サイエンスエンターテイナーとして活躍される著者の自伝、好きを仕事にする楽しさと難しさがわかる一冊です。 サイエンスコミュニケーターの一形態であると思いますが、実験にダンスを交えるなど独自の路線を開拓しています。 狭いと思われがちな理系としての生き方が明るくなること請け合いの内容です。 研究者、技術者、学芸員など…科学に携わる仕事は色々ありますが、形式に拘らず挑戦することが大事なのだなと勉強になりました。 私事ですが本職として司書をしている傍ら薬草講師もしており、講座・講義を少しでも面白いものにしたいと思い本書を手に取りました。

404 イカラ 大好きなダンスに明け暮れた著者が「虹」の実験と出会ったことで理系へと舵を切った。 理系の先にあるキャリアというと、理系の仕事…医師、薬剤師、理科の先生を思い浮かべますが、著者では、ご自身の好きなダンスと「科学実験」が化学反応したことによって独自の可能性が広がっていきました。 楽しい、好き、好奇心が原動力になることを知れる図書です。

（借.新宿区立図書館） サイエンスコミュニケーターの一種なのかな？ダンスを取り入れ科学（主に化学？）実験をするというところが新しいのだろう。映像を見ると子供向けのよう。この本はそういう行き方もあるということを知ってもらうための、どちらかといえば若い人向けの本なのだろう。