっと気持ちを出せてて読んでて泣きそうになった。小さい頃から天真爛漫な愛優がラブよりのライクって見た瞬間「え?!」って叫びそうになった。自分とは違う姿は誰から見ても憧れになるんだなと伝わってきた。 気持ちが向いている方向が、 瑠奈→愛優 愛優→駿(×)→颯太 颯太→???→愛優 って感じで最後は愛優と颯太が両想いでストーリー自体は終わったけど、その後のエピローグがエモかった。今まで自分とは違う世界で生きてると思ってて偏見で見ていたのに、関わると見え方が180度変わることもあるし、友情だって恋愛だって自分から遠ざけてるだけじゃなにも変わらないって事を改めて教えてくれた物語。 この本に出会えてよかった。

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    投稿日: 2025.01.29