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十月十日も毎日たのしい
十月十日も毎日たのしい
松本ひで吉/講談社
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総合評価

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    ぱるたん誕生までの記録。お産って産む前から大変なんだ。お母さんに感謝。その間に犬くん猫さま永眠は知ってたけど、お父さんも亡くなってたのは知らなかった。家族の死のあとに生まれた命。松本さんはほんとにいろんなことを淡々と受け入れるなあ。

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    投稿日: 2025.01.30
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    「犬と猫~」の作者が妊娠がわかった日から出産までの日々を綴っている。最初の「ごあいさつ」で犬と猫だけじゃなくお父様をなくされていたことが書かれていてとても驚いた。たくさんの別れがあり出会いもある、命がある喜びよ。妊娠発覚からとにかく松本さんの尿漏れ(失笑)がひどすぎて不憫すら覚える…妊婦さんてそんなに尿漏れする?!と思ったけどどうやら逆子で圧迫されてたからで逆子が直ってからは大丈夫だったそうでよかった笑。色んな面白いエピソードにクスッと笑わせてもらったし、ちょこちょこ挟まれる犬と猫のかわいさに癒された。

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    投稿日: 2025.01.06
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    『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』8巻と同時発売されました。松本ひで吉さんの妊娠から出産までが、たいへん赤裸々に描かれております。 まずもう、お疲れさまでしたと言いたい。お父さんの死、犬くんの死、妊娠、猫さまの死、そして出産と、心も体も本当に大変だっただろうと思います。そんな中でも、「人生は前にしか進まぬ」と、こうして毎日をたのしむひで吉さんを、心から尊敬します。そして、おめでとうございます! ご自身の妊娠、出産の体験だけでなく、ご友人の体験談も描かれているので、人によって、またかかる医者によってもかなり事情が異なることがわかります。この本は、妊娠中の方の励みになるのではないでしょうか。 妊婦健診で見たお腹の赤ちゃんの、「泥田坊にしかみえない」という絵、鳥山石燕の絵にそっくりで超笑った。「田を返せ」、怖すぎる。 それと、人との会話で、お腹の子が男か女かという話になったとき、「どっちだと思う〜〜?」と言ってしまい、年齢を「いくつに見える?」と人に聞くような大人にはなりたくないと思ってきたのに、と夜になってへこんだエピソードには、めちゃくちゃ共感! 私も引っ越して間もない頃、新天地での自由がうれしくてつい、ご近所さんにいくつに見えるか聞いちゃって、それ以来ずぅっっっと激しく後悔し続けておるのです。だからこのページを読んだときはうれしくて、救われた気分になりました。 いやあ、おもしろかった。外回転術の山岸先生、私も好きだなぁ。

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    投稿日: 2024.12.30