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青嵐の旅人 上
青嵐の旅人 上
天童荒太/毎日新聞出版
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総合評価

13件)
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    おへんろ宿で姉と弟として育てられた二人が医術を志し、男に扮して戦の調練に同道する。 坂本龍馬や新選組も出てきてからはグッと面白味が増した。 下巻も楽しみ。

    0
    投稿日: 2026.01.08
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    文久2(1862)年。舞台は、260年間続いた江戸幕府がいま、まさに消えようとする頃の伊予松山藩。 代々続くおへんろ宿「さぎのや」で育てられた娘ヒスイと弟の救吉は、危機一髪の場面を救われたことをきっかけに、年少の藩士、青海辰之進と知り合う。医術で人を救うべく精進する救吉に、ある日郷足軽隊の調練に医師見習いとして同行せよと命が下る。誰よりも戦を厭い、平和を願うヒスイは、やがて救吉が真の戦に送られることは必定とみて、男装して弟に同道することを決意する。 江戸末期といえば新選組が題材の作品は数多くあるけれど、松山藩を舞台に描かれるなんて珍しいのでは。民の平和を願いながらも否応なしに戦に巻き込まれていくヒスイと救吉。没入して読みました。

    4
    投稿日: 2025.10.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    幕末の伊予松山藩を舞台とした歴史小説。 へんろ宿に拾われた姉弟などの主人公クラスは架空の人物のようで、実在の人物の坂本龍馬や原田左之助と関わるのだが、歴史の表舞台には関係しないのがもどかしい。 上巻は姉妹らが伊予松山を出て京に来て新選組と関係するところまででした。

    0
    投稿日: 2025.10.04
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    孤児のヒスイと救吉。山中で腹を痛めた坂本龍馬に薬を与える。坂本龍馬が有名だと知る。 刑死した人間の遺体を解剖に救吉は立ち会う 町医者は見学。町医者を斬られる心配。 鷹林に惣一郎は腕を切られ、辰之進は何とか耐えるがヒスイの問いかけによりチャンバラ終了。 医学の勉強の為、京都へ。ヒスイは男のふり。 同行する鷹林に女だとばれる。坂本龍馬に再開 麻酔薬の勉強と脱藩した藩士に会いにいく 新撰組の宿に泊まる。今夜、何かが起きる さぎのや ヒスイ さぎのやの娘。実母が助けられた緑で、さぎのやで育つ 救吉 ヒスイの弟。へんろ道に捨てられていたところを保護され、ヒスイとともに育つ 勇志郎 さぎのやの長男。瓦版屋 天莉 さぎのやの長女。キリシタン 希耶 さぎのやの女将。男志郎や天莉の実母。ヒスイや救吉の育ての母 大女将 さぎのやの先代女将。大原観山とは幼なじみ 澄香 芸者。男志郎の幼なじみ 伊予松山藩 青海辰之進 伊予松山藩天文測量方・青海吉右衛門の次子 青海虎之助 伊予松山藩士。辰之進の兄 曾我部惣一郎 伊予松山藩士。辰之進らの従兄弟 會我部怜 惣一郎の妹。虎之助の許嫁 内藤助之進(師克) 辰之進の友人。伊予松山藩士の長男 大原觀山(有恒) 伊予松山藩士。明教館教授 鷹林雄吾 伊予松山藩士。剣術・馬術、学問ともに優れた藩内屈指の秀才 西原修蔵 伊予松山藩士。鷹林の取り巻きの一人 明王院 院主 修験道場明王院の長。道後の霊泉の管理者 包源 院主の一番弟子 笙安 包源に次ぐ院主の二番弟子 ジンソ 牛馬の解体を生業にする。腑分け(解剖)の熟練者 美音 ジンソの孫娘。美しい歌声を持つ 太助 救吉の幼なじみ。農家の四男坊 アオ 猟師の少年 土佐 坂本龍馬 土佐の剣術名人 沢村惣之丞 土佐勤王党の一人 那須俊平 土佐檮原村の郷士 新選組 原田左之助 伊予松山藩を脱藩し玉生浪士組(新選組)の浪士に。槍の名人 沖田総司 新選組一番隊組長。剣術の名人 山南敬助 新選組総長 土方歳三 新選組副長 緒方洪庵 蘭学者、医学者。大坂に適々斎塾を開く 登勢 伏見の宿・寺田屋の女将 最後に竜馬の遺体を確認。

    0
    投稿日: 2025.06.12
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    幕末の伊予松山藩、お遍路宿の翡翠と救吉姉弟が医師見習いや看護師として成長していく姿を描く。坂本龍馬、新撰組など歴史上の人物と出会うのは都合良すぎ!

    0
    投稿日: 2025.03.03
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    時代小説とは知らずに読み始めた。幕末は個人的にあんまり得意な時代ではないので挫折することも覚悟したが、ヒスイや救吉の目線から描かれた庶民の視点は非常に馴染みやすく、坂本龍馬や新撰組のくだりも自然と入ってきて夢中になっている。登場人物の多さも巻頭の人物表でどうにか乗りきっている。後半も非常に待ち遠しい。読破できるか少し不安は残るけれど、いけそうな気がしている❗️

    9
    投稿日: 2025.03.03
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    この小説は幕末の有名な出来事が、その時代に生きた人の目線で語られています。私は司馬遼太郎さんの小説で幕末の面白さを知りましたが、司馬さんの小説では、顛末を全て知っている後の時代の視点が入っている気がします。「青嵐」に登場する人物は皆先のわからないその時代を生きているように思えて、より共感しました。下巻でどの様な展開がされるのかが、楽しみです。

    7
    投稿日: 2025.01.22
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    幕末に活躍した偉人たちが、それぞれどの藩でどんな事情や理想を掲げて動いていたのか、ヒスイと救吉の旅を通じて学ぶことができる。戦わない、殺さない、の理想を実現するには、何をすればいいのか、どう動けばもっともお互いの被害を最小限にできるのか、どの時代でも追求していくべき永遠の課題だと思う。 お題はいいのだと思うが、話のテンポがどうも自分の性に合わず、すっきりしないことが多かった。この会話はいつまで続くのか、この場面をここまで長く語る必要があるのか。この本、同じ場面でも単に改行ではなく一行空けて話が続くことが多く、「あれ、中途半端に終わって別の話に行くの?」と思ったら「あ、続くのか」ということが続き、もういい頃合いと思ったら「あれ、まだ続くの?」ということが、何度もあった。あくまで私の感想だったが、どうもこの書き方に慣れないため、すっきり読めなかった。

    1
    投稿日: 2025.01.19
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    新時代の幕開けとなる幕末期。伊予松山藩の温泉『さぎのや』の娘ヒスイと弟の救吉が医務方を志願し、戦場へ。上役に戦の愚かさを切々と説く二人だが…天童荒太先生ならではの簡潔で優しい読み心地とメッセージ性は健在。龍馬や新選組らの登場も見所だ。下巻へ。

    1
    投稿日: 2024.12.13
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    久々の天童作品は初の時代劇だった。 敵味方関係なく、人を助けたいと願う若者たちの物語。 物語冒頭のヒスイと坂本龍馬との出会いはとても面白かった。 その出会いが後々の幕末の志士たちとの関わりにつながっていく。

    6
    投稿日: 2024.11.29
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    →「青嵐の旅人」と愛媛の旅 https://blog.goo.ne.jp/rekitabi/e/a130fa71fd78a7ec4eeb20836cb23b2d →愛媛・旅の記憶~「青嵐の旅人と」 https://blog.goo.ne.jp/rekitabi/e/089bcf6d11973e8db2d23bafc3fa4d5b

    2
    投稿日: 2024.11.19
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    毎日新聞連載小説として読了。天童荒太の手になる小説ってことで、期待値も高かった。同時に、時代小説ってどうなの?っていう一抹の不安も覚えつつ…。ボヤッとした語り起こしで、一気に惹き込まれるなんてことはまるでない序盤、すぐに飽きてくる。日常の徒然を、ただ淡々と語るだけなのに妙に心奪われる、みたいな物語もあるけど、本作にそれは感じられず。特に魅力も感じられない登場人物たちが、これといった見せ場のない展開を、ただ長々と繰り広げる。おそらく山場であろう龍馬の最後のシーンや、クライマックスの場面でも、結局心盛り上がることはなかった。”永遠の仔”や”家族狩り”で見られた緊張感ある展開は、もう霞んでしまった?その2作品以外を読んでいないくせに偉そうなことは言えんけど、時代小説に流されず、現代ドラマを是非、と思えてしまう。 ※サンデー毎日で継続された連載は未読。単行本として完読した際の評価は異なる可能性あるため、上巻のみの登録。

    1
    投稿日: 2024.09.30
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    伊予松山藩から見た幕末の様子、おへんろ宿「さぎのや」の兄弟ヒスイと救吉が清々しく描かれており、救吉の医療に対する心情が心打たれました。そして新選組の原田左之助の登場が物語を引き立てていました。あとヒスイの「死に恐れぬ覚悟が読める。」この言葉からしてヒスイのすごい所が強調されていますね。幕末動乱の伊予松山藩から見た様子が様子がよく描かれています。よむ手が止まらず、歴史好き特に幕末好きにはたまらない物語だと思います。

    8
    投稿日: 2024.08.26