
総合評価
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powered by ブクログ菅義偉総理の日本学術会議会員任命拒否問題にも触れている本。 任命を拒否された当事者の一人が、加藤陽子さん。 政治家の反感を買うようなことを書いているのだろうと思い読んでみることにした。 当事者本人が、日本学術会議の会員任命拒否をどのように捉えているのかも気になった。 菅義偉総理に任命拒否された学者は以下の6名 芦名定道・京都大学教授 宇野重規・東京大学教授 岡田正則・早稲田大学教授 小澤隆一・東京慈恵会医科大学教授 加藤陽子・東京大学教授 松宮孝明・立命館大学教授 なのですが、誰も知らない。 全員が、安保法制や特定秘密保護法、「共謀罪」法案などの安倍政権下の政策に異議を唱えた人物らしい。 日本学術会議会員の任命拒否問題については、本書では(予想に反して)詳しく述べられていなかったので少し調べ直してみた。 すると、日本学術会議会員がまだ決まっていない時に、安倍官邸からこの6人は×だと同会議事務局に伝達があったことがわかった。 共産党が調べ、事務局も認めている。 本来なら安倍政権が続いていたはずだが、8月に突然総理を辞任した安倍に代り9月の総裁選で菅義偉が総理になっていた。 そのタイミングで出された会員候補者には、安倍官邸の意向に反してこの6名の名前があった。 ならば、為政者である菅義偉総理としては安倍晋三に忖度して拒否するしかない。 こんな理由だから、だんまりを決め込むしかないですね。 意に反する者は排除する姿勢は、トランプ政権と同じで呆れる。 ただトランプなら(気にくわない奴らだから)「役に立たない研究しかしていない」とでも拒否理由を言うだろうけど… 加藤陽子さんのこの本。 自分の知識がついて行けなくて難しかった。 比較のための例として史実を述べられても、歴史をかなり詳しく知っていないと、余計に分からなくなる。(なので★2) タイトルを聞いたことがあった『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』は、加藤陽子さんの本だった。 これは、中高生への講義を基にしているらしいので、歴史に疎い私でも読めるかも知れない。
27投稿日: 2025.07.18
powered by ブクログ前作の「それでも、日本人は戦争を選んだ」がとてもよかったので読み始めてみたが、本作は政治的な内容がメインで思っていたのと違い途中でギブアップ。
1投稿日: 2025.05.29
powered by ブクログ歴史を見る目に対して信用している著者の本。 内容は歴史認識よりも現代の政治に関するところが多く、少し期待はずれ。 しかし、過去と照らし合わせて批判的に考えることは重要だと思う
5投稿日: 2025.01.26
