
嫌われ者の令嬢は、私が愛しましょう。~いまさら溺愛してきても、もう遅いです!~(1)
暮田呉子、藍原ナツキ/講談社
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総合評価
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powered by ブクログ誰にも愛されなかったOLのアキが孤独死し、その後アキの魂が憑依したのは同じく愛を求めても愛されなかった令嬢イザベル。 彼女はただ一人、オーティスの愛を求めて、死んだ。 そんな誰からも愛されなかった彼女の気持ちを理解できるアキは、「私だけはあなたを愛してあげる」とイザベルとして生きていくことにしたのだった。 表紙から暗いイメージではありましたが、若干?ヤンデレな気配を察知(あまり得意では無いジャンル) 帯でもそんな雰囲気はしてましたが、それでも惹かれて手に取って読み進めたのはあるシーンでの 「今は私がイザベル───!」 の所です。 イザベルならこうしていた。こう言いたかった。等気持ちを代弁するところやイザベルが出来なかったことを行うアキの強い部分と、可哀想なイザベルに寄り添う心に惹かれました。 イザベルを蔑ろにしている訳ではないのが今作の魅力だと思います。 それでもイザベルを取り巻く周囲の感じが不穏で…心配ですが、幼なじみのリオネルがいるから大丈夫だと思いたい。 まだ序盤ではありますが、イザベルに伝えたいことが多くあって胸が熱くなります。 涙腺もやられました。 死んじゃってからわかることって…辛い。 あるシーンでのアキの気持ちを考えても辛い。 ひとまずリオネル幼なじみが唯一の救いかな。 どうにかしてイザベルを幸せに愛情で満たしてあげたいです。
0投稿日: 2024.11.18
