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世界中から集めた人生の名言
世界中から集めた人生の名言
晴山陽一/青春出版社
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総合評価

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    生きられる時間は限られている。 だから、他人の人生を生きることで君の人生を空費してはならない。 年を取って後悔するのは、「やらなかったこと」ばかり。 私たちの幸福のほとんどは、境遇ではなく、心の持ち方次第である。 人生とは、できることに集中することであり、できないことを悔やむことではない。 肝心なのは、自分が今どこにいるかではない。どの方向に進みつつあるかだ。 道はふたつだ。 金に働かせるか、金のために働くか。 愛の第一の義務は、相手の話に耳を傾けること。 ビジネスの目的は、顧客を作ることである。 私は気分が乗ってくるのを待ったりしない。 そんなことをしていたら何も仕上がらない。 「とにかく着手する」ということを知るべきである。 昨日しておけばよかったと思うことは山ほどあるのに、今日しておこうと思うことは見つからないものだ。 いかなる人の知識も、その人の経験を超えるものではない。 教えるべきなのは知識ではなく、知識を得る方法である。

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    投稿日: 2025.03.10
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    人生の楽しみ方 - 人生を理解する必要はない: アーニー・J・ゼリンスキーの言葉により、人生を完全に理解しなくても楽しむことが可能であると強調されている。 - 小さなことの価値: カート・ヴォネガットは日々の小さな楽しみの重要性を述べており、振り返った時にそれが大きな楽しみだったと気づくことを示唆している。 家族の重要性 - 家族の価値: ロイ・W・ハワード曰く、カレンダー上で最も重要な日は「明日」であり、家族が最も変わらない存在であることが強調されている。 - 信頼できる友人の重要性: リー・アイアコッカは、人生の成功とは信頼できる友人を持つことであると述べている。 目標と目的 - 目標を持つことの重要性: ベンジャミン・メイズは、目標がなければ人生の悲劇であるとし、目的を持つことの重要性を強調している。 - 目的のある人生: ロバート・バーンは、人生の目的は「目的のある人生を送ること」であると述べている。 失敗と成功 - 失敗から学ぶこと: アン・ランダースとローレンス・J・ピーターは、失敗を経験することが重要であり、成功から学ぶことは少ないと述べている。 - 他者への奉仕: カーネル・サンダースは、他者に尽くすことが最も大きな利益をもたらすと述べている。 創造力と知識 - 想像力の重要性: アルバート・アインシュタインは、知識は有限だが想像力は無限であると強調し、創造性の源泉としての重要性を述べている。 - 経験の価値: ソーレン・キルケゴールは、人生は解決すべき問題ではなく、経験すべき現実であると述べている。 会話とコミュニケーション - 会話の技術: デール・カーネギーは、会話には目的が必要であり、方向性を持って進めることが重要であると強調している。 - 聞くことの重要性: ヴォルテールは、問いによって人を判断すべきであると述べ、良好なコミュニケーションの重要性を示している。

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    投稿日: 2025.01.26
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    私はこの手の本が大好きである。仕事や私生活で悩んだ時、失敗して落ち込んだ時、大切な人を失って悲しい時、人生のあらゆるシーンで読んできたように思う。それを知って誰かに伝えたい(例えば仕事を共にする部下や、悩みを抱える友人たち)という気持ちも無い訳では無いが、大半は自分の為である。自分がいつもの自分の平均値よりも感情が下回っていると感じた時、いつも先人の言葉に支えられて生きてきた。 本書はそうした世界中に溢れる先人たちの名言を纏めた内容とはなっているが、ページをめくり初めに書いてある著書の言葉、「刺さる言葉より、響く言葉を」の通り、人生を長く経験してきた、ある程度の歳を重ねた人ほど、じんわり心に染み入っていく言葉が多く採用されているように思う。何より言葉を理解するための背景が広い方、沢山の人生経験をしてきた人は、自分の経験や考え方に置き換えて理解する事が出来そうである。勿論、どの言葉を取っても、若いビジネスパーソンや勉強中の学生にだって理解できるし、納得感を得る事は可能だろう。これからの人生に役立てる事も十分可能だ。だが、経験値に基づき、自分のしてきた失敗や苦難の過去が多いほどに、その境遇に当てはめて理解できる分、言葉から伝わってくる重み、重厚感も更に強くなる。 本書はそうした言葉を「年齢を重ねること」「幸福」「人生」「人間」「お金」「愛と友情」「会話」「働くこと」「想像力」「時間」「知識と教養」というカテゴリに分類して掲載する。この分類を見ても分かる通り、誰もが日常的に経験、考える対象であり、それ一つ一つに思うところがあるだろう。だが同時にそれらは実体が掴めず、明確な基準や成功の条件のようなものはない。それは人それぞれが感じるものであり、考える本人ですらどこがゴールか、何が目的かを明確に答えることは出来ない。更に言うなら、昔はこう考えていたかもしれないが、今は違う、といったものも多いだろう。要するに、その基準や条件が何かを考えるのは自分次第(どこで自分が納得するか)だという事を表している。地面で忙しく働く蟻を見て、彼らの幸せが何かを考える、昨日の仕事の失敗を今も引き摺り落ち込む、未来の展望を聞かれて応えに窮する、様々な状況に於いてヒントになる言葉が並べられている。本書を読む事で、また自分の基準やゴールが変わるかもしれない。落ち込んで悲しい気持ちを、次への糧にするのは自分次第という事だ。 私はこうした書籍を読む際に、特に心に響く言葉を自分の写真アルバムに残している。辛い時だけでなく、ふとした瞬間に思い起こして読んでみたりする。その時は心に響いたかもしれないが、今は全く何も感じない、なんて事もよくある。それが自分が成長したからなのか、境遇がそうさせているのかは解らない。だが、明らかに言葉を受け止め感じるのは「今の自分の心の状態」だと、改めて気付かされるのである。 今から先、明日からの自分に送る言葉を是非本書の中から探してみて欲しい。

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    投稿日: 2025.01.17